【注意!】子どもの学力が落ち込む兆候 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【注意!】子どもの学力が落ち込む兆候

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今回は【注意! 子どもの学力が落ち込む兆候】と題し、お話していきます。

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ありがとうございます。

 

子どもの成績を上げることも大切ですが、キープするのも意外と大変です。

なぜなら、ちょっとした気の緩みで簡単に成績が下がるからです。

学力を維持するのも毎日の勉強に取り組むことが大前提ですし、さらに学力を上げていくとなると学習量を増やすことが必要になるのですが、本当に勉強を少しでもやらなくなるとあっという間に成績は転がるように下がっていきます。

下がってしまって、そこで慌てて「勉強やらなくちゃ」と思っても、元に戻るには今までの倍以上の努力をしていく必要があり、「やっぱり無理だ」と白旗を上げる人がけっこういます。

こうなるのを親としては未然に防ぎたいですよね。

 

ただ、成績が下がりそうなのを親の力で何とか防ぐということができるのは小学校3年生、または4年生くらいまでです。

精神的な成長が早い子であれば小学校4年生頃から親の言うことは聞かなくなります。

反抗期で勉強に関することで親子喧嘩を繰り広げることも増えます。

しかも、子どもの自立心と学力グループの固定はちょうど同じ時期に起きるので、親としては悩みが増えてくるなかでいかに学力が低下するのを阻止するかということも考えないといけません。

 

ということは、10歳を過ぎる頃からは親が力づくで解決するのは不可能になってきます。

そして、これを放置しておくと高学年で学力グループが固定したまま中学に進学し、さらに勉強から気持ちが遠ざかると学校の勉強を理解するのも難しくなります。

ご存じの通り、中学の次の高校進学は受験が必須です

中学でどのくらいの学力、順位なのかで進学できる学校の選択肢の幅が決まってしまいます。

例えば、成績優秀層はほぼすべての高校に挑戦できる権利があります。

しかし、偏差値55、50と数値が小さくなればなるほど受験して受かりそうな高校が限定されるので、早めに学力が低下していきそうなのをストップするのが最善です。

 

学力が落ち込みそうだなとという兆候を事前にキャッチして、「どうするか」を早い段階から子どもと一緒に考えていきましょう。

それでは早速、学力が落ち込む兆候をご紹介していきます。

 

1.動画視聴などスマホに触れる時間が増える

今の小学生は高学年になると自分専用スマートフォンをを持っている子も珍しくありません。

スマホ1台で友達との連絡、写真や動画撮影、インターネット検索やゲームと多種多様なことができるため、使用しているとあっという間に時間が過ぎていきます。

 

本当は勉強しないといけないけど、つい友達とのメッセージのやり取りをしてしまう。

動画視聴をしていたらもう親が帰宅する時間になっていた。

そんなことが今の子ども達には普通に起きています。

小学生時代は学童クラブ、習い事やスポーツ少年団などに入っていなければ放課後の予定はなく、過ごし方は基本的に子どもの自由です。

親がペアレントコントロールを設定していて使用制限していても、放課後にスマートフォンを所持している子が集まり、ロック解除の仕方を試したり、無制限に使える子のスマホを利用して動画撮影をしていることもあります。

 

共働き世帯も増えており、夕方に親が帰宅するまでどのように過ごしているかというのも見守りサービスなどを利用していない限り、親が把握できないこともあります。

子どもには『学校から帰宅したら宿題をやって家庭学習に取り組んで』と言っても、本当にしっかりやっているかどうかは毎日直接宿題をチェックしないと分かりません。

一度楽な方に流されてしまうと、そこから勉強に向き合わせようと引き戻すのも大変です。

スマホの使い方を渡す前にしっかりルールを決めることはもちろんのこと、定期的に話し合いをしてください。

最初から「使いすぎ」と決めつけず、『どんな動画を見ているのか』『LINEのやり取りは友達の中で一番誰と連絡を取あっているのか』と聞きながら『どうも使用時間が長さそうだ』と感じたら、真面目にルールの再確認をしましょう。

 

2.親の知らない友達と出かけることが増える

小学校に入る前の園生活では、バスを利用していても必ず親が子どもを迎えます。

その際に、先生と会話をするので『どの子と仲が良いのか』が分かり、子どもの友達の親と行事の際に顔を合わせたら言葉を交わすということをする方は多いと思います。

 

