【教育小噺】元塾講師ママが感じる 小学生の間にやって良かったこと | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】元塾講師ママが感じる 小学生の間にやって良かったこと

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今回は【元塾講師ママが感じる 小学生の間にやって良かったこと】と題し、お話をしていきます。

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エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

子育てをする際、子どもが小学校に入学すると学校の勉強で躓かない、学力を鍛えるにはどうすれば良いのか、と色々と考えるようになります。

私も自分のグータラ小学生の反省を踏まえ、そして塾での経験から3人の子どもの勉強、学力と向き合いつつ【こうしたことをやっているとプラスになるのでは】と試行錯誤を繰り返しながら毎日を過ごしてきました。

子ども①②③は神童さんでも、学力スキルが高いわけでもありません。

【学校の授業を聞いただけで高得点が取れる】とはいかないため、家庭学習の習慣を身につけて、理解を深めるために勉強するということをただコツコツと継続するしか道がないような子ども達です。

ある意味、多くの保護者の方が悩むようなことに悩みながら子育てをしてきていることになります。

子ども一人一人は性格、集中力や暗記力も異なるので、【子ども①なら子ども①にピッタリな勉強法】【子ども②にはこういう感じで家庭学習を進めていく】【子ども③は完全なるノンビリ屋さんだからじっくり腰を据えて取り組んでいこう】ということをしてきました。

 

そうしたなかで、どの子でも割とプラスになると感じた取り組み、勉強対策があると手ごたえを感じているものがありました。

学校の学びは親世代の暗記重視、詰め込み教育から2000年代初頭にはゆとり教育となり、そこから大幅に変更となったのが現在の学習指導要領になります。

同じことを学ぶにしても、学び方が異なるということは、説明を聞いてもよく分からないことがあると思います。

【割り算を学ぶ】でも、先生が一方的に話をして問題を一斉に解いていくというスタイルではなく、まず【割り算とは】と、どのような計算なのかを子どもたちが話し合という、アクティブラーニングの要素を取り入れて割り算の仕組みの理解を深めていく授業になっています。

学校の学び方が変化してきたことを考慮しつつ、今の子どもたちが学校のクラスで学力上位層になりやすく、学校生活でも自分の身を助ける対策をご紹介していきます。

 

語彙力対策

まず、語彙力対策をしていきました。

私が高校生の時、まだ東大の後期試験があり、文Ⅰなどでは小論文が課されて、先輩で後期試験を突破したという方もいたので、小論文の存在、威力というのを感じてはいました。

ただ、当時はまだまだ筆記試験が主流でしたので正直【小論文が強いのは魅力的】としか感じていませんでした。

時は流れ、21世紀に入ると小論文というのは総合型選抜、自己推薦、国公立大学の二次試験などで存在感を増してきました。

そして、公教育でも学習指導要領の改定で国語力の重要性が高まると感じ、【これからはより子どもの語彙力を鍛えないと】と考え、読み聞かせ、読書、学習漫画、家庭での親子の会話で様々な語彙を獲得するよう気を配ってきました。

語彙というのは割と早い段階から個人差が目立ちます。

それこそ5歳、6歳頃から子どもが使う言葉、知っている言葉の差が出ています。

小学校に入ると、学校で学ぶこと以外の場でいかに新しい言葉を獲得するかは家庭の力、子ども自身の読書習慣で差が拡大する一方になります。

 

我が家の子ども①②③も小学校生活で【言っていることが分からない】と言われた経験があります。

どうも、普段使っている言葉をそこまで仲良くない子と同じ班となり、グループ活動をしている時の会話で指摘されたようです。

子どもたちは【なんで分からないのかな?】と感じたようです。

語彙力は話し言葉だけでなく、レポート作成時にも多様な表現方法を駆使することにもつながります。

今は小学校1年生から考えをまとめるという学びをしているので、子ども間での文章力が一目瞭然となる機会が増えています。

小さい頃、小学校時代はあまり語彙力のことを気にしなくても済みましたが、成長するに従い語彙力の重要性を痛感する出来事に直面するようになります。

まず、中学生になれば記述問題、国語の作文、高校生になれば大学進学で小論文、志望動機書、面接で語彙力がある方が自信をもって受け答えができます。

そして学生時代だけでなく、就活や社会人でも【語彙力の有無】の重要性は相変わらず高いままです。

先を見越して子どもが小さい頃から語彙力を鍛えよう、と考えて動いていくことはとても大切です。

 

