【小4・小5向け】中学数学でつまずかないための算数の仕上げ方 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【小4・小5向け】中学数学でつまずかないための算数の仕上げ方

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今回は【【小4・小5向け】中学数学でつまずかないための算数の仕上げ方】と題し、お話していきます。

 

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【中学校に入ってから急に数学が苦手になった】という子は少なくありません。

しかし、その原因は中学校で初めて数学を学ぶからではなく、小4・小5の算数の学び方にあることがほとんどです。

実際、中学数学でつまずく子の多くは、小学生の頃から【答えを出すこと】だけを目標に勉強しており、【なぜその式になるのか】を深く考える習慣が十分に身についていません。

 

小学校では、計算の速さやテストで100点を取ることが評価されやすいため、【公式を覚えれば解ける】【答えが合っていれば大丈夫】という学習になりがちです。

しかし、小4・小5になると、割合や速さ、面積、文章題など、問題の意味を理解し、図や式を使って考える力が求められる単元が増えてきます。

そして、この【考える力】が十分に育たないまま中学校へ進むと、文字式や方程式、関数といった数学の学習で大きな壁にぶつかってしまいます。

反対に、小学生のうちから【考える習慣】を身につけた子は、中学校で初めて学ぶ内容にも柔軟に対応できます。

数学を暗記科目ではなく、【ルールを理解して問題を解く教科】として楽しめるようになるからです。

 

そこで今回は、小4・小5のうちに身につけておきたい算数の学び方と、家庭でできる具体的なサポート方法を紹介します。

算数を【計算する教科】から【考える教科】へ変えることが、中学数学を得意科目にするための最も確実な準備になるのです。

 

危険信号!中学数学でつまずく子の【間違った算数の学び方】

まず、中学数学で苦手意識を持つ子は、【数学が難しいから】つまずくわけではありません。

その多くは、小学校で身についた学習習慣が、そのまま中学校では通用しなくなることが原因です。

つまり、数学での失敗は、中学校に入ってから始まるのではなく、小4・小5の算数の学び方にすでに芽があるのです。

小学校では、テストで正解することや計算を速く終わらせることが評価される場面が多くあります。

そのため、【公式を覚えて当てはめる】【暗算で素早く答えを出す】【答えが合っていればそれで終わり】という勉強法でも、ある程度の成績を取ることができます。

しかし、高学年になるにつれて文章題や割合、速さなど、考え方を理解していなければ解けない問題が増え、中学校では文字式や方程式、関数といった、さらに論理的な思考を必要とする内容へと発展していきます。

 

この変化に対応できる子は、算数を【考える教科】として学んできた子です。

一方で、答えだけを追い求める学習を続けてきた子は、新しい単元に入るたびに【覚えることが多すぎる】と感じ、数学への苦手意識を強めてしまいます。

 

ここでは、中学数学でつまずきやすい子どもに共通する三つの学習習慣を紹介します。

もし当てはまるものがあっても心配はいりません。

小4・小5は学び方を修正する絶好のタイミングです。

今のうちに正しい学習習慣へ切り替えることが、数学を得意科目にする大きな第一歩になります。

 

NG①【く・も・わ】【み・は・じ】などの公式丸暗記に頼っている

【く・も・わ】【み・は・じ】といった公式の覚え方は、小学生にとって便利な道具です。

短時間で公式を思い出せるため、基本問題を解く助けになります。

しかし、この語呂合わせだけに頼った学習を続けていると、中学校の数学で大きな壁にぶつかる可能性があります。

その理由は、公式は【答えを出すための魔法】ではなく、【考え方を整理した結果】だからです。

たとえば、速さの問題では、【速さ=道のり÷時間】という公式だけを覚えていても、【なぜ割り算になるのか】が理解できていなければ、問題の条件が少し変わっただけで対応できません。

割合も同じです。

【割合=比べる量÷もとにする量】という形だけを暗記していても、【もとにする量】が何なのかを見抜けなければ、正しい式は立てられません。

 

