私はグータラ小学生でしたが、人間観察するのが好きな子供でした。
そのおかげで、自分は勉強しないくせに勉強できる子の家庭環境、親の雰囲気を観察していました。
一方、問題行動ばかり起こす子の親や勉強まったくしない子の家庭環境などもずっと観察していました。
その差はどこから生まれるのか。
気になりますよね?
世の中は、伸ばす親系の本は沢山出回っています。
しかし、その逆はほとんど見かけません。
今回は、確実に子供を勉強しない子に育てる親の特徴を書いていきたいと思います。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
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ありがとうございます。
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親の関わりは学力に影響を与える
親の無関心ほど恐ろしいものはありません。
私の場合、勉強(宿題など)面は小学1年の頃から放置プレーでした。おかげで、その後大変苦労したわけです。
子供は、嫌なものはやりたくありません。勉強は面倒です。
勉強するならテレビをみたり、マンガ読んたり、遊びに出かけた方が楽しいです。
小学生の頃、とくに低学年時代は親からガミガミ言われないので楽でした。他のお友達は、「宿題してから遊びに行く」、という返事ばかりしていましたから。
なんて我が家は子供想いなのだろう、と考えていましたが、今は分かります。
子供のこと考えていませんでしたね・苦笑。
さて、どんな親が子供を勉強しない子を育てるのか、独断と偏見で説明していきます。
※YouTube始めました。
1. 全て子供任せ(丸投げ)
これは私自身がそうでした。7歳の頃から自分任せで過ごし、中学1年の時に初めて母親が切り出したのが、「進研ゼミを申し込んだ」です。
それ以外で、何か勉強面で聞いてきたり調べてくれたりは一つもありません。
そんなことないでしょ!?、という声が聞こえてきそうですが、何度思い起こしてもないです。
強いて言えば、公文の算数は通うからね、でしょうか。
それとて、宿題のチェックは丸投げでしたからね・笑。
勉強=自分でするもの、というイメージがあったのかもしれません。
ハッキリ言って、この前まで園生活送っていた子供が突如一人でテキパキと勉強する訳がありません。
この方式、【中学入学後に勉強しだすと期待するお母さん】と同じです。
このタイプのお母さんに、仕事をしている時に何人も出会いました。
5千人中2,3人でしょうね。それくらいレアケースです。
レアケースを求めるより、宿題の確認や授業の話を聞く・話すを常日頃からしましょう。
親が無関心だと分かると、子供は楽な方へ逃げていきます。
そして、厳しい世界に戻るのをあきらめて、さらに楽な方の選択をして生きていきます。
2. テレビが四六時中流れ、親はスマホ依存
昔なら、テレビが四六時中BGMのように流れている状態のみでしたが、今はそこにスマホばかり操作している親が加わります。
親がスマホ操作しつつテレビ垂れ流し状態で、「勉強した?」と口にしても説得力ゼロ。
そのうち、子供もスマホが欲しいと言い出し、面倒だから買い与えるパターンが多いですね。
そして子供もスマホ依存の道を辿っていきます。
貧乏だったことで唯一感謝しているのが、ファミコンしたくてもお金がなくて買ってもらえなかったことです。
そもそも、ファミコン適合のテレビじゃなかったですし・笑。それは本当に良かったと思っています。
子供①②の漢字の宿題を見ていても、自分で調べさせる傾向が強くなってきています。
辞書や本から自力もしくは親と一緒に探す子と、スマホで検索も予測変換でサクッと調べて意味も知らずに文字だけ写す子とでは、積み重ねていくと大きな差が出ますよね。
この積み重ね、馬鹿に出来ません。
場合によってはテレビ流れていても集中できる子はいるとは思いますが、環境作りは大切です。
朱に交われば赤くなる、ですから。
3. 家に本もなければ新聞もない
新聞離れ、加速しています。
各新聞社はアレコレ知恵を絞っていますが、とどまること知らず、です。私と同世代の知り合いのママさんの多くが新聞を取っていません。
中学受験に役に立つ、大学入試に役に立つ、就職活動に役に立つ、と躍起になっています。
ネット、とくにスマホという便利な文明の利器の登場がそうさせているのですが、スマホの場合は個人に合わせた情報が提示されるので、新聞のようにあらゆる情報を提供してくれるわけではありません。
新聞のような媒体に触れないというのは、ホテルのビュッフェスタイルで好きなものばかりを選ぶ状態と同じです。
知識の偏りを招きます。
さらに、書物が1冊もない場合は致命的と言えます。ファッション雑誌やゴシップ雑誌は含みませんよ・笑。
活字に慣れず、文字を読む力を育てる土壌がない環境。
たとえ裕福でも、幼児期から語彙力が増えるとは思えないですね。
本に関する記事はコチラにもあります↓
4. 子供の話を聞かない
子供の話を聞かない、もしくは子供に話を聞かない親ですね。
とくに小さい子は、園生活や学校での出来事を色々話してみたい気持ちがあるものです。
話そうと思っても、黙っていなさい・うるさい、と言われたら凹みます。
気持ちを伝えたい相手に、無視され続けたら、【言っても無駄だな】と貝になります。
私もその口でしたね。小学校5,6年で達観しました・笑。
何を相談しても、聞いてくれないだろうと思うと悲劇を生みます。私の場合は、大学の進路選びですね。
丸投げでしたし、私も聞いてくれないだろうと全く相談しないで自分で全て背負いました。しんどかったですね。
子供と言えども血を分けた他人なので、コミュニケーションは重要です。
意思疎通がしっかりできていないと、進路といった人生の岐路に立たされた子供をサポートできなくなります。
5. 睡眠時間・就寝時間を気にしない
睡眠不足の弊害は色々と叫ばれていますが、あまり深刻にとらえていない保護者、多い気がします。
普通に、下の子(園児)は10時に根負けして寝る、とか豪語するお母さんもいますし・・・。
こちらのサイトに睡眠不足の弊害がまとめて書いてあります。
各社のプレスリリースを載せていますが、ショップジャパン(通販会社)の寝具のPR文。
安眠・快眠をもたらす寝具のPR文ですが、中身は公式なのでちゃんとしています。
私が両親に感謝していることは、母が図書館に毎週末連れて行ってくれたことと、父母ともに子供は早く寝るべき、という一貫した姿勢を貫いてくれたことです。
小学生時代までは勉強時間の確保より、睡眠時間の確保の方が大切なのでは、と個人的に感じています。
まとめ
この5つの条件全てが当てはまれば、ほぼ間違いなく子供は勉強する習慣が身に付かないハズです。
勉強する子にしたいのなら、この5つとは無縁の状態が好ましいと断言できます。
とりあえず、我が家ではこの5つは排除しています。
まぁ、子供3人の話を超真面目に聞いていると大変ですから、それなりに聞き流す・適当に相槌を打つ術もマスターしました・笑。
子供に丸投げはNGですが、親の過保護もNGなので、適度に口はだすけど基本は見守り隊、が理想ですね。
子供版はコチラを参考にして下さい↓