小学生の勉強の効果が出やすくなる秘訣 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

小学生の勉強の効果が出やすくなる秘訣

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今回は【小学生の勉強の効果が出やすくなる秘訣】と題し、お話をしていきます。

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

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透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

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ありがとうございます。

 

家で勉強していると、子どもはふとした瞬間に【何のために勉強しているのか】と疑問に思う時があります。

塾でも小学生や中学1年生の生徒から【勉強する意味が分からない】と質問されたことはあります。

私はグータラ小学生でしたし、親から勉強しろとガミガミ言われた記憶もほぼないので、そもそも【なぜ勉強する必要があるのか】と考えたことはありませんでした。

ただ、生徒から時々質問されることもあるので自分なりに勉強する意義を考えて【学力が足りなかったことで選択肢が狭まるのは自分の人生にとってプラスになるのかどうか】や、【スポーツ選手は勉強していないように見えて専門知識を得ていたりと耐えず努力していないと生き残れないのは勉強しているのと同じ】といった話をしました。

中学生は高校受験が近づいてくるので話をすると納得してくれますが、小学生になるとなかなか難しいところもあります。

やはり、中学受験をする予定がない子はそのまま自動的に学区の中学校に進学できますし、小学校のテストは順位が出るわけでもないです。

【自分の立ち位置】もよく分からないなかで大きな目標を掲げて勉強させるというのはけっこう大変です。

それに、子どもの方もガンガン勉強しなくても毎日を普通に過ごせます。

 

親は中学進学、高校受験など未来を見据えて小学生の頃から学習習慣の定着をし、学校の勉強を理解しつつ確かな学力を身につけるようサポートしています。

その一方で、子どもは【なぜ勉強をしないといけないのか】と不平不満を口にしたり、遊びたいという気持ちの方が上回って誘惑に負けるという子もいます。

勉強の効果というのは小学生であれば学年が上がり、クラスメイトが苦戦している単元をサクサク理解できる、クラスで数人しかいない満点を取るという明らかな優位性を感じると【やっていてよかった】と思うようになります。

ただ、そういう状況になるのは小学校4年生や5年生になってからです。

それ以前はまだ勉強のメリットを感じにくいので、低学年の頃は子どもの疑問に対して【ちゃんと学力が身について勉強が難しくなる高学年でもすんなり理解できるようになる】というような返答をしてください。

【とにかく勉強すればいい】では子どもを丸め込むことはできませんし、納得しません。

それでは、具体的に小学生の勉強の効果が出やすくなる秘策をご紹介していきます。

 

学習時間を生活リズムの一つにする

まず、勉強することを生活リズムの一つにしてしまいましょう。

朝早く起きる子でしたら、朝食を食べた後に10分くらい計算ドリルをやる、漢字ドリルをやる、といった具合に【生活の一部】のように組み込まれているとルーティン化して、勉強するのが当たり前という感覚になります。

やったりやらなかったりを繰り返していると【面倒だ】という気持ちが強くなり、どんどん家庭学習する日が減っていきます。

朝が苦手というこの場合、学校が終わり、児童館に行ってそこでは学校の宿題をし、夕方家に帰宅したら家の教材に取り組むという流れを親が力を入れて粘り強く定着させていくと、数ヶ月、半年くらい経つと【それが当たり前】になります。

一度学習時間が生活リズムの中に入れば、学年が上がっても変わらずに勉強をしますし、中学生になって部活動で忙しくても【定期テストもあるしこれまで以上に家で勉強することを意識しよう】と子どもも気を引き締めます。

 

その一方で、小学生の時に勉強していない子は成長するにつれて苦しい立場となります。

塾で中学生になって定期テストの結果が返却されて、慌てて駆け込んでくる親子というのは毎年のようにいました。

【中学生になったら勝手に勉強するようになると思っていたんです】とお母さん方は嘆いていましたが、学習習慣がない子がいきなり中学生になったから勉強し始めることはありません。

小学生の頃から習慣化していれば数年先の中学進学で勉強の効果が出やすくなるのですが、その事実を知らない、またはサポートするのが面倒だと思っていたり、子どもが勝手にやると放任主義を貫いていると、親だけでなく子どもも困ることになります。