数学では、公式そのものよりも、【どのような考え方でその式が生まれたのか】を理解する力が求められます。

文字式や方程式を学ぶようになると、公式をそのまま当てはめる場面は減り、自分で式を組み立てる場面が増えていくからです。

家庭では、【公式を覚えた?】ではなく、【どうしてこの公式になるのかな?】と問いかけてみましょう。

線分図や面積図を使いながら説明させることで、公式の意味が理解できるようになります。

公式はゴールではなく、考えるための道具です。

小4・小5のうちに【覚える算数】から【理解する算数】へ切り替えられれば、中学数学はぐっと分かりやすくなります。

 

NG② 計算プロセスを書かず、暗算や【走り書き】で済ませている

計算が速い子ほど、【途中式を書かなくても解ける】と考えがちです。

暗算で答えを出したり、紙に最小限の数字だけを書いたりして問題を解く姿は、一見すると能力が高いようにも見えます。

しかし、小4・小5以降は、この学習習慣が大きな弱点になることがあります。

中学校の数学では、答えだけでなく【どのように考えたか】が重要になります。

文字式や方程式、関数などでは、途中式を書きながら論理的に考えを整理しなければ、複雑な問題を正確に解くことはできません。

また、途中式が残っていなければ、間違えたときにどこでミスをしたのかを振り返ることもできません。

 

さらに、暗算だけに頼る子は、自分の頭の中だけで考えようとするため、問題が難しくなるほど思考が整理できなくなります。

一方で、途中式を書く習慣がある子は、自分の考えを紙の上に整理しながら進められるため、落ち着いて問題に向き合うことができます。

家庭では、【途中式も見せてね】と声をかけることを習慣にしましょう。

字のきれいさよりも、【どの順番で考えたか】が分かることを大切にしてください。

余白を十分に使い、計算や図を書きながら考えることが、数学的思考を育てます。

途中式は、採点者のために書くものではありません。

自分自身の思考を整理し、間違いを発見し、より良い解き方を見つけるための大切な道具です。

その価値を小学生のうちに理解できれば、中学数学でも大きな武器になります。

 

NG③【正解・不正解】だけにこだわり、思考の過程を振り返らない

【100点だった】【1問間違えた】という結果だけで学習を終えてしまう子は、中学数学で伸び悩みやすい傾向があります。

もちろん、正解することは大切です。

しかし、本当に学力が伸びる子は、答えよりも【どう考えたか】に目を向けています。

たとえば、間違えた問題があったとき、【計算ミスだった】で終わらせるのではなく、【問題文を読み違えた】【図を書けば分かったかもしれない】【割合の意味を勘違いしていた】と原因を分析します。

この振り返りがあるからこそ、同じミスを繰り返さず、少しずつ思考力が育っていくのです。

 

一方で、結果だけを気にする子は、【合っていれば成功、間違えれば失敗】という考え方になりがちです。そのため、難しい問題に挑戦することを避けたり、失敗を恐れたりするようになります。

しかし、数学は試行錯誤を重ねながら考える教科です。

失敗の中にこそ、大きな学びがあります。

親も、【何点だった?】だけではなく、【どの問題が一番考えさせられた?】【どこで迷ったの?】と声をかけてみましょう。考えた過程を話す習慣が、論理的思考力を育てます。

正解は、学習のゴールではありません。

自分の考え方を振り返り、次に生かすことこそが、本当のゴールです。

小4・小5のうちから【結果】ではなく【思考の質】を大切にする習慣を身につけることで、中学校でも数学を楽しみながら学び続けられる力が育っていくのです。

 

中学数学へスムーズにバトンをつなぐ【3つの算数仕上げ術】

さて、小4・小5は、中学校の数学へ向けた【準備期間】といえる大切な時期です。

この時期にどのような学習習慣を身につけるかによって、中学校で数学を得意科目にできるか、それとも苦手意識を持ってしまうかが大きく変わります。

だからこそ、計算の速さやテストの点数だけを見るのではなく、【考え方】を育てることを意識した学習へ切り替える必要があります。

中学校の数学では、文字式や方程式、関数、図形の証明など、【なぜそうなるのか】を筋道立てて考え、説明する力が求められます。

そのため、小学生のうちから図や式を使って考えを整理し、自分の言葉で説明する習慣がある子は、新しい単元にも戸惑うことなく取り組めます。

 

