友達の影響で【勉強しない派】に?小学生の交友関係と親の距離感 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

友達の影響で【勉強しない派】に?小学生の交友関係と親の距離感

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今回は【友達の影響で【勉強しない派】に?小学生の交友関係と親の距離感】と題し、お話をしていきます。

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小学生の子どもが、ある日ふとこんなことを言うことがあります。

【○○くん、全然勉強してないんだって】

【みんな宿題しかやってないらしいよ】

【塾なんて行ってないって言ってた】

 

こうした言葉を聞くと、親としては少し気になるものです。

これまで普通に家庭学習をしていた子どもが、【別にやらなくてもいいんじゃない?】と言い始めたり、急に勉強へのやる気が下がったりすることもあります。

実は、この変化の背景にあることが多いのが【友達の影響】です。

小学生の時期、子どもにとって友達の存在はとても大きくなります。

親の言葉よりも、同じ立場の友達の言葉のほうが心に残ることも珍しくありません。

とくに【勉強してない】という言葉には、どこか魅力的な響きがあります。努力していないのにできる、頑張っていないのに問題ない、という雰囲気が子ども同士の間で一種の価値観として広がることがあるのです。

 

その結果、本当は勉強が嫌いではない子でも、周囲の空気に合わせて【勉強しない側】に寄っていくことがあります。

親から見ると心配になる変化ですが、ここで強く否定したり、友達関係に踏み込みすぎたりすると、かえって子どもの心が離れてしまうこともあります。

大切なのは、友達の影響を理解したうえで、家庭としてどんな距離感で関わるかを考えることです。

そこで、子どもが【勉強しない派】に引っ張られてしまう理由と、親が取るべき関わり方について考えていきます。

 

なぜ【勉強しない派】に引っ張られてしまうのか

まず、小学生の子どもが友達の影響を受けるのは、ごく自然なことです。

むしろ、友達の存在を通して社会性を学び、人との関係の中で自分の立ち位置を見つけていく大切な時期でもあります。

ところが、その影響が勉強習慣にまで及ぶと、親としては少し心配になることがあります。

これまで当たり前のように机に向かっていた子どもが、【別にやらなくてもいいんじゃない?】と言い始めたり、【みんなそんなに勉強してないよ】と言い訳のような言葉を口にしたりすることもあるからです。

親から見ると、【なぜ友達の言葉だけでそんなに変わるのだろう】と不思議に感じるかもしれません。

しかし、子どもにとって友達は、単なる遊び相手ではありません。

同じ時間を学校で過ごし、同じ経験を共有する仲間の存在です。

その仲間の価値観や行動は、思っている以上に強い影響力を持っています。

 

とくに小学生の世界では、【みんなと同じでいること】が安心感につながります。

周囲と違う行動を取ることには勇気が必要で、ときには居心地の悪さを感じることもあります。

そのため、子どもは無意識のうちにグループの空気に合わせようとします。

その結果、本当は勉強を続けたいと思っていても、【自分だけ頑張っていると思われたくない】という気持ちが働くことがあります。

では、なぜ子どもはそこまで友達の空気に引っ張られてしまうのでしょうか。

ここでは、その背景にある三つの心理を見ていきます。

 

①【努力=かっこ悪い】という謎の美学

子ども同士の世界には、大人から見ると少し不思議に感じる価値観が生まれることがあります。その一つが、【努力していることを見せるのはかっこ悪い】という空気です。

たとえば、テストで良い点を取った子が【全然勉強してないよ】と言ったり、【昨日ちょっと見ただけ】と軽く流したりする場面を聞いたことがあるかもしれません。

本当はそれなりに努力している場合でも、それを正直に言わないことが珍しくないです。

小学生の友達関係の中では、【頑張っている姿】をそのまま見せるよりも、【とくに努力していないけどできる】という雰囲気のほうが、なぜかかっこよく見えることがあります。

努力を強調すると【真面目すぎる】と思われるのではないか、からかわれるのではないか、という不安が働くこともあるからです。

そのため、勉強をしている子どもでも、友達の前ではそれを隠すようになります。

 

