鬼門の小学高学年!学力差で振り落とされないための秘訣 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

鬼門の小学高学年!学力差で振り落とされないための秘訣

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今回は【鬼門の小学高学年!学力差で振り落とされないための秘訣】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

塾で仕事をしている時や子育て中に感じるのは、子どもの学力差がハッキリするタイミングがあるということです。

とくに、10歳の壁を通り過ぎた小学校高学年は【これから上位層に行けそうな子と、そうではない子】をざっくりとふるい分ける厳しい冬のようなものだと感じています。

ご存じの方も多いと思いますが、小学高学年は多くの子どもが学力差によって大きく分かれてしまう鬼門の時期です。

低学年までは何となく勉強していてもついていけた子が、高学年になると突然【わからない】【授業が難しい】と感じ始めます。

その一方で、理解が深い子は一気に伸び、差はさらに広がっていきます。

なぜ、この時期だけ学力の分岐がこれほど起きるのでしょうか。

その背景には、学びの質が【具体→抽象】【暗記→思考】【受動→自律】へと大きく変わるという構造があります。

つまり、高学年はこれまでの勉強法では通用しないステージに突入するのです。

そこで今回は、高学年で振り落とされないための3つの秘訣を、家庭で今日から実践できる形で紹介します。勉強が難しくなる時期だからこそ、【正しい対処】をすれば、多くの子は再び安定して伸びていきます。

親の関わり方も、管理から自律支援へと変わることで、子どもの学びは大きく進化します。

高学年は不安の時期ではなく、伸びるための第二のスタート地点です。

そのための視点を、一緒に整理していきましょう。

 

なぜ高学年で【振り落とされる】のか

まず、小学高学年になると、子どもたちの学力差は一気に広がり始めます。

低学年のころは、授業を聞いて宿題をしていれば大きな差がつくことはほとんどなく、【このままいけば大丈夫】と感じていた家庭も多いでしょう。

しかし高学年に入った途端、【急にわからないと言い始めた】【成績にムラが出てきた】【授業についていけていない気がする】と焦りを感じる家庭が一気に増えます。

これは偶然でも個人差だけでもなく、高学年という時期が本質的に学びの転換点だからです。

具体的な事例を頼りに理解していた内容が、抽象的な概念や論理に置き換わり、思考の質そのものが問われるようになります。

さらに、丸暗記中心の学習スタイルでは限界に達し、理解の浅さが一気に露呈します。

また、親が手取り足取り教えてきたやり方も通用しなくなり、むしろ【考えない子】を生んでしまうこともあります。

つまり高学年は、これまでの成功体験が通用しなくなる学びの構造変化が起こる時期なのです。

ここでは、なぜ振り落とされるのかを3つの視点から整理し、高学年の特性を正しく理解するための土台を作っていきます。

 

特性①【具体】から【抽象】への壁

高学年で最初に立ちはだかるのが、【具体から抽象】へ切り替わる10歳の壁です。

これまでは、身近な例やイラスト、具体物を使った説明で理解できた内容が、急に【概念】や【法則】を基に考える学習へと移行します。

たとえば算数では、数の操作から割合・速さ・比の考え方へ進み、図形も感覚ではなく性質を扱うようになります。

国語では文字そのものを読む段階から文章の要旨把握、筆者の意図、比喩の構造など抽象的な読み取りが増えます。

理科も観察中心から、現象の因果関係や法則を説明する段階へ進むため、【なんとなく理解する】では通用しません。

この変化に対応できた子は一気に伸びますが、抽象化が苦手な子は一度つまずくと理解が進まず、授業がどんどん難しく感じられるようになります。

10歳前後は脳の発達段階としても思考の転換が起きるため、理解のスピードに個人差が出やすく、【急に苦手になる】現象が多発するのです。

この時期に必要なのは、抽象を無理に押し付けるのではなく、具体と抽象を行き来しながらゆっくり橋渡しすることです。

ここを押さえないと、学力差は一気に開いてしまいます。

 

