【教育小噺】中学進学に向けて小学生からやると有利なこと | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】中学進学に向けて小学生からやると有利なこと

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今回は【中学進学に向けて小学生からやると有利なこと】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

小学校生活は6年間と長く、ずっと小学生時代が続くと錯覚している子もいます。

私も【永遠に小学生でいられる】と本気で思っていました。

しかし、時は確実に過ぎ去っていきます。

夏休みもずっと続くと思いきや、必ず終わりの日を迎えます。

そして気がついたら小学6年生になり、【中学生までのカウントダウン】が静かに始まっていることに気がつくのです。

中学生になれば定期テストなるものを受けて、校内順位が出るというのはどの学力層の子も知っています。

成績上位層の子は【ちゃんと勉強しないと】と思い対策を取る一方で、ミドル層より下の子達は【何とかなる】と楽観視して定期テストに挑み、散々な結果となります。

私は中学生になって最初に受けた定期テストは【それなりに勉強した】とグータラ小学生時代とは違い、直前期に勉強したこともあり【もしかしたらかなり良い順位になるのでは?】とウキウキした気分になっていました。

もちろん、現実はそんなに甘いものではありません。

【ちゃんと勉強したのにこんなに悪い順位なの?!】となり、同級生たちの学力の高さ、真面目さ、そして自分の不甲斐なさを痛感しました。

 

そこから心を入れ替えて勉強と向き合うことになったのですが、やはり小学生と中学生は授業の進み具合、難易度も違います。

たとえ学区の公立中学に進学するとしても、中学で少しでも良い成績、良い順位となるには小学生の頃から先取りをしていくと中学の勉強に入学直後から自信をもつことができます。

我が家の子ども①②の中学校生活や塾での様子を見てきても【準備をしてきた子の方がスタートダッシュを決められる】と感じています。

それでは、どのようなことをしていくと有利になるのでしょうか。

 

英語の先取り学習

まず、英語の先取り学習をしていきましょう。

親世代の頃はほぼ全員が中学生になってからよーいドンと一斉に英語を勉強していました。

しかし、英語教育はもはや各家庭の教育方針の違いでスタートラインが変わってきています。

乳幼児期から英語教室に通う子もいますし、公文や学研で英語を学んで英検を小学生から受けている子もいます。

我が家のように無料のアプリを活用して、アルファベットや簡単な英単語に親しむということをしている家庭や、全く何もしていないという家庭もあります。

小学校では5年生になると英語を教科として勉強するようになるので、授業がスタートしてからクラスメイト同士のリアルな英語力の差というものを痛感することになります。

我が家の子ども①は英語が教科化となった初年度に授業を受けましたが、【楽しい英会話教室のような雰囲気】といった感じでした。

ただ、他の教科と同じようにカラーテストも受けます。

しかも、漢字練習のように英単語練習をして暗記するということもしないけれどテストでは英単語の書き取り問題が出ています。

例えば、本、ボール、サッカーなどを英語で書くといった問題です。

 

授業で取り扱う英単語や英語表現を暗記するような宿題はないのですが、やはり暗記していないとテストで高得点が取りにくいと感じました。

また、リスニングテストも行われるので、【英単語や英語表現を覚えていない】【英語で何を言っているのか分からない】という子にとって、小学校時代の英語は英語嫌いを加速させてしまいます。

しかも、中学英語は牧歌的な小学英語とは異なり、昔と変わらず英文法を主体とした英語の授業が行われます。

小学校2年間で英語を学んできているので、昔のように中学1年生の最初の英語はアルファベットの練習、数字や簡単な英単語を覚えるという時間がガッツリ削られています。

小学英語と中学英語は学び方が異なるので、【中学もユルフワになっている】とは絶対に思わないでください。

すでに英語を勉強しているという前提で文法メインでありつつ、リスニング、スピーキングも普通に行われる、親世代よりも数段難化している英語です。

小学生の頃からドリルなどを利用してアルファベット練習、英単語の練習と暗記、一般動詞とbe動詞の違いや否定文と疑問文の書き方、疑問詞疑問文など、かつての中学1年生の秋くらいまでの内容を小学生の間に勉強していると中学での英語の勉強がだいぶ楽になります。

