小学校の6年間で子どもは大きく成長しますよね。
とくに、小4の壁、10歳の壁というワードがある小学4年生は何かとクローズアップされます。
我が家の子供①はすでに通過し、子供②が現在進行形で通過中です。
魔の時期といわれますが、逆手に取ると学力向上の絶好の機会。
今回は、9歳と10歳の子どもの学力を向上させる教材や学習漫画の効果的な使い方をご紹介していきます。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
9歳と10歳の壁を学力向上の機会にする
教育業界では【小4の壁は激ヤバ】と煽る傾向があります。
ちょうど、通塾や通信教材などを考え始める時期と重なりますしね。
あと、周囲の先輩ママから【小4から学力差が出始める】と耳にすることも多くなるからでしょうか。
1960年代からある【壁】の認識
さて、この小学4年生に関する話はかなり前から児童心理学の世界では取り沙汰されてきた歴史があります。
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こちらの本の中でも、【1960年代から教育現場でささやかれていた】といった記述があります。
1980年代にも私の確認したところ、9、10歳に関する心理学の本が出ています。
少年期の壁をこえる―9、10歳の節を大切に (シリーズ 少年期との対話)
上記の二つ、どちらかというと【子供から少年少女へと成長する時期】という前向きな年頃と捉えています。
現在の【小4の壁=大変】とはかけ離れているわけです。
子どもの成長期と考えられるかどうかがカギ
小学4年は大変、と親が身構えてしまうと子どもは敏感に察知します。
【4年になると勉強が大変】と自己暗記にかかり分かる問題も分からなくなってしまうかもしれません。
親は【心身ともに成長する時期】と前向きに考えて行動することが大切です。
プチ反抗期も始まったり面倒な時期ですが、匙を投げるのは待ってください。
この時期に家庭学習を継続させると大きなアドバンテージになります。
なぜかというと、この頃に勉強の意欲が湧かなくなる子が出始めるからです。
小数や分数も習い始め、頭の中が混乱する子もいます。
理科や社会も勉強的な内容が強まってきます。
「なんだか今までの勉強とは違う!」とパニックになって勉強を遠ざけようとするのです。
子どもの能力を最大限に伸ばす好機
子どもから少年少女へ心身ともに変貌を遂げ始める小学4年生は、持っている能力を良い方に伸ばせる好機。
自我も芽生えてくるし、まだ子どもなので頭ごなしに叱るのはNG。
この難しい時期は様子をみつつ、いつも以上に褒める言動をして自信をもたせましょう。
ストレートすぎる表現は照れてくるので、【いつも頑張っているね】【見守っているよ】と安心感を漂わせるのがベスト。
我が家の子供①②も安心感を持つことで、勉強に集中するようになってきました。
私の小学生時代を振り返ると、【安心感】がなかったのでやる気出なかったのかもしれません・・・。
実際に使った教材や学習漫画
さて、ここでは我が家で実際に子供①②が使用した家庭学習教材や学習漫画をご紹介していきます。
小学4年から通塾していることもあり、家庭学習は学校の宿題+塾の宿題がメインです。
時間に余裕のあるときは、市販の教材を利用して語彙力や頭を柔らかくすることを意識していきました。
学習漫画は隙間時間のリフレッシュもかねて、読ませています。
家にいる時はずっと勉強させようとすると子どもは潰れてしまいます。
【休憩だけど本当は知識増やしている】という作戦です。
クロスワードパズルで知識を増やす
自由自在 賢くなるクロスワード ことば力 中級: 勉強の土台となる“ことばの力”が楽しく身につく (小学自由自在)
本屋さんのドリルや問題集コーナーでみかけたクロスワードパズルの教材。
遊びながら語彙力や知識が増えます。
中身はけっこうハードなので、読書習慣のない子は初級から始めてください。
子供①も【これ、なに?】と聞いてくることが多々ありました・・・。
頭の体操にもってこいの算数ラボ