特性②【丸暗記】の限界と崩壊

高学年になると、低学年のころに通用していた【丸暗記】中心の学習が急に効かなくなります。

語句や公式、手順を覚えるだけの学習では、応用問題に太刀打ちできず、理解の浅い子ほどわかったつもりが崩れやすくなるのです。

たとえば算数では、公式を覚えても【なぜその計算になるのか】が理解できていなければ、少し条件が変わっただけで手が止まります。

国語でも漢字や語句の暗記が得意だった子が、文章読解になると一気に点数が下がるケースは多く、これは抽象的な読み取り力が育っていない典型例です。

理科や社会でも用語暗記が通用せず、理由や背景まで理解していないと問題文の意図を読み取れません。

このように、高学年は知識を【覚える】段階から【使う】段階へ一気にシフトします。

丸暗記は一時的な効果はあるものの、定着しないうえに応用力につながりません。

そのため、低学年から暗記で乗り切ってきた子ほど高学年で伸び悩みやすくなります。

ここで学習法を変えずにいると、学力差は加速度的に広がってしまいます。

だからこそ、高学年では理解ベースの学習へ軸足を移すことが欠かせません。

 

特性③親の【教えすぎ】が逆効果になる時期

これまで親が丁寧に教えることで成績が安定していた子も、高学年になると【教えれば教えるほど伸びなくなる】現象が起きます。

それは、この時期から学びの主役が親から子ども本人へ移行するからです。

高学年では思考力が問われるため、親が説明しすぎると子どもは自分で考える機会を奪われ、【受け身の勉強姿勢】が固定化してしまいます。

すると、テストでは正解できても、少しひねられると対応できず、理解の浅さが露呈します。

また、【教えてもらうのが当たり前】という状態が続くと、間違いを分析する力や、自分で調べて解決する力が育ちません。

これは中学以降の学習で大きな弱点になります。

さらに、親の説明をそのまま写すだけの作業的勉強になり、本人が内容を理解しているかどうかの判断が難しくなります。

高学年は、本来なら自分の頭で考え、試行錯誤しながら理解を深めていくフェーズです。

親がサポートをやめるべきという意味ではありませんが、【考えるヒントを与える】【調べ方を教える】に役割を変える必要があります。

この転換ができないと、子どもは自立せず、学力差が広がってしまうのです。

 

振り落とされないための【3つのアクション】

さて、高学年で学力差が広がる背景を理解したうえで、次に重要になるのが【では、どうすれば振り落とされず安定して伸びていけるのか?】という具体的な方法です。

高学年は、これまでの勉強のやり方では通用しないため、学習スタイルそのものをアップデートする必要があります。

しかし、難しい特別な勉強をする必要はありません。

むしろ、高学年の学習特性に合ったシンプルな3つのアクションだけでも、理解の質が大きく変わり、学習の安定につながります。

それは【図で考える】【説明してアウトプットする】【当日復習する】という、どれも今日から家庭で取り入れられる小さな工夫です。

これらの方法は、抽象化への橋渡し、理解の深さの確保、定着率の向上といった、高学年特有の学習課題を同時にクリアしてくれる強力な対策でもあります。

ここでは、振り落とされないために必須となる3つのアクションを、背景と効果、家庭での実践方法を交えながら解説していきます。

子どもの学習に無理をさせるのではなく、【正しいやり方】を取り入れることで、安定した成長が実現できます。

 

①算数は【答え】ではなく【図】を書かせる

高学年の算数が難しく感じられる最大の原因は、内容が一気に抽象化することです。

割合、比、速さ、角度、立体の性質など、目に見えない概念を扱う単元が増えます。

この抽象の壁を乗り越えるために最も効果的な方法が【図を使って考える習慣】です。

図を描くことで、情報が視覚化され、頭の中で整理しにくい内容もスッキリと構造化できます。

【わからない】と手が止まる子は、文章のまま処理しようとして認知負荷が高くなっている場合が多く、図を描くことで負荷を下げ、思考を前に進められます。

さらに、図を描く習慣は応用問題への強さにも直結します。どんな問題でも図に落とし込める子は、問題の本質を捉える力が高まり、条件が増えても混乱しません。

家庭では、【答えは?よりも図は描いた?】と声をかけるだけで効果が大きく、難しい説明をする必要もありません。

図を描くこと自体が思考そのものを助けるため、算数の理解が安定し、ミスも減ります。

高学年の算数で伸びる子は例外なく図の力を使っています。

 