 

数学の予習をしておくと楽

さて、英語の予習が大切だということを話してきましたが、数学も予習をしていくと学校の授業が復習になるので理解が深まり、定期テストで良い点数を取ることや、授業中に発言するなど積極的な姿勢を見せることができます。

中学1年生の数学の最初の頃は【正の数・負の数】【文字式】と【方程式】を学びます。

計算の分野なので、簡単そうに見えますが、【なぜこうなるのか】という説明や自然数、絶対値、指数という専門用語を扱うので思考力、読解力が不足している子だとすんなり理解することができません。

定期テストでも計算を解く問題だけでなく、式の性質を説明させるという問題も出題される学校もあります。

正の数と負の数では、マイナスの数の計算でプラスになるかマイナスになるか混乱する子もいますし、文字式ではアルファベットを使う計算問題を解くので英語が書けないと問題を解くのも嫌になります。

また、塾では毎年のように文字式で分数の割り算を解くとアルファベットがあることで【どう計算すれば良いのか分からない】と戸惑う子がいました。

 

小学校1年生の時と同じように、入学したばかりの頃は数字に関することを学んでいきますが、内容もグンと難しくなりますし、今の学習指導要領では【考えさせる】【なぜこうなるのか書かせる】という勉強の仕方になっているので、チンプンカンプンになる子は増えると個人的には思ったりもしています。

小学校の算数に苦労しているわけではないのであれば、小学校6年生の秋くらいから少しずつ数学の予習をしていくと中学に入ってから数学で無双に近い状態になれると思います。

中学では小学校の頃のように毎日宿題でプリントが出されるわけでもなく、強制的に学校側が勉強させるということもしなくなります。

数学は出来不出来がかなり広がる教科です。

自学自習できるかどうかで数学をどのくらい理解できるか、点数がどのくらい取れるか左右されるので【数学の予習をする】というのは華々しい中学デビューを目指すのであればやっていて損はしません。

 

学習計画を考える練習をする

ところで、中学進学に向けて絶対に小学生の頃から意識して欲しいと思うのが【学習計画を考える】ということです。

自学自習ができるかどうかで成績が決まるくらい、勉強に関しては子ども本人の考え方が極めて重要になってきます。

テストも小学生の時のように【単元が終わったらすぐに勉強する】というわけではなく、予め決まった日程で行われ、テスト範囲も広いです。

テストで良い点数を取りたいのであれば【毎日忙しくても継続して勉強する】【テストに向けて各教科の学習計画を考える】というのは欠かせません。

我が家でも、子ども①がノープランで挑んだテストとしっかり対策を考えて挑んだテストでは結果が全く違うものになりました。

中学受験を予定していなければ、勉強における計画性の大切さというのは小学生時代はあまり深く考えることはしません。

ただ、学区の中学に進学する子でも中学生になれば【計画を考えることの重要性】を痛感することになります。

 

しかも、中学生になったら勝手に学習計画を立てられるわけでもありません。

計画を考えるにはどうすればよいのか、ということから始めていかないと【自分に合った学習計画】を作ることもできないので、小学生の頃から【次の漢字テストで満点を取るにはどうすればよいか】といった具合に目標に向かってどう努力をしていくか考える機会を作っていきましょう。

手帳を使って計画を考えることから始めるのはちょっと難易度が高いので、まずは近々行われるテストで高得点を取る、満点を取るための学習計画を親子で話し合いをして作るということをしてみてください。

とにかく、小学校と中学校とでは学校生活もガラリと変わるので、すんなり適応できる対策を実行していきましょう。

 

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