【子どもの学力】学力上位者の中でも最上位層の子の特徴 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【子どもの学力】学力上位者の中でも最上位層の子の特徴

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今回は【子どもの学力 学力上位者の中でも最上位層の子の特徴】と題し、お話していきます。

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ありがとうございます。

子どもの学力グループは小学校低学年から緩やかながらに形作られていき、小学3年生から4年生にかけて『勉強が得意な子』『それなりにできる子』『勉強が苦手な子』の3つのグループが出来ていきます。

そして、5年生以降はその学力のグループが固定していきます。

成績上位層は他の学力グループから見ると全員同じように【賢い人たち】に見えます。

しかし、その中でも最上位層をトップとし、確実にピラミッドになっています。

小学校での【勉強が得意な子】は高校受験ではトップ高校に入る子、2番手の高校に入る子、3番手に入る子が一緒にいます。

それが中学に進学し、定期テストや塾の模試で偏差値や5教科の合計点で少し差がついてくることになります。

一見すると『勉強できるよね』ですが、最上位層以外の子ども達にとっては『上には上がいる』という状態です。

最初から、2番手校や3番手校を目指しているのであれば全く問題ありませんが、【本当はトップ高校に入りたいけれど偏差値が少し足りない】という時はどうすればよいでしょうか。

成績はいいけれどトップ高校に合格するにはあとひと伸びが欲しいと、親も強く願っていることも多々あります。

ガムシャラに勉強する必要もありますが、それでもスムーズに成績が伸びていくわけではありません。

勉強している割に学力が上がらないと『成績最上位層と何が違うのか』と考えてしまうこともあります。

最上位層に少しでも近づくためには、彼ら彼女たちの特徴を知っておくことで真似をする、つまりは言動や考え方を寄せていき、勉強していくことで『最上位層への道が拓ける』になるかもしれません。

それでは最上位層の子の特徴をご紹介していきます。

 

1.応用問題を避けない

学校のテストがワークからそのまま出るという中学校もありますが、大抵の中学では差が出やすい問題、つまり応用問題がテストに出ることがあります。

自治体模試、塾の模試でも上位層は応用問題がどのくらい解けるか、正解できるかという中で差が出てきます。

学力グループでは上位層に入るけれど、どうしてもワンランク上の人たちの中に入っていけない時は『応用問題の正答率』が原因になっていることが多々あります。

応用問題は簡単に解けません。

解けない、間違えるがあると基本問題に逃げてしまう成績優秀層の子もいます。

『これが出来ているからいいじゃないですか』と。

ただ、そういう甘い考えだと最上位層にはたどり着きません。

突き抜けている子は自分が解けない問題を全部潰しに行く覚悟で問題を解く迫力があります。

分からない問題は質問をしたり、理解するまで解説文を何度も読んだりして『分からない』をなくす努力をしていきます。

基本問題ばかりやっても楽しくないので、出会ったことのない問題を解こうとする挑戦する気持ち、難問への果敢なチャレンジをします。

たとえ地方でも高校入試ではどの教科も応用問題が何問か出題されます。

自治体模試でそうした応用問題をしっかり取れるか取れないかの差が偏差値、そして合格判定ラインに出てしまうのです。

『あと偏差値3つアップさせたいけれど厳しい』という子は、応用問題に対する気持ちを変えていき、避けずに何とか解こうと奮い立たないと最上位層にたどり着くことはできません。

言葉で『偏差値3』というと、3というのは簡単に上がりそうに思ってしまいますが、偏差値を確実に上げるというのはかなり大変です。

『短期間で偏差値5くらい上げたい』と口にする子や、親に接したことがありますが、『偏差値5』上げるのも勉強への向き方や学習量など抜本的な改革をしないと実現するのは不可能です。

学力上位グループにいて、そこから最上位層を目指すのは基礎学力がしっかりある分、実現することは十分可能性があります。

あとは、応用問題を避けないで向き合うという強い気持ちで勉強するようにしていきましょう。

 

