即効性のある学力アップ方法はない件【改善策はある】

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効率よく子供の学力アップさせたいけれど、良い方法が知りたい。

多くの親がそう願い、子ども【手っとり早く成績をアップさせたい】と願います。

 

しかし、現実は残酷です。

すぐに学力がアップする、成績がアップするのは無理。

あり得るのは、10点~30点台の子を次のテストの範囲をピンポイントに勉強させてアップさせるというもの。

長期的な視点で立てば、持続力がなければ本当の意味での学力アップにはつながりません。

 

これはダイエットでもいえます。

何事も継続。

1,2回の運動で健康的に理想的に痩せることはできません。

 

少し絶望的な話をしていますが、学力アップへとつながる改善策はあります。

ただし、勉強法などではありません。

 

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即効性の学力アップ法はないけれど

 

子ども達にも何回も言っていますが、「楽に賢くなる方法はない」です。

地道&継続が最強

こんな話を子ども喜んで耳を傾けることはありませんが、事実です。

即効性でガツンと聞く方法はありません。

 

ただし、学力アップにつながる軌道に乗りやすくなる方法はあります。

つまり、現状からの脱却かつ改善策です。

 

1.ダラダラ時間を洗い出す

時間を気にせずダラダラ過ごしたい願望は誰しも持っています。

これは大人も子どもも関係なく「1日中ゴロゴロして過ごしたい」と思う時はあります。

 

ただ、毎日毎日ダラダラ過ごして良いことはありません。

子ども①②には定期的に「ダラダラ時間計測」を実施しています。

 

なぜ定期的かというと理由があります。

① 漫画や将棋に夢中で勉強が疎かに(グッと我慢して叱らないようにしています)

② 塾のテストの結果が悪い

③ ダラダラ時間がいかに多かったかを説明

④ ダラダラしていた時間を少しでも勉強時間に回す

⑤ 成績が向上

 

①の状態にガミガミ言っても、子どもは心に響かないので「結果が出てから現実を伝える」をしています。

ただし、このサイクルもそろそろ終わらせたいところ。

いつまでも、これを繰り返していたら本当の学力向上にはつながらないからです。

 

親の方も待つ、忍耐力が試されますが、【失敗してから原因を探る】の方が子どもも重い腰を上げます。

ダラダラ時間を洗い出し、その時間を少しでも勉強時間にするようにしましょう

 

スケジュール作成にはこちらに無料ダウンロードのスケジュール表を紹介しています。

 

こうしたスケジュール表を有効活用すると、子どもも視覚的に「ダラダラ時間の存在を認める」ようになります。

 

2.尊敬する人の名言を読ませる

名言集とか昔からありますよね。

今はスポーツ選手のも大きく取り上げられることも多く、子どもを持つ親にとってはラッキーです。

「パスカルが【人間は考える葦】と言っているでしょう!」

「ソクラテスの無知の知、深いわよね~」

と言って心にすぐに響く子はなかなかいないと思います・・・。

 

それに比べ、リアルに同時代を生きているその道の第一人者の言葉はストンと心に入ってくるようです。

 

我が家の子ども①②は将棋にはまっており、羽生さんのとてもためになる言葉をネットで読ませました。

いくら私からガミガミ言ってもなかなか行動を変えなかった二人ですが、羽生さんの言葉を読んでガラリと変わりました。

そのくらい、尊敬する人の言葉の破壊力は凄まじいものがあります。

 

ここで言う破壊力は、もちろん良い意味です。

今までのダラダラを一蹴するような破壊力。

 

いきなり昭和からあるような古今東西の名言集を読ませると、チンプンカンプンになる可能性大。

今も健在で、子どもが好きなジャンルの第一人者的存在の人の人生観や努力の大切さを語る文章を読ませてみましょう!

 

3.家族全員で目標を公表する

子どもにばかり何かをやらせると、遅かれ早かれ子どもからクレーム発生します。

「自分はどうなのか」と問われて、口ごもる親は私だけではないでしょう・・・。

 

家族のメンバーが各々目標を公表し努力をする、というスポ根的な要素を取り入れるのもアリ。

結束力アップだけでなく、3日坊主阻止にもつながります。

目標は、達成できそうなことにすることがポイント。

 

・1週間に2日休肝日を設ける

・夜の9時以降は食べ物を食べない

・ゲームする時間を○○分減らす

ちょっとした努力で達成できそうな目標にし、ゲーム感覚で達成&継続できるようにしましょう。

めでたく全員クリアしたら、たこ焼きパーティーをするとかお楽しみ特典を決めると盛り上がります。

 

そして、1度きりではなく次の目標も決めて【今より成長した自分】になれるようにしましょう。

子ども任せ、子どもに押しつけではなく親も巻き込むので文句が出にくくなります。

 

本人の自覚と楽しさがカギ

 

周りが【勉強やれ】と言っても、当の本人のやる気が出なければ学力は向上しません。

まずは勉強方法よりは時間の過ごし方を客観的に見たり、目標を定めて心を入れ替えるといった地味な作業が必要です。

 

子どもを変身させたいなら、一番身近にいる親も何かしら変化していかないとムリ。

求めてばかりで自分は変わらないのはNG。

 

家族で何かしらの目標を掲げて連帯感を持たせた方が、子どもも前向きになります。

孤独な戦いよりは、仲間がいた方が心強いものです。

そして辛い雰囲気よりは楽しい雰囲気の方が気持ちも継続しやすいですよ

 



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