中学デビュー大作戦は二宮金次郎の如く その② | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

中学デビュー大作戦は二宮金次郎の如く その②

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チャレンジという相棒が出来たことで、かなり成績がアップするのでは、と期待したものの、中間層の壁は分厚く・・・。

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

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散々だった中学デビューの後の期末テスト

思ったような成績をあげられなかったデビュー戦・・・。

母親の無言のプレッシャーを感じながら臨んだ、1学期の期末テスト。

大幅アップを期待して臨むも、簡単に言うと玉砕・・・。

クラス順位も、42~3人中18番、学年では約250人中80番台。

社会くらいは学年で30~40番のものの、あとは努力むなしく撃沈。

 

自分の人生において、これだけ勉強したのに。それでもほんの少ししかアップしなかったことに、虚しさを覚えました。

成績表を渡す際、母は表情変えず、ただ「ガンバレ」、としか言いません。

このままではいけない。埋没する。華々しく中学デビューをする予定だったのに・・・。

 

隣のクラスの父方の従弟を考えると、自分の出来の悪さに母が肩身の狭い思いをするのは明白でした。

迫る夏休み。ここだ、ここで挽回するしか道はない!!

今、振り返っても不思議なことですが、勉強を放棄する選択は考えていませんでした。

おそらく、厳しい経済状態なのにも関わらず、大学まで行くんだぞ!、と口を酸っぱくして言っていた母のおかげだと思います。

 

自らアホの道を選んだら、未来が開けない!!、という刷り込み教育の結果なのでしょう。

 

 勝負と決めたからには、と意気込んだ矢先に・・・

 

 

部活の吹奏楽部は文化部の中でも多忙極める部活です。

私が通っていた中学校の卓球部や体操部よりハードな部活練習でした。

夏休み前半にある大会が終わるまでは連日練習にいきましたが、たいていは午前練習で終了しました。

それには理由があります。

 

毎年、吹奏楽部にはトップレベルの高校を受験する生徒が多くいるので、通塾や勉強時間を割いてまで練習しない暗黙の了解があったのです。

この部活選びが、私の幸運ポイント2でした。

働いてみて感じたのは、中学生になると親の影響より友達の影響の方が大きいです。

部活仲間が、チャライor勤勉かで、その後の生徒の進路は大きく変わってしまうことを見てきました。

どんな状況下でもブレない子供に育てておけば、染まらないとおもいますけどね。

 

突然きた体調不良

さて、周囲の影響と、やる気が交差して始まった夏休み。

帰宅後、チャレンジの問題と定期テストのやり直しを2,3回繰り返しをしました。

そして、事件が起きたのは夏休み開始一週間も経たない朝。

その日はたまたま練習のない日でした。

朝起きると、右わき腹が痛い・・・。

う~ん、寝冷えか?、と思い様子をみながらゴロゴロ。

昼食も一口二口くらい。いつもの腹痛とはレベルが違う・・・。

おかしいな~、と思いながら母の勤務先に電話をかけると、すぐに帰宅。

「お腹痛いんだよね~。かなり。うん、そうとう。どうしたんだろう?」

「お父さんも盲腸しているから、その可能性もあるし、最初に外科に行こう」

はぁ~?盲腸??

 

緊急手術と一週間の入院で

で、病院に着き、レントゲン&採血

盲腸確定で手術決定

母は入院の準備のため、家に帰りパジャマ等々を取りに行く

大部屋でポツンと一人待つ私・・・

8人部屋には私の他に年配のご婦人が2人と、妙に広い空間が広がっていました。

ここで一週間も夜を過ごすのか、と思うと何だか不気味な気分に襲われてきました。

時は7月下旬。怪談話の季節。

初めての手術と夜中の病院、二つの恐怖に襲われながら手術室に運ばれました。

局部麻酔なので会話も音も聞こえてくる中、私は失敗しないかハラハラしながら、最悪のパターンを考えていました。

 

死んだらどうする?!

このままでいいのか!!

その後の入院生活は、早い消灯から眠りにつくまで、上記のことを考えていました。

ベタな話ではありますが、根本的に心を入れ替えたのは盲腸です。

 

 学習習慣のない者がレベルアップするには

 

退院後、部活動から帰ってきたらほとんどの時間を勉強&読書に費やしました。

問題も2,3回から5,6回やり直しと見直しをしました。

小学校時代にしっかりとした学習習慣が身についていない人間が、中学校からチマチマ勉強しても上位に食い込む可能性はほぼゼロです。

勉強マラソンを何年も放棄していたのですから、人の10倍は努力しないと追いつくわけがありません。

上位を狙うのであれば、更に15倍は努力する必要があります。

 

ただ、努力をした人間は、必ず何か見えない力が応援してくれるはずです。

努力はウソをつかないんだ!、と実感したのは夏休み明けの定期テストでした。

 

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