小4から学力グループの下剋上を果たす方法【小4の壁】

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学力グループが固定されてくる小学4年生。

そのグループ分けは、何もしなければ中学進学後も引き継がれてしまいます。

つまり、小4の学力グループ=中学での成績、を大まかに意味しているわけです。

 

ですから、何もしないと今の立ち位置が全く変わらないことになります。

小4になると自我が芽生えて反抗的な態度をとり始めることも増加。

その一方で、やはり【このままでいいのかな】と悩んでいる子も多いです。

 

しかも、親に歯向かってもやはりまだ10歳。

まだまだ子どもです。

正直、自分一人で下剋上を果たすことは厳しい。

 

親がガッツリ誘導するのは、年齢的にも難しいけれど、子ども丸投げも無理。

 

つかず離れずで成績アップ、で学力グループの下剋上を果たしていく現実的な方法をご紹介していきます。

 

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学力グループから抜け出す

 

学力グループはガッチリ固定され、抜け出すのは簡単ではありません。

友だちが勉強をやらない子ばかりだと、さらに抜け出すのが困難。

 

とはいえ、現状を変えていかないと抜け出すことはかないません。

【勉強できるようになりたい】と少しでも思っているなら、実効あるのみです。

 

苦手教科を把握する

学力グループの下剋上を果たすときに最初にやるべきことは【苦手教科の把握】です。

とりあえず勉強する時間を増やす、は一番してはいけないことです。

 

現状、どの教科が苦手なのか。どの単元が出来ないのかを把握する。

そして、子どもは何年生から分からなくなってきているか、ということを最初にしてください。

 

むやみに現在の学年の勉強をしても、実りは少ないです。

【成績がいきなり低下している】ではありません。

今いきなり悪くなった、ではなく過去のつまづきが積み重なっているからです。

 

下剋上を目指す時は、まず最初に苦手科目の順番を決める。

 

例えば、社会⇒国語⇒理科⇒算数、など。

 

そうすると、社会の中でどこが弱いのか。

何を覚えていないのか、分からないのかを考える。

その際は、いきなり市販のドリルを買うのはNG。

 

自治体の教育委員会などのホームページにある教材を印刷

どの単元が苦手なのかを確認してみてください。

 

自治体の無料教材を活用しないともったいない話【裏技です】

 

学年そして単元ごとの問題を無料で掲載している教育委員会がけっこうあります。

コロナ禍を契機に、充実したりもしているので、ぜひ活用してみてください。

 

社会なら、地図記号が覚えていない。

地図の読み方が分からない。

工業や農業がサッパリ、日本の都道府県名を覚えていな、など。

 

小学校の学びは中学校へと繋がります。

小学校のできない教科や単元は、小学生のうちに克服する。

 

学力の下剋上を狙うなら、まずは苦手科目や単元を把握して徹底的に復習するようにしてください。

 

あまりにもやるべきことが多い時は、すぐに復習しなければいけない教科を絞る。

その教科を柱として重点的に復習をし、他の教科も継続して復習をしていく。

 

勉強習慣がないと、集中する時間も途切れ途切れになりますが、【集中力なさすぎ!】と叱るのはNG。

 

まずは勉強に慣れさせて、徐々に時間を増やすようにしてください。

 

とくに社会は学習漫画がたくさん出版されているので、そうした学習漫画を上手に活用。

図書館にもおいてありますが、苦手な単元のものは購入して置くようにしてください。

 

地理は得意だから図書館で借りるだけでOK。

歴史は怪しいから歴史の学習漫画は購入する、などです。

 

すきま時間にパッと手に取って読んで知識を増やしていけます。

 

一気になんでも求めてしまうと子どもが潰れてしまいますので、気をつけてください。

 

将来なりたいことを考える

将来設計を考えさせることは、先行き不透明な時代において早すぎることはありません。

とはいえ、時代も大きく変化しているので、複数パターンを考えることが大切です。

 

たとえば、ニーズの高いIT系の仕事をしたい、でも、色々あります。

プログラミング、動画編集、アプリ開発、データサイエンティストなどなど。

 

子どもと特性や興味関心のある分野をリサーチする

その道と言っても、途中で臨機応変に進路や就職を変更できるようにしておく。

 

