【中学受験】子どもが中学受験向きか見定める3つのポイント | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【中学受験】子どもが中学受験向きか見定める3つのポイント

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今回は【中学受験 たった3つ 子どもが中学受験向きか見定めるポイント】についてお話をしていきます。

 

大都市圏はもちろんのこと、地方でも公立中高一貫校が誕生し、中学受験する子どもが増えてきています。

 

中学受験塾では基本的に小学3年生の2月から【4年生クラス】がスタートします。

そのため、中学受験を考えている家庭の多くでは、受験をするかどうかの判断を子どもが小学3年生のころまでにはしています。

 

最近では、中学受験後発組と小学5年生から塾通いを始めるケースもインターネットのニュースなどで取り上げられることが多いですが、定番は【小学3年の2月】です。

 

中学受験向きかどうかを見極めるのは難しいだけではありません。

学校のクラスやママ友の子、職場の同僚の子どもが受験組ばかりだと焦ってしまい、適切にそしてれいせいに、我が子が【合う合わない】を判断するのもかなり難しいです。

 

今回は、中学受験に向いている子の3つのポイントをご紹介していきます。

 

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1.勉強に関して親がリードしていない

 

結局は、受験する、勉強するのは子ども本人。

 

子どもがやる気がなかったり、親に言われるままに勉強する、受験する、というのは、遅かれ早かれ何かしらの問題が出てきます。

 

運よく志望校に合格しても、周りは自分で学習計画を立てられる子や、学習意欲の高い子に囲まれると、さすがに子どもも焦りを感じてしまいます。

 

中学入学後に、子どもの方が気がついて【自分も頑張ろう!】と変わってくれれば良いのですが、そう簡単に上手くいきません。

 

ですから、小学4年、5年生ころまでにはある程度【自分のペースで学習計画を立てられる子】になっていることが重要。

中学受験を乗り越えて、受験をし中高一貫校に入って、次の大きな目標、大学入試までの6年間を過ごす、という流れを作っておくことが理想的です。

 

反対に、自分で勉強スケジュールとか、勉強に向き合えない子は、子どもの自立を促すことを考えると、親がすべての面でリードし、中学受験を無理に受けさせるよりは、高校受験に切り替えた方が無難です。

 

中学受験をすることにより、小学生の間に鍛えなければいけなかった【子どもの精神面の成長】、反抗的な態度、いわゆる自我の芽生え、そういう部分が【未熟のまま】ということになりかねないです。

 

中学受験からの撤退はかなり決断を下すのは難しいものがあります。

しかし、さらに3年後を見据えて、子どもの精神面での成長、伸びしろを考えて行動していきましょう。

 

2.自分の苦手科目や単元を把握している

 

中学受験では、楽々合格できる子、というのは毎年いますが、ごくごく一部のレアケース。

大半の小学生は【いかに合格を手繰り寄せるか】で日々勉強に励んでいます。

 

合格ラインに近づくには、自分の得意科目だけではなく苦手科目や苦手単元の克服がカギになります。

 

中学受験向きの子は、こうした自分が苦手としていたり、思うように点数が取れない教科や単元を理解している、把握している子です。

 

苦手なことと向き合うのは、大人でも嫌なものです。

ただ、やはり中学受験を乗り越えるには苦手なところを避けて通ることはできません。

 

本当は嫌だけど、【この教科を対策しないと、克服しないといけないといけない】とか【次のテストは前回よりも間違いを少なくする】と自分の課題を真正面から受け止め、改善しようとする、実際に行動できることが、中学受験では必要なスキルにです。

 

苦手科目を把握するというのは、かなりしんどいものがあります。

けれど、それを相撲の【がっぷり四つに組む】ではないですけど、ドンと受け止める心の強さを持っている子は、中学受験向きです。

 

少し余談になりますが、逃げる子は中学生になっても、高校生になっても逃げます。

 

長所を伸ばすことも大切です、

しかし、自分の苦手を無視し続けていると、あるタイミングで向き合わないとどこかのタイミング、高校受験かもしれませんし、大学受験かもしれませんが、挫折を味わうことになるので、【逃げ姿勢】を見逃さないでください。

 

3.地元の同級生と話が合わない

 

中学受験する子が多い地域だと、特段中学受験が珍しくないです。

小学校低学年のころから【中学は違う学校に進学する子が多い】という雰囲気が成り立っていて、中学受験が特別なもの、という感覚を子ども自身が持っていないです。

ただし、それ以外の地域ですと【中学受験=小学校の友達と違う学校に進学】になります。

子どもにとって大きな決断、選択になります。

 

親が受験させようと思っても、本人が地元の公立小の子と一緒に中学に進学したいと思っていると、なかなか気持ちが乗ってきません。

 

しかし、地元の同級生と話がかみ合わなくなってくると、学校に行っても楽しくありませんよね。

 

【これが中学でも続くのか】と。

 

一般的に、中学受験をする子は好奇心旺盛な傾向があります。

ディープな話ができる相手がいると、学校生活も楽しくなりますよね。

 

今の小学生は、高学年でスマホを持っている子も珍しくなく、LINEで放課後もずっとやり取りをしている状況です。

 

家にいながらずっと、噂話をしている状態で、コミュニティがめちゃくちゃ狭くて、一歩間違えれば【不確かな情報も真実】として広まってしまうこともあります。

 

二番目の子どもの子ども②が、中学受験をし、進学先の中学でも【小学校だとLINEの話ばかりで話が合わなかった】【感覚が合わない】と口にしている受験組の子がかなりいるそうです。

 

中学生は人生においてもかなり重要な思春期にあたり、学校生活をどのように送るのかも人格形成などへの影響は大きいです。

 

小学2、3年生くらいから【どうもクラスの子と話が合わない】と口にすることが増えてきたら、中学受験をしたいと本人が乗り気になって勉強します。

 

他人事ではなく、自分事なのでガッツリ入試に向けて、【他の中学に行くんだ!】と、頑張ります。

 

最後にまとめになりますが、中学受験は親の受験と言われますけど、結局は子ども次第です。

本人がまだ乗り気でなければ、いくらお金を費やしても、思うような結果を出せず、逆に子どもの【伸びるチャンス】を潰すことにもなります。

 

周囲が中学受験をし、塾の上位クラスに在籍している話を耳にすると、焦ってしまうのも分かります。それがある意味、親として素直な反応です。

 

けれど、一番大切なのは周囲の雑音ではなく、目の前にいる我が子です。

中学受験が良いのか、それとも高校受験か、と冷静に子どもの性格を踏まえて判断したいですね。

 

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