のんびりでKYなところのある子ども①。
2020年度はコロナ禍の影響で波乱の小学校生活最後の年となりました。
正直子ども①の学習量で塾での成績をまぁまぁキープしてきたのは奇跡に近く、【そのうち壁にぶつかる】と思っていました。
そして、とうとうその時がやってきたのです。
子どもと言っても、思春期に入りかけている時期。
親の方も幼児期のような接し方ではムリ。
だからといって放置プレーもNGです。
なんとも舵取りが難しい。
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ありがとうございます。
なぜ停滞期があるのか
努力すればすぐに成績が上がる。
少しの運動でモデル並みの体型になれる。(私の願望・笑)
ずっと右肩上がりの企業はない。
どんなことにも成長と停滞を繰り返して成長したり、下がっていくものですよね。
停滞し、そこからドカンと伸びる。
もしくは下がることもある。
そこを腐らずに頑張れるか。
厳しいですが別れ道は存在しています。
出来れば、ドカンと伸びる道へ進んでいきたいものです。
ドカンと結果が出るまでの準備期間
一言でいうと、「子どもの努力の結果が出るまでの準備期間」です。
子ども「これだけやったから結果が出る」と期待しがち。
ですが、そう簡単に結果はでません。
ほんの少しの努力で結果が出るなら、全員が天才または秀才になれます。
プロスポーツの世界でも、生まれ持った才能以上に努力している人が残ります。
スポーツ好きなら理解できるこの理屈。
でも、分かっているけどドカン期がこないと子どものテンションも下がり気味になります。
そいう時は、親が励まして「結果は必ず出てくる」「他の子が3倍の勉強で結果が出るけど子供①は7倍かかる」とドカン期到来までの個人差があることを根気よく伝えましょう。
忍耐力のある者を振り分けるため
なかなか結果が出ない最大の理由。
それは【忍耐力のある者とそうではない者を振り分けるため】だと個人的に考えています。
これは年齢関係なく、子供の世界でも大人の世界でも共通事項です。
「努力をし続ける」には忍耐力が必要。
忍耐しなければ、壁を乗り越えられません。
じっと我慢して自分の力をため込む時期にどれだけ努力をし【その時】まで待てるか。
何というか、天からの試練、テストのようなものです。
すぐ飽きる、すぐ切れる。
これではどんな道に進んでも成功することは難しいですよね。
子どもの頃から【忍耐力のある子は伸びる】という人生の成功ロードを体験させようとしている気がしてなりません。
勉強への取り組み方を見直す機会
努力しても数日で結果が出ないのが勉強。
積み重ねが大切なわけですが、適当に問題を解いていてもそう簡単に成績アップにはつながりません。
人間、誰しも楽をしたい。
簡単な問題を解きたい。
しかし、現実的には楽をせず、多少の苦労をしながら学習に取り組んでいる子の方が成績は上がります。
もちろん例外はありますが、基本的には【逃げずに真摯に勉強をしている子】が結果が出ます。
子供①も楽な方へ流れるタイプなので、くすぶっている時期が長く続きました。
さすがに【このままでは終わりだ】と本人が気がつき、そこから態度を変えて少し真面目になりましたね。
【問題から逃げても解決にはならない】と常々言っています。
ダイエットしたいけど、運動を避けていたらいつまでたっても体重が減らないのと同じですね。
私も避けずにYouYubeを活用して、ダイエットをスタートしました・笑。
成績の伸び悩みへの対処法
さて、我が家でも【成績の伸び悩み】は経験しています。
子供①の場合、少しでも上がると気が緩む性格。
●努力不足で成績伸びず
●一夜漬け的な対応で本番(塾のテスト)ボロボロ
、というのがお決まりのパターン。
本当に笑えません。
【元塾講師で元グータラ小学生だった母さんが言うのだから間違いはない!】と何度も説教をして、【このままではダメかも】と心を入れ替えた子供①。
子供の性格にもよりますが、我が家で実践した成績の伸び悩みを乗り越える対処法をご紹介していきます。
1.追い詰めずリフレッシュさせる
子どもを追い詰めると、もちろん良いことはありません。
プレッシャーかけすぎて、勉強嫌いにさせることもあります。
小言を口にしたい気持ちをグッと堪えて、漫画や読書そして散歩をしてリフレッシュさせて勉強するようにしていました。
子どもでも【メリハリ】は必要です。
大人にもメリハリが必要なのに、子どもには不必要は変な話。
リフレッシュも織り込み済みで勉強させる方法が一番効率が良かったです。
●○○分本を読んだら勉強する
●〇時までに勉強全部終わらせたら自由時間
このように、毎日リフレッシュ的な要素をつけて声がけしたらコツコツ勉強に取り組むようになってきました。
2.親の体験談を面白おかしく話す
失敗談というのは使いようには大きな武器にもなります。
お笑いの世界では、たいてい失敗談はウケます。
それと同じ原理で、私の失敗談(98%小学生時代)を面白おかしく語って励ましています。
子供①②③は全員、私が元グータラ小学生だったことを知っています。
【自分達はお母さんより真面目な子ども】という自信?を持ち、【小さい頃から真面目にコツコツの大切さ】を母親である私を通じて感じている模様。
普通は、【お母さん、バカだな~】で終わりますが、
小学校の時まったく勉強していなかった
↓
中学校入学後に二宮金次郎並みに勉強に励む
↓
やるなら小学校の頃からコツコツが最強
という説教という構成。
普通の親は自分の失敗談を正直に話すのをためらうかもしれませんが、【子ども心に響くのは成功談より失敗談】です。
3.努力の大切さを伝える
子どもは日々成長していますが、やはり10数年の人生経験しかありません。
辛い時の対処法、乗り越え方はやはり周囲の大人の声がけ、励ましが必要となってきます。
怠けるとどういう目に遭うか。
努力を続ければどうなるのか。
机上の空論ではなく、現実に起こりえる話をしてみてください。
人生の分岐点を語る。
そして、進学先の選択による将来の道をシミュレーションしてみると子どもでも理解できます。
どのような道に進んでも、結局は【努力】が必要です。
成功するには努力。
地道な努力です。
親自身の体験談を交えて、努力することの大切さを伝えていきましょう。
ただし、あまりにも説教しないでください。
聞かされる側の子どもが、努力するのが面倒に感じてしまうので。
すぐに結果を求めないことが大切
人生100年時代といわれていますが、すぐに結果が求められる風潮が強い気がします。
努力の結果が出るにはそれなりに時間が必要です。
【必ず結果が出る】
【努力は裏切らない】
勉強だけではない人生における成功法則の原則を知ることは、苦しい停滞期を乗り越える上で大きな武器となります。
古めかしいことかもしれませんが、根気強さや忍耐力そして努力は時代が変わっても重要なスキルだと思います。