小学校で差がつくのは当たり前 問題はどう突き抜けるかだ | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

小学校で差がつくのは当たり前 問題はどう突き抜けるかだ

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今回は【小学校で差がつくのは当たり前 問題はどう突き抜けるかだ】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

子どもが成長し、就学するまでの時間は長く感じても、いざ小学生になってからの6年間は思いのほか早く過ぎていきます。

親としては、ゆっくり過ぎていく。

だから勉強に関しては高学年になるくらいから力を入れようかと思う方もいると思いますが、小学校6年間は、むしろ、子どもがこれから歩む中学、高校、大学、そして社会へと続く長い人生において、最初に本気で勝負ができる土台作りの時間ですから、最初は勉強を軽んじることはできません。

【まだ早い】【ゆっくり成長すればいい】と考えがちですが、現実はそう甘くありません。

小学生の時点で、すでに明確な学力差が生まれているのです。

 

そしてその差は、決して才能や生まれつきの能力だけで決まるものではありません。

子どもの学力は、日々の生活環境、家庭の教育方針、そして親の関わり方によって大きく変わります。

つまり、意図的に【伸ばす仕組み】を持っている家庭の子が、着実にリードしていくということです。

ここで問いたいのは、【どうせ差がつくなら、あなたのお子さんはどの位置にいたいですか?】ということです。

平均より少し上で満足するのか、それとも学年トップ層を狙いにいくのか。この問いの答えが、6年間の家庭教育の方向性を大きく左右します。

 

そこで今回は、【小学校で差がつくのは当たり前。問題はどう突き抜けることができるのか】という視点から、今からできる具体的な戦略を3つのパートに分けて解説していきます。

 

学力差が生まれる中で突き抜けるべき3つの理由

まず、【小学生のうちは、のびのび育てたい】【勉強は中学からでも遅くない】と考える方も少なくありません。

しかし実際には、小学校の6年間で、すでに学力や思考力の差は大きく開いていきます。

そして、その差はたいてい気づかれないうちに定着し、子どもが中学に上がった頃には、取り返すのが難しくなっているのが現実です。

 

では、その差が生まれる中で、なぜ【突き抜ける】ことが必要なのか? 単に学年で上位に立つことが目的ではありません。小学校時代に他の子と大きく差をつけておくことで、進路の自由度・学習習慣・将来の目標設定がすべて変わってくるからです。

【中の上】ではなく【上位層】にいる子どもは、早い段階で努力の意味を理解し、自信を持ち、周囲に流されずに物事を考える力をつけていきます。

これは、将来の受験・進学だけでなく、社会に出てからの自立にもつながる重要な素養です。

 

ここでは、小学校の段階で突き抜けるべき3つの本質的な理由について掘り下げます。

【学力を伸ばす】だけで終わらない、子どもにとっての学びの本当の価値を見つめてみましょう。

 

①上位を目指すことが進路選択を広げる

小学生のうちから上位層に入るということは、その後の進路選択において圧倒的な優位性を持つことを意味します。

これは単にテストの点数が良いという話ではありません。

上位層に位置している子どもは、将来的に選べる学校や塾、特進クラス、難関中学受験への挑戦といった【選択肢の幅】が大きく広がります。

 

また、進路だけでなく、学びに対する自信も育まれます。【私はできる】という自己認識を持って育った子どもは、自ら課題を見つけ、チャレンジしていく姿勢が自然と身につきます。

一方、勉強に対して受け身な姿勢で育つと、中学以降にやらされ感ばかりが先行し、自律的な学習が難しくなります。

成績上位にいれば学校からの支援や進路指導も手厚くなりやすい点も見逃せません。

早い段階で【先を見据えた位置】に子どもを置くことが、後々の進路において大きなリードとなるのです。

目の前のテストだけでなく、数年後の選択肢を広げる布石として、【上位層でいる意味】を考えることが重要です。

 