2.確固たる目的や成し遂げたいという意思がある

成績最上位層の子は『将来こういう職種に絶対になりたい』『とにかく実家を出たいから親が一人暮らしを許してくれる大学に絶対に合格する』という確固たる目的を持ち、それを確実に実現するために勉強に励んでいます。

目標とするものが難易度が高いものであれば実現するためにはしっかり勉強をして、高校受験も通過点としか考えていません。

高校受験を最大の目標にしていると「入試をクリアするための勉強」になってしまい、伸びるものも伸びなくなってしまいます。

もちろん、合格することはもの凄く大切です。

大切ですが、自分の学力の底上げをしていき成績最上位層の子に近づいていくには夢など何かしらの成し遂げたいものがある、乗り越えるぞという揺るぎない強い思いがないと実現するのが難しくなります。

「勉強頑張る」と言っているこの中で、本当に行動に移せる子はそんなに多くはありません。

成績最上位層の子がなぜ最上位なのかといえば、「こうなりたい」という意思を行動に移しているからです。

 

ただし、強い意思を持たせる、目標を持たせるということにも注意点があります。

成績上位層の中には、親に『○○高校に入りなさい』と言われて勉強している子もいます。

こういう子は、勉強の動機が自分自身の思い、目標からきているわけではないので中学校に入ってから成績が伸び悩むことがあります。

親としては『あの高校に入れば』という願望を子どもに押し付け、叶えてもらいたいという欲望があるわけですが、それで子どもが成績最上位層になるわけではないです。

むしろ逆効果になることもあります。

親の方も高校受験は子どもが主役であるということをちゃんと理解しつつ、「子どもの将来の夢や本当に進学したい学校」を聞いて気持ちを受け止める度量も必要になってきます。

その上で、子どもがトップ高校を目指したいという確固たる目標を持っているという意思を持っているなら、それを実現するようサポートするようにしていきましょう。

 

3.下を見ず上を見る

成績最上位層の子は自分との闘い、同じ学力レベルの子との戦いになるので自分よりも成績が下の子を意識する暇はありません。

これは親の方も自分の学生時代を振り返ってみると、「○○君、○○ちゃんはずっと上を見ていたな」「トップじゃないのにマウント取ってくる子がいたな」というのを思い出すはずです。

自分の学生時代や塾でも、『その成績なのになぜマウントを取る?』という子に出会った経験があります。

 

成績上位グループの中にも、そういう「下の子を見て自分の立ち位置に満足する」というタイプの子がいます。

下の子ばかり見ていると、不思議なことに成績が下がっていくという現象がおきます。

自分よりも成績が下の子と見比べて、勝っていることに安心していると勉強時間も減ったり、引き締めて勉強に取り組むということが少なくなります。

「自分は勝っている」と気が緩み、緊張感を持って学習に取り組めないのですから遅かれ早かれ成績は下がっていくのは当然のことです。

一方、最上位層の子は己との戦い、高い学力を持つライバルに負けないという気持ちを持って勉強しているので、どんどん知識を増やして応用問題も解けていくという盤石な学力を形作っていきます。

 

親は自分の子どもの性格を100%把握することはできませんが、日頃の親子の会話から「あの子には勝った」と自分よりも成績が低い子や、または運動神経や美術の作品作りなど自分よりもできる子の話を全くせずに不得意な子の話ばかりをしていると「下の子ばかり見ているタイプ」になるので、折を見て注意をしてください。

他の子と自分を比べる癖があるということは、もしかしたら親自身もそういう傾向があるかもしれないので、自分の言動もしっかり振り返って変えられることは変えていく気持ちを持ってください。

 

まとめ

成績はいいけれど、自分よりも成績が抜きんでている子というのはどの世界にもいます。

その子に追いつくのは容易なことではありませんが、最上位層の子の特徴に寄せていくことで自分も「最上位層の子っぽい」になり、勉強への取り組み方や意識を変えていきやすくなります。

 

勉強というのは、極論を言えば『やるか』『やらないか』の二択になります。

同じように勉強をしているけれど、ちょっとずつ最上位層と差が出る原因を理解していき、最上位層の考え方はどうなのかと考えつつ、日頃の勉強をしていきましょう。

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