最初に言いますと、夫婦喧嘩を皆さんにお伝えする訳ではありません・笑。
そして、子供を英語圏で育てることをお考えの方には不向きな内容です。
我が家のように、日本で成長していく子供の教育話です。
さて、英語を慣れさせるべく私がアレコレ口にしているのを夫は耳にして、彼なりに考えた模様。
そして、通勤途中(面と向かって言えないから?)にメールを送ってきました。
原文のまま載せます~(;’∀’)
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。
キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!
ありがとうございます。
終わりのない英語VS国語
夫殿はこの記事を読んだ模様。林修、早期英語教育を完全否定!
で、その反対意見もネットに載っていました。林先生「英語できない人ほど早期英語に賛成」――これは調査結果と違う。
このような論争、本格始動の2020年度まで続く気がします。そして、5年後経過してからの結果次第で、また再燃しそうですね。
個人的には、こういう論争に足を突っ込む気はありません。
第一、私が子供①が3ヶ月の頃からセッセト図書館通いをしているのを知っているのに、国語重要だよと説かれてカチンとくるだけ・笑。
若干の怒りを抑えつつ以下のようにメール送信しました。
「英語の早期教育って、0歳~6歳の乳幼児向けのことを意味しているので、私が言っている英語教育はそれに当てはまりません」
夫の告白
その日の夜遅く、意見交換をしました。
その席上、夫が予想もしない告白をしました。
「小さい頃、英会話教室に通っていたけど身にならなかったから、英語を小学生の頃しても意味ないよ」
お茶を吹き出しそうになり、むせました。交際2年+結婚10数年目の告白です(;’∀’)。
まぁ、私と正反対の少年時代を過ごしていたのは知っていましたが、英会話もか~、とただただ驚くばかり・・・。
義母のアツイ思いは分かりますが、いくら東京都でも郊外+約40年前の話。
周囲に英語が溢れている環境ではなかったでしょう。第一、義父は英語と無関係のお仕事・・・。
夫よ、それは時代が早すぎて環境も追いつかなかっただけだよ!、と励ましました。
日本がいかに特殊な言語環境に置かれているかも説明。前回のフィンランド・シンガポール・韓国の英語教育から考える、と同じ内容を。
「そうか・・・。それなら我が家の3人は英語ペラペラになるんだろうね~」
あ~、嫌味出た~(# ゚Д゚)。
「じゃっ、一人晩酌してね~」と私は床に就いたのは言うまでもないです。
国語の重要性は高まる!
大学入試改革に向けて行われた、プレテストの国語を見ても、従来型の文章読んで答えを探す形式から、答えを自分で考える方向に変わるのは確実です。
↓は昨年行われた新しい大学入学共通テストのプレテストの国語の問題です。
ダウンロード→印刷してみました。全ての問題を載せるとすご~く長くなるので興味のある方は大学入試センターの平成29年度試行調査で確認してください。
縦書きではなく横書きですね。
この問題形式のあとに、登場人物5人の会話が続き、資料も3枚出てきます。
それを踏まえて記述式の問題を解くので、読み取り能力だけでなく、更に国語運用能力を高めていたほうが良い!と断言できます。
ですから、母語確立の時期に日本語の語彙力や読書レベルを上げることを犠牲にしてまでも英語を優先しよう!、とはこれっぽちも思っていないのに、夫の言葉には静かな怒りを覚えますね・・・。
国語教育向けの本
大学入試改革もあって、国語に関する本も多く出版されていますが、ここでは迷わず出口先生の本を選ぶのが無難でしょうか。
出口汪と言えば、代々木ゼミナールのカリスマ講師(東進に移籍)で有名ですよね。
問題集等々でお世話になった保護者の方も多いかと思います。
最近の著作も、ビジネス向けやの書籍など、幅広いですね。
入試国語に熟知している出口先生は、2020年度の大学入試改革に向けた本を何冊か出しています。
私も、気になって購入しました。
私の悪い癖で、買った本は長いこと放置するのですよね~(-_-;)。
夫との議論2日後にちゃんと読みました。
国語が変わる 答えは「探す」から「創る」へ わが子の学力を伸ばす方法
実際の帯にはこう書かれています。
「古い教育のままであなたの子どもはだいじょうぶですか?」
この本は、幼児~小学生の子供を持つ保護者向けに書かれています。
第4章では小さい頃からのトレーニング方法が書かれています。
トレーニングと言っても、難しいことではなく、日ごろ行っている読み聞かせで「問う」ことをプラスしていきましょう、と。
これは、単に読むだけではなく、聞いていた子供に考えさせる機会を増やすためです。
時々、漫画仕立てての説明が挿入されているのが嬉しいです。
分かりやすい!そして、私も塾講師時代に感じていた国語力ある子は英語力高い、を説明している箇所がありました。
まずは子どもの頃から、選択肢に頼らない習慣を身につけさせましょう。本来、選択肢があるほうが不自然なのです。
そして、すでに説明したように、正解な一文を作成する訓練から始めるべきなのです。
・要点となる主語と述語を明確にします。
・言葉のつながりを意識し、次に飾りのついた一文を作成します。
このことは英文のSVO、SVOCなどと対応しているので、英語力をつけることにもなるのです。
P242-243抜粋
英語も言語ですからね。日本語と似ていなくても、母語力が高い方が外国語への適応力も高まります。
日本語の文法、名詞・形容詞・副詞は英語を理解する上で大切だと、塾勤務中に実感しました。
品詞の働きを理解していることそうではない子では、英作文を作るにしても何にしても雲泥の差がありました。
あぁ、私は小学生の頃まったく日本語の文法問題に触れていなかったから、高校での高度な英文に歯が立たなかったのかと初めて気が付いたのでした。
中学時代も、受験に出そうな文法しか解いていませんでしたしね・・・。
ある意味感謝
カチン、ときた夫のメールでしたが、出口先生の本を本棚の奥から引っ張り出して読むことができたので、結果的には感謝しています。
日本で生活するには国語力は絶対条件!しかも入試改革で国語が一番大変身すると言われています。
プレテスト見ても、自分の現役時代の考えは捨てた方がいいです(;’∀’)。
英語に国語と家で対策しておかないといけないコトが増えて大変ですが、これも子育ての一環だと思って実践→改良を繰り返すしかないですね~。
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↓こちらもオススメです! 私も読んで自分にカツ入れしています・笑。
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