②努力の大切さを体感できる

突き抜けた成果を出すことで、子どもは【努力すれば結果が出る】という成功体験を早期に得られます。

これは、小学生にとって非常に貴重な財産です。勉強に限らず、将来どの分野であれ、努力の報酬を知っているかどうかは、その後の生き方に大きな影響を与えます。

この経験は、小さな達成の積み重ねによって培われます。

たとえば、漢字テストで満点を取った、計算問題を全問正解できた、読書感想文が先生に褒められた。

そんな成功体験が、【もっと頑張ってみよう】という内発的なモチベーションにつながります。

 

一方、頑張っても成果を感じられない、あるいは努力する習慣そのものが育っていない子どもは、中学以降に一気に苦しくなります。

【できる子は特別】と思い込んでしまい、自分から行動しなくなるケースも少なくありません。

 

だからこそ、小学生のうちに突き抜けるという経験を意識的に積ませることが大切です。

努力は意味がある、そして自分にもできる。

この2つを体感させることで、子どもの成長スピードは驚くほど加速します。

 

③広い視野を育てるきっかけになる

学年で上位にいることは、単に成績の話にとどまりません。

むしろ本質的な価値は、【広い視野を持てるようになること】にあります。

突き抜けた存在であることは、学校外の競争や出会いに子どもを自然と引き寄せてくれます。

模試や検定試験、学力コンテスト、外部講座など、学校の枠を越えたチャレンジの機会にアクセスしやすくなります。

そういった場で同世代の全国レベルのライバルと出会うことで、井の中の蛙ではいられなくなります。

これは、子どもにとって非常に強烈な刺激であり、【自分はどこまでいけるのか?】と考えるきっかけにもなるのです。

 

また、上位層にいることで教師からの期待や周囲の目も変わり、自然と責任感や自覚も芽生えます。

こうした環境が、子どもの思考をより社会的・未来志向に成長させるのです。成績上位を目指すことは、単なる学力競争ではありません。

むしろ、子どもが自分の世界を広げるための鍵として、極めて有効なアプローチなのです。

 

突き抜ける子に共通する3つの特徴

さて、小学校の学年上位に入る子、そしてそのまま中学・高校でも安定して高い成果を出し続ける子には、明確な共通点があります。

それは、単なる【勉強が得意】というレベルを超えた、学びに向かう姿勢そのものにあります。

努力の方向性、知識の吸収力、日々の思考習慣といった見えにくい部分が、子どもを突き抜けた存在へと押し上げていくのです。

ここでは、そうした【突き抜ける子】に共通する3つの特徴を深掘りしていきます。

どれも、生まれ持った才能ではなく、環境と親の働きかけ次第で伸ばせる力ばかりです。

つまり、あなたの家庭でも十分に育てられるということ。

 

【わが子には才能がないから…】とあきらめるのは早すぎます。

学力の差は、単にできる・できないの問題ではなく、どう育ててきたかの結果にすぎません。

ここでは、突き抜ける子に共通する【知的好奇心】【集中力】【勉強に対する前向きな姿勢】という3つの観点から、成長のヒントを探っていきます。

 

①知的好奇心が旺盛である

突き抜けて伸びる子は、共通して【知りたがり】です。ただテストの点を取るために学んでいるのではなく、自分の中にある【なぜ?】を解決したいという強い欲求に突き動かされています。

この知的好奇心こそが、学力の深さと広がりの源になります。

たとえば、理科の授業で出てきた水の性質に疑問を持ち、自分で実験を始めてみたり、歴史の人物に興味を持ち、図書館で関連本を探して読んでみたり。

こうした自発的な学びは、単なる詰め込みとは比べ物にならないほど記憶に定着し、思考力を育ててくれます。

 

