【教育小噺】小学生からトップ高校を目指すなら | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【教育小噺】小学生からトップ高校を目指すなら

スポンサーリンク
BLOG
スポンサーリンク

今回は【小学生からトップ高校を目指すなら】と題し、お話をしていきます。

スポンサーリンク
AD

YouTube版

エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

created by Rinker
エール出版社
¥1,760 (2025/03/05 17:38:31時点 Amazon調べ-詳細)

 

kindle出版しました。unlimitedでも読めます。

完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。

キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

created by Rinker
¥250 (2025/03/05 17:15:04時点 Amazon調べ-詳細)

 

新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

 

地方に住んでいる教育に関心のある親なら、「子どもを大学へ」と考えた上で子育てをしていきます。

幼児期の習い事、勉強も勉強でプラスになることを色々と模索しつつ、子どもにとって良い影響を与えそうな物をセレクトしていきます。

大学進学を念頭に置いた子育てをしていると、地方の場合は主に公立小から公立中高一貫校への進学と公立小、地元の公立中からトップ高校への進学を目指すというのが大きな指針になると思います。

私が塾で仕事をしている時、ちょうど地方で公立中高一貫校が誕生し始めた時期だったことから「中学受験をする子」と接する機会があったり、中学受験に合格して公立中高一貫校での勉強や学校生活がどのようなものなのかというのを見聞きしてきました。

 

色々と考えた上で、我が家では昔からある地方の王道の公立高校のトップ高校合格を目指す選択をしたわけですが、途中、国立中学受験という想定外のことも起きつつも、結局は子ども①はトップ高校受験をして無事に合格することができました。

 

おそらく、地方住まいの方からすると「公立中高一貫校とトップ高校のどちらが良いのか」でかなり悩むとは思います。

ただ、受験組で残念ながら不合格となる子もいますし、そういう子達は地元の中学からトップ高校受験へとシフトチェンジするので、やはり「トップ高校合格」というのが、地方における教育熱心な家庭での揺るぎない王道だと個人的に感じています。

それでは、トップ高校に合格する子はどのような力を育て、どんなことに気をつけていけばよいのでしょうか。

 

盤石すぎる基礎学力

まず、基礎学力が盤石すぎるレベルを目指すことが大切です。

仕事で将来的にはトップ高校に進学した生徒の小学生時代を振り返っても、基礎学力が盤石でした。

「小学校ではけっこう賢い子」と比べてもミスがかなり少なく、理解力もあり小学生の頃から「他の子とは違うな」と感じさせるキラリと輝くものを放っていました。

基礎学力というのは昔から言われている【読み書きソロバン】です。

ソロバンを習っていたという子はほとんどいませんでしたが、それでも計算力と速度と正確性が段違いで間違い直しをほぼしないというレベルです。

間違いをするというのは、新しい単元、四則計算の式を学んだ直後が多く、一旦自分のものにすると桁数が増えても普通に解いていました。

そして漢字も正確に読み書きができるので、皆が嫌がる漢字練習や漢字のやり直しで勉強時間が取られることもありません。

 

漢字の読み書きは小学校低学年の頃は身近な漢字ばかりということもあり、学校の教科書に出てくるレベルの読み書きで差が目立つことはありませんが、小学校3年生頃からすごくできる子は本を読んでいることもアリ、教科書に出てこないような既習漢字の熟語なども読んだり、言葉の意味を知っているので漢字スキルが勝手にアップしていきます。

ただ単に漢字練習をしている、教科書に出てきて50問テストで出題される言葉だけ読み書きできるというレベルを超えています。

また、初見の文章をスラスラと音読できるかどうかも、気をつけてみてください。

本を読む習慣がない子は中学生になっても初見の文章をスラスラ読めず、語句の区切りが上手くできません。

塾で音読させて国語の問題を解かせて見たことがありますが、学力でかなりの違いがあることに気がつきました。

トップ高校に合格する子は初見でも言葉の区切りを瞬時で判断し、よどみなく読むことができます。

 

