【教育小噺】トップ高校に受かる子のシンプルな共通点 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】トップ高校に受かる子のシンプルな共通点

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今回は【トップ高校に受かる子のシンプルな共通点】と題し、お話をしていきます。

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新作です。

 

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ありがとうございます。

 

地方に住んでいると特別視されるトップ高校があります。

模試の偏差値を68、70くらい取らないと合格圏がでないような高校です。

教育熱の高い親からすると、子どもが小さい頃から【あの高校に合格できたら】と願い、その学校に近づけるように家庭学習の定着など力を入れていきます。

ただ、そういう親の熱意とは裏腹に、小学校高学年や中学生になって学力の伸びが失速してしまう子もいます。

私もそんな子に出会ったこともありますが、概ね失速してしまう子の多くは親が幼児教育にのめり込んでいたり、先取り学習に情熱を持っていたり、ちょっと偏った教育方針で小さい頃から猛烈に走り続けるような教育方針を掲げているという傾向がありました。

その一方で、幼児期や小学校低学年から勉強をしっかりしつつ、順調に成績を伸ばしていきトップ高校へと進学する子もいます。

 

親なら子どもの学力の伸びが失速したり、途中で勉強嫌いになってどんどん成績が下がっていくというのを防ぎたいところです。

とはいえ、トップ高校に受かるような子との学力差が目立ってくるにつれて【やっぱり最初から違うんだ】と生まれ持った才能の一言で片づけてしまうこともあるでしょう。

ただ、トップ高校に受かる子の中でも【遊んでばかりいたのに本気で勉強し始めたらトップ高校に受かった】というようなタイプは一握りで、多くの子は小学生の頃から家庭学習の習慣があり、継続して勉強しながら学力を鍛えていくので、それなりの努力をした結果、合格しています。

ただ、トップ高校に進学する子が学年で1人、2人くらいの小学校だと【ああいう子が進学校に合格する】とその子のイメージが全てになってしまうこともあります。

もし、その子達が昭和の漫画に出てくるようなガリ勉タイプだと、【トップ高校はガリガリ勉強する子ばかりがいる】と思い込んでしまうでしょう。

しかし、そんな子ばかりがいるわけではありません。

もし、子どもをトップ高校への進学をと考えているのであれば、ちょっと気が早いかもしれませんが【学校に入って馴染めるように】【学校や塾でもそんな子と話が合うようになって友達になれば】という視点を持って、トップ高校に入る子の特徴をご紹介していきます。

 

スポーツに親しんでいる

まず、公立小や公立中の子に比べて、色々な意味でスポーツに親しんでいる子が多いです。

進学校は文武両道の子も多く、小さい頃から何かしらのスポーツの習い事をしていますが、その一方で、スポーツ鑑賞が好きな子も多いです。

例えば、海外サッカーやNBA、メジャーやテニスなど海外を舞台としたプロスポーツが好きで、試合やFAなどの移籍に関わる情報を入手したり、実際にテレビで見て楽しんでいます。

私も実際に経験しましたが、高校に入ってから野球に詳しい女の子がすごく多くて驚きました。

それまでの人生で、野球に詳しい女子というのは私の周りでは皆無で、いるとしたら自分の兄弟姉妹という状況でした。

【野球が好き】というのはいわゆるミーハー的なものではなく、実際に季節休みの時に2軍の試合を見に東京の方まで出かける、というレベルです。

同じように子ども①②の周りでも、公立小の頃よりも国立中学、そして高校の方が性別問わず、圧倒的にスポーツに親しんでいる子が多いと口にしています。

 

スポーツもプロスポーツからオリンピックなど興味関心の幅が広いようで、大きな試合や大会があるとクラス内で盛り上がっているようです。

子どもがスポーツを知るきっかけは、習い事だけでなく、親の影響も大きいです。

スポーツの種類ごとにルールがあります。

スポーツ観戦は基本的にそのルールを知った上で試合を見るわけですが、ルールを子どもに教えるというのは親の役割でもあります。

すなわち、親がスポーツのルールを知っていて、それを子どもに教え、実際にスポーツ観戦をしに出かけるということをしているので、ますますスポーツが好きになるということになります。