この好奇心は、親の関わり方次第でいくらでも伸ばせます。

たとえば、日常会話で【それってどうしてだと思う?】と問いかける、ニュースや図鑑を一緒に読む、調べ学習を楽しむなど、家庭が知的刺激のある空間であることが重要です。

結果を重視しすぎると、子どもは学びを【正解を出す作業】と捉え、好奇心を失ってしまいます。

突き抜けるためには、まず学びを面白がる土壌を、家庭内で育てることが大切なのです。

 

②集中力が高く、切り替えができる

突き抜ける子どもは、勉強時間の量よりも質が圧倒的に高いという特徴があります。

つまり、集中力が高く、短時間でも内容をしっかり吸収できるということです。

加えて、気持ちの切り替えが上手く、遊ぶときは思い切り遊び、勉強するときはスイッチを入れて集中できる。

この【オンとオフの切り替え力】が非常に重要です。

この力は生まれつきではなく、生活習慣と環境設定によって養われます。

夜遅くまで起きていたり、スマホやゲームに四六時中触れているような生活では、集中力は当然鍛えられません。

逆に、規則正しい生活を送り、一定の時間に机に向かう習慣がある子は、自然と集中力も高まっていきます。

 

また、家庭内に【集中できる空間】をつくることもポイントです。

テレビがつけっぱなし、スマホの通知がよく鳴る場所では集中しにくくなります。

親が意識的に集中のしやすい環境を整えることで、子どもの学習効率は確実に変わっていきます。

集中力は学力の基礎体力とも言える存在です。

突き抜ける子に育てるには、【時間】より【密度】を意識した学習環境づくりが不可欠です。

 

③勉強を【苦痛】だと思っていない

学力が突き抜けて伸びていく子どもに共通しているのは、【勉強=苦しいもの】ではないという認識を持っています。

むしろ、【できると楽しい】【分かると嬉しい】といったポジティブな感情と結びついているのが特徴です。

だからこそ、自分から机に向かい、自らのペースで学習を続けられるのです。

 

この感覚を育てるには、幼いころからの成功体験の積み重ねが欠かせません。

たとえば、簡単な問題が解けたときに【すごいね】と声をかける、努力した過程をしっかり認める、間違えても責めずに一緒に振り返る。

こうした親の関わりが、勉強に対する前向きなイメージを形成します。

 

逆に、【早くやりなさい】【なんでできないの?】という叱責ばかりだと、勉強は苦痛な作業になり、やる気は下がります。

勉強への印象がネガティブなままだと、自発的に学ぶ姿勢は生まれません。

突き抜ける子は、勉強を義務ではなく、自分の成長の手段と捉えています。

この感覚を小学生のうちに持てるかどうかが、その後の飛躍を決定づけるのです。

親の接し方が、【勉強=前向きな行動】に変える鍵になります。

 

【突き抜ける子】に育てるための3つの掟

ところで、学力で突き抜ける子どもは、ただ生まれ持った能力で差をつけているわけではありません。

むしろその多くは、毎日の生活や学習習慣、親の関わり方によって育まれてきた力です。

そして、そのような子どもを育てている家庭には、ある共通点があります。

それが掟とも言える、揺るぎない教育方針です。

 

ここでは、【突き抜ける子】を育てるために家庭で絶対に外してはいけない3つの掟をお伝えします。

どれも派手な教育法ではありません。

必要なのは、親としての覚悟と、子どもの将来を長期的に見据えた一貫性ある教育の姿勢です。

うちの子はまだ小学生だから…という感覚では、あっという間に中学受験や高校進学のタイミングが訪れます。

突き抜ける子は、小学生のうちから地に足のついた準備を始めています。

では、あなたのご家庭では今日から何を変えられるでしょうか?

