理科と社会は小学3年生から学び、中学3年生まで6年間勉強します。
この2教科は、小学生では国語と算数、中学生では英語と数学の陰に隠れがち。
小学生の頃はまだいいです。
ただし、中学に入ると重要性が滅茶苦茶アップします。
定期テストや模試、入試でも出る科目。
校内順位に直接影響を与える。
しかも、不得意だと志望する学校へ進学できない可能性も高まります。
今回は、中学になると理科と社会の知識量が倍増することや備えることの重要性、そして小学生の頃から対策をする方法をご紹介していきます。
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放置NGの理科と社会
高校に入ると理科と社会は分野が細かくなるのはご存知の通り。
化学・生物・物理・地学、日本史・世界史・地理・・・。
一般的に高校の方がガツンと専門的な知識やら勉強内容になるのでハードなイメージがあります。
しかし、中学もかなり大変。
親としては自分の中学生時代を振り返っても遠い過去のことなので覚えていないことも多々あります。
我が子がリアルタイムで勉強しているのをみていると、理科と社会のボリューミーさと家庭学習の配分の難しさを感じずにはいられません。
塾の先生からは【地域模試で社会を落とす子が多いから自主的に社会の勉強に注力するように】と言われたとか。
実際、子ども①の周りでも社会を落として偏差値が伸びなかった子もいます。
忙しい中学生は理社を勉強する余裕はない??
塾でも社会や理科の授業を受けていますが、日頃から復習をしていないと覚えたことがスルスルと抜けていきます。
それを見越して、先生は上記のような発言をしたのでしょう。
数学や英語に比べて時間を割いて日頃勉強しない科目。
そして何より、勉強に費やす時間が少ないです。
平日に理社をカバーすることが難しくなります。
塾で仕事をしていた時や子ども①のクラスメイトの話を統合すると、一般的な中学生は以下のような生活を送るでしょうか。
(我が家の子ども①は小学生並みのスケジュールなので参考になりません・・・)
学校に行く(学区内であればAM7時半~8時頃)
↓
学校終了&部活動をする
↓
帰宅(主にPM5時半~6時台)
↓
夕食 or 軽食
↓
塾(PM7時~PM9時半)
↓
お風呂(夕飯 or 軽食も)
↓
明日の準備・宿題
↓
就寝(PM11時)
夕ご飯を取る時間帯は各家庭、または子どもによって異なると思いますが平日に塾があるとザっとこんな流れ。
塾がなくても就寝は10時半から11時が多くなるでしょうか。
社会人と変わらない動きです。
なんなら、社会人以上にタイトなスケジュール・・・。
塾のない日は帰宅後の時間は自由時間になりますが、課題や塾の宿題をやらないといけません。
のんびり過ごすことはほぼ不可能。
つまり、余分な時間が少ないので理科と社会に費やす時間はほとんどない。
挽回するためにちょっと頑張ってみるか、のノリでは越えられない。
厳しいことですが、これが現実です。
小学生のような牧歌的な時代は過去のものです・・・。
忘れ防止対策としてすきま時間の有効活用
日常生活でガッツリ理科と社会を勉強をすることは難しい。
そうした現実を見据えて、すきま時間を有効活用することがベストな手段です。
社会なら、迷うことなく資料集や用語集を家に1冊常備。
学校から配布される資料集は学校に置いたまま、ということが多いです。
そのため、いざ勉強しようにも手元に資料集などがなくて困るというケースがあります。
塾から配布されるケースもあるので、その時は塾のを活用。
スマホを触る時間を資料集にチェンジ。
そのくらい意志が固くないと乗り越えられません。本当に。
例えば、先日子ども①から【ルール工業地帯はどこの国?】と質問されました。
うわぁ~、懐かしいと叫びながらアレコレ説明。
国と工業地帯を知っているだけではダメ、と言いながら。
ルール工業地帯は炭田⇒エネルギーの主力ではないので現在は衰退傾向
ライン川から近い⇒運搬しやすい
このほかにも、第2次世界大戦ではルール工業地帯は爆撃対象地となった話(工業地帯や造船、航空機製造工場はどうしても狙われる)をすると【なるほど】と記憶に残ります。
理科でも同じように、用語集や資料集は絶対に必要。
実験や器具の取り扱いは1回見て覚える子は限られています。
今はフルカラーなので分かりやすい。
なんなら動画教材もある。
恵まれている時代なので、それをフル活用しないのはあり得ません!