このような空気が広がると、【勉強している人は特別な人】という見方が生まれてしまうことがあります。

すると、本当はコツコツ学習していた子でも、【自分だけ頑張っていると思われたくない】という気持ちから、少しずつ勉強量を減らしてしまうことがあります。

友達との関係を守るために、行動を合わせてしまうのです。

親から見ると【勉強することは良いこと】と思えるかもしれません。

しかし、子どもにとっては、友達の中でどう見られるかも大きな問題です。

こうした独特の空気が、知らないうちに【勉強しない派】に引っ張られてしまう理由の一つになっているのです。

 

②同調圧力という名の【生存戦略】

子どもが友達の影響を強く受ける背景には、【同調圧力】と呼ばれる心理があります。

これは簡単に言えば、【周囲と同じでいたい】という気持ちです。

人は集団の中で生活する生き物であり、仲間から外れることに不安を感じる傾向があります。

大人でも、職場やコミュニティの空気に合わせて行動することがありますが、子どもにとってはその影響がさらに強く働きます。

たとえば、友達グループの中で【勉強なんてしてないよ】という会話が当たり前になっていると、その空気の中で【自分は毎日勉強している】と言うのは簡単ではありません。

からかわれるかもしれない、浮いてしまうかもしれない、という不安が生まれるからです。

すると子どもは、無意識のうちに周囲の行動や発言に合わせようとします。

 

これは決して弱い心ではなく、むしろ集団の中でうまく生きるための自然な行動とも言えます。

仲間との関係を守るために、同じ価値観を共有しようとするのです。

しかし、この同調が続くと、最初は言葉だけだったものが、次第に行動にも影響を与えていきます。

【みんなやっていないから自分もやらなくていい】という感覚が生まれ、少しずつ勉強習慣が弱まっていくことがあります。

親から見ると、【どうして周りに流されるのだろう】と感じるかもしれません。

しかし子どもにとっては、友達グループの中で安心して過ごすことも大切なテーマです。

そのため、同調圧力はときに【生存戦略】のように働くことがあるのです。

 

③親への小さな反抗の拠り所

小学校高学年に近づくにつれて、子どもは少しずつ【自分で考えたい】という気持ちを強くしていきます。これまで当たり前のように聞いていた親の言葉にも、【本当にそうなのかな】と疑問を持つようになる時期です。

これは反抗というよりも、自立に向かう自然な成長の一つと言えるでしょう。

そんなとき、友達の存在は子どもにとって大きな意味を持ちます。

友達は親とは違う価値観を持ち、学校という同じ環境の中で日々を過ごしている仲間です。

そのため、【みんなそんなに勉強してないよ】という友達の言葉は、子どもにとってとても説得力を持つことがあります。

 

親が【毎日少しずつ勉強しよう】と言っているときに、友達が【宿題しかやってないよ】と言っていると、【じゃあ自分もそれでいいかもしれない】と感じることがあります。

このとき、友達の意見は単なる情報ではなく、親のルールから少し距離を取るための理由として機能することがあります。

もちろん、これは激しい反抗ではありません。

むしろ、【親の世界】だけではなく【友達の世界】にも自分の居場所を見つけようとする自然な動きです。

ただし、このタイミングで親が強く否定してしまうと、子どもはますます友達側に気持ちを寄せてしまうことがあります。

子どもにとって友達は、自分の世界を広げる存在でもあります。

だからこそ、親はその影響を単純に悪いものと決めつけるのではなく、成長の過程として理解する視点を持つことが大切なのです。

 

逆効果!親がやってはいけない【3つのタブー】

さて、子どもが友達の影響を受けて【勉強しない派】の空気に引っ張られているように見えると、親としてはどうしても心配になります。

これまで続いていた勉強習慣が崩れてしまうのではないか、学力が下がってしまうのではないか、と不安になるのは当然のことです。

そのため、多くの親は何とか軌道修正しようとして、子どもに強く注意したり、友達関係について口を出したりすることがあります。

 

しかし、ここには注意が必要です。

子どもにとって友達はとても大切な存在であり、その関係に親が強く踏み込むと、かえって逆効果になることがあるからです。

友達を否定されたと感じた瞬間、子どもは親よりも友達側に気持ちを寄せてしまうことがあります。

そして【どうせ親は分かってくれない】と感じてしまうと、家庭での会話も減り、勉強について話す機会も少なくなってしまいます。

 

