子供の教育に関しては完全に隠れ教育パパな夫さん。
教育改革でますます表現力が必要、というのをスマホのおすすめ記事で拾い読みしたようです。
「語彙力は大切」、とアツク語ってくれたのも、やはり仕事を通じて書く力のあるなしの個人差を感じるからのようです。
今回は語彙力の大切さと楽して語彙力を増やす方法を書いていこうと思います。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
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透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
子供の語彙力不足は見過ごせない
アメリカの研究結果(英語)、日本での調査結果(PDFファイルです)をみますと、幼児期から確実に語彙力の差が出てくるのは明らか。
個人的な経験ですが、仕事を通じて感じたのは、経済力での差よりは家庭での会話力や読書習慣の差が大きい、ですね。
アメリカの研究結果ではどちらかというと経済状況の差が前面に出ていますが、アメリカの貧富の差は日本の格差の比ではないのですよね・・・。
【日本】というくくりで考えると、後者のお茶の水女子大の内田先生の研究結果と考察の方が、塾での経験上しっくりきます。
どちらも共通しているのは、語彙力は差が出る。
しかも低年齢期から、という点です。
この記事を読んでいる方のほとんどは、お子さんが小学生以上と思いますので、就学以降に楽に語彙力アップできたらいいですねよ。
教育改革で語彙力がより重要視される
知識重視で偏差値をクリアすればOK、という時代は終焉を迎えつつあります。
とはいっても、親世代でも偏差値高い子=語彙力高い、でした。
高校の時、偏差値高い子が2次対策で解く現代文など見ても語彙力ないと解けません。
さらに後期で小論文勝負!、という子は語彙力がないと合格のチケットを取れないのを目の当たりにしました。
最近、【語彙力】が騒がれているのも、一昔前なら極めて偏差値高い世界の人々が繰り広げる戦いで済んでいました。
しかし、アクティブラーニングや記述式の入試問題がふえることで全ての階に広がるから、だと個人的に思っています。
また、社会人になったときに語彙力と会話力と創造力がないと【デキナイ人】のレッテルが貼られてしまうことも、
自分が思い描いたような仕事につけない事態を招く恐れがあります。
子供が不本意な未来を選ぶしかない状況にするのは、親としては避けたいものです。
では、小中高でどのような変化が起きている、起きるのでしょうか?
小学校
子ども①②が公立小学校に通っていますが、親世代よりも文章をまとめて発表する機会が増えています。
とくに子供①を通じて小学3年生あたりからグループ活動での発表、表にまとめるなどの学習が増えていることを感じています。
また、子ども①も宿題などで作文を書くことが多くあるものの、作文(意見文)の書き方を学校でしっかり習ってきてはいないようです。
子ども①は読書好きなので、私などのアドバイスを聞いて、ぱっと見ちゃんと書いていましたが、書けない子は箇条書きのように書いているらしい、です。
中学校
自分の中学時代、理科で実験レポートを書くことはありました。
が、塾で仕事をしているとき、塾の立地的に教育熱高い地域ではなかったこともあり、中学生の生徒から【理科のレポートの宿題】は聞いたことがありませんでした。
ちなみに、私は4人キョウダイで(まさに貧乏子だくさんの家)、そのうち末弟だけ引っ越しの関係で中学が違うのですが、やはりその中学(勉強させるのかわいそうという意識が強い地区)では理科の実験レポート作成など課されていませんでした。
そういった事実を鑑みると、公立中の場合は学区選びは重要となります。
これは今後、さらに重要な意味を持つと思うんですよね。
なぜか?、と言えば高校では2020年度から新しい科目、【理数探求科】がスタートするからです。
これ、中学校では似たような科目新設は2018年秋現在、発表はありません。
※2023年度、子ども①②が通う国立中では理科や数学のレポートが普通に課されています。
しかし、義務教育最終の中学でもおそらく高校の変化に向けてアクティブラーニング的なものが増えていくのでは、と予想しています。
ただし、これは上記のように公立でも教育熱心な学区なら先生方が実施するでしょう。
けれど私の弟が通ったような中学校ではやらない可能性が高いです。
やって欲しいという要望もなければ、やって実りある授業ができない(私語がうるさくでどうにもならない)となるからです。
地方の学区格差はこちらに詳しく書いてあります。
高校
新教育改革の目玉の一つが、【理数探求科】です。
グループで様々なことを考え、論じ合い、まとめるという社会に出たら普通に行うことを理科と数学をミックスした授業で行うのですが、何だかピントきませんよね。
で、文部科学省のHPを見たのですが、・・・・。読みにくい・苦笑。
啓林館の方が断然イイので、興味のある方は読んでみてください。
教師向けの記事ですが保護者も必読デス→新科目・理数探究に向けた授業づくり
保護者向けに分かりやすいのは学研のHP→新科目「理数探究」で始まる人づくり
高校間のさらに学力格差は広がるかも
【AI vs. 教科書が読めない子どもたち】にも指摘してありますが、端的に言いますと、アクティブラーニングは、知識があり語彙力があるといったベースを持ち合わせている生徒がいないと効果が発揮できません。
教育改革を機に、知識がある子はさらに知識を持ち、持たない子は持たないまま、と学力格差が広がることを個人的ですが予想しています。
理由はですね、教育熱心な親御さんはもう先を見通して園時代、小学低学年から準備している感があるんですよね。
