旧帝大を目指すにはいつから勉強を頑張ればよいのか | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

旧帝大を目指すにはいつから勉強を頑張ればよいのか

スポンサーリンク
BLOG
スポンサーリンク

今回は【旧帝大を目指すにはいつから勉強を頑張ればよいのか】と題し、お話をしていきます。

スポンサーリンク
AD

YouTube版

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

created by Rinker
エール出版社
¥1,760 (2025/05/24 18:26:08時点 Amazon調べ-詳細)

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

created by Rinker
¥250 (2025/05/24 17:55:42時点 Amazon調べ-詳細)

 

新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

地方と都会の教育事情はかなり違います、大学入試においては【有名私立大学に通わせることはなかなかハードルが高い】という地方在住の親の視点を別にすると、【旧帝大は別格】というのは住んでいる場所を問わず、共通認識だと言えるでしょう。

教育熱心な家庭、優秀な生徒で大学入試で一橋大学や東京科学大、早慶を除くと【旧帝大】を目標にする子はかなりいます。

ただ、旧帝大という括りでは東京大学や京都大は除かれているケースが多く、ここでも【東大と京都大を除いた旧帝大】を意味しています。

地方では旧帝大に入る子というのは小学生時代から地域では有名な神童、ものすごく優秀な子として知られているというケースが多いです。

とくに旧帝大の医学部医学科に現役で合格する子というのは地方のトップ高校でも【ずっと学年1位】とか【中学のテストで毎回500点満点レベル】という伝説を持っていたりと、明らかに優等生がひしめき合う高校の中でも群を抜いた成績を残しています。

 

そういう特別な子もいますが、旧帝大を目指すというのは基本的に【高校生になってから頑張る】遅いです。

現役合格はちょっと無理です。

本気で旧帝大を目指すのであれば中学の初期段階から学校内でトップ層にいないと難関国立大学への道は遠くなります。

ですから、小学生から【地道に勉強して学力をつける】が、結果的に一番の近道になります。

そこで今回は、子どもが旧帝大を目指すのであれば、いつから勉強を頑張り、どうすればよいのかを考えていきます。

 

小学生時代から勉強をしっかり取り組む

まず、旧帝大を最終目標とする場合、学びの基盤は小学生時代に築かれます。

ご存じの通り小学校では算数や国語といった主要科目の基礎学力を6年かけて構築します。

 

算数では、計算の正確さや数の概念、単位換算など身近な単位を通じて低学年の頃から少しずつ論理的思考を鍛えていきます。

算数は割と早い段階から得意不得意の意識が芽生えていきますが、すぐに答えが分かる内容ではなくなってくると【算数は嫌だ】と感じる子が増えます。

一度算数嫌いになると、それは大学入試で数学が必須である旧帝大への道を閉ざすことにもなるので、小学生の時点で算数嫌いにさせないように気をつけてください。

 

一方、国語では漢字の読み書きはもちろんのこと、文章の読解力や思考を言葉に整理するスキルが求められます。 

この時期に、学校の授業をただ受け流すのではなく、家庭で復習をしドリル、問題集に取り組むこと、さらには読書習慣などを通して自分の理解度を確認し、分からない部分は早めに対応する姿勢がとても重要です。

読解力と表現力を高めるために、物語や論説文を幅広く読み、要点を整理し自分の考えを言葉にする訓練が必要です。

国語が得意な塾の生徒たちは【自分で理路整然と話をする】ということが得意でしたし、よくあーだこーだと論理的な話をしていました。

 

また、自分の得意不得意を客観的に捉える力を養うことで、中学や高校と難化する学びを勉強する過程で、どの分野に重点を置くべきかという判断力が養われます。 

さらに、【学ぶことの楽しさ】を味わうことも大切です。

家庭での読み聞かせ、図書館での自主的読書、学校外での体験学習などを通して【学ぶことの楽しさ】を実感し、好奇心を刺激することが将来の学習意欲につながります。

いくら賢い子でも、【面白い】という気持ちを持っていないと学習意欲は上がってこず、学年が上がって勉強が難しくなるにつれて成績が低下するようになります。

小学生のうちに、勉強すること自体に興味を抱き、何かに挑戦する喜びや成功体験を数多く積むことで、将来の大きな受験勉強に対する忍耐力やモチベーションのベースが形成されます。

日々の積み重ねが学力の基礎体力となり、旧帝大を含む難関大学への挑戦の土台となるのです。

 