地理や公民対策

さて、小学生の間に勉強に関して親が誘導して力をつけさせることができる教科の代表格が【社会】です。

とくに地理や公民は親が積極的に関わっていくことで、学校の勉強も理解するのがスムーズになり、同級生が苦戦している中でもテストで高得点、満点を狙えます。

社会の中でも歴史は親がアレコレ教えるよりも学習漫画を活用した方が流れを掴める、理解できます。

しかし、地理や公民は覚えることも多いですし、興味のない子に取っては知識を定着させるのも苦行のように感じるでしょう。

ですから、親が日本の山脈や河川、農業や工業などを普段の親子の会話で取り上げていくということをしていきました。

幸い、我が家の子どもたちには鉄道好きがいたり、プレステ2で桃鉄を楽しんでいるので日本地理の基礎となる知識を持っていたので、【この県はこういう特産物がある】という話をしても、ある程度理解するのも早かったと思います。

この他に、クイズ番組や【るるぶの双六】、ドラえもんの日本一周ゲームといったボードゲームを通じて日本地理の知識を増やしていくことに力を注いでいきました。

 

一方、公民の方は政治や経済、法律など子どもの学校生活では全く馴染みのない世界を扱います。

私も塾で中学生を教えている時、テストや入試でも良く出る需要と供給についてよく分からないという子がけっこういました。

生きる上では大切な知識を学ぶとはいえ、まだまだ実際に自分に直接関わる話ではないため、実感が湧きにくいというのが公民の厄介な所です。

知らない世界を理解させるには、ニュースを見たり、経済情勢の話をしていき情報を仕入れて理解させるということが大切になってきます。

我が家では、海外ニュース、国内の政治や経済ニュースの話で【裁判】【選挙制度】【インフレとデフレ】といったワードが出た時に、【どういうことなのか】を話しをして子どもに馴染みのない世界を知るよう意識した会話をしてきました。

やはり公民を習う前にベーシックな知識があるのとないとでは、理解するスピードも違います。

家庭で取り組むことで学校の授業も【よく分からない】【自分に関係のないこと】になりにくいです。

 

自分のことを話せる対策

そして、親世代の頃以上にアクティブラーニングが増えており、【自分の言葉で考えを披露する】という機会が小学校低学年から普通に行われています。

昔は優等生、積極的に発言する子だけがやって済んでいた【人前に出て発表する】を、今の小学校では全ての子どもたちに平等に与えられている、ということになっています。

子どもの性格で上手く話せる、話せないはあります。

もじもじしてしまうと、【自分はこういうのが苦手だ】と早々に思い込んでしまい、人前に出て何かをすることを恐れてしまうかもしれません。

親としては公教育の変化や、社会に出てからのことも踏まえて【ある程度人前に出て話をすることに慣れて欲しい】【自分の意見を話せる人になってほしい】と期待してしまいます。

これを子ども一人にポンと丸投げして上手くできるわけもないです。

 

我が家では、まず【自分の考えを言えるようにする】にはどうすれば良いのか対策を考えていき、【親が何でも決めることはせずに子どもの意見を聞く】ということをしていきました。

お出かけ先、外食する際のお店の選択、カードゲームやボードゲームで何をやりたいかを親が勝手に決めるのではなく、子どもの考えを聞いて【どうしてそれを選んだのか】ということを質問し、【なぜなら自分はこう思うからです】というような質疑応答の会話をある意味楽しみながらしました。

意見を述べるというのは普段の会話とは違いますし、とくに子どもは普段の学校生活でも論理的に友達と話をするということもほぼありません。

家庭で意図的に、そして楽しい雰囲気で【なぜそう考えるのか】という話し方をマスターできるよう、実践してきました。

そのおかげかわかりませんが、子ども①②③ともに授業などで人前に出て発表することに対して苦手意識、抵抗感はあまりないようです。

 

親が子どもの学力を鍛えていくことで、できることは限られていますが、公教育の変化、そして子どもが馴染めそうにないような単元がどこか考えて家庭でサポートしていくことで、学校の授業や勉強に対応できるようになっていきます。

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