YouTubeのコメントにお答えします⑤ | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

YouTubeのコメントにお答えします⑤

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今回は【YouTubeのコメントにお答えします⑤】と題し、お話していきます。

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YouTube版

 

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

おかげさまでYouTubeのコメントにお答えするシリーズも5回目を迎えました。

地味に私も楽しみにしているシリーズです。

皆さんのコメントは【そうなんだ】とか【そういう視点もあるのか】という気づきにもなっていて、とても勉強になっています。

 

子育てというのはやり直しができない、まさに親にとっては重要な仕事です。

適当にできない分、全力で向き合っていきますが、時にはその熱量があることで空回りしてしまうこともあります。

【自分のやってきたことは本当に子どものためになっているのか】と自問自答して悩むことはどんな親も経験しているはずです。

しかも、子どもの年齢、学年に合わせて悩みというのは変化していくので一つの問題が解決しても、またすぐに違う問題と対峙することになる、ということも珍しくありません。

日々色々と考える子育ての中で、少しでもモヤモヤっとすることを和らげることのお手伝いができればとおもっています。

 

今回は、

『【教育小噺】学年が上がれば子どもが焦って勉強することを期待してはダメ』

『YouTubeのコメントにお答えします③』

『【教育小噺】賢い子に共通する特徴はあるのか』

 

に寄せられたコメントを取り上げていきます。

 

1.『【教育小噺】学年が上がれば子どもが焦って勉強することを期待してはダメ』

に寄せられたコメント

 

教育小噺をほぼ毎日、家事をやりながら聴いています。

登校渋りあり、ASD診断済みの小学3年生の娘がいます。

学校の授業では算数と理科が得意で、学校以外ではそろばん教室(週4)と英語教室(週1)に通っています。

国語が苦手なようなので、結構焦っています

 

コメントありがとうございます。

 

登校行き渋りは我が家でもありました。

クラスメイトに馴染めないなど、昭和的な【みんな友達】はもう時代錯誤で家でも【どうしても気の合わない子や考えが違う子はいるから無理に仲良くなる必要はない】と言っています。

無理に仲良くなって、自分らしさを失うのは子どもの精神衛生上よくありません。

親は【どんな子とも仲良くしなさい】と子どもが小さい頃はそんな言葉を投げかけてしまいがちですが、それは無理な話です。

 

さて、そろばん教室に週4回通っているとのことですが、もしかしたら【4回も通っているの?】と感じている方もいるかもしれません。

ただ、私の周囲でもそろばん教室に通わせている家庭の子は週3回という子も普通にいました。

そろばんの場合、習い事によくある週1回だと上達が遅くなるので、週3回程度という話は教室に通わせている知り合いのママさんが口にしていました。

英語も2020年度から5年生以上で英語が教科となったので、中学受験がレアな存在の地方では教育熱の高い家庭を中心に小学校低学年から英語教室に通っている子も増えていると感じることは多々あります。

ただ、全ての教科の土台は国語で、しかも国語は成績を上げるのに時間がかかる教科です。

塾で仕事をしている時に例えば【1ヶ月で国語の偏差値5上げて欲しい】というような無理難題を保護者から言われたこともありましたが、国語は本格的に【成績を上げるぞ!】【苦手克服するぞ!】と決意してから数ヶ月単位でじっくり上向きになるような亀の歩みの教科です。

現在、小学3年生ということと、国語が苦手ということなので、小学1年生や2年生向けの読解系の問題を家庭学習に取り入れてみて、国語力を鍛えていくのがベターだと思います。

 

学年が上がってから挽回しようとすると時間もかかり、国語の勉強を遠ざけるようになるので早めに対策するのがいいです。

 

2.『YouTubeのコメントにお答えします③』に寄せられたコメント

 

小3男子、週6であるスポーツの選手コースにいます。

公文の算数と学校の宿題だけしています。中学受験はしませんが、高校受験で県立トップ高校を狙う場合、高学年に入ったらスポーツの時間を減らし、家庭学習または塾に入れたほうがいいでしょうか?

