新年度に向けた動きは、春休みの手前からすればいいや、とお考えの方多いかもしれません。
しか~し、冬から現学年のつまづきポイントや積もり積もった苦手単元の復習は冬から手をつける必要があります。
理由は3つあります。
- 春だと復習をやる気が起こらない
- 冬からだと復習に充てられる期間が3ヶ月もある
- 家にこもるので学習時間を確保しやすい
それでは、詳しく説明していきます。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。
キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!
ありがとうございます。
理由1.春だと復習をやる気が起こらない
3月に入ると、目の前に進級が迫っているので復習へのやる気が起きにくくなります。
子供はある意味単純なので、「もう○年になるのになぜ?」と考える子が多い印象があります。
予習はやる&最近習った単元だけはやる、という姿勢を見せがちなので、2月下旬や3月から復習に着手するのは避けたいところです。
どうしても春からになる、と言う場合は公文や学研が出している総復習ドリルを1冊やるしかありません。
または、通信教材では学年のまとめ的な教材を3月まではプラスαで付けているところが多いので、そういった教材を利用するのも手です。
とくに、小学6年生はつまづきポイントを抱えたまま中学に進学することは危険なので、しっかり復習をしていくことが大切といえます。
進研ゼミの中学準備講座では、速度などの高学年でのつまづきやすい単元を総復習できるようになっています。
勉強習慣がない子はタブレット端末がおすすめです。
ただし、Z会はハードなので勉強習慣ついていない子供には不向きです・・・。
スマイルゼミ
タブレット学習のパイオニアです。
学校のパソコンシステムを作ってきた会社が始めたスマイルゼミは、新勢力でありながら学校教育のことをとても理解しています。
スマイルゼミの登場で、巨人・進研ゼミがタブレット端末に本腰いれたくらいですからね~。
漢検や英検とのタイアップもあり、検定を考えている親子にとってはおすすめの通信教材と言えます。
共働きでも、子供の学習進度をメールで知らせてくれるなど現代らしいフォローも魅力の1つです。
チャレンジタッチ
巨人・進研ゼミが近年力を入れているのが、タブレット端末での学習チャレンジタッチです。
かつての私のように、グータラ子供を勉強への世界へ導いてくれる楽しくキラキラした雰囲気を前面に出しています。
「とにかく学習習慣を!」と考えているのでしたら、チャレンジタッチがおすすめです。
ためになる情報冊子も付いてくるチャレンジ小学講座の資料請求はコチラから
Z会のタブレットコース
上記の2つのタブレット端末学習とは真逆で、独自のタブレット端末を提供していないZ会。
それもまたZ会らしいと言えます・笑。
iPadオンリーなど、我が家のような庶民にはなかなか手が届かないコースです・苦笑。
ブレない姿勢は流石のひと言。
資料請求すると、無料の見本教材が付いてくるので、Z会のレベルを知りたい方は資料請求することをおすすめします。
ハイレベルと噂のZ会の資料請求をすると見本問題がついてきます。
理由2.冬だと復習に充てられる期間が3ヶ月もある
春だと、長くて1ヶ月、短くて2週間しか復習期間に充てられませんが、冬なら3ヶ月を確保できます。
進級&進学に向けての準備期間と位置付けて、子供に話をしてみましょう。
そうすることで、来年以降は子供も【冬からは復習期間】と捉えるようになります。
進学塾に通わせる場合、2月度から新学年になるので、もし通塾を考えているのなら早目に復習の計画を立てることが重要です。
冬→11月上旬から前倒し、など・・・。
3ヶ月あるので、1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目の学習計画を練っておきましょう。
1ヶ月目は自他ともに求める苦手単元の復習をしましょう。
以下は例としてこんな流れになるかと上げてみました
- 低学年は単位換算などや漢字の定着を図る
- 中学年はかけ算とわり算の理解度と小数を分かっているか確認する。国語はこれまでの漢字の総復習
- 高学年は公文の苦手克服ドリルなどを利用して、苦手を把握する。自覚症状のないまま進級&進学する可能性もあるので、苦手単元を知ることはとても大切
1ヶ月目は、ボロを吐き出す期間と位置付けましょう。
計算力をつけたい、と考えているなら前学年とも1ヶ月目から1日1枚計算ドリルに取り組ませることをおすすめします。
その際は、必ずタイムを計ってください!
計算スピードは向上します!