つまり、親が焦って取った行動が、結果として子どもの気持ちを遠ざけてしまうことがあるのです。

これは決して珍しいことではなく、多くの家庭で起こりがちなパターンでもあります。

大切なのは、子どもの交友関係を尊重しながら、家庭としての軸を保つことです。

そのためには、避けたほうがよい関わり方を知っておくことも重要になります。

ここでは、親がついやってしまいがちな【三つのタブー】について見ていきます。

 

①友達の【否定】と【選別】

子どもが友達の影響で勉強に消極的になっているように見えると、親としてはついその友達を問題視したくなることがあります。

【あの子と遊ぶと勉強しなくなる】【あの子とは付き合わないほうがいいんじゃない?】といった言葉をかけてしまうこともあるかもしれません。

しかし、こうした友達の否定や選別は、多くの場合逆効果になりやすい対応です。

子どもにとって友達は、学校生活の中心とも言える存在です。

一緒に遊び、同じ教室で過ごし、日々の出来事を共有する仲間でもあります。

そのため、親がその友達を否定すると、子どもは【自分の世界を否定された】と感じてしまうことがあります。

すると、防衛反応のように友達をかばい、親の言葉を受け入れなくなることも少なくありません。

 

さらに、【あの子とは遊ばないで】といった直接的な制限は、子どもの気持ちをより友達側に傾けてしまうことがあります。

禁止されるほど、かえって関係を守ろうとする心理が働くこともあるからです。

もちろん、親として気になる友達がいること自体は自然なことです。

しかし、大切なのは、友達そのものを否定するのではなく、子ども自身の行動に目を向けることです。

【あなたはどうしたいと思うの?】と問いかけることで、子どもが自分で考える余地を残すことができます。

友達関係は、子どもが人間関係を学ぶ大切な経験でもあります。

その世界を頭ごなしに否定してしまうと、親子の信頼関係まで揺らいでしまうことがあるのです。

 

②【比較】という名のガソリン

子どもの勉強習慣が気になったとき、親がついやってしまいがちなのが【他の子との比較】です。

たとえば、【○○ちゃんは毎日ちゃんと勉強しているらしいよ】【あの子は塾にも行って頑張っているみたいだね】といった言葉です。

親としては、良い例を示すことで子どもに刺激を与えたいという気持ちかもしれません。

しかし、こうした比較は多くの場合、子どものやる気を高めるどころか、逆に火に油を注ぐ結果になりやすいのです。

子どもにとって友達は、単なる比較対象ではなく大切な仲間です。

そのため、誰かを引き合いに出されると、【自分は否定されている】と感じてしまうことがあります。

さらに、【あの子はできるけど、自分は違う】と思い込んでしまうと、自信を失い、勉強への意欲も下がってしまうことがあります。

 

また、比較は子どもの中に反発心を生むこともあります。

【どうせ自分は○○じゃないし】と心を閉ざしてしまったり、【じゃあその子の子どもになればいいじゃん】といった強い反発につながることもあります。

こうした状態になると、親の言葉はアドバイスではなく圧力として受け取られてしまいます。

さらに問題なのは、比較は子どもの心の中で【勉強=評価されるもの】というイメージを強めてしまうことです。

すると勉強は自分の成長のためではなく、誰かと比べられるためのものになってしまいます。

親としては励ましのつもりでも、その言葉が子どもにとってプレッシャーになってしまうことがあるのです。

 

③監視の強化とスマホ没収

子どもの勉強習慣が崩れそうだと感じたとき、親が取りやすい行動の一つが【管理を強めること】です。

【ちゃんと勉強しているか】を頻繁に確認したり、勉強時間を細かく決めたり、ゲームやスマホを取り上げたりする方法です。

短期的には勉強時間が増えることもあるため、効果があるように見えることもあります。

しかし、この方法が長く続くと、思わぬ副作用が生まれることがあります。

まず、子どもは【勉強は監視されないとやらないもの】という感覚を持ちやすくなります。

本来、勉強は自分の理解を深めるための活動ですが、管理が強くなると【やらされている作業】に変わってしまいます。

その結果、親の目があるときだけ机に向かい、見ていないときはやらないという状態が生まれやすくなります。

 

