私が勝手に考えていた、とりあえず子供がハリーポッターを読むまでの読書道の歩道を整備する、という目標が夏に達成しました。
子ども①がモチロン第1号。
子ども②の読書レベルを見ていると、②も行く行くは達成することはほぼ間違いないです。
夏休みに少しは読んでくれれば、と購入しました。
無理強いはせず、長い目でのことです。
親的には4年になってからで、と考えていました。
親が思う以上のスピードで、1巻を夏休み後半だけで読み終えてしまいました。
その期間、好きな本を掛け持ちしながら、ハリーポッターの読書タイムは睡眠前の短時間のみ。
ではなぜ、ハリーポッターを目標の本としたのか、などを説明していきます。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
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ハリーポッターは人気
↓東大生が小学生時代に読んでいた本を見ると、ハリーポッターは男女ともに上位にランクイン。
アンケートの母数が少ないので断言できませんが、やはり小学生時代に一度は通る本と推測できます。
他にも、2013年の記事ではありますが、近畿地方の有名塾・浜学園(灘中の合格者数No.1塾)の調査でも、上位クラスの生徒の方が読書量が多いそうです。
塾生へのアンケートでも小学5.6年生ではハリーポッターが人気、とあります。
この記事を目にしたのが、ちょうど子ども①が2年生の初冬のことでした。
これらの情報からすると、小学生の間にハリーポッターを読めるだけの読書レベルに到達させることは意味があるかもしれない、と考え、思案しました。
ちなみに、その時点の子供①の読書は、「マジックツリーハウス」。
そこからどうやって伸ばしたのか。
というか、急激に伸びたのには子供①の好奇心を刺激させたことがキーポイント。
図書館に通ってはロードマップを考える
私は図書館が好きです。
現在の住まいに決めたのも、幼子連れでも図書館に徒歩で行けるから。
天気が良ければ図書館に散歩がてら立ち寄っている育児をしているので、小学生になった①と②は自然と本好きになりました。
③もその血を受け継ぎ、私が帰宅を促すほどです・・・。
さて、ハリーポッターという目標を定めてからは、そこへ到達するために読む本探しをしました。
狙いを定めたのは海外の児童書です。
ハリーポッターの登場人物は全員英語名。というかカタカナです。
カタカナの名前に馴染んでおくことは、将来の英語への布石にもなりますし悪いことはありません。
少し話を脱線しますが、親として一番気になっていたのが、日本の児童書は男女問わず恋愛感情を前面に出したものが多々ある、という点。
これは私も中学生時代に感じていたのですが、欧米は児童向けの本で恋愛(淡いモノではなく、大人のような世界)はNG。アニメ、漫画なども規制が厳しいです。
ということもあり、あえて日本のものは避けて欧米の本に目を向けることにしました。
欧米の本を読み漁る
子供①は私の戦略など知ることもなく、「図書館で面白そうな本を見つけたよ」という言葉に乗っかてドンドン読んでいきました。
これも、日ごろから子供の趣向を観察したことで、外す可能性が低い本を選ぶことが出来たのです。
10冊中1冊程度、好みではない本が混ざっている、という感じでした。
小学2年生の冬以降に読んだ本を紹介します。
ザックのふしぎたいけんノート
シリーズものです。8巻まで出ています。イラストが原ゆたか先生なので、かいけつゾロリ好きなこは絶対に安心して読めます・笑。対象は低学年~中学年です。
サクサク読んでいました。
これを受けて、探偵ものが好きそうだな、と打った次の一冊がこちらです。
ぼくらのミステリータウン
消えたミステリー作家の謎―ぼくらのミステリータウン〈1〉 (ぼくらのミステリータウン 1)
こちらもシリーズもの。11巻まで刊行されています。
ここまで紹介した2冊とも、男女関係なく読めるないようです。
ハラハラドキドキする内容は、子供の心を鷲掴みにします。
探偵ものなどは、どうして人気があるのでしょうかね?私も読んだ口ではありますが、子供①もそして②もそうなりつつあります。
ホオズキ医院シリーズ
オバケだって、カゼをひく!―内科・オバケ科ホオズキ医院 (おはなしフレンズ!)
