高校受験で進学校を狙う 小学校低学年で差がつく勉強 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

高校受験で進学校を狙う 小学校低学年で差がつく勉強

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今回は【高校受験で進学校を狙う 小学校低学年で差がつく勉強】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

高校受験で進学校、概ね偏差値65以上の学校を目指すとなると小学校低学年の頃はガンガン先取り学習をして満足するよりも、この年齢だからこそ親が誘導して行える【考える力】【子どもに適した学び方】そして【学習習慣】を育てることに力を注ぐことが大切です。

 

小学校低学年のうちに、基礎をしっかり固めながら【学ぶ楽しさ】を理解し、自分で考える力を育てておくと、後々の学習で大きな差となって現れます。

私は小学生時代はグータラ三昧で過ごし、中学生になってから心を入れ替えて勉強した経験がありますが、同級生で小学校からしっかり勉強している子は中学生でも余裕があって、中学の勉強にもすぐに対応していました。

私のように焦りながら勉強している人間とは全く正反対でした。

最初から中学で良い成績を出し、高校受験でもトップ校に合格していた子はそういう【余裕のある子】ばかりで羨ましかったです。

私の場合は小学校6年間は真っ平な道のりでしたが、中学に入ってから難易度の高い山を攻略するかのように無我夢中で山を登り、彼ら彼女たちに追いつこうと苦労の連続でしたので、子どももできればなだらかな丘を歩いていくような感じで進学校合格までの道のりを選択できるようにしていくのが理想的です。

 

そして、進学校を目指す高校受験では、単なる知識の詰め込みではなく論理的思考や読解力の差が合否を決めます。

こうした力は短期間では鍛えることができません。

そんなことを分かっていても、【1ヶ月で国語の偏差値を10上げて欲しい】と訴えてくる親はいますし、学年が上がれば上がるほど思考力や読解力の存在感は増してきます。

そうした現実を受け止めて、思考力と読解力の二つの力を意識しつつ自主学習の習慣を定着させつつ、早いうちから基礎学力を鍛える学習方法、そして応用力が鍛えられる学習方法を構築していくことが肝要です。

そこで今回は、高校受験で進学校を狙う子が小学校低学年で身につけていることをご紹介していきます。

 

勉強することを日常生活の一部にする

まず、勉強することを特別なことではなく当たり前のこと、【日常生活の一部】にしていきましょう。

毎日決まった時間に、国語や算数の基礎問題に取り組むことで、無理なく継続力をつけることができます。

たとえば、15分から20分でも集中して学ぶ習慣は、小さな成功体験を積み重ね、将来的な確固たる自学学習へとつながります。

我が家では私の小学生時代の反省を踏まえて、【子どもが嫌がらないように勉強習慣を定着させる】を徹底しました。

塾で仕事をしていると、親が教育熱心過ぎて勉強嫌いとなる子とも接することがあったので、【ああいう気持ちを持たせないように】と【自分のようなグータラ小学生にしないように】をモットーに日常生活の一部になるよう【勉強するのは当たり前】を誘導していきました。

一旦家庭学習が定着すると子どもは勉強しない日があることが奇妙に感じになってきます。

たとえ年末年始、ゴールデンウイークであっても自発的に【ちょっと英単語の勉強をしよう】【算数の問題を解こうかな】になります。

 

家庭学習では小学生は学校の宿題と親が準備した教材を使って進めていくと思いますが、この他にも最近学校で習った内容を家庭で復習することで知識の定着が進み、テストでも高得点が取りやすくなります。

また、翌日学習する内容を下調べすることでただ受け身で授業を受けるのではなく【より理解する】という力が養われます。

 

毎日少しでも机に向かうルーティンがあると、【これはやって当然】という勉強への向き合い方をするようになり、自分の学力を把握して宿題をこなすだけでなく、復習や予習などを自発的にできる子に育っていきます。

一度定着した学習習慣は 小学校高学年や中学生になっても崩れにくく、中学生になってから部活と勉強の両立で多くの同級生が悩む中、涼しい顔で普段通りの勉強ができます。

 