②インプットよりアウトプットを重視する

高学年になると、ただ問題をこなし、同じパターンを繰り返し解くだけでは学力は伸びません。

理解したつもりでも、説明を求められると途端に言葉が詰まる。

これは高学年でよく見られる現象です。

そこで必要になるのが【説明してアウトプットする】学習です。

【説明できる=理解している】、【説明できない=理解が不十分】、という極めて明確な基準になるため、理解の質が簡単にチェックできます。

また、説明する過程で思考の抜けや誤解に自分で気づくため、間違いを自力で修正できる力が育ちます。

家庭では、【どうしてそうなるの?】【どの考え方を使った?】と問いかけるだけで十分です。

完璧な説明でなくても、自分の言葉で話すことが重要です。

さらに、説明する習慣を持つ子は、国語・理科・社会など他の科目でも文章理解が深まり、テストでの記述力も向上します。

インプット中心の学習に限界が来る高学年こそ、アウトプットの比重を増やすべき時期なのです。

 

③復習は【週末のまとめ】ではなく【その日のうち】に

高学年の学習は内容が高度になるため、一度理解しても放置すると、あっという間に、驚くほど早く忘れてしまいます。

【週末にまとめて復習する】では遅く、定着率は大幅に下がります。

最も効果的なのは【その日のうちに復習する】ことです。

やはり、定着率が高い方法で短期記憶が薄れる前に再確認することが理解の安定につながります。

また、高学年の単元は積み上げ型で、理解の穴が後々大きなつまずきになるため、当日の復習で小さな穴をその日のうちに埋めることが重要です。

家庭では、長時間やる必要はなく、【授業で今日何をやった?】【その問題、もう一度解けそう?】と軽く振り返るだけでも効果があります。

とくに算数や理科は当日復習との相性が非常に良く、翌日の授業内容も理解しやすくなります。

また、当日復習を習慣化すると、学習のリズムが整い、週末の負担が激減します。

高学年は早めに復習をすることが学力安定のカギであり、その日のうちの復習は最も効果の高い対策のひとつなのです。

 

【管理】から【自律支援】へのシフト

ところで、高学年になると、学習内容が難しくなるだけでなく、子ども自身の【学習との向き合い方】も大きく変化します。

それに伴い、親の関わり方も大きく転換する必要があります。

低学年のころは、親が主導して学習を管理し、できないところを丁寧に教えることで学力を支えられました。

しかし、高学年では同じ方法が通用しなくなり、むしろ逆効果になることがあります。

それは、この時期から自分の頭で考えて理解する力が本格的に育つからです。

親が手を出しすぎると、自主性や分析力が育たず、受け身の学びが固定化されてしまいます。

そこで必要になるのが、【管理】から【自律支援】へのシフトです。

親がすべてを決めて教えるのではなく、子どもが自分で計画し、考え、問題解決できる環境を整えることが求められます。

ここでは、高学年の子どもが自立して学べるようにするための3つのポイントを紹介します。

役割を変えるといっても、親の関わりがなくなるわけではありません。

むしろ、関わり方の質こそが問われる時期なのです。

 