こちらは日本の児童書です。子供①が3年生になったばかりの頃に読んだ1冊です。
子供②は2年生スタート時から読んでいます。
こちらもシリーズものです。シリーズものが好きなので、この性格もハリーポッターへの道へ通じやすいかな、と感じています。上の2冊に比べれば、本も厚くなってきました。
【我が家の読書に関するオススメ記事はコチラの3つです】
我が家の読書のレベルアップの仕方
1年生がGW明けからマジックツリーハウスを読み始めました
図書館&図書室でしか出会えない学研のひみつシリーズについて
女の子版ロードマップは、あんびる先生で
個人的な考えですが、お子さんが女の子の場合はあんびるやすこ先生の本を3年生までに一通り読んでいくと、ハリーポッターへの到達が近くなると思います。
恋愛ものとは無縁で、女の子が大好きな魔女やハーブ、可愛い洋服などがたくさん登場します。
図書館で色々物色していますが、魔法系の小学生向けでも無駄な恋愛要素が入っていたりするので、確認しましょう。
低学年~中学年からキュンキュン系にはまると、後々面倒ですからね・・・。
大切なお嬢さんが、好きでもないけど、周りが告っているから私も適当な男子に~、という軽はずみな行動をする芽を今から全力で潰しておきましょう!
(仕事をしている時に、キュンキュン系で出来る子は一人もいませんでしたし、それなりに知恵が働く子は親に隠れてコソコソと変な方向(今風にいうとLINEで出会い系など)に走って大変ですから・・・・)
ルートとしましては、以下の通りです。ご参考までに
女の子のスイーツ系で安全な本は【ルルとララ】
これを年長で読んでいた知り合いのお子さん、数人知っています。
お母さん方、もれなく全員読書家でした。
魔女系が好きなこで安全な本は【なんでも魔女商会】
なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店 (おはなしガーデン)
1年生から読める子もいますが、無理がなければ読み始めは2年あたりがベストでしょうか。
対照的な性格の2人が主人公です。
ルルとララの主人公2人も登場する話もあります。シリーズもので、最新号は25巻の なんでも魔女商会 (26) らくだい記者と白雪のドレス 、です。
魔法の庭ものがたり
こちらも女の子が好きな、ハーブや魔法が登場するお話です。こちらも魔女商会同様、中学年向きですが読書レベルが高い子は低学年でもOKです。
やはり、女子は魔法系ですね~。自分の子供の頃、魔法=クリィミーマミでした。
年がバレます。
でも、本気でマミに憧れていました・・・。
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あの髪型、完全に聖子ちゃんカットですよね。本気であの薄紫の色になりたい!と思ってました。
リリアーネ
さてさて、海外物でオススメなのがリリアーネシリーズです。
かなりの厚みのある本ですが、読書好きな子でしたら3年生で読めます。
このシリーズを一通り読めれば、ハリーポッターを読み始めるのも秒読み段階に入ったも同然。
男の子は探偵&冒険で攻める!
宿題ロボット、ひろったんですけど (スプラッシュ・ストーリーズ)
男の子は、分厚い本を避ける子が多いので、とにかくコツコツと本人の好きそうなジャンルを分析し、手渡し、読まなくても次の本を用意し、を繰り返すことでエンジンがかかってきます。
一度エンジンがかかればこっちのものです。
あとは放置プレーでどんどん読書の世界に入っていく、ハズです。
まとめ
何が何でもハリーポッター!!、という訳ではありませんが、取り合えずの目標に掲げるにはベストの本だと思います。
- 映画化されている
- 中古本が大量に出回っていて格安で手に入りやすい・笑、
- 将来海外に出ても同世代の人と読書話になったら共通本になる
という利点があります。
様々なガイドブックなども出版されているのもいいですね。
英語版を読みたい!という気持ちが芽生えても(勝手な期待・笑)、これだけの大ベストセラーなので洋書も手に入りやすいですしね。言うことなし!!
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我が家では、1巻から3巻は入手しました。やはり、面白い!!と言って100ページ一気に読むこともありました。
子供の本棚でこれまでの読書録が分かりますので、是非目を通してください。
余談ですが、旦那さんは子供①がハリーポッターを読み始めたので、Penのバックナンバーを取り寄せしていました(;’∀’)
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番外編・本の探し方のコツ
本を探す際使っているのは、Amazonと絵本ナビです。
絵本ナビは、絵本だけではなく、児童書も多く取り扱っており対象年齢・対象学年が載っているので、子供の読書年齢が分かるので便利。
こういったサイトを使うと芋づる式に好みの本を見つけることが出来るので、おススメです。
本屋さんもいいのですが、確実に売れそうなものしか置いてないことも多いので、とりあえず本を見つける点ではネットに軍配が上がります。
子供の本探し、けっこう楽しいのでチャレンジしてみてください!
⇒ 1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ
絵本ナビ、とありますが完全に乳幼児向けではなく、小学生向けの児童書豊富ですよ。
子供の本選びには最適なサイトの1つです。