普通の算数の問題集とは異なり、【学校であまり習わないような問題】がズラリとならんでいます。
・応用力をつけさせたい
・バリエーション豊富な問題を解かせたい
と考えている時、おすすめの問題集です。
魅力の一つは、値段と問題数。
コスパ最高な問題集ですよ。
バラエティー豊富な学習漫画を揃える
小学校低学年ではドラえもんの学習漫画をメインに読んでいました。
社会の地理が楽に先取り学習できます。
これ、地味に大きいです。
地理はドラえもんとクレヨンしんちゃんがおすすめ
新版 クレヨンしんちゃんのまんが都道府県おもしろブック (クレヨンしんちゃんのなんでも百科シリーズ)
地理は好き嫌いが激しいのと、いかに楽しく大量の知識を覚えるかがポイント。
小さい頃から馴染みのあるキャラクターの力を借りましょう。
子供①は地理好きなので、ドラえもんのだけで大丈夫でした。
が、子供②はそうでもなかったのです・・・。
そのため、クレヨンしんちゃんの学習漫画も買って知識を楽に増やそうと試みた次第。
この作戦は功を奏し、しんちゃんの世界観で笑いながら覚えていくことに成功しました。
コナンは中身が濃い
成長すると、ドラえもん以外にも手を伸ばしました。
同じ小学館から出版されているコナンの学習漫画は内容が濃い!
完全に中学受験向けレベルです。
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歴史に関しては高校の日本史Bや世界史Bレベル・・・。
世界史Bを取っていた私もうんちく垂れて説明しています。
シリーズ化して題名もコナンの世界観が反映されている日本史探偵コナン が人気があるようで、どの本屋さんに行っても店頭に並んでいますね。
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購入した歴史の学習漫画
歴史の学習漫画に関しては、どれにしようかアレコレ悩んだ結果たどり着いた答えは角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 です。
親世代では、歴史学習漫画=小学館の学習まんが少年少女 日本の歴史が定番。
しかし、子供①②の意見を聞いて本の大きさやイラストを考慮した上で角川の方を選択しました。
子供①は地理大好き人間なので、歴史に関しては学習漫画がないと頭に入ってきません・・・。
【なんども繰り返し読んだら少し理解してきた】とのこと。
歴史好きな私からすると、不思議ですがコツコツと頑張っていくしかありませんね。
理科はこち亀の力を借りる
両さんの人体大探検 (こちら葛飾区亀有公園前派出所/満点ゲットシリーズ)
社会と同様に知識や単語の増える理科は学習漫画で攻略可能。
昔は学習漫画=歴史、というイメージが強かったです。
現在は、人気キャラクターを使った学習漫画がたくさん出ているので使わないともったいないですよ。
私の影響で?【こちら葛飾区亀有公園前派出所】が好きになった子供①②③。
集英社から学習漫画が出ています。
連載は終了していることもあり、残念ながら近所の本屋さんで店頭に並んでいることはありません・・・。
人体系が苦手な子供①②。
楽しく人体の仕組みを理解できる学習漫画はないかと探していたら、こち亀の満点ゲットシリーズで出ていました。
両さんの濃いキャラのおかげで、【気持ち悪い】と言う回数が減りました・笑。
小4の壁を過ぎてから気がついたこと
2020年度小学6年生の子供①は、10歳の壁を通過しています。
今、振り返ってみると小学4年の頃から【クラスで勉強が出来るほう?】と自信がついて何事にも前向きに取り組む等になりました。
反抗期もあったり塾の宿題にアップアップして大変な面もありましたが、それを乗り越えた今は自己肯定感の高い子に育っていると思います。
子供②に関しても、クラス内で【計算が速い子】と思われて自信がかなりついています。
子供①②も全く性格が異なりますが、それぞれが勉強方面なら(運動系がダメなので)頑張れそうだ、と思うようになったのです。
親が出来ることは限られていますが、子どもの能力をこっそり伸ばしてあげられる努力はしないといけないな、と個人的に考えています。