一方で、公式を当てはめることだけに慣れてしまった子は、考え方を問われる問題で苦戦しやすくなります。

幸い、小4・小5は学び方を変えるには最適な時期です。特別な教材や難しい先取り学習は必要ありません。

普段使っている教科書や問題集を活用しながら、学習の進め方を少し工夫するだけでも、思考力は大きく伸ばすことができます。

 

ここでは、中学数学へスムーズにつなげるために家庭で実践したい三つの【算数仕上げ術】を紹介します。

問題を図で考える習慣、自分の言葉で説明する力、そして中学校で最も重要になる割合と速さの理解。

この三つを身につけることで、【計算ができる子】から【数学が得意な子】へと大きく成長していけるでしょう。

 

仕上げ①【言葉】と【図】で問題文をビジュアル化する

小4・小5の算数で学力が大きく伸びる子は、問題を読んですぐに計算を始めません。

まず、【どんな状況なのか】を頭の中で整理し、それを線分図や面積図、簡単なイラストなどで表します。

つまり、文章を【見える形】に変えてから考える習慣が身についているのです。

たとえば、割合の問題では、【もとにする量】【比べる量】【割合】の関係を線分図にすると、それぞれの位置づけが一目で分かります。

速さの問題でも、【道のり】【速さ】【時間】の関係を図にすると、どの数量を求めるのかが明確になります。

図を描くことで情報が整理され、公式を思い出すのではなく、自分で式を組み立てられるようになります。

 

一方で、図を描く習慣がない子は、文章だけを読んで考えようとするため、条件を読み違えたり、必要な情報を見落としたりしやすくなります。

応用問題になるほど、この差は大きく広がっていきます。

家庭では、【図を書いてみようか】と一声かけるだけで十分です。

きれいな図を描く必要はありません。自分が理解できる簡単な線や四角だけでも、思考を整理する効果は十分あります。

中学校の数学でも、関数のグラフや図形、証明問題など、【図で考える力】は何度も必要になります。

小学生のうちから文章を図へ置き換える習慣を身につけることが、数学的思考力を育てる大きな土台になるのです。

 

仕上げ②【なぜこの式になるのか】を親に逆授業させる

算数の理解を深める最も効果的な方法の一つが、【人に説明すること】です。

問題を解けるだけでは、本当に理解しているとは限りません。

しかし、自分の言葉で【なぜこの式になるのか】を説明できるようになれば、その知識は確かなものになります。

家庭でおすすめしたいのが、【逆授業】です。

親が【先生】になるのではなく、【分からない生徒役】になり、【この問題、どうしてこの式になるの?】と子どもに教えてもらいます。

すると子どもは、【ここがもとにする量だから】【割合は比べる量をもとにする量で割るから】と、自分の頭の中を整理しながら説明しようとします。

 

もし説明が途中で止まってしまっても心配はいりません。

そのときは、【どこまで分かっている?】【図を描くと説明しやすいかな?】と質問を返してあげましょう。答えを教えるのではなく、考えるきっかけを与えることが重要です。

この習慣は、数学だけでなく国語や理科など、すべての教科に役立ちます。

説明する力は、論理的思考力そのものだからです。

また、【人に教えられた】という成功体験は自信にもつながります。

親が教え込むよりも、子どもが教える立場になる時間を増やすこと。

それが、【分かったつもり】を【本当に理解した】へ変える近道です。

家庭を小さな教室に変えるこの習慣が、中学数学で必要になる説明力と思考力を育ててくれるでしょう。

 

仕上げ③【割合】と【速さ】だけは完璧にして小6を迎える

小学校算数の中でも、中学校の数学へ最も大きな影響を与える単元が【割合】と【速さ】です。

この二つを十分に理解しないまま小学校を卒業すると、文字式や方程式、関数といった中学数学の多くの単元で苦戦する可能性が高くなります。

割合は、【数量同士の関係】を考える力を育てる単元です。

【もとにする量】【比べる量】【割合】の関係を理解している子は、文字を使った式にも自然に対応できます。

一方、公式だけで解いてきた子は、文字が入った途端に何を表しているのか分からなくなってしまいます。

 