2ヶ月目
2ヶ月目では、つまづいた学年が現学年より下学年からだった場合に限り、総まとめ系の問題集に着手しましょう。
現在5年生で、躓いたのが3年なら3年のまとめ問題集をやる、という流れです。
子供にもプライドがあるのでなかなか認めないかもしれませんが、3年から学力差の分岐点になるので、その分かれ道に戻るのはとても重要なポイントです。
今やらずにいつやる、というくらい大切なので、しっかり復習しましょう。
まとめ問題集でもやる気出ない、という場合は馴染みのある教科書ワークに取り組ませて復習に励むのもアリです。
個人的におすすめなのは、教科書ぴったりトレーニングです。
子ども②が1年生の時、このシリーズを使って復習をしてきました。
子供①のようにZ会のグレードアップ問題集などに取り組みたかったのですが、諸事情により出来なかったです。
その中で、こちらを選んだのですが、正解でした。
復習をする理由はコチラに書いてあります。
3ヶ月目
3ヶ月目は、学力の定着とボトムアップを目標に掲げましょう。
まとめ問題集も、少々の応用問題も出来そうと感じたらZ会のグレードアップ問題集をやってみてください。
躓いた学年や単元からチョイスしやすいです。
なぜなら、国語は漢字・言葉と読解問題、算数は計算と図形、文章題と計4冊のラインナップだからです。
基礎力と学習定着を盤石なものにする場合は、学研や公文から出されている総まとめ問題集に取り組みましょう。
また、計算ドリルを毎日1ページ解いてきた結果がそろそろ体感できる頃になります。
計算スピードは継続すれば必ず結果が出るので、コツコツ地道に頑張っていきましょう!
理由3.冬は家にこもるので学習時間を確保しやすい
年末年始はイベントが多く、クリスマスプレゼントのおもちゃで遊んだり帰省などで勉強する時間が限定的に減ります。
しかし、長い目でみると春夏秋に比べれば家にいる時間が多くなります。
「寒くて外で遊べない」というのが我が家のケースです。
積雪があり、雪遊びをしに出掛ける以外は室内で過ごす時間が増えますよね。
この季節的な特性を活かし、学習時間を増やすように仕向けましょう!
親の意図がバレバレだと子供は逃亡するので、いきなりドォ~ン、と問題集を山のように準備しないでくださいね!
「勉強してもいいか」と思わせることがカギです。
コツ1.薄いドリルやキャラクタードリル
5分間計算ドリルや苦手克服ドリルなど、薄くて短時間で終わるものを選びましょう。
キャラモノのドリルも親世代から見たら信じられないほど豊富に揃っています。
さて、女児におすすめなのはすみっコぐらしです。
一時的なものではなく、人気が定着したのでは?!、というくらい支持率高いですよね。
ただし、算数系は小学1年~4年、漢字は小学1年~小学5年のラインナップとなっています。
今なお、多くの子どもたちから支持されているうんこ漢字ドリルがおすすめです。
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我が家でも、子ども①が復習のため使用したことがあります。
そしてついに、待望の?算数ドリルも出版されるようになっています!
コツ2.学習漫画で知識を増やす
室内にこもりますが、勉強ばかりでは息苦しくなります。
気分転換も兼ねているけど、実は知識を増やせる学習漫画をフル活用してください。
とくに、社会系は種類も豊富なので揃えておくと便利です。
入り口としておすすめなのはドラえもんの学習漫画です。
数も群を抜いて多く、キャラモノ学習漫画では鉄板と言えます。
国語系ならちびまる子ちゃん、楽しく面白くならクレヨンしんちゃん、と趣味趣向で選べるのも嬉しいです。
中学受験を検討している、高度な知識を得て欲しいと考えいるならコナンの学習漫画をおすすめします。
ドラえもんの学習漫画についてはこちらの記事を参考にして下さい。
コナンの学習漫画はこちらの記事を参考にして下さい。
まとめ
春=復習、ではなく冬から春にかけてを復習期間として事前に設けておくと、1年の学習計画の流れが確立しやすくなります。
正直、たいていの子どもは復習が好きではありません。
我が家でも、①が何度も痛い目に遭ってようやく復習の大切さを実感しました。
まぁ、子ども①が気がつくのは他の子に比べればやや遅いとは思いますけど・苦笑。
何かとイベントが多い冬ですが、有意義な時間を過ごしてみましょう!