【家庭学習のコツ】ワンランク上の学力を!と思う時にやるべきこと

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【基礎的な学力はあるけど、もう少し学力をアップしたい】と悩んでいる保護者は多いですよね。

 

筋トレと同じように、基礎体力(基礎学力)が土台にないとワンランク上の学力はつきません。

しかも、勉強だけすればランクアップするとも限りません。

今回は、家庭で実践できる学力向上のコツをご紹介していきたいと思います。

 

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ワンランク上の学力を手に入れるには

基本はできているけれど、それ以上伸びない子、いますよね。

 

そういう子は【チャレンジする】という気持ちが欠けていることが多々あります。

 

ワンランク上の学力を手にするには、チャレンジずる気持ちがないと正直厳しいところがあります。

早い話が、【自分のぬるい世界に漬かってしまう】でしょうね。

 

その考えを捨てることが、大前提です。

 

1.将来の夢を持つ・夢に対して親は笑わない

 

やる気が出ないと、学力向上は望めません

例えば、親が【お金がない】【そんなのムリだ】と口にすると子供はやる気がでません。

 

以下は、私の実体験です。

親から【お金がない】【絶対国公立】【とりあえず公務員になれ】【自分の進路は自分で考えて】と言われ続けてきました。

子供の意思無関係の親からのネガティブ攻撃&丸投げでやる気を削ぎ落されましたね。

 

どうすれば子供のやる気が出るのか?

それは、夢を持つことだと思います。

子供①は将来の夢を持ってから、勉強への意識が激変しました。

子供②も、徐々に変化してきています。

 

こういった変化を見ていると、【夢の力は偉大】としか思えませんね。

 

私は夢も希望も捨てた可愛くない子供でしたので、子供①②を通してみる普通の子供の姿が眩しいです・笑。

 

子供がYoutuberになりたいと言っても、否定してはいけないと思うんですよね、個人的に。

セリフや語彙力がないと成功しないですし、視聴者(相手)が何を求めるのか考える力も必要です。

 

【Youtuberになって何を伝えたいのか箇条書きしてみてよ】と指示し、企画書を作成させるのも手です。

成功するには他のYoutuberとの違いや魅力がないとムリ。

そういった現実を教えつつ、語彙力や動画の起承転結を考えるスキルをアップするには国語を頑張ろう、と勉強につなげることも可能です。

 

2.学習環境を見直す・整える

 

いくらできる子でも、周囲がガヤガヤしていたり、テレビが流し放題&親がスマホやゲーム三昧では【勉強するぞ】という気持ちが湧きにくいです。

 

かといって、モデルルーム並みに整理整頓されていると変に落ち着かないですよね。

ズボラ人間の私なら、ムリです・・・。

 

必要な問題集や辞書が手に届く範囲にあり、机の上がそれなりにキレイをキープしましょう。

 

そして、子供の目に入るところにゲームやスマホは置かないことを心がけてください。

 

学力向上とは正反対の【勉強しない子の特徴】はこちらをご覧ください。

 

一番いいのは、ベタですが憧れの職業の写真やポスターを壁に貼る手法です。

 

野球少年が憧れの選手のポスターを貼るのと同じですが、宇宙関連の仕事につきたい子供①はスペースシャトルの写真を貼っています。

 

今現役で宇宙に行けるロケットはソユーズのみですが、やはり見た目重視のようです・・・・。

 

3.スラスラ解けない問題集を解いてみる

 

大半の子はスラスラ解ける問題を解きたがりますよね。

いつでも自分レベより簡単な問題ばかりだと、学力向上を期待するのは難しいです。

 

【考えさせられる問題】【自力で解けそうな問題】【学校より少し難しい問題】

これらの条件があてはまる問題集をセレクトすることが大切です。

 

学校よりワンランク上の問題集なら、Z会グレードアップ問題集 がおすすめ。

 

我が家の子供①②も、通塾前までは愛用していました。

小学3,4年からの通塾を考えている場合はグレードアップ問題集で力をつけておくことが大切です。

 