息子は授業の感想文を最後まで書く、担任の先生に見せたいからとテレビで見た難しい漢字を紙に書く、学校のプリントの自由欄に難しい計算問題を書く、時計を見てその数字で割り算できる!など発言するなど勉強はわりと好きな印象です。

宿題以外の家庭学習をさせたいですが、勉強嫌いにさせたくないので、どうしたらいいか悩みます。

 

コメントありがとうございます。

週6のスポーツの習い事、しかも選手コースに在籍している中で公文に通っているというのはなかなかハードな毎日、かつ、子ども本人のやりたい気持ちがなければ週6で通うというのは無理なので、充実した日々を送っていると推察されます。

そうした中でも勉強を頑張っている姿がコメントから感じ取れます。

スポーツなどの習い事は中学受験する場合は辞め時、一旦休むタイミングを考えると思いますが、現段階で高校受験と決めている場合は今の状態をキープした方が子どもがメリハリをもって毎日を送れると思います。

週6のスポーツを嫌がっていないということは、それが生活リズムとして子どもに馴染んでいるのでしょう。

子どもの活動の軸であるスポーツを減らすとなると、子どもの方が納得していないと親子関係に亀裂が入ることもあります。

中学受験をする予定がないのであれば、リズムをあえて崩す必要はないのかなと勝手ながらに思っています。

ちなみに、子ども①②の周囲にいる超優等生はバリバリ運動部の子もいて【いつ勉強しているのだろうか?】と思ってしまうような子もいます。

そういう子は、運動と勉強をそれぞれガッツリやってバランスを取っているので、【もっと成績を上げさせよう】と運動を減らすと、バランスが崩れて成績が下がっていくので、高校受験、トップ高校を目指すという目標を掲げつつ現状維持で今のところは様子見で大丈夫だと思います。

ただ、高学年になると学力差やトップ高校を狙う子ども達も塾通いをスタートする子も増えるので、小学4年生から家庭学習を強化する準備はしていた方が良いかな、と思います。

 

3.『【教育小噺】賢い子に共通する特徴はあるのか』に寄せられたコメント

 

素直な子は学力が上がりやすい、納得です。息子が中2まで私立中学校で深海魚。

中2の3学期から「大学付属校に行きたい」と、でも本人は勉強計画が立てられない、IQも低い(ADHD)。

親主導、親塾で完全伴走スタイルで走っています。親主導で勉強する内容の指示をして、マル付けは親。嫌がらずについてきています。

結果、半年で3教科のうち2教科偏差値60を突破することができました。

IQと偏差値は比例しないと証明できました。本番の受験がどうなるかわかりませんが、本人の自信につながったと思います。

自分で計画立てられなくともついてくる素直さが結果を出してきているのだなと納得しました。

 

コメントありがとうございます。

成績を伸ばす、という時も子どもの性格が素直かどうかで伸びるまでの期間、伸び率も変わってきます。

勉強をして、素直に塾の先生のアドバイスを聞いてしっかり取り組む子の方が成績が伸びやすいです。

たとえ、塾に入ってきた時点で文句を言う子、天邪鬼な子の方が学力が少し上であっても、素直な子の方がサッと抜いていきます。

 

元々学力が高い子だけの話ではなく、これから成績が伸びるかどうかも子どもの性格というのはかなり重要なポイントになります。

子どもが小さい頃に【まったく、素直じゃないんだから】と感じていて、それを放置してしまうのは子どもの学力にも関わってくると考えている親はそう多くはないと思います

素直さのパワーはかなり大きいと改めて気がつくコメントでした。

 

まとめ

家庭の数だけ、子どもの数だけ教育に関する悩みがあるというのをコメントを拝見して感じています。

自分の経験が誰かの悩みを確実に解消できるわけではありませんが、色々と私も考えることもありますし、こうして取り上げていくことで何かの気づき、本当に些細なことかもしれませんがヒントになればと願っています。

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