速さも同様です。

【速さ=道のり÷時間】という公式を暗記するだけではなく、【三つの数量がどう関係しているのか】を理解することが重要です。

この考え方は、比例・反比例や関数の学習にもそのままつながります。

家庭では、新しい問題集を増やすよりも、割合と速さの単元を繰り返し復習することをおすすめします。

間違えた問題は、図を描きながらもう一度考え、【なぜこの式になるのか】を説明できるまで取り組みましょう。

小6になる前に、この二つの単元を【説明できるレベル】まで仕上げておけば、中学校で学ぶ数学の理解は格段にスムーズになります。

先取り学習を急ぐよりも、土台となる単元を深く理解することこそが、中学数学で大きく伸びるための最も確実な近道です。

 

数学が得意な子に育てる【家庭学習の関わり方】

ところで、算数や数学が得意な子を育てるために、本当に必要なのは高価な教材や難しい先取り学習ではありません。

毎日の家庭での声掛けや学習への関わり方こそが、子どもの【考える力】を大きく左右します。

同じ問題集を使い、同じ学校へ通っていても、数学を好きになる子と苦手になる子がいるのは、この家庭での関わり方に違いがあるからです。

数学は、答えを覚える教科ではなく、考え方を積み重ねる教科です。

そのため、【何点取れたか】【正解したか】だけを評価する家庭では、子どもは失敗を恐れるようになり、難しい問題へ挑戦しなくなります。

一方、【どう考えたの?】【面白い考え方だったね】と思考の過程を認めてもらえる家庭では、子どもは試行錯誤することを楽しめるようになります。

 

また、途中式や図を丁寧に残す習慣、間違いを振り返る習慣も、家庭で少し意識するだけで身につけることができます。

こうした学習習慣は、小学校だけで役立つものではありません。

中学校の数学はもちろん、高校や大学受験、さらには社会に出てから問題を解決する力にもつながる、一生の財産になります。

 

ここでは、数学が得意な子の家庭で実践されている三つの関わり方を紹介します。

親が【教える人】ではなく、【考える力を育てる伴走者】になることで、子どもは自分で学び、自分で成長する力を身につけていくでしょう。

 

①答えではなく【考えたプロセスの美しさ】を褒める

家庭で【100点だったね】【全部正解ですごいね】と結果を褒めることは、自然なことです。

しかし、数学が得意な子を育てる家庭では、それ以上に【どう考えたのか】というプロセスを大切にしています。

なぜなら、数学は答えを覚える教科ではなく、筋道を立てて考える教科だからです。

たとえば、答えが間違っていたとしても、【図を描いて考えたんだね】【途中まではいい考え方だったね】と思考の過程を認めてもらえた子は、【次はどこを直せばいいのだろう】と前向きに考えられます。

一方で、正解か不正解だけで評価される子は、【間違えることは悪いこと】と感じ、難しい問題への挑戦を避けるようになってしまいます。

 

また、一つの問題に対して複数の解き方があることも数学の魅力です。

【その考え方は面白いね】【別の方法でも解けそうだね】と声をかけることで、子どもは柔軟な発想を楽しめるようになります。

これは、中学校以降の証明問題や応用問題にも大きく役立ちます。

家庭では、【何点だった?】よりも、【今日はどの問題が一番考えさせられた?】と聞いてみましょう。

その一言だけでも、子どもの意識は【結果】から【思考】へ変わっていきます。

数学が得意な子は、間違えない子ではありません。

考えることを楽しみ、自分なりの方法を試しながら成長していく子です。

親がプロセスを認める関わり方を続けることで、子どもは安心して挑戦し続けられるようになるでしょう。

 

②【余白】を贅沢に使う途中式ノートの書き方を習慣化する

算数や数学が得意な子のノートには、一つの共通点があります。

それは、【余白】がたくさんあることです。

一見するとスペースを無駄に使っているように見えますが、実はその余白こそが、考えるための大切な空間になっています。

途中式をぎっしり詰め込んで書いたり、暗算で済ませたりすると、自分でも何を考えていたのか分からなくなります。

計算ミスを見つけることも難しく、間違いの原因を振り返ることもできません。

一方、余白を十分に使って途中式を書けば、考え方が整理され、見直しもしやすくなります。

 

