私は小学生時代、勉強しない子でした。
嫌いだったのか、と自問自答すると5秒で言えます。
勉強、嫌いでした。
グータラ三昧の小学生時代。
今振り返っても反省するばかり。
心を入れ替えたのは中学進学後の中間&期末テストを経た夏休み直前。
その後、挽回すべく休日は6時間、7時間勉強しました。
そうでもしないと、上位層にもはやたどり着かない状態だったのです。
今なら思います。小学生の頃に、勉強嫌い→そこそこ勉強はする、生徒だったらあれだけの苦労はしないで済んだのでは、と。
学力差は成長と共に広がります。
勉強嫌い&苦手な子をそれなりにやる子(学校の宿題はちゃんとやり、少々の家庭学習もする)にするにはどうしたらいいのか?
自分の小学生時代を踏まえて、対策を考えてみました。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
勉強への意識は家庭がカギ!
遊ぶ方が楽しいです。
私の記憶では、1,2年生までは宿題をちゃんと?やっていた記憶があります。
が、3年生以降はドリルの宿題はほぼ手抜きでした。5,6年はコワイ先生が担任だったのでやっていました・笑。
夏休みの宿題も、いい加減(答えをそのまんま書く)、課題の絵も山を1つベターと描いただけ。
漢字&計算ドリルは放置。半強制の工作や貯金箱も6年間通じて1度も提出しませんでした。
冬休みは書初めを始業式の前日に慌ててやる、という酷さ・・・。
公文の宿題は、1割やればいい程度。鞄の中はプリントが常にグチャ~となっていました。
どうしてこうなったのか?
親となった今、よく分かります。
低学年は親の態度がキーポイント
べったり、という訳ではありませんが、少なくとも低学年の間は親の態度次第で大きく変わります。
子供時代、親が放任だったのでラッキーと思っていましたが、大きなツケを払うのは本人だと気が付いたのは中学生の時でした。
勉強に関してノータッチは親子共々楽です。けれど、ツケを払うのは子ども自身。
自分の親には反省してもらいたいな、と思っているのがノーサポートと室内環境です。
親のサポート
サポートは必要です。
我が家は私が1年生の時自営を畳み、両親とも必死に働きました。
母は寝る前の読み聞かせはしてくれましたが、宿題などの確認は一切せずに子供に任せていました。
低学年の間は、宿題はするものだ!と思っていましたが、成長するとともにずる賢さを得て、完全に手抜きモード全開。
親に叱られることもなく過ごしてきたので、勉強への意識も低空飛行。
母は折を見ては私に、「大学に行くんだよ」と口にしていました。
母的には、大学に行くと就職などで有利になることを理解していたのでしょう。←昭和60年代の話ですからね~。
勉強嫌いだけど、大学は行くんだな~、と呆れてしまいますが10歳頃は本当にそう思っていました。
小学1,2年生から親が悪い意味で勉強に対してノータッチだと、その後軌道修正することは相当困難です。
子供①②と自分を重ねてみていると、低学年の頃は一般的な子供であれば自分一人で宿題やらを管理することは不可能だと思います。
親がアレコレ口出しするのはNGですが、サポートは必須です。
放任していると、私のように怠けたくなるのが自然な流れです。
今のようにスマホやゲーム機に育児を任せていると、勉強する気力が自然と湧き上がる子が育つことは不可能に近いです。
一流ゲームクリエーターや海外で超有名ゲイマー(ファイト系ゲームで)になるのら話は別ですけどね。
夏休みなどの課題なども、課題や他に自由参加のコンクールのチェックをして画用紙や作文用紙を用意するサポートも必要ですし、アドバイスを求めてくることもあります。
簡単に言うと、親子の会話が大切なんですよね。親子関係がうまくいっている子は未来に向けて明るかったですね、仕事をしている時に痛感しました。
困難なことに逃げないんですよ。私は、高校進学後はとくに逃げてばかりでした。
無理のない範囲でのそっとサポート体制は、勉強嫌いにならないために必要なことです。
テレビかけ流し・スマホ三昧
スマホ育児の是非はよく論争のネタとして登場しますが、ここでは家庭でのスマホやテレビなどのメディアとの付き合い方を個人的な考えを書いていきます。
私が子供の頃は、極狭住居で四六時中テレビが流れていました。
もはや、勉強する環境ではありません。母が大のテレビっ子でした。初代テレビっ子世代でしょうね、生年月日的に・笑。
保育園&小学校時代の記憶ですが、自営業時代は午後3時からワイドショー
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4時から水戸黄門などの再放送
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そしてエンドレスで夜の9時までテレビが流れてる
母が仕事に行ってからは、元祖テレビっ子血を受け継いだ我々が帰宅後ずっとテレビをかけていました。テレビ=流れていて当然という環境でしたね~。
あまりにもテレビばかり見ていたので、その反動から現在はFire TV Stick – Alexa で番組選択して見たりする程度です。
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あとはNHKで天気予報のチェックするくらい。
テレビが流れっぱなしだと、集中できません。
超集中力がある子なら平気かもしれませんが、私のようなフツーの子には無理なことでした。
始終ゲラゲラ笑ったり、ボ~っと見ていたり。
宿題する気も公文の宿題に着手する気力もありませんでした。
親が、子供が勉強しないから切らないと、という意識が皆無だったのですよね。
母は自分がテレビ好きでしたから。あっ、今もですヨ。
ですから、意味もないのにテレビをずっとかけていたら、その習慣は断ち切るべきです。
現在では、スマホがテレビの代わりになっているので面倒ですよね・・・。
もちろん、便利ではありますけど。よく、天気予報をチェックしています。
う~ん、どれだけ天気予報が好きなのでしょうか、私。
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子供が勉強している傍らで、親がスマホゲームしたりすると、子供は思います。「自分は勉強しているのに、ママ(パパ)は遊んでいる!!」、と。
親がゲーマーなのに、子供に勉強しろ!と怒鳴り散らしても、全く説得力がありません。それと似たようなものですね。
私が仕事をしている時は、保護者がゲーマーという方はいませんでした。
が、自分の世代が小中学生の保護者になってみると、周囲のママさんパパさんはファミコン世代。
我が家は私&旦那さん共々TVゲームと無縁(金銭的理由で買ってもらえない&両親が厳しかった)同士なので、ゲームやりたい気分になることは一切ありませんが、他の家庭ではゲームに対する敷居は低いですね。
ゲームを預けておくと楽、と口にするママさんも複数いましたよ~。
ちょっとビックリしましたがそれが普通なのでしょうね。
兎に角、TVゲームやオンラインゲーム、スマホのアプリ等々ゲームの誘惑に囲まれている時代なので、親が率先して誘惑に勝たないと、子供は親がやっているのだから良いのだろう、と思います。
ルールを作り、もし破ったら取り上げる or 1ヶ月停止という罰則を明確に決めてリビングに貼りだしてゲームとの付き合いを徹底するべきです。
ダラダラほど時間の浪費なものはありません。
グータラしながらテレビ見ているよりは折り紙や絵を描いていた方が良かったな~、と。
あとは、縄跳び死ぬほどやっていたら筋肉ついていただろうに、と今更ながら後悔しています・・・。
文化施設へGO!