ちなみに、子供①②の塾での話を聞いていると、【公文もかけもち】【そろばん行っている】という子が多くいます。

基本プラスαの状態で塾に来ている子がほとんどのようです。

 

【地方でトップ層になるコツはこちらの記事をご参考ください】

 

4.少なくとも結果が出るまで3ヶ月は待つ

 

すぐに結果が出ないのが学力です。

焦らず、少なくとも3ヶ月は変化が訪れるのを辛抱強く待ちましょう

 

子供①のケースだと、計算スピードはは半年かかって改善しました。

何でも早く結果を求める風潮ですが、こと勉強では結果が形となって出るには時間がかかります。

 

なかなか出ないことにイライラすると、子供のやる気もしぼんでしまいます。

 

子供が勉強への意識が変わったことだけでも大きな進歩なのですから、親も辛抱です。

 

【ワンランク上の学力】はただ勉強するだけでは無理

逆説的な表現ですが、クラスでトップの子を見ていると、勉強だけしていることはマレです。

 

できる子ほど好奇心があり、勉強一辺倒ではありません。

ワンランク上の学力は、幅広い視野を持つことで得られるのでは、と感じています。

 

偏見がなく好奇心旺盛

 

私も中学と高校の頃にトップの子達を観察したり話をしてみましたが、どんなことにも関心を寄せたり知識も豊富なのに驚きました。

 

ニュースやクイズ番組、スポーツなど幅広いことに興味関心を持っています。

勉強ばかりしておらず、スポーツ観戦・読書・映画鑑賞などメリハリつけている印象を持ちました。

サブカルから世界情勢など、知識の振り幅が半端ないです。

 

小学生から出来ることは、親が一方的な考えを言わないこと、でしょうか。

たとえばスポーツ観戦をしていて、【○○はダメだな】と一方的な感情論で選手をなじるとか。

プロの選手はお金を貰って試合に出ているのですから、まったく練習していなということはありません。

 

【相手ピッチャーのスライダーの切れがいつもよりいいから打てなかった】と別の視点で会話をすることが大切です。

普段から接する時間の長い親は、子供の思考などに影響を与えます。

考え方の狭い子にならないように気をつけましょう。

 

とにかく読書好き

 

できる子はほぼ例外なく読書家でした。

カチカチの純文学や世界名作系、というわけではありません。

 

ライトノベルや哲学系、岩波文庫など様々なジャンルを手当たり次第に読んでいましたね。

漫画も人気がありました。

 

よく覚えているのが、文系クラスのトップの子が思想史全集をよく読んでいた姿です。

また、国立大学の医学部に現役で合格した部活の先輩は、遠藤周作を筆頭にいつも本を読んでいました。

 

先輩に感化され、私も遠藤周作の作品をたくさん読んだのは良い思い出です。

 

勉強以外のことで夢中になるものがある

 

学年トップの同級生は、美大受験も夢ではないほど絵が上手でした。

本人曰く、【勉強に行き詰った時や気分転換もできる】と。

 

隣のクラスの超できる子は、水泳が得意。

やはり、気分転換もかねてよく屋内プールに泳ぎに行っていました。

 

何か夢中になることがあると、ストレスを発散したり和らげることができますよね。

この他にも、ピアノを演奏したりする子もしました。

全員が文武両道というわけではありませんが、【シェルター的な役割を担うモノがある】のは共通していました。

 

勉強の結果だけではなく人間力向上が大切

こうして振り返ってみると、ワンランク上の学力には人間力の向上もリンクしていることが分かります。

 

学年が上がると、単純に答えが導き出される問題は少なくなります。

自分の経験をフル活用して答えをだすようになりますよね。

偏見なく常識にとらわれない考え方を持っている子の方が伸びるのでは、と個人的に感じています。

 

基礎学力を身につけ、やりがいのある応用問題をしつつ、知識の幅を広げることをしていくことが重要です。

 

実行して結果がすぐに出ないので、親はモヤモヤしがちですが忍耐して待ちましょう。

インスタントよりも、じっくりとった出汁の方が奥深い味がでます。

 

食べ物と子供を同じように考えてはなんですが、やはり即効性を求めるのは酷です。



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