どうしても、小学中学年以上になると学校の成績に差が出始めます。
今までは、「まだ低学年」で済まされた問題が徐々に大きくなっていくことに。
この前のテストの結果が65点!!、とかもあり得るようになってきます。
このままだと中学校ではもっと酷いことになるのでは?、と危機感を持ち始める。
それを受けて夫婦会議をするとバトル勃発!
ケンカに発展する恐れがあるので、まずは計画を立てて話し合いをしていきましょう。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
子供の教育問題はデリケートだけど重要課題
小学3,4年になると公立のクラス内でも成績の差を薄々感じ始めます。
鈍感な子供①②も、極端に宿題をやってこない子は把握している模様。
まぁ、先生に注意されているので分かるのですけどね・・・。
それ以外でもクラスの発表などの内容や作文で察しがつくみたいです。
何だか、会社の社員能力をみんなが知っている的なのと似ていますね・・・。
で、公立小では子供の差、とくに勉強面は目立たないように気を付けています。
けれど、勉強のできるできないは自己が芽生えてくる小学4年生以上になると確定事項になる様子。
それまでに、我が子の学業を少しでもアップさせたい!と思うのが親、とくに母親ですよね。
で、最近はお父さんも子供の教育に関心が強くなってきているので、出来が悪いテストを見てお父さんも激怒、というパターンが増えているみたいです。
う~ん、今の子供は肩身が狭いですね・・・。
で、子供の教育問題を夫婦会議の優先課題になると高い確率でケンカになります。
「お前がちゃんみないからだ」
「普段見ていないくせに何をいまさら!」
と非難合戦・・・。
こういった最悪の事態を避けるためにもお互い冷静さを持つことが大切です。
子供を思ってのことなので、まずは子供に何をするべきかを探っていきましょう。
今回は、子供の勉強に関する改善策を夫婦で話し合う際に必要な事前準備を説明していきます。
子どものいない時間・場所で行う
子供のいない時間、場所で行いましょう。
とういうことは、たいてい夜になりますね。
ヒートアップすると大声になってくるので、アルコールを飲む前がオススメです。
議題は先に決めておきます。
何の準備もしていないと、アチコチに話が飛んでお互いの人格否定に発展するかもしれないので。
- 学校のテストの推移
- 苦手な単元と教科の洗い流し
- 家庭時間の見直し
- 使用教材の見直し
ザットあげると、こういうのが出てくると思います。
さっそく、各問題点の話し合いの仕方を紹介していきます。
学校のテストの推移
公立小学校のテストは、単元ごとに行われるので、どのポイントが躓いているのか分かりやすいです。
また、先生が行う小テストも苦手を見る重要なものなので注意して確認しましょう。
特定の単元だけ悪い場合は把握しやすいのです。
ちなみに、子供①は理科の人間の体系は好きではないですね。
テストで間違った筋肉の動きも、私の子供3人を抱っこして発達した腕の筋肉で確認しました。
小学校のテストは少し経てば処分することが多いと思いますが、大まかにどのあたりから下がってきたのか記憶の糸を手繰り寄せましょう。
そうすると、おおよその時期が分かってくると思います。
苦手な単元と教科の洗い流し
普通は、ゆっくりと点数が下降していきます。
いきなりドカンと下がりません。
私の場合も、小学6年で理科30点、20点とやってしまいましたが、それ以前から70点から緩やかに低下して、最後にドカンときたのです。
低空飛行するのには理由があります。
どこが起点なのか探していきましょう。
学習は螺旋階段のように小さな単元の積み重ねで成り立ちます。
螺旋階段の下位層(低学年の範囲)で抜けたポイントがあると学年が上がってから顕在化します。
ですから、あまりにも点数が悪い場合は前学年からの復習と直近の単元を復習させてみましょう。
直近の単元でどの点が分からなかったのか明らかにし、全学年でその基本的な内容をやっていないか確認するのです。
算数
例えば、算数ですと小学4年生でわり算の筆算を学びます。
わり算の筆算がチンプンカンプンということは、3年生で習うわり算の概念が理解できていない恐れがあります。
