中学受験=子供新聞、の図式が成り立っていますよね。
首都圏や大都市圏の中学受験普通ですから!、という世界に住んでいない私ですが、上記の話は知っております。
のんびりとした地方都市では、中学受験のために子供新聞とっている、という話で知っているのは今まで2家族程度。(2家族とも公立一貫校成功)
東京の都心で常識なことも、地方では浸透していないのでしょうか。
最近話題になっているAI vs. 教科書が読めない子どもたちにもあるように、グラフや表などの読解力は直接学力、または将来の仕事に繋がる力です。
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↑この本、ある意味コワイですよ。
下手なホラーよりも冷えます。
私も仕事を通じてグラフや表から推測する力が低い子を見てきましたが、将来はどういう仕事に就くのか危惧していました。
読解力の差は学年が上がるごとに広がり、中学入学頃には固定されます。
フツーの努力で、この力を覆す、もしくは劇的なアップをさせることは不可能になります。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
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ありがとうございます。
新聞と学力の関係
ネット社会の今、新聞、取ってないお宅多いです。
貧乏育ちでしたが、父親が新聞好きだったこともあり新聞だけはずっと取っていました。
その当時、どこの家も新聞は取っていたハズです。
風向きが変わったのはネット発達したこの10年のことでしょうか。
そういえば、私が学生の頃「就職活動に強いよ!」と強引な新聞勧誘がありました。
仕方ないので、玄関口で「ネットがあるので大丈夫です!!」と強気な口調で退治したのを昨日のように覚えています・・・。
あれが、2001年頃。予兆は15年以上前からあった訳です。
よくご近所のママさんでも、知っている範囲内で新聞を取っているのは我が家を入れて3軒のみ。
スマホでスーパーの特売情報をゲットできるし、番組表もネットで検索&テレビで検索できるから、というのが理由のようです・・・。
こういう状況なので、図工や書道で新聞を使う時は、先生が新聞を取っている家の子供に多めに持ってくるようお願いしています。
何でも盛りすぎる子供①は、1ヶ月分の新聞を運んでいきました・・・。
さて、アンケート結果で出る、「新聞とっている家の子の方が成績良い」という話は個人的に超乱暴すぎるのでは?!、と感じることが多々あります。
家庭環境・親の意識と子供の成績は直結しています。
両親が時事問題に興味がある&経済・政治動向に敏感になっていないといけない職業=知識豊富で年収高め
↓
子供も知識豊富で習い事掛け持ち、という流れは想像できます。
ですから、新聞=賢い子、という図式はハズレはしませんが、全部アタリとも言えない印象。
統計でとると、やはり新聞=賢い、で納めるのが無難なのでしょうか。
例外ケースを一つずつ見出していくのは大変ですし。
新聞を取っていないけれど賢い子、も必ず存在していることは忘れないでください。
ただ、子供新聞に関しては中学受験や大学入試の教材で使われているのは否定できない事実です。
ネットニュースの問題点
私も、ネットサーフィンが好きですが、新聞ではバランスよく紙面にニュースが散らばっています。
けれど、ネットは自分の好きな情報しか見ません。
そして、関連記事などで表示されるのも、自分の好きそうジャンルばかり。
偏った情報のみ接する欠点があります。
新聞を読む小学生、正答率に7.7ポイントの差 ~新聞科学研究所
難関学校
難関中学や高校、大学は幅広い知識を持ち、自分の考えを表現できる学生を欲しがります。
そのために、新聞を問題に利用し、時事問題に敏感なのか、要点をまとめる力があるか、自己表現能力があるか、探ります。
新聞が一番手っ取り早く探れるから、が本音なのではないでしょうか。
SAPIX、大手新聞社2つを相手
SAPIXと言えば首都圏の最難関に超絶強い塾として有名です。
進学塾の東西番付表では東の横綱、という評価でしょうか。(余談ですが、我が家の地域では全くない塾です。当然ですけどね・笑)
SAPIXで出している問題集を子供①にやらせ、大変な目に遭ったくらい、レベルの高い塾。
けれど、東日本の地方在住の身からしたら富士山のような、少~し憧れがあり問題集に興味もある、的な塾です。
で、SAPIXは毎月テーマごとに時事問題を学んでいく総合教材「今解き教室」を販売しています。
このコースで使用しているのは朝日新聞の記事です。受験の教材新聞=朝日新聞、のイメージは強いですよね。
朝日小学生新聞(毎朝発行・カラー8ページ・月ぎめ2,100円)
コースの内容的にも、中学受験だけではなく、大学入試の面接、ディベート、小論文でも必要な知識・話題ばかりが羅列してあるのは、さすがの一言です。
で、最王手の読売も黙っていないのか?2016年からSAPIX監修による特設サイトを開始しました。
こちらは、購読している読売新聞を使ってスクラップブックを作り、親子で話し合うというアナログな姿勢です。
ですから、すでに読売新聞を購読している御家庭でしたら速攻チャレンジできます。
SAPIXの力にすがりつく王者 読売か!、なんて邪推したくなりますが大手新聞社は受験に役立つことをアピールして販路拡大を図っていることが分かりますね。
新聞を取ってない方の秘策
子供新聞の王手3社の比較↓(2024年1月現在)。
朝日小学生新聞2,100円(税込)/月 毎日発行
読売新聞KODOMO新聞 550円(税込)/月 週1回(木曜)
毎日小学生新聞1,750円(税込)/月 毎日発行・8ページ(土は12ページ)
読売の子供新聞は週1で500円ですが、他の2社は毎日発行です。
我が家がとっているローカル新聞でも、日曜日に子供向けの新聞が発行しています。
パズルなどに毎週子供①はチャレンジしていますね。子供②はイラストや4コマ読んでいます(;’∀’)。
スポーツ欄は野球の季節はチェックしています。まるで自分の子供時代のようです・・・。