(Last Updated On: 2020年3月7日)

 

先日、近所の本屋さんに立ち寄ると、品薄だったうんこドリル 漢字 小学3年生 が山積みになっていました。

アハハ、と心の中で笑いながら、子育て&教育本コーナーに行くと・・・。

ドドォーン!!、と2020年関連の本が大量に並べられていたのです。

いやはや、困りましたね。この多さ・・・。

ちょっと引いてしまいましたが、とりあえず、1冊選んでみました。

 

AD

これからの学力は親にしか伸ばせない

何とも重たいタイトルですね、親にとって・苦笑。

著者の清水克彦氏は文化放送入社後、政治記者に。国政のみならず、国際ニュース畑を歩いていることがHPのプロフィールを見れば分かりますよね。

が、著作は教育系が多いです。

わが子を有名中学に入れる法 (PHP新書)

 

わが子を有名中学に入れる法 第一作目も、ズバリ!、なタイトルです(;’∀’)。

 

2020年に向けてアクセル全開の関連本

2020年からの大学入試 「これからの学力」は親にしか伸ばせない

2020年からの大学入試 「これからの学力」は親にしか伸ばせない

3年なんてあっという間に来ます。

いや、4年だってあっという間なんですが、この春以降2020年問題を取り上げた本が続々世に出されています。今回、私が手にしたこちらの本。

’親にしか’、が強調されていますね。不安を感じる親は絶対手を伸ばしてしまいますよね。

タイトルの付け方がうまい、の一言です。

で、問題の中身ですが、これまた地方在住の者としては焦る焦る・笑。

 

いや、地方と大都市圏の違いは大いに判るのですが、東京大学も早慶も入学者が関東圏ばかりで困っているから(様々な地方からの化学反応で大学の質が上がっていくことを望んでいるので)、地方都市まで来て大学のアピールまでしているんですよね。

※ここ数年、東京大学が主催となって地方都市に説明会を開催しています。

 

アメリカの名門大学は私立大がほとんどということもありますが、人種と住んでいる地域&国が偏らないようにしています。

似たような境遇同士では化学反応が起きにくい、という点が憂慮されているんですよね。

 

詳しくはこちらの本に書いてあります↓

 

ということもあり、首都圏の子ばかりが優位に働くとは考えていません。

 

ただし、幼少期からのトレーニングの差を意識しておかないと、とは地方在住者としては冷静に受け止めています。

情報も環境も、確かに地方よりはいいかもしれませんが、地方だからこそできることもありますからね。

自然体験なんてお金をかけずに(移動費など)参加できますし、過疎地域でのボランティアも車で数10分です。

 

AD

難関大学の過去問が載っている

 

こちらの本には、慶応大学法学部FIT入試(AO入試とほぼ同義語)で出題されたディスカッション課題や小論文が載っています。

慶応大学は2020年の大学入試改革を見越し、国公立大学に先んじで新しい出題を試みています。

これをみれば、今後の国公立大学の入試でも詰め込みでは絶対に太刀打ちできないことが嫌でも理解できるはずです。

社会経済現象の基礎には人口があります。人口の規模・地域分布とそれらの変化は一国の社会経済政策に影響をあたえます。その逆も成立し、社会経済政策が人口のあり方を規定することもあります。日本では人口減少が2005年から始まっています。人口減少が日本社会にもたらしている影響を踏まえながら、どのような政策が望ましいか、自由に議論してください。

2017年 ディスカッション課題

上記のような課題。

瞬時に論点をまとめ、発言し、相手を納得させる力量をつけるには、盤石な土台ができていないとムリ~、と思ってしまいますね。

本にも書いてありますが、各有名大学がAO入試、推薦入試、一般入試組の入学後の成績を調べた結果、AO入試組が好成績を上げていることが判明し、それを受けてAO入試枠を増やす傾向がるそうです。

慶応大学法学部では地域ごとをブロックで分け、ブロック毎に政治学科&法律学科それぞれ最大10名まで合格者が出る仕組みをとっています。う~ん、大盤振る舞いですね。

 

アクティブラーニングのススメ

受け身ではなく能動的に!

これからは率先して発言していく力が有利に働くことは間違いなしです。

ただし、一方的に話すのはNG。相手の意見を聞きながら、自分の意見も言い、そこから問題解決を考えていくことが求められているスキルです。

そのスキルを磨いていくにはどうすべきか。本の中にヒントが書かれています。

例えば、夏休みの家族旅行を一人一人企画を立ててプレゼンテーションを行う。もう、ジョブスになりきってやるしかないですよね!?

我が家の場合、旦那が勝手に決めてきましたが、今年のGWは子供たちの意見を取り入れて実現した初めての家族旅行、というか帰省になりました。

これからはもっと子供たちの考えを聞いていきたいな、と思っています。

ただし、実現不可能なことは却下しますが・笑。

 

格差の助長を危惧する

本書には、あらゆる格差がさらに拡大するのでは、と危惧する記載もあります。

私も、格差拡大は避けられないのでは、と考えている一人でもあります。

まず、地方と大都市圏の情報差。

地方在住でも首都圏の情報に敏感になるべき理由でも書きましたが流動的な状態になってくるので首都圏の情報は知って損はないと思います。

これは、私立中高の入試でも先を見越して入試内容が今までの詰め込み型ではなく、記述や考える力を測る問題が増えてきています。

中学受験をする大都市圏の子と中学受験をしない地方の子では10歳ごろから準備力の差が出てきてしまうのでは、と個人的に感じています。

 

また、地方においても、私のように密かに情報収集している親もいれば今まで通りの目先の利益を追い求める親(大学ではなく中高一貫&高校)、まったく無関心な親、と3通り分かれてきています。

最初は小さな差でも、5年、6年と過ぎれば追いつかない差になり、気が付いたときには時すでに遅し。

 

恐ろしいけれど、そんんあ現実が起きつつあることを親としてしっかり自覚しなければ、と本書を読むと襟を正す思いになります。

あと、文部科学省が決めている、重点大学と地域貢献型大学(普通の地方大学)の大学間の格差が広がり、Fランクはすっ飛んでいくな~・・・。

 

今回紹介した本はこちらです。

 

 

今後も、2020年向けての本が続々出版されそうな勢いですよ~。