子育てしていると、できれば我が子も【賢い子】に近づいてくれれば、と考えることもありますよね。
成績が伸びる子はどんな子なのか気になる方は多いと思います。
「賢い子に育つ」というタイトルの家庭教育本も多数出版されています。
かなりニーズがある証拠。
され、今回は塾で仕事をしているときに感じた、伸びる子の特徴をご紹介していきます。
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第3位 集中力がある
集中力のあり無しというのは、実は年齢は関係ありません。
小学校低学年の子の方が受験生よりも集中力ある、ということもありました。
成長すれば鍛えられる、というものでもないんです。
個人差がけっこうはっきりしています。
伸びる子に近づくには、子どもの集中力を鍛えていきましょう。
集中力の鍛え方
・家の中でノーメディア・タイムを作る
どういうことなのかというと、スマホやテレビ、ゲームをシャットアウト。
読書やボードゲームで過ごすようにします。
家庭で始終ガヤガヤしていると、なかなか落ち着いて過ごすことができません。
環境を整える一歩として、ノーメディアタイムを設定してみてください。
・子どもが過ごす部屋の整理整頓をする
子どもが多くの時間を過ごす部屋が乱雑はNG。
勉強するにも「ゲームしたい」「マンガ読みたい」と心が乱れてしまいます。
そうした原因をなくすため、余計なものが目に入らないようにする。
子どもに任せると甘くなるので、親子で整理整頓をしてみてください。
集中力を切らしそうなものが見えないようにする。
表に出ないように片づける、を心がけてください。
・「何分は頑張ろう」と終了タイムを決める
とにかく長時間勉強させようとしても、ダラダラして集中力を切らして全くプラスにならないこともあります。
やはり集中力を鍛えるにはメリハリを意識することが大切です。
ゴールが見えない、分からない中で勉強するのはけっこう辛いです。
「何分間頑張る」と時間が分かっていた方が子どもは集中して取り組んでくれます。
我が家でも、タイムアタックや時間計測を取り入れた家庭学習を行っています。
その時間だけ集中すればいいんだ!、という気持ち。
実はその気持ちが、意図的に集中するギアチェンジを作っていることになります。
集中力があると、没頭して問題を解くので、同じ時間でも知識の吸収量が異なります。
成績を伸ばすときはやみくもに勉強させるのではなく、集中力を鍛えた方が結果として学力向上に繋がることもあります。
第2位 目的意識がある
親に言われて仕方なく勉強している子と、次の漢字のテストで100点取るぞ!と意気込んで勉強している子ではどちらが伸びるか。
やはり100点取るぞ!とメラメラと燃えている子の方が、成績は伸びやすいですよね。
ただし、全ての子に目標を持たせるのが良いというわけでもありません。
マイペースだったり、親がリードするのを嫌がる子に何が何でも目的を持たせるのは逆効果。
その際は「次のテストは+ 2〜3点」などミスをなくすような心がけを持たせるようにしていきたいですね。
小学生の頃から、スモールステップで目的意識を持つ癖があると、大きな武器になります。
なぜなら、中学生になると定期テストがあり学習計画を立てることが必要になってくるからです。
この作業、けっこう大変です。
さらに、学校によっては先生に提出するところもあります。
・目的意識を掲げずに過ごしてきた子
・小学生の時から目標を設定している子
両者の間では、やはり計画書の中身に差がでてしまいます。
成績アップだけでなく、目的を持って頑張るというのは社会人になってからも役立つスキルです。
第1位 素直
素直さがなぜ大切なのか。
それは、アドバイスに耳を傾けてくれるからです。
勉強方法が合っていない、いつも同じ間違いをしているとなると、アドバイスしたくなりますよね。
塾の先生は、そういったことも大切な仕事の一つです。
改善した方がいいと言っても、全員がアドバイスを受け入れてくれるとは限りません。
素直に意見を聞いて取り組んでくれる子もいれば、そうではない子もいます。
やはり、伸びるのは「素直な子」です。
例えば、自分が気が付いていなかった苦手単元を先生から指摘されて、「そうか」と真面目に取り組んで成績がアップする。
アドバイスを聞いて実践してみた子は結果が出ました。
もちろん、【結果が出るまでの時間】は個人差があったものの、ちゃんと成績が上がっていました。
しかも、興味深いのは、勉強ができる子ほど素直に改善しようと色々な人のアドバイスを聞いていたのです。
今の自分をより良くしたい、という気持ちが大きく、素直に聞く。
こうした心がけは、本当に大切なんだな、と私自身、強く感じました。
そういう経験をしているので、子育てにおいても「素直に人のアドバイスを聞くようにしよう」と常日頃言っています。
頑固だったり、プライドが高いと人の意見を聞けず損をしてしまうことがあります。
勉強面でも、そういうタイプの子どもは「伸びにくい」傾向があります。
まとめ
伸びる子には伸びる理由があります。
同じ時間勉強しても、・目的意識があって集中力があって素直な子の方がやはり伸び率が高くなります。
「うちの子に当てはまるところが一つもない!」と最初からあきらめないで下さい。
最初は目的を持たせるようにしたり、集中力を鍛えていくなど取り組めそうなところから実践してみてください。
最初から性格を変えるのは上手くいきませんので、その点は気をつけてくださいね。