塾のセミナーで見かける保護者の方々の様子を見ていても、そんな印象があります。
子ども①の塾の面談で、担当の先生とお話した時も保護者の温度差というものを先生自体も感じている的な話をされていました。
↑私は元塾講師ということをさっさと明かしているので突っ込んだ話をしています・笑。
という身近なことで感じたことから推測し、学力格差が改革を機に広がりをみせると考えています。
さて、2020年度以降から理数探求科が新科目として登場し、今の小学生は完全に新科目を高校で受けます。
まぁ、割り振りの時間は多くはないので最初の数年は様子見だと思いますので、小学生の保護者は注意深く情報を探っていくしかないですね。
語彙力を楽に高めるのに漫画が便利
語彙力アップするには、世界名作や古典文学を大量に読ませればいいのかしら、と思い分厚い本を子供に渡したら、確実に語彙力アップは見込めません。
まず、子供が好き好んで分厚い本を読むわけがありません。ただし、レアな子もいますけどね。
ではどうすれば、語彙力をアップできるのでしょうか。
親子の会話も大切ですが、子供が主体的に語彙力ゲットできたら嬉しいものです。
で、子供が楽しく手に取って何度も読んでくれる、となると【まんが】が一番。
まんがは馬鹿にできません。
私も小さい頃から漫画大好き人間でありました。
最近は、子供たちの学習漫画をよく読んでいますが、語彙力をつけさせるにはとても便利なツールと感じています。
ここでは、子供が楽しく語彙力を高めてくれる漫画を紹介したいと思います。保護者的にもOK、というものです・笑。
ドラえもん
国民的キャラクター・ドラえもんは学習漫画もお勧めですが、普通の漫画もおすすめです。
誰もが知っているストーリー展開のなかで、言葉のバリエーションが増えそうな会話を藤子不二雄先生は使っているな~、と親になって再度読んでいると気づかされることばかりです。
上は、季刊誌のドラえもん増刊号です。
我が家も毎回購入していました。
旦那さんが古本屋さんで色々買い、相当数が本棚に収まっていますが、ドラえもんの話がテーマごとに載っており楽しいです。
私も、小学生の頃に本屋で立ち読みしていた話が載っているので童心に返って読んでいます。
このページの場合は【日食】と【現象】というのが語彙力となりますね。日食の説明も分かりやすいですし。
現在は、夏・冬・春の長期休みの前に販売されていいます。
ちなみに毎年、夏号に来春の映画情報が載っているのですが、今年は載っていませんでした~。
ちびまる子ちゃんの学習漫画
ちびまる子ちゃんも学習漫画シリーズが出ていますが、我が家にはちびまる子ちゃんの暗誦百人一首 (ちびまる子ちゃん/満点ゲットシリーズ) があります。
理由は簡単。
百人一首は内容的にどうしても、恋愛の歌が多くあるので、低学年の子でも理解できて親的に安心に読んでもらえる学習漫画を求めていました。
で、数ある百人一首の学習漫画のなかから、恋愛要素を抑えつつ楽しく面白いちびまる子ちゃんのを購入した経緯があります。
ちびまる子ちゃん 満点ゲットシリーズ 暗唱百人一首
古典文学の知識が増え、やはりそういった類は日常生活で使わない言葉が登場していきます。語彙の幅が広がる下地つくりに適していると言えますね。
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コナンの学習漫画
最近、我が家の子供①②が読み漁っているのが【コナンの学習漫画】。
シリーズ全巻そろえると、本棚の整理をしなくてはいけなくなりますね・・・。まだ王道・歴史の学習漫画を購入し、並べることが数年以内に起きるので、スペースは余裕をもっておきたいのですが、厳しいです・苦笑。
名探偵コナン 推理ファイル 環境の謎
このシーンでは、【ゆうちょうな】、が小学生が普段使わない言葉ですね。
もちろん、使う子もいるとは思いますが、我が家の子供たちは使いません。意味が分からなくても、話の前後関係から何となく推測できるものとなっています。
ところで、1ページだけ画像を撮りましたが、学習漫画でもコナンの世界観まんま、が伝わるでしょうか。
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語彙力は長い目でみつつ子供時代が勝負!
隠れ教育パパの旦那さん曰く、「語彙力は文章と会話ですぐに露呈する」とのことです。
仕事をして、色々な人と接しているとその人の語彙ランクがすぐわかるらしいです。
で、自分の語彙ランクはどうなのか、と逆質問したいところでありますけど・・・苦笑。
私の実体験でも、中学で急激に語彙力アップした子に会ったことはありませんでした。
語彙力のない子は会話していても、句点も無視してずっと一本調子で話をして、チンプンカンプンになったことがありました。
簡単に言いますと、ずっと、ダーーーーーーーー、という会話なのです。
ダーー、ダーーダー、ダーーーーー、という会話の区切りが一切なく、ダーーーーーーーーーーーーーーーーー、です。
家庭の会話力が語彙力を育てる、というアメリカの研究結果もありますし、そう簡単に育てられない力なのでは、と感じています。
ですから、気が付いたら早めに対策を講じ、思い立ったが吉日で実践してみてください。
ちなみに、語彙力アップを狙って夏前に我が家で購入したのが、Amazonでも売れているマンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000です。
子供①の塾の勉強対策も兼ねていますが、もはや塾の国語がこれでは対応しきれないので、 レベルアップ編の購入を検討中です・・・。
楽しい漫画形式で、ソファーに年中置いて、手にとって読むようにしています。