中学では最上位層を目指す

さて、小学校での基礎がしっかりと固まったとしても、中学校に進学してからがさらなる学力向上の本格的な戦いになります。

義務教育は中学までですし、高校進学には受験がつきものです。

子どもの人生でも【大切な3年間】の始まりです。

中学の授業は、基礎の上に抽象的かつ高度な概念を加える傾向があり、数学、理科、社会や英語など各教科において、【単純な暗記】だけではなく理解に基づいた思考が求められます。

小学校以上に定期テストや模試の成績が進路進学を決定づける大きな指標となるため、目標とする成績を維持・向上させるための計画的な学習を黙々と続けることが不可欠です。

しかも、テストで出される問題は単なる暗記ではなく、学んだ単元、知識を活用する力を測ります。

中学での定期テストや模試の結果は、将来の高校受験、旧帝大受験に直結する重要な目安になります。

成績が思わしくない場合は、なぜその分野で苦戦しているのかを早急に見極め、自分で苦手克服をしたり、塾に通っていれば塾の先生に色々と質問するなどして改善策を講じることが必要です。

たとえば、数学の問題では解法の仕方、公式の暗記だけでなく答えを導き出すまでの考え方を丁寧に復習し、国語では文章読解力を高めるために、さまざまなジャンルの文章に触れる努力が必要です。 

また、この段階では自分自身を客観的に見ることも求められます。

私のこれまでの人生で旧帝大、またそれ以上の大学に合格した人達の勉強方法をみると、【間違えたと思ったらすぐに改善策を考える】という行動力の速さがありました。

こうした、すぐに対処するという行動が結果として【成績向上につながる】というわけです。

 

中学では校内順位がハッキリ出ますし、塾でもクラス分けテストが行われるなど、牧歌的な小学生時代とはガラリと変わります。

競争も激しい環境に身を置くことになるので、より【今の自分が抱えている問題を把握する】という力の重要性が増してきます。

自分の学習ペースや勉強法、理解度を定期的に振り返り、必要な改善策を早期に実施することで、着実な成績向上につながります。

ここで得た成果が、高校受験での難関校突破のための強固な力となります。

中学で着実に成績を上げることは、高校受験でトップクラスの学校を目指すうえでの下地となります。

中学生時代に身につけた深い理解と分析力、さらには自らを客観視する姿勢は、後の高校での受験勉強、そして最終的な旧帝大受験において強みとなります。

 

高校受験でトップ高校に入ることが必須条件

ところで、旧帝大への最終的な登竜門は、高校受験においてトップ高校に合格することです。

地方において、旧帝大を目指す子、合格する子はトップ高校が圧倒的な実績を誇ります。

先生も【校内順位でこの位なら合格する可能性が高い】というのを把握しています。

トップ高校は、学習環境が充実しており、毎年のように旧帝大合格者を輩出しているためデータもあります。

そもそも、学校の授業も【最難関大学を目指す子のために授業スピードも難易度も高いですよ】という前提で行われていきます。

同じ志を持つ優秀な仲間たちとの切磋琢磨の中で、お互いに刺激しあいながら学力を向上させることができます。

このように、高校受験でトップ高校に入るというのは、単に進学先の一つとしての意味だけでなく、後の勉強環境を大きく左右する基盤作りであり、それ自体が旧帝大受験に向けた最大の準備期間になります。

こうした環境に身を置くと、【いよいよ旧帝大受験も現実的なもの】と子どもも覚悟を決めます。 

 

ただ、高校受験を突破しないといけません。

トップ高校合格を手繰り寄せるには、入試は一発勝負であるものの、これまでの中学での内申、定期テストでの成績といった中学校3年間の全てを凝縮した努力が必要になります。

中学生時代は部活と勉強を両立させ、定期テスト、模試などを通して、学習の実力を証明し続けなければいけません。

ここでの経験は、最終的な大学受験に向けた戦略的学習の基本ともなり、旧帝大受験に向けた足がかりとして非常に重要です。 

 

旧帝大への道は小学生から始まる長いマラソンのようなものです。

旧帝大合格という難関への挑戦は、一瞬で成し遂げられるものではなく、小学生時代から基礎学力をしっかり身につけ、次いで中学での着実な成績の向上に努め、最後に高校受験でトップ高校に入るというステップを踏むことが必要です。

大学受験に至るまでの長い道のりの中で子ども自身が自分の置かれている現状を把握し、目標設定を怠らず、適切な支援を受けながら努力を続けることで、最終的に旧帝大合格という大きな目標に近づくことができるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました