公立小学校、というと平等に勉強する場所、というイメージがありますよね。
日本は法律で公教育のカリキュラムが決まっているので、建前上は全国どこに行っても同レベルの教育を受けることが出来る、ということになっています。
これは、これまで読んだ本などからアメリカに比べれば地域差がないかな~、と思っていますが、昨今の地域格差&全国学力テストの話を見ると、そうでもないよね、と突っ込みをいれたくなる自分がいます。
と言っても、同じ市町村内であっても、教育の温度差はありますよね。これもネット社会で暴露されつつありますが・・・。
さて今回は、格差に関してではなく公教育の変化にスポットライトをあててみようと思います。
また、同じ学区ではない、我が家の二人と同学年の知り合いのママさん達の話を見聞して、公教育はフレキシブルに対応しているのでは?と感じたことがありますので、その話も紹介します。
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ヌルイ地域での宿題
私が住んでいる街は、それなりにアツイ学区です。
が、それでも近隣のアツイ地域に比べればまだヌルイ学区でもあります。
お風呂のお湯で例えるならば、上は熱いが下がぬるい状態という感じの学区です。
さて、知り合いママさん達が住んでいる学区(ややヌルイ学区~ヌルイ学区)での小学校生活を立ち話でアレコレ聞いたことがあります。
学年は、それぞれ我が家の①と②と同学年です。
学区も異なるママさん達ですが、話を総合すると、ヌルイ学区なので小学校から学習習慣を身に着けさせるべく、学校の宿題が多い、とのこと。
中学校のレベルがやや低いので、小学生からのボトムアップを考えているそうです。
そのママさん方は、住んでいる地区が若干ヌルイのを事前に知っていたので、子供を複数の習い事に通わせています。
そのため、「習い事もあって宿題も多いから低学年からハードなの~」と口にしていたのが印象的でした。
昭和は遠くになりにけり?!
我が家の2人が通う学校は、それなりにアツイ学区なので学研や公文、ソロバンなどに通っている生徒が一定数います。
何かしらの習い事(運動系も含む)をしている子はクラス全体の7割近いのでは、と感じています。その他にも進研ゼミやZ会などの通信教材を取り寄せている子もいます。
通信教材に関しての話はコチラにもあります↓
そのためなのか、宿題はおそらく前出の小学校より少ない、というのは容易に想像がつきます。
それを受けて我が家でも結構ハードな家庭学習をしようかな、と1年の頃は検討したのですが、結局見送って現在の家庭学習に落ち着きました。
それには理由があります。←子供が勉強嫌いにならない程度に抑える、が最大の理由ですけど。
脱ゆとりで授業数が増えて、慣らし運転の1年生ならまだしも、2年生以降はけっこうハードな感じになるんですよ。
これは昭和チックな詰込み型ではなく、新しいタイプの授業、という風なんですよね。
子供①の話だと、先生が子供達に問うて説明させる場面が私の時代に比べるとずっと多いと感じます。
授業参観でそれをやると、ワイワイして収集つかなくなるので旧態依然とした授業を行っていますが、普段は積極的に先生が問いかけているようなのです。
欧米か!?
子どもの話を聞いていると、ハーバード大学の講義か!?、と突っ込みたくなりましたよ~。
まぁ、そこまでではないにしろ、昭和はもはや過去のようです。
算数でも、新しい単元に入る時に、どうやって計算するのが楽なのか、分かりやすいか、と先生の方が質問してきて、紙に書かせて考え方別に分けする→人前で説明させる、という流れの授業をしている、と子ども①が話をしていました。
語彙や発想力というものが必要になっているようだ、と推測しました。
まさに、大学入試改革を経済界が圧力かけてきたのように、自力で生きていく力を身に着けさせることをモットーにしている、という印象。
ということは、計算スピード云々よりは(もちろん大切ですが)、コミュニケーション能力や想像力、イラストを使って分かりやすく伝える力を家庭で付けさせる方が将来的に有利に動くと思いました。
あと、書く力。そのためにも漢字のスキルは私が考える以上に重要だな、と少し考えを改めました。
もちろん、基礎学力は絶対条件です。ハイ。
ちなみに、子供①は算数の割り算の単元に入る時、クラスで一人だけの発想を披露したそうですが、肝心の内容はうろ覚えで、家で披露してくれませんでした。
本当に、その発想が合っていたのかは闇の彼方に消えてしまいました・・・。
一方、1年生の②も、足し算のやり方などを、子供に質問している授業をしている様子。
一方通行は姿を消しつつあるようで、昭和なお母さんは驚きましたね~。
家で実践している勉強以外のこと
宿題&家の勉強以外の時間は全くもって子供の好きなように使えます。
平日ですと5時間授業の日は外遊びに出かけますが、6時間だったり天気が悪いは自分達の思い思いに過ごしています。
我が家にはゲーム機がないので、その時間は読書だったり、折り紙やコピー用紙を使って工作をしたり、子供③とごっこ遊びを始めたり様々です。危なかったり、極めて騒々しくなければ(たいてい極めて騒々しいのですが(-_-;))、私が注意することもなく、工夫を凝らして何かしています。
どうやら、この自分の思いつくまま能動的に作業することは大切らしいようです。
この前、子供①はコピー用紙でリアル熊のマグネット用の公園と布団を作っていました。
②は牛乳パックで家?を作成。
②のは私の生家のようなボロ屋のような佇まいでしたけど。
あと個人的に重要視しているのは絵、ですね~。
私の経験上、絵を習っていた人はかなりの高確率で超高学歴→医者、大学の先生、大企業に就職、のルートを辿ってますから。
ちなみに私は小さい頃、まったく絵を描きませんでした。描いていれば人生変わったでしょうか・笑。
①は絵が好きで、②はそれなりに描く、③は怪しい・・・、です。絵が得意だと、壁新聞とかでスターになれますし、子供の気分もアゲアゲになるハズ、。
↓実際に使用中。ホームセンターの激安品からこちらに変えました~。
紙の厚さが全然違います!!
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クレヨンは、ド定番です。子供①が2,3歳の頃は100均のを最初に買い与えましたが、発色が薄いので、ド定番へとチェンジした経緯があります。
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ちなみに、我が家の子供達はクーピーはどうも好みではないようで、ずっと鉛筆立てに放置されています・・・。
求められている人物像を探る
子供達の勉強の出口でもある大学入試改革が控えているので、その場で求められている人物像をいまから探っていかなければいけないな、と親ながら真面目に考えています。
グローバル化社会で生き残れる人間像を求めているようなので(経済界が大学側に圧力かけていますからね)、世界の教育をちょっとかじっておかなければ、と思いアメリカでの教育問題の本も目を通したりしています。
だからと言って、ジョブスみたいになれる可能性はあるのか、と言われればキツイのですけどね(-_-;)・笑。
第二のアイフォンを発明して、楽させてくれよ~、と夢見てもいいよな、と夢見ています・笑。
個性を生かして未来に羽ばたかせる土台を親として準備してあげればな~、と日々思っていますけどね。
アメリカと日本の公教育の一番の違いは、義務教育の期間です。
アメリカは高校まで、日本は中学までですから、やはり中学までにそれなりに出来上がっていないと選択の幅が狭くなる恐れがあるんですよね。
選択の幅を広げるように心がけるのも必要ですからね・・・。親としては舵取りの難しさで頭が痛いところです・苦笑。