学校の算数と塾算数は違います。
受験算数とも呼ばれていますよね。
受験算数の代表格であるつるかめ算は公立学校ではスルー。
受験算数の是非はたびたび論争の的になりますが、私の個人的な考えでは【学んでおいた方が良い】の一択です。
なぜなら知識の幅が増えたり、数的な力が伸びるからです。
さてさて、そんな受験算数ですが本格的に勉強するのは小学4年生以降。
それまでの間、家庭でどのような教材に触れていた方が良いのか気になりますよね。
算数・数学が出来るできない、または好きか嫌いかは進路選択の重大なポイントになります。
できることなら選択肢を狭めたくありません。
そして、算数や数学嫌いにはさせたくないですよね。
天才系ではないけれど、塾の算数や数学にそれなりについていっている我が家の子ども①②の例を上げつつ、役に立った問題集などをご紹介していきます。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
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計算力と思考力を鍛える
子ども①が入塾して一番衝撃を受けたというのが、
【みんな普通に文句も言わずに計算問題をスラスラ解いている】
【宿題イヤだ、と一言も言わずに毎週ちゃんとやっている】
というもの。
塾に入るから勉強しなくては、ではなく【塾に入る前にかなり家庭で下地を作っている】子ばかり。
子ども①は大きなショックを受けていました。
私としては子ども①がこういった反応を示すのは、ある程度織り込みずみ。
衝撃はそのうち消えていきます。やはり塾の仲間についていくことの方が大切です。
何気なく塾に慣れる、とくに算数に慣れるように低学年の頃から試行錯誤を繰り返してきました。
計算力は絶対に軽んずべからず
小3,または小4から通塾を考えている時に絶対に外せないのが「計算力」です。
塾に来る子のほぼ全員、計算力が半端ないです。
地方で3,4年生から塾に来る子は、中学受験を考えている・高校&大学進学を見据えている子が大半。
ハッキリ言えば、クラスの賢い子が集結しているようなものです。
そのなかでも授業についていき、心が折れないようにするには計算スピードや計算の正確さが必要。
幸い、子ども①はKYなところがあります。
自分の計算スピードの劇遅さをあまり意識せずに、「野球好きな子が多くて面白いよ」で慣れました・笑。
周りの目を気にするタイプの子ども②の場合は、子ども①の反省を活かしてスピードはそれなり、そして計算力は確固たるもの、を目指して挫折することなく塾に馴染みました。
もちろん、どちらのクラスにも公文やソロバン(両方通っていた強者も!)に通って計算スピードが鬼のように速い子もいます。
ということで、計算力の下地は通塾の絶対条件と言っても過言ではありません。
計算ドリルはマストアイテム
我が家では、子ども①②の計算対策としてこちらのドリルを愛用しました。
5分間計算シリーズは漢字、理科などの多岐に渡っています。
ダラダラ勉強するのが嫌いな子やすきま時間に勉強を、という家庭にはピッタリ。
計算ドリル系が大嫌いな子ども①にはとくに相性が良かったです。
おかげで、計算力は地味につくことが出来ました。
ただ、勉強をガッツりさせたい親には物足りないと思います。
我が家のような事情(子どもが計算ドリル系大嫌い)であれば、メイン、そうでなければ補助的な教材という立ち位置。
それでも、非常に便利で使い勝手の良い教材には変わりありません。
塾的な算数には算数ラボ一択
学校の算数と塾主催の模試とでは出題される問題が大きく異なります。
どうすれば○○模試の算数で良い点数が取れるか、という悩みを知恵袋などで吐露する方も少なくありません。
計算力はあるけれど、塾的な思考力を問われる問題に慣れるには算数ラボ 考える力のトレーニングの力を借りましょう。
我が家では、子ども①②はもちろんのこと子ども③も近々(2021年秋)着手する予定です。
大判で文字が大きい低学年の子も書きやすく、値段も手頃。
学校の算数とは異なる問題が多く、飽きません。
このほかにも、空間図形に特化したシリーズもあります。
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中学受験を考えているご家庭なら、是非とも取り組んでいきたい問題集です。
算数の底上げを狙うならZ会のグレードアップ問題集
算数のレベルを上げて、通塾に備えるのに欠かせないのがグレードアップ問題集。
