同じ小学校であっても、学年によってカラーが異なります。
アノ学年は荒れている、コノ学年は落ち着いている・・・。
ママが3人集まればこんな話も自然と出てきます。
我が家の場合、学習指導面で①②で差が起きてしまいました。
この1年間の経緯をまとめ、次年度&家庭学習の見直しのために記しておきます。
かなり突っ込んでおりますので、ブラックです。
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入学式からの1ヶ月
子ども①の場合、ヤンチャ系の男子がいたものの、小学1年生らしいクラスでした。
担任の先生は連絡帳に3行日記をほぼ毎日書かせたりと書くことを重視する方でした。
先取りをしている子との差が出やすい算数の授業。
先にプリントやテストが終わった生徒には数字の謎解きゲームのような小プリントを渡したりとフレキシブルに対応。
漢字指導も丁寧。
文章のつなぎ言葉の宿題も後半から出したりと、絶妙な単元を選ぶなと関心するばかり。
公教育で習うことは学校でマスターしている、と判断した私はCKTの教材の後はグレードアップ問題集などを使った家庭学習に舵を切りました。
親としても元塾講師的視線で見ていても、理想の先生でした。そして、子供②の時もこういった流れになると信じていたのです・・・。
いつまでも使わない連絡帳
子供①の時は、入学直後から明日の持ち物などを書いていました。
が、子供②はいつまでたっても空欄・・・。
「連絡帳書かないの?」、と私が聞いても答えは同じく、「まだ開いてもいないよ」。
公園で同じクラスのママさんに連絡帳の話を聞くも、やはり一切書いていない、と。
入学してから1週間もしないのに、嫌な予感がしました。
GW明けからは上に兄、姉のいる1年生ママさんたちに公園や道で会うと、この学年は何だか指導が緩いのでは?、という話が上がるようになってきました。
中には、学研や公文などの門を叩く方も出現!
大丈夫か、子供②の学年、と不安な気持ちは増すばかり。
担任の先生は評判が良いが・・・
会うお母さんから、子供②の担任は誰?と聞かれ、○○先生です、と答えると、全員「中堅で良い先生」との言葉が返ってきます。
そのため、最初は様子をみていたのですが学習指導では不安が募るばかり・・・。
そこで、ふと思い出したのが学年主任の存在!
その先生、仮にX先生としましょうか。X先生の担任を経験したお母さん(子どもの学年違います)全員が、酷評の評価という信じられない事態。
学級崩壊になった・子供間のトラブル処理が下手(自分に懐かない生徒に全部責任を押し付け)・不登校気味の児童&保護者へのフォローが最低etc….
見た目は低学年専用のベテラン有能先生。
はじめてお母さんは100%信用してしまうことでしょう。
X先生の話は、子供①が入学前から耳にしていたのですが、子供②の担任ではないので気にしていませんでした。
ちなみに、X先生は2,3年担任を外されていました。1年生の主任で復活したのです(-_-;)。
学校行事でX先生の言動を見ていると、1年生への態度がまるで年少さん扱い!
「ハァ~イ、みんなで元気に明るく~」的な話かけを冬にしていました・・・。
4月ならいいんですよ、アハハ。
この風景をみて、学年主任は1年生には超基本的な学習指導をしていく!という考えなのだろう、と確信しました。
大まかな指導は先生が意見をだして決めます。
1年生は子供②は中堅、そして若手の先生、主任がベテランなので主任に決定権があるのだろう、と察しました。
期待していた夏休み明け
夏休みが明けたら、連絡帳や作文も沢山書くだろう!、と期待していましたが、夢で終わってしまいました。
子供①と比べると、4分の1以下でしょうね、書く機会に関しては。
唯一、良かったと思うのは、何度も平仮名の宿題が出たので(年度末まで出ました)、子供②の字がそれなりに綺麗になったことです・笑。
学年ごとの考えは違います!