今すぐ実践できる、成長を支える3つの原則を、以下で詳しく見ていきましょう。

 

①学習習慣を支える【規則正しい生活】

学力の土台をつくるには、まず安定した生活リズムが欠かせません。

どんなに優れた教材を使っても、夜ふかしが常態化し、朝食を抜き、気分にムラのある毎日では、集中力も記憶力もまともに働きません。

突き抜ける子の多くが、例外なく【生活が整っている】ことは見逃せない事実です。

たとえば、毎日決まった時間に寝起きする、朝に学習時間を確保する、スマホやゲームの使用時間にルールを設ける。

これらはすべて、学ぶ前の環境整備であり、脳の働きを最大限に引き出すための準備です。

【できる子】は、才能ではなく、環境がつくっていると言っても過言ではありません。

 

また、生活が整っている子は、気持ちの切り替えも上手く、ストレスにも強くなります。

これは学習面だけでなく、友人関係や部活動といった学校生活全般に良い影響を与えます。

突き抜ける子どもに育てたいなら、まずは健康・リズム・環境の3つを整えることから始めましょう。

学力はその上に築かれていくのです。

 

②主体的に学ぶ子は言われなくてもやる

突き抜ける子は、親に言われたから勉強するのではなく、自分で【やらなければ】と感じて動いています。この主体性こそが、学力の継続的な伸びに直結する最大の要素です。

そしてこの力は、小学生のうちから意識的に育てることが可能です。

主体性を育てるには、【勉強しなさい】と命令するのではなく、【今日はどこまで進める予定?】【どうやってやるつもり?】と問いかけるような会話が大切です。

つまり、親が管理者ではなく対話者になることが求められます。

 

さらに、目標を自分で立てて、自分で進捗を確認する習慣も重要です。

たとえば、1週間の学習計画を子ども自身が立て、それを週末に振り返るといったルーティンを導入すると、自然と責任感が育ちます。

突き抜ける子は、単に頭が良いのではなく、【自分で考え、自分で進める力】があるのです。

 

もちろん、最初は親の手助けが必要です。しかし、主体性は任せることでしか育ちません。

毎回手を出すのではなく、時に失敗も経験させながら【自分で考えて動く力】を育てることが、突き抜ける子への確かな一歩です。

 

③将来を見通して行動できる子に育てる

突き抜ける子どもには、小学生であっても【先を見て行動する】という大人びた視点があります。

もちろん、現実的な進路や職業までは分かっていなくても、【勉強は自分の将来につながっている】という意識を持っていることが共通しています。

この感覚を育てるには、親が日常の中で未来との接点をつくることがカギです。

たとえば、【この勉強ができると、将来こんな仕事ができるかもね】と話す、【自分が好きなことを深めると、将来どうなるかな?】と一緒に考える。

勉強=テストのため、という短期的な視点ではなく、未来をつくるための投資という意識が芽生えると、子どもの行動は驚くほど変わります。

 

また、夢がある子ほど勉強のモチベーションが高まります。

将来のビジョンが具体的である必要はありません。

漠然とした【こうなりたい】という気持ちを大切にし、それを支える家庭の姿勢が、子どもに自分の未来を自分でつくるという感覚を与えるのです。

将来を見据えて行動できる子は、困難に動じません。

突き抜けるためには、今だけでなくその先を見せてあげることが、親の大きな役割になります。

 

突き抜ける子は日々の積み重ねから生まれる

小学校6年間は、学力を伸ばすだけでなく、学びに向かう姿勢を根づかせる極めて重要な時期です。

ここで差がつくのは当たり前。大切なのは、その差をどう捉え、どう突き抜けるかです。

突き抜ける子には、いくつかの明確な特徴があります。

好奇心に満ち、集中力が高く、学びを前向きに受け止める。

これは特別な才能ではなく、日々の家庭環境や親の関わり方によって培われるものです。

そして、その基盤には、規則正しい生活、主体的な行動力、将来を見据える視点という3つの掟が共通して存在します。

 

中学や高校、さらには大学受験へと続く長い道のり。

そのスタートラインである小学校時代をどう過ごすかで、未来の選択肢の広さも、自己肯定感も大きく変わっていきます。

【まだ小学生だから】ではなく、【今だからこそ、突き抜けさせる】。

その意識が、わが子の可能性を大きく広げる第一歩になるはずです。

 

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