また、スマホやゲームの没収だけで問題を解決しようとすると、子どもの中に強い不満が残ることもあります。

【どうして自分だけ制限されるのか】【友達は普通に使っているのに】という思いが募ると、勉強そのものへの反発につながることがあります。

さらに、監視が強くなるほど、子どもは親に本音を言わなくなることがあります。

勉強について話すと怒られる、管理される、と感じると、会話そのものを避けるようになるからです。

もちろん、ルールを決めること自体は悪いことではありません。

ただし、それが【監視】や【取り締まり】になってしまうと、子どもの自主性は育ちにくくなります。

大切なのは、管理で動かすのではなく、子どもが自分で行動を選べる余地を残すことなのです。

 

自走力を守る!【賢い親】の絶妙な距離感

ところで、子どもが友達の影響を受けること自体は、決して特別なことではありません。

むしろ、人との関係の中で価値観を学び、自分の考えを形づくっていく大切な過程とも言えます。

そのため、友達の存在を完全にコントロールしようとすることは現実的ではありませんし、無理に介入するとかえって親子関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。

大切なのは、友達の影響を完全に排除することではなく、その中でも子どもが自分の軸を持てるように支えることです。

つまり、親がすべてを管理するのでも、完全に放任するのでもなく、【ほどよい距離感】で関わることが求められます。

この距離感こそが、子どもの自走力を守るうえで大きな意味を持ちます。

 

小学生の子どもは、まだ自分の価値観が固まりきっていません。

そのため、周囲の空気に影響されることもありますが、一方で家庭の雰囲気や親の姿勢からも多くのことを学んでいます。

家庭が安心できる場所であり、親が冷静に見守ってくれていると感じられれば、子どもは外の世界で迷ったときにも戻ってくる場所を持つことができます。

では、子どもの交友関係を尊重しながら、勉強への姿勢や自走力を守るためには、親はどのように関わればよいのでしょうか。

ここでは、子どもの成長を支える【賢い親の距離感】について、三つの視点から考えていきます。

 

①【家】を安全なシェルターにする

子どもが友達の影響を受けて【勉強しない派】の空気に引き込まれそうになったとき、親がまず意識したいのは、家庭を安心できる場所にしておくことです。

言い換えれば、家を【安全なシェルター】にするということです。

学校や友達の世界は、子どもにとってとても刺激的である一方、気を使う場面も多くあります。

友達に合わせたり、周囲の空気を読んだりしながら過ごす中で、子どもは知らないうちに小さなストレスを抱えていることも少なくありません。

そんなとき、家に帰るとすぐに【勉強したの?】【ちゃんと宿題やった?】と詰められる環境だと、子どもは心を休める場所を失ってしまいます。

 

一方で、家が安心できる場所であれば、子どもは自分の気持ちを少しずつ外に出せるようになります。

たとえば、学校であった出来事を自然に話したり、【今日は勉強する気分じゃない】と本音をこぼしたりすることもあるでしょう。

こうした会話が生まれる環境は、実はとても大切です。

なぜなら、子どもが自分の状態を言葉にできる家庭では、問題が深刻になる前に親子で共有できるからです。

もちろん、【何もしなくてもいい】という意味ではありません。

ただ、最初から正論や指導をぶつけるのではなく、まずは子どもが安心して戻ってこられる場所をつくることが重要です。

安心できる家庭があるからこそ、子どもは外の世界で迷ったときに立ち止まり、自分の行動を見直すことができるのです。

勉強への姿勢を育てる土台は、実はこうした心理的な安心感の中でこそ作られていきます。

だからこそ、家庭は【管理する場所】ではなく、【戻ってこられる場所】であることが大切なのです。

 

