【シリーズ】トップ高校を目指すまでの段取り⑤重要な国語 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【シリーズ】トップ高校を目指すまでの段取り⑤重要な国語

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地元のトップを目指す。

そのためには何が必要なのかを考えるシリーズも第五弾となりました。

【シリーズ】トップ高校を目指すまでの段取り①就学前

【シリーズ】トップ高校を目指すまでの段取り②小4の壁

【シリーズ】トップ高校を目指すまでの段取り③算数・数学

【シリーズ】トップ高校を目指すまでの段取り④中学への備え

 

今回は、国語をテーマに取り上げます。

中学になると英語や数学の後塵を拝する科目ですが、全ての科目の土台が国語力です

 

トップ高校を目指す場合、やはり国語力の有無は合否に関わります。

学校の国語の出来で満足してはいけません。

 

トップ高校を目指す際の国語力の程度を考えていきます。

 

Kindle出版しました。

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国語の得意不得意が出るのは早い

小学生の国語と言うと漢字メインの印象が強いですよね。

漢字に関して言えば、小学3年生が分岐点です。

世間一般の小4の壁よりも早くから漢字の得意不得意の差が出てきます。

 

カラーテストで高得点を取っていても、必ずしも国語が出来るとは限りません。

四谷大塚の統一模試を受けて国語がボロボロ時間内に読み終わらないといこともあります。

 

国語の成績を上げるのは忍耐力次第

学校のテストが出来ていても油断は禁物。

トップ高校を目指す子ども達は通塾や、家でレベルの高い国語の問題に取り組んでいます。

 

さらに、国語の成績を上げるのは時間がかかります。

少しでも【国語が苦手のようだ】と感じたら対策をしていきましょう。

国語の成績を上げるのが大変な根本的理由と対策

 

苦手単元だけを対策しても国語力の底上げにはつながりません。

・漢字の読み書きを日課にする

・レベルに合った文章題を毎日解く

・作者の意図や何について書いているのかを考える

 

こうした地道な取り組みが数ヶ月経ってからテストの数字になって表れます。

 

【面倒だ】で放り投げてしまうと、芽が出そうなのも放棄してしまうことになります。

とにかく忍耐です。

昭和的ですが忍耐力が求められます。

 

子ども①の国語の成績が芳しくなかった時がありました。

読めるけれど分からない。

もどかしいものがあります。

私は以下のアドバイスを頻繁に口にしていました。

 

・国語は結果が出るまで最短で2ヶ月から3ヶ月かかる。諦めずにただ努力するだけ

・継続し続ければ必ず結果として数字が出る

 

放り投げると、一からスタート。

とにかく、褒めて咤激励してを意識しました。

 

地方でトップ高校を目指す小学生の国語

他の教科もそうですが、中学受験での国語と公立小の国語は別物です。

地方で教育熱高めの過程の小学生の勉強環境は大まかに以下のようなパターンに分かれます。

 

・公立中高一貫校を目指している(残念ながら不合格でトップ高校を目指す)

・医学部などを考えているため小学生の頃から通塾

・国立大学付属小や学力レベルの高い地域の公立小に通い中学で上位層を目指すため通塾

・習い事をしつつZ会などを利用して応用問題を解いている

 

こういう環境下の子は学校の国語とは違う問題に触れ、解いています。

読むスピードが速い。処理能力が高い。

好奇心旺盛で出題された小説や説明文を図書館で借りて読む。

難しい語句も理解できる。

 

全員ではないにしろ、小学校高学年の時点でハイレベルな国語と向き合っています。

 

ご存知の通り、国語の底上げは時間がかかります。

トップ高校を目指す場合、小学5年生頃にはこうしたスキルを身につけておくのが無難です。

 

国語を鍛えるロードマップ

 

国語の成績アップは時間がかかります。

しかも、中学に入ってからはどの科目も覚えることが増えるので国語だけに時間を注ぐこともできません。

 

国語は日本語なので、可能な限り小学生の頃から鍛えていきましょう。

 

学校で習う漢字は完璧に覚える

すみっコぐらし学習ドリル 小学2年の漢字

すみっコぐらし学習ドリル 小学2年の漢字

トップ高校を目指す場合、入試の誤字脱字での減点は合否に関わります。

入試は合格者を選別するだけでなく、落とすものを選別する場でもあります。

 

誤字脱字の原点が積もり積もれば当落ラインまで下がることも考えられます。

トップ高校を目指す子の大半は基礎学力が高く漢字を間違えません。

条件がただでさえ厳しいので、既習漢字は完璧が理想的です。

 

小学校で習う漢字は完璧に読み書きできるようにしましょう。

市販のドリルの使用でOK。

東京の都立高校などでなければ、トップ高校も他の公立高校と同じ問題を解きます。

難しい漢字が出題されることはないので、基本をしっかりと作っていきましょう。

 

スマホが普及し、正しく書くことや送り仮名を正しく書けない子もいます。

そして漢字が苦手なら、下の学年のドリルから何度も書いて練習してください。

 

子どもに合った問題を選ぶ

Z会グレードアップ問題集 小学3年 国語 読解

Z会グレードアップ問題集 小学3年 国語 読解

国語は親が問題集をパラっと見て【難しい】と判断できる科目です。

国語が苦手なら読みやすく解きやすいものを選ぶ。

様々な文章に触れて欲しいなら、読解力メインの問題集を選ぶ。

 

子どもの課題とレベルを考慮して問題集を揃えていきましょう。

 

本嫌いにさせない

本好きにさせることは国語が出来る子の要素の一つになります。

とはいえ、無理やり読ませると本嫌いまっしぐら。

それだけは避けたいところ。

 

文章を読むのに慣れていないと、時間内に問題を解くことができません。

小さい頃から読み聞かせをして【本は身近にある】生活を心がけてください。

 

成長してから本に興味を持たせるには、学習漫画が最適です。

 

【学年別】もはや常識!学習漫画で楽しく知識を増やすコツ

手軽で楽しく知識がつけられる「ドラえもんの学習漫画」

 

または、ゾロリや怖い系の本など子どもが気軽に読めそうな本を手あたり次第借りてくる。

【本好きな子に育てたい】かいけつゾロリがおすすめな理由

【読書のメリット】小学生にオススメのホラー系児童書3選

【低学年向け】かいけつゾロリ以外の本を読むキッカケになる本を紹介

 

とにかく文章を読む機会を増やす。

親がゴリ押しで世界文学全集などを渡すと100%本嫌いになります。

ライトなものでOKです。

 

国語の読解は時間を計る

 

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dretec(ドリテック) 勉強タイマー  スケルトンブルー

どんなテストでも時間が設定されています。

時間内に見直しも出来るのが理想的。

 

国語はスピーディーに読んで解いてが身につくことがいいのですが、家だとだらけることも。

日頃から時間を気にして問題を解きましょう。

 

子ども①も時間を気にして問題を解くようにしたら、徐々に成績が上がっていきました。

 

国語は継続力がカギ

国語の成績が振るわず、成績アップを目指そうとしても途中で挫折しやすい科目です。

なにせ苦手だと、何をどうすれば良いのか分かりません。

そして、結果が出るのに時間がかかります。

 

例えば、社会で次のテストが戦国時代から江戸初期だとそこを集中して勉強すれば点数アップするでしょう。

国語に関しては、自分の国語力を上げていかなければ目立った点数アップが期待できません。

 

子どもにとっては心が折れる科目。

親も結果がすぐに出ないのでイライラしてしまう科目。

忍耐力を持っていないと向き合えない科目です。

 

こうした特性を理解しつつ、トップ高校を目指せる国語力を鍛えていきたいですね。

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