一番わかりやすいのが、算数や数学、理系教科が苦手で全て避けていたというケース。

 

進路を考える際に、バイオ系や医療再生技術など、理系学部に興味を持つようになった。

けれど、小学校高学年から理系科目を捨てていた。

大学入学共通テストや、大学の二次試験で理系科目が必須。

指定校推薦やAOを狙うも、学校の理系科目が壊滅的。

もしくは必須科目を取っていない、なんてこともあります。

 

一番基本的な進路に柔軟に対応できることは、早々に理系科目を捨てないこと、諦めないことです。

 

日本では、子どもへのお金の教育が遅れています。

大人になると、職種や雇用体系によって給料が全く異なることを嫌というほど突き付けられます。

 

夢を見ることは大切ですが、現実も遠回しに伝えることも必要です。

 

子どもの頃は時間が無限にあると思い込んでしまいます。

 

さらに言うと、親とか大人のお説教が心に響くことはありません。

【まだ10歳だから】と大人になるのは遠い未来のように感じています。

 

私たち大人、親も経験していることですが、正直思っている以上にあっという間に過ぎていきます。

 

とくに、中学校進学してからのスピードが速いです。

 

10歳頃から自分の将来を考える機会を増やしていく。

何かしらの目標を持つと、達成するために努力する気持ちが芽生えてきます。

 

勉強時間を増やす

学習グループから下剋上を果たすには、やはり勉強時間を増やすことは不可欠です。

勉強時間を増やす、というのはスポーツで例えると練習時間になります。

 

将来、本気でプロを目指してる子ども達は、練習せずに夢を叶えるなんて誰も思っていません

 

毎日10分のシャドーピッチングだけで、高校3年生の秋にドラフト1位になる子はいません。

 

勉強で結果を残すには、やはり時間を増やしていくこと。

それは避けられないので、少しずつ椅子に座って勉強に取り組む時間を増やしていきましょう。

 

最初から飛ばし過ぎるとすぐに息切れします。

 

最初の1週間から2週間は今までより5分、10分と数週間単位で時間を増やしていくようにしてください。

 

勉強時間が長いから、成績がアップするわけでもありません。

どれだけ集中して勉強できたか、の方が成績に影響を与えます。

 

これを諦めずに続けていくと、3ヶ月、4ヵ月後には少しずつ結果が出てくるようになります

 

親も子供も、すぐに結果を求めてしまいます。

しかし、最初の2ヵ月は『体質改善』の期間になります。

7~8週間頑張ったけど、成績が思うように上がらないからもうやめた、というのはとても勿体無いです。

 

長い目で観ることも大切なので、何でも早くと焦らないようにしてください。

 

確実に分かる問題を解く

 

苦手単元が分かり、勉強時間も増えていくと、次は(どのレベルの問題を解けばいいのか)という現実に直面します。

 

やはり、成功体験を重ねていくとやる気がアップするので(確実に分かる問題ばかり)を選んでください。

 

最初から難しめの問題集を選んでしまうと、毎回挫折の連続で少しも楽しくありません。

 

分かった!⇒解ける、を繰り返していくと勉強に対しての劣等感が薄れていきます。

 

やはり、これまで勉強してこなかった子は問題を解くと間違えてばかりを繰り返しています。

解くたびに嫌な思いをしたり【自分はできない子】と感じる機会が多いです。

 

そうした負の感情を少しでも和らいでいくためにも、【ほぼほぼ解ける問題】から解いていく。

 

それに慣れたらワンランク上の問題にチャレンジしてみる、と段階を踏んでレベルアップをしていきましょう!

 

最後は根気があるかないかで決まる

 

今のままは嫌だな、と思っても、実際行動に移す人はそれほど多くはありません。

 

実際に行動を起こし、継続して取り組んでいると遅かれ早かれ結果が出てきます。

 

これは勉強だけに限った話ではなく、あらゆる分野で共通することです。

 

小学4年生からの学力グループの下剋上は、固い意思がないと成功しません

けれど、自分の未来を変えるには、自分で動くしかありません。

 

焦る気持ちを抑えながら、コツコツと頑張っていきましょう!

 

 

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