公教育、とくに小学校の低学年では能力差をあまり出さない指導がなされます。
①出来る、②それなりに出来る、③普通、④普通よりは出来ない、⑤出来ない、に区別すると④&⑤を基準に先生は指導。
で、子供②の話を聞いていても、入学直後から読み書きは一応みんな出来ているようでしたし、極端に問題がある子(クラスを抜け出す子)もいないと。
↑の話は、他のクラスの複数のママさんも言っていました。
子供①の時に比べれば、お利口さんな1年生。
もう少し、子供①の時のように突っ込んだ指導は出来ないのかな、と悶々としたまま迎えた夏休みの面談の時に、担任の先生から「今後は書く方も力をいれていきます」と伝えられて、安堵。
が、子供①の時レベルの指導は到達しないまま1年を終了します・・・。
どうも、クラスの中で色々就学前に準備してこなかった子は、ずっと家庭での学習サポートがないまま経過していた模様。
漢字のノートに書いてくる宿題は、初期のものしか書かず、以降は一切やらず、ノートが白紙でクラス全員驚いたそうです。
家庭での対処
GW明け頃から、家庭での学習習慣は①の時より多めにしておかないと、と考えておりました。
が、学校での指導がフツーだと思っている子供②にとって、私が考えた量は負担に感じたようです。
漢字に関しても、全部習ってからやる!宣言をするなど、やる気減退発言を繰り返すばかり。
こうなったら、子供①の1年時の家庭学習のプロセスは役に立ちません。子供②には②なりにあったルートを構築するしかない!、と軌道修正。
結果的に、今まで見向きもしなかった教科書ワークに出会い、その良さに驚く!、という嬉しい副産物がありましたけどね。
徹底的に復習
私は復習重要視派です。
もちろん、予習も時としては必要です。
低学年では、繰り上がりの足し算&繰り下がりの引き算・九九。
単位換算は、家庭で先にやるよりは、学校で習う→家庭で復習に復習を重ねるの方が良いかな、と個人的に思っています。
学校での学習指導が親的に消化不良の場合、長期休暇を最大限に利用しましょう。
子供②は春休み中は算数の教科書ワークを使って1年生の復習をする予定です。
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当の本人は、嫌がっていますが、こればかりは問答無用!基礎固め!、デス。
学年の違いを認める
さて、学年によって本当にカラーが違います。
子供①の今年の学年は、国語専門の先生がいるため、隔週末に作文が課されました。休日作文ではなく、意見文!
前半に文章が書いてあり、それを踏まえて各自意見を書いていきます。これを見た時は、やるな!、と感心しました。
子供①が1年生だったときの先生は今年は一人もいませんが、しっかりと指導している印象があります。
正直、②の学年もそうであったらいいのに、と無いものねだりをした時期も2,3日ありました。
が、こればかりは仕方がありません。公立小はくじ引き的な部分もありますからね。
来年度、子供②の学年がどう出るか今からとても気になるところです。
先生の悪口は言わない
余程ひどい目にあっているなら別ですが、先生のことを慕っているのに、悪口を言うと子供は混乱します。
担任の先生はみんなから好かれている方なので、そこの部分は安心していました。
先生も同じ、人間ですからね。
能力も何もかも違います。
まとめ
同じ小学校でも、学年によって学習指導が異なります。
この1年間、その現実をまざまざと見せつけられました。ちなみに、子供②の担任の先生は子供から大人気です。大らかですし、親から見ても良い先生、です。
本当に、学習指導だけ不安でした。だからと言って、クレームするほどでもない。いや、クレームする気はゼロですが。
お兄ちゃんが他学年で、子供②の担任の経験ママさんも、しっかりしていると評していたので、やはり学年主任のX先生の影響があったのだろうな、と勝手に結論付けています。
なにせ、これまで色々なママさんが全員「無能教師」と口にしていたのですから・・・。
新年度の時は、クラスの雰囲気を知ることも大切ですが、やはり担任の先生と学年主任の情報は頭に入れておいた方がいいですよ。