また、途中式の横に簡単な図やメモを書き込む習慣もおすすめです。

【ここがもとにする量】【この線分が全体】など、一言添えるだけでも理解が深まります。

中学校では、文字式や方程式、証明問題など、思考を紙の上で整理する場面がさらに増えていきます。その土台となるのが、小学生のうちから身につけるノートの使い方です。

家庭では、【もっと小さく書きなさい】ではなく、【広く使って考えよう】と伝えてみましょう。

ノートはきれいに埋めるものではなく、考えるための道具です。

余白を使うことは決して無駄ではありません。

ノートの書き方は、小さな習慣のように見えます。

しかし、その積み重ねが論理的思考力を育て、中学校以降の数学を支える大きな力になります。

考えた跡が残るノートは、子どもの成長そのものを記録する大切な財産なのです

 

③間違いを【数学が得意になるための宝物】と位置づける

【また間違えたの?】【どうしてこんなミスをしたの?】という言葉は、子どものやる気を大きく下げてしまいます。

もちろん、親に悪気はありません。

しかし、数学が得意な子の家庭では、間違いを失敗ではなく、【成長するための材料】と考えています。

数学では、一度も間違えずに上達する人はいません。

むしろ、どこで考え違いをしたのかを分析し、次に同じミスを繰り返さないようにすることが、本当の学力につながります。

間違えた問題には、【何が理解できていなかったのか】という大切な情報が詰まっているのです。

 

たとえば、【計算ミスだったね】で終わらせるのではなく、【どうしてこの計算になったのかな】【問題文のどこを勘違いしたんだろう】と一緒に振り返ってみましょう。

原因が分かれば、同じ失敗を防ぐ方法も見えてきます。

 

また、【この問題は難しかったから間違えて当然だね】【ここで間違えられてよかったね】と声をかけることで、子どもは失敗を恐れずに挑戦できるようになります。

この姿勢は、中学校で応用問題に取り組むときにも大きな力になります。

親の役割は、間違いを減らすことではありません。

間違いから学ぶ方法を教えることです。

数学は答えを競う教科ではなく、考え方を磨く教科です。

小4・小5のうちから【間違いは宝物】という考え方が家庭に根づけば、子どもは失敗を恐れず、自分で考え続ける力を身につけます。

その積み重ねが、中学校、高校、そして将来にわたって役立つ本物の数学力を育ててくれるのです。

 

算数から数学へ!【自分で考えて解く楽しさ】をプレゼントしよう

小4・小5の算数は、中学校の数学へ向かうための大切な土台づくりの時期です。

この時期に身につけた学習習慣は、中学校に入ってからの数学の理解度を大きく左右します。

だからこそ、目先のテストの点数や計算の速さだけではなく、【考える力】を育てることを意識した家庭学習が何より重要になります。

 

中学数学でつまずく子は、公式を丸暗記し、途中式を書かず、答えだけを追い求める学習に慣れてしまっていることが少なくありません。

一方、数学が得意になる子は、図を使って問題を整理し、【なぜこの式になるのか】を自分の言葉で説明し、割合や速さといった重要単元を深く理解しています。

そして、家庭では答えだけでなく考えた過程を認められ、間違いを成長のチャンスとして前向きに受け止める環境があります。

親ができることは、難しい問題を教えることではありません。

【どう考えたの?】【なぜその式になったの?】と問いかけ、子どもが自分の考えを言葉にできるよう支えることです。

その積み重ねが、論理的思考力を育て、自分で課題を解決する力へとつながっていきます。

算数は、単なる計算の教科ではありません。

筋道を立てて考え、自分なりの答えを導き出す力を育てる教科です。

小4・小5の今だからこそ、【正解すること】だけを目標にするのではなく、【考えることは面白い】と感じられる学習環境を整えてあげましょう。

 

算数から数学へ。

この大切な橋渡しの時期に、【自分で考えて解く楽しさ】という一生の財産を、ぜひ子どもへプレゼントしてください。

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