読み書きソロバンは文句のない状態に仕上げる

さて、勉強の基礎は読み書きソロバンだと昔から言われています。

令和の今もそれは変わりませんし、読み書きソロバンのレベルがどの位かで子どもの学力を推し量ることもできます。

塾でトップ高校に入った子達は読み書きソロバンのスキがなかったので、進学校を目指すとなると【盤石な状態】というのは絶対条件のようなものになります。

 

逆に読み書きソロバンが苦手な子は、宿題や授業内容が【苦痛】になります。

この苦痛を取り除くのはなかなか大変ですし、そのまま放置していると【勉強嫌いな子】に育っていきます。

一度嫌いになると、計算プリントも嫌だ、漢字練習も嫌だと文句を言うようになります。

ですから、読み書きソロバンを仕上げる作業というのは子どもの勉強への意識も決めてしまうくらい重要です。

 

スムーズにできる子は成功体験を積み重ねることになるので、勉強に対して悪いイメージを持たなくなります。

計算力は毎日計算ドリルに取り組むことで確実に力をつけることができます。

我が家の子ども①は計算ドリルが大嫌いでしたが、ほんの数分で終わるような問題を毎日1ページ取り組んでいたら正答率が上がり、タイムを測るようになるとスピードも改善して【やればできる】を体感しました。

そして、計算力だけでなく読める、書けることができると小学校低学年では明らかに同級生との差がつき、勉強に対する自信、そして自己肯定感が育ちます。

小さい頃に培った自信は成長してからの挑戦を嫌がらない心、自分で学ぶモチベーションが続きやすいというメリットを生み出します。

低学年の頃は学校のテストは計算メイン、国語も漢字テストメインという所があるので、結果を見て親がガミガミ言うよりも【自分はやればできる】と思う感覚を育てていくことが、子どものやる気を育むことにつながります。

 

差が出やすい思考力と読解力は遊びを取り入れる

ところで、進学校を目指すとなると入試で難しい問題、しかも配点の高い応用問題が解けるかどうかが合否を分けます。

こうした問題は思考力、読解力が求められます。

この二つの力は鍛えるまでに時間がかかるので、小学校低学年から意識して対策を講じるのが望ましいです。

小学校低学年のうちに【学力の基礎を固める】だけでなく【自分で考える習慣】や【好奇心】を育むことが進学校に近づく秘訣になります。

世の中には読解力や思考力を鍛えることに着目したドリルや問題集がありますが、子どもによっては合う合わないがあります。

我が家でも、子ども①が小学生の時にサピックスの【きらめき算数脳】に取り組ませて、大変なことになった苦い思い出があります。

こうした教材以外に割と楽しみながら思考力と読解力を鍛えることもできます。

とくにおすすめなのが、カードゲームとボードゲームです。

 

中学での成績上位層は思いのほかカードゲーム、ボードゲームに詳しい、小さい頃からたしなんできた子が多いです。

一見すると勉強とは関係のないことかもしれませんが、ゲームはそれぞれにルールがあります。

ルールを理解し、それに則って遊ぶというのは自分の思い通りにならない部分も多く忍耐力が求められます。

また、ゲームを通じて【相手の出方を見る】【自分の戦略を考える】という思考力を鍛えることもできます。

ゲームは勝負事なので【いかに負けないか】そして【どうやったら勝てるのか】と知恵を絞る戦いですし、戦いを通じて色々な言葉を交わして推察する機会も増えます。

遊びだと分かっていても集中して目の前の勝負に挑みますし、すぐに結果が出るわけでもないので、忍耐力も身につきます。

ゲームを通じて鍛えられた力は、後々の中学、高校といった難易度の高い学習環境において意外と勉強面でプラスになることも多いです。

休みの日に家族でゲーム大会をすることから始めると、楽しみながら実践できるのでオススメです。

 

勉強の仕方は子どもひとりひとりでベストな方法は異なります。

ただ、【これだけは身につけておきたい】という必須の条件というものがあります。

中学生になり、高校受験をするために本格的に受験勉強に突入する際は【学び続けられる子】が強さを発揮します。

目先のテストの点数に気を取られることなく、中学2年生、3年生でどのように勉強する子になるのか想像しながら小学校低学年から家庭学習を考えていきましょう。

 

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