小学1年生から文章題、計算・図形と分かれており便利です。
学校算数はできるけれど、グレードアップ問題集は難しい時は注意が必要。
グレードアップ問題集が解けないと、塾の内容やスピードについていけなくなる可能性があります。
通塾に向けた基礎学力を鍛えることも大切ですが、真の学力を見つめることも重要です。
「学校のテストは100点連発だから」と余裕でいても、本当の実力は分かりません。
市販の問題集を解いて「本当に通塾しても大丈夫なのか」を把握することもできます。
トップ層を目指すなら中受験向けの問題集
塾内でもトップを目指す、将来的に医学部や難関大学を目指している、市販の問題集は簡単、という場合はハイレベルな問題集にも取り組みたいところ。
最レベシリーズ
言わずと知れた、有名な問題集。
地方の本屋さんでは並んでいないことも多々ありなので、アマゾンなどネット経由で購入するしかありません。
同じ奨学社のハイレベ100シリーズも有名ですよね。
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幼児向けのもあるので、就学前から学力を盤石なものにしたい方にはおすすめです。
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ただ、強制は避けましょう・・・。
エリート
スーパーエリート問題集 さんすう 小学1年[新装版] (中学受験を目指す)
完全に、中学受験に備える問題集です。
出版されているのは、小学1年生から3年生まで。
最レベやハイレベも同じ。
これは、中学受験する子は4年生からほぼほぼ通塾する、ということを反映した結果といえます。
地方の本屋さんで店頭に並ぶのは、地域NO.1の大型店舗(それでもないこともある)くらいでしょうか。
根本的に、学校算数と異なる問題ばかりです。
「うちの子、学校のテスト100点ばかり」「計算スピードクラス1位」でも、戸惑うレベル。
地方で、こんなレベルの問題を解くのは必要ないのではと思われるかもしれませんが、先々のこととを考えると必要悪ではありません。
地方と中学受験熱高い地域との差を感じるには、おすすめの1冊です。
全て完璧を目指すのではなく、解けそうな問題から解くがいいかなと。
そうでないと、算数嫌いになってしまいます。
地方在住なら、「とりあえず解いてみよう」のスタンスでお願いします・・・。
サピックスの問題集
サピックスが市販している算数の問題集。
カラーで親しみのある中身ですが、まぁ難しい。
子ども①も取り組みましたが、ほぼほぼ私と一緒に考えて解きました。
「都会の子は、こんなのをスラスラ解いているのね~」と思いながら問題集をパラパラ眺めていましたね・・・・。
今は地方にいても、小学4年生前後に首都圏に戻って受験をすることを考えているなら、是非とも取り組んで欲しいです。
トップクラス問題集
我が家も国語でお世話になったトップクラス問題集。
トップクラス問題集が他の問題集と異なるのは、地方の子向け的な「徹底理解編」があるということ。
国語は、ピンクの表紙の徹底理解編を使用して読解力などを鍛錬しました。
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そのおかげなのか、塾の国語は最初からスムーズに馴染むことに成功。
算数も、やっておけばよかった・・・・。
そして、4年生までシリーズ展開しているのも地方の教育熱心な家庭には嬉しいです。
・入塾を考えている
・将来お医者さんになりたいようだ
・なんだかすごく賢い子だ
こういう子には、市販の難しめ問題集を1年生の頃から家庭で解いていくことが肝要。
高学年や中学、はたまた全国の同級生&浪人生としのぎ合う大学入試に向けて大きな財産になります。
塾の算数に備えることは当たり前
国語は取り組んで読解力を鍛えてましたが残念ながら、我が家の子ども①②ともに算数では市販の難関問題集には取り組みませんでした。
反省ばかりですが、紹介した応用問題たっぷりの問題集を解ける実力があれば、解いた方がいいですよ!
首都圏の低学年の子が解くような市販のレベル高めの問題集はチト厳しい場合は、我が家のように
・算数ラボ
・Z会のグレードアップ問題集
に取り組んでいけば、何とかなります。たぶん。
この2つの問題集は、地方でもマスト。
余裕があれば最レベやハイレベ、スーパーエリート、トップクラス問題集に取り組むで、通塾の準備OKです。
子ども③は、手始めに算数ラボからスタートして入塾に備えたいと思います!