理科と社会は先取りOK
幼児期の先取り教育に対しては少々懐疑的ですが、就学してからの知識の先取りは推進派です。
ぶっちゃけ、理科と社会を家庭でサラッと学ぶ、またはほぼ家庭学習しないで中学生になるのは危険です。
何とかなるという考えは通用しません。
生活の流れを見ても、ガツンと時間を取れるのは長期休暇で部活動の練習も塾もお休みの時くらい。
それだけ、ハードな日々を送ることになります。
【中学生になったら忙しくなる】という認識で、小学生の頃から無駄なく理科社会の知識を増やす。
些細なことかもしれませんが、中学生以降の成績に影響してきます。
博物館や科学館は行かなきゃ損
親が一方的に理科と社会の勉強しろ~、本を読んで知識を増やせ~、と騒いでもどうにもなりません。
外野が騒ぐのではなく、親が率先して博物館や科学館に連れて行く。
知的好奇心を育む、刺激する。
それが理科や社会に関心を持つ入口になります。
これがなければ子どもも【知りたいな】という気持ちが芽生えてきません。
住んでいる自治体の博物館や科学館には定期的に行きますが、長期休みは遠方の施設に行く絶好の機会です。
コロナ禍になる前に、東京の江戸東京博物館に行きましたがとても面白かったです。
江戸時代の生活や、明治の文明開化。そして関東大震災といった暗い歴史・・・。
博物館や科学館に行くと視野が広がります。
毎年、長期休暇中に足を運んでいたのが大宮の鉄道博物館です。
コロナ禍で行っていませんが、鉄道の歴史や変化が分かり子ども①②③も大好きな施設です。
グーグルマップで眺めたりする時もありますが、やはり実際に足を運ぶことが一番。
2020年から思うように遠出できないので、状況次第で近隣の博物館や科学館に行く程度。
早く平穏な日々が戻ることを祈るばかりです。
テレビの力を借りる
楽しく知識を増やすのは、今も昔もテレビの威力は絶大です。
クイズ番組がたくさんあり、お好みの番組を録画して時間がある時に見る。
それを小学生時代からやっていると、知識が自然と増えていきます。
歴史や地理はもちろんのこと、言葉や漢字に英語、果物や花そして自然現象と地味に5教科をカバーしています。
私も小さい頃、クイズ番組が好きで見ていました。
勉強はしませんでしたが、無駄に知識は増えていたのでテレビの力は相当なものです。
あと、NHKスペシャルもおすすめ。
昔は文化的なものが多い印象がありましたが、21世紀にはいると科学分野の特集も増えています。
とにかく知識の下地があると、中学以降の学びの強力な味方になります。
全く最初から勉強するのと、サラッとでも触れているのとでは深い学びの吸収力のスピードが違うからです。
最強のツールは学習漫画
このブログで何度も登場している学習漫画。
最強です。
少子化にもかかわらず、学習漫画は活性化しています。
多種多様かつ昔の【歴史オンリー】から脱却し、国語や理科、算数そして英語まで広がりを見せています。
なにせ、人気キャラクターのものが大量に存在していますからね。
小学館の場合はドラえもんは鉄板ですが、学年が上がれば名探偵コナンが控えています。
もうね、小学館は強すぎ。
とにかく漫画なので子どもの抵抗感がゼロ。
我が家ではリビングの本棚に並べて勝手の読むようにしています。
漫画と言っても専門用語は出てきますし、お気に入りのものは何度も読む。
それを繰り返していると知識を強化し、中学以降のハードな理科社会を下支えしてくれます。
理科社会を軽視せず中学進学を見据える
小学3,4年生のお子さんを持つ方から見ると、【中学進学はまだまだ先のこと】と考えるのも当然。
しか~し、先輩ママとして偉そうなことを言うと【あっという間に中学生になる】の一言に尽きます。
中学生になってから勉強では間に合いません。
本人のやる気以前に、暇な時間がなくなるからです。
どうしても後回しにされがちな理科と社会は長期的な視点を持って対策を講じていくことが必要。
何もせずに【中学1年生から頑張ります!】で通用するほど甘くはありません。
コツコツと地道に勉強することも大切です。
しかし、学習漫画やテレビの力を借りつつ楽にサクッと知識を増やすという【勉強っぽくない勉強】がポイントになります。
日頃から時間を割いて勉強することが多くはない理科と社会。
意識して家庭であれこれ対策をして備えましょう!
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