2017年夏、NHKを見ていたらハンドスピナーなる玩具が紹介されていました。
「みんな好きだって言っているよ」
ボケ~、とニュースを見ていた私に子供①が突然そんなことを言いました。
どうやら男女関係なく人気があるらしく、その点はベイブレードとは異なります。
教室でも話題に上っているハンドスピナー。どんなものなのか、クルクル回っているだけなのに人気があるなんて、私も気になりだしました。
その次の日のこと。
いつものように近所の公園で遊んでいると、同じ町内会の男の子がハンドスピナーで遊んでいました。
みんながそこに群がります。私も近づいてよく見てみました。
う~ん、やはり回っているだけです・・・。
「ねえ、値段もそんなに高くないみたいだよ」
子供①の攻撃が始まりました。ネットで調べたら、たしかに高くはありません・・・。
みんな夢中 ハンドスピナー
土曜日。
ショッピングセンターに行ってみることにしました。子供③の機嫌を考えると、ドーナツを買う、文房具店でノートを買う、本屋さんで夏休みの問題集をチェックする(できませんでした・涙)、そして、ハンドスピナーを見てみる、を効率よく回らないとダメだ、と①と②にくぎをさしました。
さっさとおやつのドーナツを買い、文房具店で算数のノートを買いそしてハンドスピナーを店頭に置いてあるファンシー雑貨店に立ち寄りました。
ここは私が吸い込まれそうなお店ですが、ぐっと我慢です。
子供③はベビーカーできわめて退屈顔しています。もはや時間との勝負!!
店頭にワゴンでドサッとおいているのが災いして、子供たちが群がっています。
我が家の①と②も欲しいものを選ぶように言っているのに、サンプル品で遊びだす始末・・・・。
6,7個もサンプル品がドドォ~ンと置いてあるせいで、子供たちが長時間滞在しそうな気配が漂い始めました・・・。
「ねぇ、本屋さんに行けなくなるから・・・」
私の冷たい口調で何かを察した二人は1つのハンドスピナーを選びました(;’∀’)。
親的には、どこが面白いのかナゾですが、子供たちは大喜び。月曜日に友達に話すとか二人で言い合っています。
元々はアメリカ発
アメリカで大流行し、それが日本にやってきたそうです。
たしかにGoogle先生の本家・アメリカのグーグルで検索すると大変なことになっています。アメリカでも5月に爆発的な売り上げを見せている模様。
私の子供の頃だったら考えられない、1,2か月差で人気が日本にやって来た、という感じでしょうか。
日本ではちょうど、男児を中心としたベイブレード人気で回るものに目がないからか、けっこう知り合いの子供たちはハンドスピナーを知っていたり持っていたりしています。
意外と慎重派の子供①は公園には持っていかない宣言をしています。
壊されたりしたら嫌だから、家でのみ使うと。
たしかに、壊れたら鼻水垂らして泣きそうです・・・。
勢いよく回し、それを指の上で回して楽しんでいますが、手先が器用になりそうだな、と思います。
どれだけ回転するかの秒読みしています。
光るタイプですと、裏面と表面で目の錯覚からか回転速度が違うように見えるらしく、2人とも何度も回して確認していました。
親が気を付ける点は!?
形状が手裏剣に似ているので、投げたくなる気持ちが出てきますが、ケガのもとなので絶対投げないように言っています。
昔と違って、ケガをさせたらあっという間にSNSで連絡網状態になるので、子供のケンカや器物損壊には神経尖らせますよね。
問題が起きるようなモノでみんなと遊ばないように、と日頃から躾していく重要性は学年が上がると痛感します。
幸い、我が家の子供たちは平和を愛している人なので、安全パイの近所のお友達と放課後は一緒に過ごしていますけどね。
あとは、光るタイプですと電池交換ができないのがほとんどのようなので、無用な点灯はしないように!、と話はしておきましょう。
電池が切れたから新しいの買って!、と言われないための先手必勝です。
我が家も夏休み明けまでは、ハンドスピナーにはまって過ごすのかな、と感じています。
勉強中は没収!
【追記】
家で勉強をしている際に、ハンドスピナーをクルクル回しながら問題を解いているので、勉強中は没収することにしました。
アメリカでも学校に持ち込みNGになっているのも、こういうことが原因のようです。
技は上手になってきましたが、相変わらず外の公園には持っていきません・笑