もし、これまでスポーツに触れる機会がない時は【何か子どもが興味を持ちそうなスポーツ】を親子で探してみるのもいいですね。

 

勉強ばかりしているわけではない

さて、次にトップ高校に受かる子の共通点としてあげられるのが【勉強ばかりしているわけではない】ということです。

子ども①②の周囲にいる、塾が一緒の神童さん達も小学生の頃は時間がある時は学校のお友達と集まって鬼ごっこなどで遊んでいました。

塾に来る前に友達と約束をして公園で遊んだりと、もの凄く賢いけれど、遊び方が昭和の子どものようで、【遊ぶ時は遊ぶ】を貫いている子が多いというのを子ども①②から話を聞いて感じました。

やはり、メリハリがない子、ダラダラ過ごしてしまう子は成績を伸ばすことができず、たとえトップ高校を目指していても必要な学力を身につけることができなかったりします。

子ども①でトップ高校を上位層として合格した子も、スポーツを小学生の頃からバリバリしていているけれど勉強も怠らない子や、実験や本を読むことやスポーツ観戦が好きだけれど気合を入れる時はしっかり勉強するという子が多い印象があります。

もちろん、特別な才能を持つような子もいますが、趣味もなく、中学で部活にも入らず、友達も作らずにずっと勉強ばかりしている子というのは探してもなかなか見つからないくらいトップ高校ではレアな存在だと思います。

 

元々、小学生の頃から家庭学習の習慣が定着していて、中学に入ってからは定期テストを意識しつつ勉学に励むけれど、部活もしっかりやっていて、部活を引退してからは入試本番に向けてスイッチが入ってガッと集中している子が圧倒的多数で、友達も普通にいて、お出かけもしているけれど、勉強ばかりしているわけではなく、小学生時代、中学生時代にその年齢の子どもらしい過ごし方をしている子は案外多いです。

なんとかトップ高校に滑り込むことに成功した我が家の子ども①も【勉強ばかりしている子はかなりの少数派】と言っています。

 

努力の大切さを理解している

トップ高校に受かる子というのは基本的に継続して勉強できる勤勉さがあるわけですが、勉強を続けることでどういう結果になるのかというのは勉強している時点では分かりません。

トップ高校に入りたい!、と思ってより一層頑張ろうとしても、その時は合格手形が確実に手に入るわけではありません。

ある意味、曖昧な中で、絶対に合格できるという保証がない中で、勉強という多くの子にとっては苦行をしていかないといけないのです。

これは自分の高校受験を振り返っても、まさに修行のような道のりで、やらないで済むならそれに越したことはないものです。

ただ、トップ高校に入る子というのは【努力をしなければ自分が求める結果を手にすることができない】と理解しており、勉強を頑張れるという強さがあります。

望む結果を自分のものにするためには努力をするものだ、というのは勉強に限らず、どのジャンルにも共通する考え方です。

塾で仕事をしている時も、この努力の大切さを理解しているかどうかというのは生徒の学力に比例するように個人差がありました。

進学校、トップ校を狙う子ほど努力の大切さ、頑張らないといけないという気持ちを持って受験勉強に集中していました。

 

こうした考えは成長過程で、色々な経験を積んでいく中で【努力は大切】というのを感じ取るこの方が進学校に近づきます。

どうしても努力を始めたスタート時には結果が見えてこないというタイムラグが生じるので、大半の子は【もう嫌だ】と匙を投げてしまいます。

我が家の子どもたちは努力するのが苦手な子達ですが、失敗なども色々経験した上で【やっぱり努力しないと良い結果にたどり着けない】ということをなんとか理解してくれるようになりました。

努力というのは泥臭くて昭和的なものかもしれませんが、勉強だけでなく生きる上でとても大切なことです。

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