博物館、美術館、動物園に植物園。
そして図書館に通うことで知的好奇心を育みます。
私は小学生の頃、博物館と図書館に足繁く通いました。
勉強ナッシング小学生でも、中学生のド根性勉強で挽回できたのは、幼少期からの文化施設通いが縁の下の力持ちになった、と信じています。
我が家の場合、大宮の鉄道博物館が聖地になりつつあります・笑。
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地方でも、例えば福井は全国的に有名な恐竜博物館があったりしますから、地元の文化施設に足を延ばして違う世界をみせて意識改革をコッソリ実行してみましょう!!
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小学中学年以降の軌道修正
3,4年生だとギリギリ親の言うことを聞いてくれます。
軌道修正率が高いのは、この学年、とくに3年までと考えても差し支えないでしょう。
上記で書いてきた、宿題のサポートは低学年よりは離れた感じで見守りながらもチェック!
これまで全然してこなかった!、という保護者の方は月初めや年度初めといったキリのいいタイミングで子供に「これからは宿題のチェックをする」宣言があると効果的。
子供は、親に関心してもらいたいもの。赤ちゃんの時の人見知りに始まり、親は特別な存在ですから。
ドリル系で攻めるのは問題あり
私や子供たちの様子、仕事をしている時の生徒をみていると、ドリル大好き!という子は稀でした。
年長~低学年で計算力をつけるのにドリルで特訓は受け入れてくれますが(子供①はダメでしたが・笑)、中学年からドリルwelcomeって、厳しいような・・・。
私だったら拒否します・笑。
ドリルであっても、子供①がやっていた5分間計算ドリル レベルからスタートすれば取り組んでくれる可能性は高いです。
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宿題+家庭学習の習慣
中学年以降は、ムリヤリ最初から家庭学習をさせるよりは、最低限の勉強でもある学校の宿題を毎日しっかり取り組むことができるようになってから、次のステップに向かった方が双方問題が起きないと思います。
10歳前後になると、自分の意見を口にして最初の衝突が起きる年齢ですからね~。
こじれてしまうと、勉強へ向く気力が失せてしまうので気を付けましょう。
通信教材
勉強嫌いな子を、それなりにやるには対応があります。
勉強っぽくない勉強をさせて、勉強の世界に呼び込むのです。
今は便利な世界です。それに打ってつけの通信教材があります。それはスマイルゼミとチャレンジタッチ。Z会だと、勉強嫌いな子からしたら敷居が高そうな気がするので最初は避けた方がいいかも、です(;’∀’)。
ゲーム好きな子は紙媒体の教材よりはタブレット端末の教材の方が食いつきが良いものです。
教材費も塾に通うよりは安いですし、苦手な子の御家庭が選択する個別形式の塾よりは断然お得です。
スマイルゼミは学年によって費用が変わります。
もし、3年生でしたら最安(12ヶ月払い)ですと月3,600円(税抜)。4年生だと月4,100円(税抜)です。←2018年2月時点の情報です
チャレンジタッチは3年生は最安3,425円(税込み)(12ヶ月払い)です。4年生も同様に最安条件ですと月4,094円(税込)です。←2018年2月時点の情報です
両者とも、英語(学校教育の範囲内)が付いています。
無料資料請求できるので、比較することをオススメします。今だと、新年度に向けてのポイントが書いてある冊子も同封されている可能性大です。
ちなみに、我が家に先日届いた、チャレンジの資料とZ会の資料には同封してありました。
新4年生は10歳の壁についてでした。
スマイルゼミ ←資料請求はこちらからどうぞ→チャレンジタッチ
まとめ
低学年&中学年メインで対策を書いてきましたが、親の関心と環境が整えればコトは案外スムーズに運ぶと思います。
グータラ習慣から脱出するのは、低学年ほど楽です。
子供一人では決して出られないので、親が手を差し伸べていかなければなりません。
キツイ管理も嫌ですが、放任ほど恐ろしいものはありません。
勉強しない子は、絶対に先取りはせずに復習を徹底させて理解度を高めて「自分、出来るじゃん!」と思わせることが大切です。
勉強嫌いな子は、勉強に対して自信がなくて負の連鎖に陥っていたりするので、ガミガミ言いたいところをグッと堪えて適度に褒めてください。
調子にのったら、ピシリと言いましょう。