②子どもにとっての【第3の場所】を確保する

子どもが友達の影響を強く受けてしまう背景には、生活の中で触れる価値観が限られていることがあります。

学校では同じクラスの友達と過ごし、放課後も同じ仲間と遊ぶ。

すると、そのグループの空気が【当たり前】になりやすくなります。

もしその空気が【勉強なんてしなくていい】【努力はかっこ悪い】という方向に傾いていると、子どもは知らないうちにその価値観に引き込まれてしまうことがあります。

そこで大切になるのが、学校でも家庭でもない【第3の場所】を子どもの生活の中に用意することです。

第3の場所とは、塾や習い事、図書館、スポーツチーム、地域の活動など、学校とは別のコミュニティのことを指します。

そこでは、学校とは違う友達や大人と出会うことができます。

こうした場所があると、子どもは【世の中にはいろいろな考え方がある】ということを自然に学びます。

勉強に前向きな友達と出会ったり、努力を大切にしている大人の姿を見たりすることで、【頑張ることは恥ずかしいことではない】という感覚が少しずつ育っていきます。

 

また、第3の場所は子どもにとって新しい役割を持てる場でもあります。

学校では目立たなくても、習い事では活躍できることもありますし、そこで自信をつけることもあります。

その経験は、【自分はこういうことができる】という自己イメージを広げてくれます。

友達の影響を完全に断ち切ることはできません。

しかし、子どもが複数の世界を持っていれば、一つの価値観に縛られにくくなります。

だからこそ、親ができる大切なサポートの一つは、子どもが安心して関われる【もう一つの世界】を用意してあげることなのです。

 

③【未来の自分】と対話させる

子どもが【勉強しない派】の友達に影響されていると感じたとき、親はつい【今すぐ勉強しなさい】と目の前の行動を変えさせようとしてしまいます。

しかし、その言葉だけでは子どもの気持ちはなかなか動きません。

なぜなら、小学生にとって【将来】はまだ遠く、実感の湧きにくいものだからです。

そこで大切になるのが、子ども自身が【未来の自分】と対話できるような関わり方です。

たとえば、【将来どんなことをしてみたい?】【もし○○ができたら楽しそうだね】といった形で、子どもの興味や夢を一緒に言葉にしていきます。

このとき重要なのは、親の理想を押しつけることではなく、子どもの想像を広げることです。

そして、その未来と今の行動をゆるやかにつなげていきます。

【それをやるには、こんな力があると役に立ちそうだね】【今の勉強って、ここにつながっているのかもしれないね】といった形で話すことで、勉強が単なる義務ではなく、自分の未来に関係するものとして少しずつ意味を持ち始めます。

 

また、こうした会話を重ねていくと、子どもは【親は自分の未来を応援してくれている】と感じやすくなります。

その感覚は、友達の影響で迷ったときの大きな支えになります。

誰かに強制されて勉強するのではなく、【自分のためにやる】という意識が少しずつ芽生えてくるからです。

友達の空気に流されそうなときこそ、目の前の行動だけを責めるのではなく、子どもが少し先の自分を思い描けるような対話を重ねること。

その時間が、子どもの自走力を静かに育てていきます。

 

交友関係は【人生の教材】

子どもが友達の影響を受けることは、決して避けられるものではありません。

むしろ、人との関わりの中で価値観を学び、自分なりの考えを育てていくことは、成長の過程として自然なことです。

友達が【勉強していない】と言えば心が揺れることもありますし、周囲の空気に合わせて行動してしまうこともあるでしょう。

それは決して特別なことではなく、多くの子どもが経験する通過点でもあります。

だからこそ、親がすべてをコントロールしようとする必要はありません。

友達を否定したり、強く管理したりすると、子どもは親に心を閉ざしてしまうことがあります。

それよりも大切なのは、子どもが安心して戻ってこられる家庭の空気をつくることです。

家が安全な場所であれば、子どもは外の世界で迷ったときにも、自分の気持ちを整理することができます。

 

また、学校以外の世界を持つことや、自分の未来について考える時間を持つことも、子どもの視野を広げる大きな助けになります。

一つの価値観に縛られない環境があれば、友達の影響を受けながらも、自分なりの判断を少しずつ育てていくことができるのです。

交友関係は、ときに親を不安にさせるものかもしれません。

しかし、それは子どもにとって社会を学ぶ大切な教材でもあります。

親ができるのは、その経験を否定することではなく、子どもが自分の道を選べるようにそっと支えること。

その積み重ねが、やがて子どもの自走力を育てていくのです。

 

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