【教育小噺】小学生から気にしたい トップ高校の英語についていける目安 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】小学生から気にしたい トップ高校の英語についていける目安

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今回は【小学生から気にしたい トップ高校の英語についていける目安】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

2020年度に英語が小学校で教科化となりました。

我が家の子ども①は2020年度に小学6年生でしたから、栄えある一期生になります。

ただ、その年はコロナ禍で大変な一年でしたから、【英語が教科化となった】というニュースが飛んでしまうような状況でした。

2024年度に高校1年生となった世代は小学生の頃に英語を教科として学んできました。

その前後の学年の子どもたちは家庭によって【幼児期から英語を学んでいる】【学研や公文で英語を勉強した】と英語教育に力を入れて基本を小学生時代に身につけている子達も珍しくありません。

また、スマートフォンの普及により、無料アプリでアルファベット、英語の童謡や簡単な英単語をネイティブの発音を聞きながら覚えるということもしてきた子が相当数います。

 

我々親世代と比べると英語を学ぶタイミングのばらつきがあり、英語を学ぶための敷居の高さがほぼなくなってきているなど、かなりの違いがあります。

公教育での英語も変化しており、小学校で学ぶ英単語は600語から700語、中学3年間では1600語から1800語と増えています。

とくにゆとり教育時代とは真逆なものになっています。

ゆとり教育時代の中学校3年間は900語程度でしたから、かなり英語教育がレベルアップしてきているというのが分かると思います。

数ある教科の中でも、英語は親世代と今の子どもたちとでは違う部分が多く、親の経験談が通用しないこともあります。

そうした中で、大学進学率が100%、しかも最難関大学や国公立医学部医学科に現役合格する生徒が毎年いるような地方のトップ高校の英語についていけるにはどのくらいの英語力が必要なのか考えていきます。

 

英語は理系文系関係なく重要な教科

地元の進学校、しかもトップ高校や二番手校への合格を目指している親子はそれなりにいます。

教育熱が高い家庭ですと小学生の頃から目標にして日々勉強を頑張っているという子もいます。

ただ、合格を最大の目標にしてしまうと、合格をして入学してから少々浮かれてしまい、学校の授業についていけなくなるという子も少なくありません。

地方の公立高校、とくに進学校では大学受験に向けてスピーディーに授業を進めていく必要があるので、難易度の高い内容を中学の授業とは比べ物にならないくらいトントンと進んでいきます。

 

理系学部の進学者が多い高校では数学のスピードが早いことは割と有名ですが、英語も無視できないくらい存在感があります。

まず、英語自体は文系科目です。

しかし、文系理系問わず英語は受験で必須科目となり理系科目が得意な子達にとって【英語ができるかどうかはライバルに勝てるかどうかを決める】という教科でもあります。

 

理系とはいえ、大学に入ってからは英語の資料、論文に目を通すことになるので【理系だけれど全くもって軽視できない科目】と言えるでしょう。

文系の子にとっても英語ができないというのは致命的になりかねません。

数学などの教科が苦手で私立文系への進学を考えていても、英語を完全に除外して進路進学先を見つけるのはかなり難しいです。

しかも、英検などの資格は入試で活用することもできるので、英語が得意な方が断然有利です。

 

このように理系文系の受験に大きく関わってくる英語ですが、トップ高校の英語は中学までの教科書とはレベルが異なり、定期テストや実力テストも【大学入試はこんなもんだよ】というのを分からせるようなレベルだと思っていいでしょう。

 

高1で準2級から2級レベルならOK

それでは、トップ高校の英語についていけるならどのくらいの英語力があればなんとかなるのでしょうか。

一つの分かりやすい目安として言えるのが、高校1年生なら英検準2級や2級レベルなら授業内容についていける、ということです。

子ども①の周囲には、中学生の時に準1級に合格した同級生が何人かいますが、そういうレベルの子は英文法や長文読解は問題なく解いていて、英検3級の子は苦戦し、準2級や2級の子はテストの点数も一定水準をクリアしているという話をしていました。

 

ちなみに、我が家の子ども①は英検などの資格を持っていません。

ただ、大学受験に向けて取得した方がよいと考えているので、遅かれ早かれ英検は受ける予定で動いています。

トップ高校を目指しているのであれば、入学後の英語の授業やテストで苦労しないためには【準2級や2級レベルの力はあった方が安心】です。

 

しかし、高校2年生以降になると大学入試に向けてさらに授業や実力テスト、定期テストで出てくる問題も実践的な内容になります。

模試も増えてきます。

難関大学を目指す場合は準2級よりは2級、できれば準1級に近い英語力があると心強いです。

子ども①も高校生になり色々なテストを受けていますが、【英語は他の教科以上にどんどんキツクなっている】と口にしています。

 

最初は何とかなると思っていても、気がついたら学校の予習復習はもちろんのこと、自分から英単語やイディオムの暗記、長文読解をしていかないとテストに太刀打ちできないくらい中学英語と高校英語の違いの差を感じている子は多数いるようです。

子ども①は塾の先生からも忠告され、私自身が中学から高校に入って直面したリアルな話を頻繁に聞かせていたこともあり、英検は持っていないものの【高校に入ると英語がガクンガクンと難しくなる】とビクビクしながら予習をしてきたので、今のところはなんとか耐え忍んでいます。

 

英語の難易度はアップしている

子ども①のように小学生時代から英語を教科として学んでいる、つまりは学習指導要領改訂で英語の難易度がアップした中で勉強しているということは、高校受験も大学受験も親世代よりもレベルアップした英語教育を受けていることを意味しています。

大学受験のセンター試験で英語のリスニングがスタートしたのは2006年からですから、今の小学生の子を持つ親なら経験したという方もいると思います。

ただ、中学生や高校生のいる親でセンター試験でリスニングを経験した人はほぼいないと思って良いでしょう。

ちなみに私も非リスニング世代ですから、子ども①②が小学校英語でもリスニングのテストを受け、中学の定期テストや塾のテストでも英語の時はリスニングがセットになっているのをみると【対策しないといけないな】と感じています。

 

英語の学び方も中学の授業では英会話表現をベースに文法を学んでいたりと、親世代のスタイルとは異なります。

高校受験でも英語でも資料問題系が出ることもあります。

昨今の共通テストの英語はかなりのボリューム感の問題になっていることも影響しているのか、高校の定期テストも【問題文が長い】【問題の数が多い】と子ども①もクラスメイトも感じることが多々あるようです。

英語の鍛え方は幼児期や小学校低学年の頃から無料アプリからスタートできる手軽さがありますが、高校に入ってからの英語は昔ながらの英文法やイディオム、英単語の暗記に長文読解が定番です。

 

小学校から高校までの間で、学ぶ英単語数もかなり増えているので、もし、進学校を目指す、とくにトップ高校合格を目指している時は英語の学び方をどのようにアップデートしていくのかというのも家庭で考える必要があります。

ただ、日本語を軽視していると、とくに高校の現国や古典で苦戦したり、数学なども【何を言っているのかよく分からない】という状況になるので、英語と日本語のバランスは日本の学校に通う場合はとても大切ですから、英語に偏らないような工夫も必要です。

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