学校の順位よりも模試の結果を重視する

さて、小学生の頃は校内順位などがでないので我が子が学年、またはクラスでどの学力グループに属しているのか正確に把握できないもどかしさがあります。

一番分かるのはカラーテストの点数ですが、トップ高校に合格するには盤石な基礎学力以外にも応用力が必要になってきます。

小学生の頃から子どもの立ち位置を意識したいのなら、塾で開催している無料テストや季節講習会に参加してみて【うちの子の学力はどの位か】と確認してみてください。

地域によって教育熱の高い低いはあります。

例えば、教育熱の低いエリアの小中学校のトップ層と教育熱の高いエリアの小中学校のミドル層の上の方が同じ学力レベルということもあります。

「学校ではトップ層」と学校での序列ばかりに目を向けていると、【実際は3番手校を受けるくらいの学力だった】ということもあります。

 

小学校高学年や中学生になると塾でテスト、模試を受ける機会を増やしていき、【自治体の中ではどのくらいか】【全国ではどのくらいなのか】を把握してください。

学校の順位で受験校を考えてしまうと痛い目に遭うこともあります。

教育熱が高くて校内順位からどの辺りの高校に受かるかというのがほぼブレないという学校であれば校内順位を参考にすることもできますが、そこそこ教育熱が高いエリアの学校でも信じ過ぎるのは危険です。

近所の中学では例年【校内順位で12番くらいに入っていればトップ高校に合格できる】という目安がありましたが、子ども①の学年ではその数字が半分となったようです。

生徒数が減ったという原因があるわけでもないのに合格者数が減るというのは、学年のレベルが低かったということもあります。

ですから、【学校でこの順位だから大丈夫】とは絶対に思わず、塾のテストや模試の結果を重視してください。

我が家の場合、国立中学は毎年トップ高校には何十人くらい受かる、という目安があるので、【何十人ということはその半分に近い順位に滑り込むことを目指そう】という話をして定期テストに臨んでいました。

ただ、定期テストの順位だけを信じることはせず、塾のテスト結果や模試の結果を重視して高校受験を乗り越えました。

 

算数や数学を苦手科目にしない

もしトップ高校を目指すのであれば、子どもを算数、数学嫌いにさせてはいけません。

これは昔から言われている都市伝説のようなものですが、トップ高校では理系学部の進学者が多いことから高校入試でボーダー付近の受験生の中で数学の点数が良い子が合格しやすいという噂があります。

これは噂話とは言えないくらいもので、私が中学生の時も【あの子は数学を失敗したらしいがきっとダメだろう】という話が行き交い、実際に数学を失敗した同級生がトップ高校不合格となっていました。

子ども①の受験でも、数学でやらかしてしまった子は全員涙をのんでいました。

我が家の子ども①は他の教科をやらかしてしまったものの、数学は90点オーバーだったこともあり、なんとか滑り込みセーフをしたことから【トップ高校では数学をやらかすのは危険】というのが分かると思います。

もちろん、入試問題は毎年科目ごとのレベルが難しかったり、易しかったりと変わるので、数学ばかり気をつけることはできませんが、当日の筆記試験で数学で苦戦してしまうというのは危険な橋を渡ることを意味しています。

トップ高校を受ける子はどの教科もまんべんなくできる子ですから、少しのミスというのは合否を分けるような事態を招いてしまいます。

 

小学生で算数が嫌いになりそうなタイミングというのは小学4年生、5年生頃が一番危険な時期です。

この学年で学ぶ単元を完全に理解させ、学校のテストで満点や高得点を連発するというレベルに仕上げるのが理想的です。

また、計算力があるとクラス内でも目立って周囲から称賛されるので子ども本人が「算数は得意」と思い込んでくれるので、やはり計算力というのもとても大切になってきます。

とにかく、トップ高校を目指すのであれば小学生の頃から勉強を疎かにせずに盤石な基礎学力を身につけていくように心がけてください。

タイトルとURLをコピーしました