小学校に入る前の子どもの交友関係は親との付き合いにもなるため、『どのような親子か』というのが分かります。

しかし、小学校に入って色々な子と知り合い、仲良くなっていくとその中に親にとって『よく知らない子』も増えていきます。

知っているママさんや近所に住んでいる昔から知っている子と遊んでいるなら、どういう子なのかが分かっています。

そして『最近どんな遊びをしているのか』など確認をしたり、『宿題を終わらせないで遊びに行くから済ませてから行かせる』と話をすることができます。

ところが、よく知らない子と遊びに出かけることが増えてくると、相手の親との連絡手段もありません。

どんなことをして過ごしているのか子どもに確認しても、子どもは親に知られたら叱られることは絶対に口にしないので、本当のことは分からずじまいです。

 

子どもが成長すると気の合う子が必ずしも親が知っている子、とは限りません。

特段問題がなければいいのですが、親との関係も悪くはないのに、休みの日も友達と過ごしたがって外出が増えていくと『あれ、どうしたのかな』と気にするようになります。

もちろん、『あの子と仲良くなっては駄目』と子どもの交友関係に口出しし過ぎるのは毒親に分類されてしまいますが、平日だけでなく土日祝日も親の知らない友達と出かけることが増えているというのは『何かあるのでは』と思った方がいいです。

 

とくにトラブルの多い子、あまり良い噂を聞かないような子と仲良くしている時は親として心配するのは当然のことです。

親がいる時も、その友達と遊びたがる時は家族のお出かけの予定を入れたり、『お友達に会ってみたい』とか『どこで遊ぶの』と聞いて、同じ方面に用事がある風に装って途中まで行ってみるなどして実際にどういう子なのか確認してみるのが安心です。

小学校高学年くらいになると、仲良くなる友達によっていきなり雰囲気が変わる子もいます。

友達から受けるのは良いものだけとは限らないので、気になる時は『どういう子なのか』をさりげなく確認してみましょう。

 

3.テストの点数が悪いことを言い訳する

学校のテストの点数が下がる理由には大まかに二つあります。

難しい単元でなかなか理解しきっていなかったということと、勉強量が減ってきて点数が悪くなったということです。

苦手な単元であれば、復習をして克服することができます。

しかし、学習量が減ってきて点数が下降しているというのは親としては見過ごすことはできません。

塾で仕事をしている時に、成績優秀な生徒と成績が低迷している生徒の違いの一つが『テストが悪い時に言い訳をするかどうか』でした。

成績優秀層、勉強を頑張ろうとしている生徒はテストの結果が悪い時は言い訳ではなく『どうしてこの点数になったのか』を考えるようにしています。

自分の弱点を受け止めて、そして次のテストに向けて改善できることはないかと色々と先生に相談し、間違えた問題の解き直しをするというあくまで前向きな気持ちで結果を乗り越えようとします。

もちろん、テストが返却された直後はショックで弱気な発言をすることもありますが、『クヨクヨしていても良いことはない』と立ち上がります。

 

一方、成績が低迷している子はテストの点数が芳しくないことに対して『苦手な単元なので』とか『間違えた範囲を勉強していた』や『みんなできなかったです』と言い訳をして自分のテストの点数が悪いことを正当化しようとします。

先生としては生徒の考えはお見通しです。

最初から言い訳をして弁明するというのは、自分のテストの成績を真正面から受け止められない心の弱さが見え隠れしています。

勉強に対して自信がない証でもあるので、子どもの口から言い訳ばかりが出てきたら『成績が落ち込むサイン』と思ってください。

言い訳をすることが増えてきたら、『言い訳をするよりも改善策を考えていこう』と励ます言葉をかけてみましょう。

 

親としては励ますではなくて叱りたい気分ですが、叱るとお互いの感情がぶつかり合うことになるので、ここはグッと堪えて『より良い方向に進めるよう考えよう』というスタンスで声がけをしてください。

 

まとめ

子どもの学力、成績を考える上で、まず大切なことは『これ以上下がらないよう現状維持をする』ということを考えつつ『成績を上向きにしていく努力をしていく』ということです。

 

成績を上げるというのは言葉で言うのは簡単ですが、実行に移すのは誰もかれもができるわけではありません。

その反対に、学力が落ちる子もいます。下降する時は本当に驚くくらいの速さで落ちて、親が気がついた時には『元の状態に戻すのにも相当な努力が必要』という状況になるのも珍しくないです。

できれば落ち込む前に子どもから発せられるサインをキャッチして、『どうしようか』と対策を練って行動に移してください。

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