もっつ掘り下げると、かけ算の筆算ができていないかもしれません。
わり算は、足し算、ひき算、かけ算を駆使した計算なので、どこの計算で理解が甘いのか見極めなければいけません。
無料プリントでサクッと確認するのが手間暇かからずにいいですね。
また、意外と躓きやすいのは単位換算です。
単位換算に関する詳しい記事はコチラになるので興味のある方は読んでください。
国語
国語に関しては、問題文の意味が分からないということもあります。
既習の漢字が読めなくて適当に読んでいる可能性もあります。
最低でも1学年前の漢字から復習をしていきましょう。
語彙力のあるなしは全ての教科にかかわる重要なものなので、日ごろから鍛えるように心がけてください。
教育改革で【書く力】が重要視されています。
こういったスキルは社会に出ても求められるものなので、小学生の頃から鍛えてしまいましょう。
学校ではほとんど学べないので、家庭でやっていくしかありません。
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おすすめは、保護者世代にもお馴染みの出口先生の小学生向き論理トレーニングです。
理科・社会
理科と社会は知識の詰込みというイメージがありますが、知識を得たうえで応用する教科です。
【コンビナート】という言葉だけ知っていても、【コンビナートと高速道路の関係性を説明しなさい】という問題を解くことはできません。
点と点をつなげて線を書けるまでにしないといけないのです。
これは、一朝一夕には身につけられません。
もし、理科社会が苦手な場合は中学でさらに苦しむことになるので早期の対策が必要です。
学習漫画を利用して社会や理科の知識を楽しく増やしていくことから始めてみましょう。
家庭時間の見直し
学校の宿題以外、勉強していない場合は1日10分でもいいので学習時間を増やしていきましょう。
勉強しなければ、成績は上がりません。
中学年以上になると、勉強する子はし、勉強しない子はしません。
その積み重ねがどんどん広がっていき、高学年または中学生になると両者の差は信じられないくらい広がっているのです。
地方の公立学校で、このような状況です。
勉強はしているけれど、パットしない、という時は【集中しているかどうか】をチェツクして下さい。
子供①はダラダラ勉強が得意で計算ドリルなどやっても遅さが改善しませんでした。
が、タイマーやストップウォッチを導入したところ、信じられないくらいスピードアップ!
なんと今ではクラスで1,2位を争うまでの計算マスターになったそうです。
ただ、正答率は100%でありません。う~ん、残念!!
使用教材の見直し
子供のレベルにあった教材を使用していない可能性もあります。
分かりやすいのは極端に簡単か、極端に難しいか、です。
簡単すぎると調子に乗って適当に解いているかもしれません。
そうすると、自分は出来ると勘違いする危険性があります。
また、難しすぎてほとんど解けないと子供は勉強キライになってしまいます。
子供に合った教材は、8割は自分で解ける・2割が頭をつかう、というものがいいです。
子供のやる気を損なわないが考えないと解けない問題もある、が目安です。
学校の成績をアップするには教科書ワークなどがオススメです。
まとめ 冷静な議論をしましょう
子供のことを思い、教育に関する話題は白熱しがちになります。
出来が良ければいいのですが、まぁ、そういう家庭ばかりではありませんよね。
我が家も、先日子供①の勉強で議論を交わしました。
目下の悩みは【ダラダラ勉強】です。
また、塾の宿題をタイマーで計らなくなったので注意しました。
ちなみに、計算ドリルははかっています。それが義務と思っているようです。
学校の宿題は放課後の遊ぶ時間確保のために猛列なスピードで片づけるのですが、塾のがダラダラ・苦笑。
子供③が遊んでいるとそこに交ざったり、とブチブチ中断しながらの勉強です。
夏休み明け直の塾のテスト結果が、夏のダラダラ勉強をモロに出たので少しは反省していると思いきや、まだ子供ですね・怒。
子供①の黒歴史的な2018年夏はコチラに詳細が書いてありますので、気になる方は一読を。
とにかく、夫婦間で子供の教育問題を話し合う時は議題を作っておくことをおススメします。