①スケジュール管理の権限委譲

高学年で最も大きく変えるべきなのが、学習スケジュールの管理です。

これまでは親が【今日はこれをやろう】【ここまで終わらせよう】と指示していた家庭も多いでしょう。

しかし高学年になると、自分で計画を立てる力が求められます。

これは勉強のためだけではなく、将来の学習習慣の基礎になる重要なスキルです。

親が管理し続けると、子どもは【言われたことだけやる】状態に陥り、自分で考えて行動する力が育ちません。

まずは、1日の学習予定を子ども自身に立てさせ、【どれくらい時間が必要?】【順番はどうする?】と問いかけながら一緒に確認するところから始めます。

子どもの計画が甘かったり無理があったりしても、すぐに否定せず、改善点を一緒に見つけることがポイントです。

また、計画通りに進まなかった場合には、【どうしてうまくいかなかった?】と振り返りを促し、次の計画に生かす流れをつくります。

こうした経験を重ねることで、子どもは自分で考え、調整し、責任を持って学習に向き合う力を育てられます。

 

②評価軸を【点数】から【分析力】へ変える

小学校高学年では、親が【点数だけ】で子どもを評価することが大きな落とし穴になります。

点数は結果を示す大切な指標ではありますが、その裏にある思考の質までは反映されていません。

たとえば、80点でも【なぜ間違えたか】を分析できる子は次に伸びますが、90点でも【なんとなく】で解いている子は伸び悩むことがあります。

そこで親が重視すべきなのが、テスト結果よりも【分析力】です。

テストを見たとき、【どの問題でつまずいた?】【どう考えた?】とプロセスを確認し、子ども自身に振り返らせます。

間違えたことを責めるのではなく、改善点を発見したと捉え直す姿勢が大切です。

これにより、子どもは点数ではなく理解に意識が向き、勉強への主体性が高まります。

また、分析ができるようになると、家庭学習の質も上がり、勉強時間をただこなすだけではなく意味のある学習へと変わっていきます。

高学年は、【点数に一喜一憂する段階】から【自分で理解を深めて修正する段階】へ移行する時期です。

親が評価軸を変えることで、子どもの学びは大きく進化します。

 

③【教える人】から【調べ方を教える人】へ

高学年になると、親が丁寧に教えれば教えるほど、子どもが自分で考えなくなるという問題が起きやすくなります。

これは、内容が難しくなるほど【答えを教える】ことが短期的には最も早く楽な方法に見えるからです。

しかし、これを続けてしまうと、子どもは自分で調べたり考えたりするプロセスを経験できず、応用問題に弱いままになります。

そこで重要なのが、親の役割を【教える人】から【調べ方を教える人】へ切り替えることです。

具体的には、わからない問題が出たときにすぐ答えを示すのではなく、【どこにヒントがあると思う?】【教科書のどの部分を見ればよさそう?】と、思考の方向を示す声かけをすることです。

また、【どうやって調べたらいい?】と方法そのものを考えさせることで、情報の扱い方や問題解決の手順が身につきます。

さらに、子どもが自分で答えにたどり着けたときは、結果よりもプロセスを褒めることが大切です。

これにより、子どもは【自分でできた】という成功体験を得て、自立した学びへとつながります。

高学年こそ、親の関わり方が子どもの未来を大きく左右する時期なのです。

 

高学年は【振り落とされる】ではなく伸びるための転換期

小学高学年は、多くの子が【急にできなくなる】と感じやすい時期ですが、それは能力の問題ではなく、学びのステージが大きく変わることによって起こる自然な現象です。

今回見てきたように、高学年は【具体→抽象】【暗記→理解】【受動→自律】への転換が一気に訪れるため、これまでの学習法のままでは対応が難しくなります。

しかし、振り落とされないための対策は決して難しいものではありません。

図を使った視覚化、説明によるアウトプット、当日復習という3つのアクションは、理解の深さと定着を確保するうえで非常に効果的です。

また、親の関わり方を【管理】から【自律支援】へと切り替えることで、子どもが自分の頭で考え、計画を立てる力が育ち、中学以降の学びにも大きなアドバンテージとなります。

高学年は、ただ難しくなる時期ではなく、伸びる子に変わるための絶好の機会です。

不安が出てくる時期だからこそ、家庭での関わり方と学習方法を見直すことで、子どもは安定した成長軌道に乗ることができます。

焦らず、比べず、正しい方法を積み重ねていくことで、高学年は必ず乗り越えられます。

 

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