家庭学習の定着は親も試行錯誤を繰り返しながら、時には子どもと衝突しながら形作られていきます。

小学校高学年、中学生になって効果が出ることを期待しつつ、【勉強することがもはや生活の一部】になることを目指していきましょう。

 

勉強で得られるメリットを考えて意欲を増す

さて、小学生で中学受験の予定がないと【家庭学習の意味がよく分からない】と感じるのは仕方がないことです。

学校の勉強も難なく理解できている、テストも良い点数が取れていれば尚のこと【なんでやらないといけないの?】と思うことでしょう。

ただ、今は良くても小学校高学年、中学生になればぶち当たることも増えます。

親の方は高学年の勉強の難しさ、中学生になったらガラリと生活リズムが変わるということを分かっています。

そして、自分ではそれなりに勉強している、できる方だと思っていても上には上がいて、学力上位層の壁というのはかなり高く、頑張ろうと思っていても大半の子が挫折するという未来も見えています。

小学生と中学生では何もかも変わるのに、それを子どもが事前に察知するかといえば、上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいない限り難しいです。

少子化もあって、なかなか身近に年上のお手本になるような子どもがいないと【自分もあと数年後にはこうなる】というのを感じにくいので、小学校4年生くらいになったら家庭で中学生になってからの話を折に触れて話をしていくようにしましょう。

小学生の頃の勉強は今は何のためにやっているのかと感じることがあっても、中学生になってから【勉強をちゃんとしてきて良かったと思うようになる】というのを、定期テストや高校受験の存在を絡めて伝えてください。

 

低学年の頃は【10日間連続で勉強したらドーナツを買ってあげる】といったご褒美作戦で勉強する意欲を引き出すことも効果があります。

我が家でも子ども①②③の家庭学習定着の際にはご褒美作戦を行いました。

家庭学習が定着し、徐々に学校でもテストを受けて返却されていくと【勉強をしている子としていない子の差】というものを子どもなりに感じるようになっていきました。

そうした中で【良い点数を取っている子は毎日勉強しているような子】に絞られていき、自分たちもその仲間に入れるようにと頑張る気持ちがでてきたので、低学年では【勉強を頑張ることで得られるご褒美】と【テストで良い点数を取ることで得られる安心感】を意識していると、勉強することのメリットを考えてやる気が出るようになります。

 

学習計画を考える

ところでより勉強の効果を出す、そして中学進学後の校内順位などが分かるという世界に足を踏み入れても結果を残すようになるには【学習計画を考えられる子】になることが不可欠です。

これも中学受験を考えていない小学生からすると【なんで計画を立てなくてはいけないの】【面倒だな】と感じると思いますが、1週間の学習計画を紙で書き記すことで【自分がどれだけ勉強をするのか】というのが視覚化されて、【けっこう頑張っている】と感じて自己肯定感を育むことにもなります。

子ども①②を見ていても、学習計画を考えていない時と考え始めてからの成績の伸び、安定感は全く違います。

それこそ偏差値2から3くらい上がったりもしたので、せっかく勉強するのであれば学習計画を親子で考えるということをしてみてください。

何事でも計画を考える際は長期的な計画、中期的な計画、そして短期の計画を考えます。

小学生でそうした計画を全て考えるというのは無理があるので、まずは1週間単位の学習計画を立てることから始めてみて、【1週間の勉強の流れ】を掴むようにしましょう。

手帳を活用することもいいですが、子どもが手軽に始めるにはA4サイズのコピー用紙に書いて、目立つ場所に貼ると予定を把握しやすくなります。

 

そして、小学校高学年になると気になる高校があれば【将来的には○○高校に入れる力をつけたい】というのが長期的な目標になり、それを踏まえて年単位や中学でどのくらいの順位にいないといけないのか、と考えるのも長期計画になります。

その夢を実現するには半年や年単位で頑張りたいこと、どのような勉強に取り組むべきかをリストアップするのが中期的な計画になります。

こうした計画を考える際は親が子どもの意見を尊重しつつアドバイスを送って【現実的かつ夢実現の可能性を高める】というプランを立ててください。

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