一回で英単語が大量に覚えられたらいいのに、と真面目に考えていた高校生時代。
英単語に限らず、そんな風に思う人は沢山いることでしょう。
何度も繰り返し勉強し、定着するしかない。そのため、勉強しない楽な方に逃げる人が後を絶ちません。
脳が楽に覚えられるのなら、記憶術の本やネット上のお悩みで【子供が勉強しない】系が消えることでしょう。
大人に近づくと気が付く、【復習の大切さ】。
これが子供となると全く理解できないので困ります。
あっ、賢い子は低学年でも重要性を理解していますが、我が家の子供①②のようなフツーの子では無理な話なのでした・・・。
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ありがとうございます。
子供に復習が大切と気づかせる重要性
子供①が本格的に塾に通いだしたのは、2018年の2月から。
塾の進度と学校のは全く別物と分かっている様子ですが、定期的に行われる確認テスト(毎週のチェクテストではなく、偏差値や順位が出る)ではズタボロ・・・。
塾の方針は、復習が最重要。
これは今の塾業界では主流の考えですが、子供①は「一度やった単元はとりあえずやったからイイ」というスタンス・・・。
コチラ、月謝払っている身としては頭にくるしかありませんよね~。
で、担当の先生との面談時に、「復習は大切なんだよ」的な話をしてほしいとコッソリお願いしました。
その直度の塾帰り、「復習ちゃんとしたら、テストの点数って上がるみたいだよ」と当たり前のことを当たり前じゃない風に言ってきたのです。
で・す・が、全ての教科を満遍なくではなく、その先生が担当する教科のみ復習し始めました・苦笑。
いや、違うから。全教科だよ、と説教しても馬の耳に念仏。
とにかく、様子を見て痛い目に遭わせるしかないと思い黙って見過ごしてみることにしたのです。
全く上がらない子と上がる子の差
流石のKY系の子供①でも、数回テストを受けて成績の手ごたえを感じないことに気が付きました。
おそらく、フツーの子が2回目で気が付くところ、4,5回目で気が付く感じですね。
塾では、近くの席の子がとんでもなく良く出来る子がおり、「あの子は元が違う」、と考えていたようです。
で、何かの拍子でその子が「学校帰りによく塾の自習室で勉強している」ことが判明し、子供①は腰を抜かしたそうです。
勉強できるのは努力しているから、とようやく気が付いた瞬間です。遅い~。
その子は、単に難しい問題を解いているのではなく、習った単元の復習を何度もしているとか。
「どの教科もちゃんと復習するよ、うん」
子供①がそう口にしたのは、7月上旬のことでした。
今回ばかりは本気だな、と伝わるような真剣な眼差しをしていたのです。
復習をしない=勉強していないのと同じ
私の場合、小学生時代はとにかく勉強もしていなかったので、偉そうなことは言えませんが、復習は大切です。
車の運転で左右確認しないで直進するくらい、危険な行為だと思います。
仕事をしている時、勉強できない子はもれなく全員復習を軽視していました。まぁ、気持ちはわかります。
1年前に習ったところから勉強させられるなんて、思春期真っ最中の中学生からしたら受け付けられないことでしょう。
ただ、コチラとしても必要だから提案しているわけですよね、生徒に。でも、本当に復習をやりたがりませんでした。
復習と言うのは、勉強の土台を強固にするものなのです。それを全く理解してくれません。
一方、上位層になると、全員分かっており、自分の苦手な単元の復習は生徒の方から求めてきました。
両者の差は、復習への理解度とも言えます。
中学時代の猛烈な追い込みも、最初はトライ&エラーの繰り返しでした。やっては覚え、の繰り返し作業です。
ずっと復習に追われていました・笑。
復習を重ねることで基盤が出来て上位層に到達できたのですが、トップ高校で生き残るのには、そこに予習も+されると気が付いたついたのは、高校入学してずいぶん経ってからでしたね。
とりあえず、復習が前提の予習だと、今はハッキリと理解しています。
復習をし始めて、すぐに効果が出ました
毎週のチェックテストで、これまでより各教科10点くらいアップ!
これは当の子供①が驚いていました。
「これなら最初からやっておけばよかった」、ですって・・・。
何でもっと早く教えてくれなかったのか、と責められましたよ、私。
いやだから、お母さんは言ってました・怒。
結果だけみれば、遠回りしましたが子供①が【復習の大切さ】を理解してくれるようになって一安心。
おかげさまで復習に対する抵抗感はゼロになりました。
復習のやり方
復習のやり方ですが、今回は完全に塾の話なので学校ベースでの復習とは話が違います。
とりあえず、子供①は学校の内容は理解しているのでとくに復習はしていませんが、学校の内容がアヤフヤのようだ、というときは教科書ワークなどを利用するのがベストです。
無料教材をコピー用紙に印刷する、も良いのですが、復習を嫌がる子はカラーのワーク系の方に取り組む可能性大です。
教科書で読んだ本、内容だと子供が落ち着きます。これも教科書ワークの魅力の一つ。
塾の場合は、テキストや小テストも含めたテストの間違い直しを徹底することが求められます。
国語だと語句、文章問題の解き直しで文脈を読み間違えていないかの確認、登場人物の心理の理解が足りなかったなどの分析。
算数は、凡ミスの有無や自分の考え方の正誤など。
理科や社会は暗記することが多いので、復習は大切です。知識を用いてちゃんと答えを導き出しているのかを確認する必要があります。
復習をし始めた子供①の成績の推移が気になりますが、周囲の子はとっくにしているので巻き返しは簡単ではないだろうな、と予想しています。