子どもにプラスになる習い事を見つける方法 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

子どもにプラスになる習い事を見つける方法

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今回は【子どもにプラスになる習い事を見つける方法】と題し、お話していきます。

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少子化ということもあり、子ども向けの習い事のスタートラインも低年齢化しています。

我が家の子ども①が赤ちゃんの頃、ザクっといえば1歳から2歳の頃には【リトミック】というものが地方でも浸透してきた頃で、色々なイベントを開催している団体や音楽系の教室でも乳幼児向けのリトミック教室が誕生していました。

周囲でも3歳頃から英会話スクールに通う子もいたり、あとは4歳、5歳頃になるとピアノ、水泳、バレエ、公文や学研といった学習系の習い事に通う子がどんどん増えていました。

我が家では幼児時代は公園で遊ばせるのに力を入れていたのと教育費を幼児期にあまりかけたくないなという考えでしたので、習い事はさせませんでした。

しかし、現実的には親世代の頃よりも習い事を始める年齢は下がり、そして種類も豊富なので多くの方が【どれがいいか】と色々と悩むと思います。

昔の習い事と言えば、ピアノ、ソロバン、書道、水泳と勉強系の習い事くらいでしたが、今ではそれ以外にダンス、英会話、空手、プログラミングなど、地方のそれなりの規模の町にもあるなど充実しています。

 

少子化で一人の子に教育費をかけられる家庭、かけたい家庭も増えているのと、早く顧客を囲い込みたい教室の思惑もあり【どれが子どもに良いか】と色々と無料体験レッスンを受ける親子は少なくないです。

習い事は概ね幼児期から小学生の頃に習う子が多く、中学進学後は部活動も始まるので退会する子が増えるというのが一般的な流れだと思います。

小学校を卒業しても習い事を継続する子もいますが、それは水泳部の子はスイミングスクールに通い、吹奏楽部の子は楽器の個人レッスンを受ける子もいたりと部活とダイレクトに関わっている子が多いと思います。

または、【もう生活の一部になっている】というくらい愛着のある習い事である以外は、中学進学後に終わりを迎えることが多いです。

つまり、習い事と子どもの関わりは幼児期から小学校6年生とMAX7〜8年程度の期間に限られていると考えてよいでしょう。

その期間の中でいかに子どもの成長を促し、心の拠り所になるような習い事、または教室を探せるかという視点を持って選定していくようにしてください。

それでは、子どもに合う習い事を見つける方法をご紹介していきます。

 

1.子どもの性格を親目線と他人目線で考える

どのような習い事が良いか考える際、まず参考とするのが子どもの性格ではないでしょうか。

大人しくて引っ込み思案かつガヤガヤした雰囲気の場所が苦手、という子に最初からヒップホップダンスをおすすめする親はいないと思います。

習い事は親の思惑で選んでしまうこともありますが、子どもの性格的に合わないものに入らせてしまうのはいけません。

子どもは最初から最後まで習い事の時間が苦痛でしかなく、レッスン中にギャーギャー騒いだり教室から脱走をして周囲の子に迷惑をかけることもあるでしょう。

最終的に【辞めて欲しい】と言われることもあります。

16年近く子育てをしていますが、その間に【親が憧れていた習い事に子どもを入れたけれど、子どもは嫌がって毎回大騒ぎして通っていた】という親子に出会ったことがあります。

結局、1ヶ月か2ヶ月程度でその習い事をやめて、子どもがやりたいと口にした習い事に入ったというケースもありました。

こういう話は全国津々浦々よくある話だと思いますが、子どもの性格を考慮した習い事選びが王道です。

 

ただ、親の思う子どもの【こういう性格の子】と子どもの本当の性格が違うことがあります。

俗にいう、家では良い子のふりをしている子もいます。

家では静かにしているけれど、園生活や学校では驚くほど活発という子は親の【こういう習い事が合っている】と考えた習い事に合わないでしょう。

ですから、時には親以外の目線も必要になってきます。

親以外に子どもと接する機会があり、なおかつ家の外の子どもの様子を知っている大人といえば、やはり園生活でお世話になっている先生が一番だと思います。

保育所、こども園、幼稚園の先生から子どもの様子、性格やどんな遊びが好きか聞いてみるのが無難です。

他人目線で感じる子どもの性格と親の感じるものが必ずしも一致するとは限りません。

【なるほど、園生活では活発なら音楽系より運動系が良いかも】と新たな視点を持つきっかけになります。

腰掛けの習い事ではなく、長く続く習い事を探している時は親が感じ取れない子どもの外での様子も含めて【どういう性格なのか】と判断し、それに基づいて選択していきましょう。

 

2.子どもの良さを伸ばすには団体か単体か

習い事と一口に言っても、教室の規模、種類やレッスン体制も千差万別です。

個人経営の習い事、ピアノ教室であれば1対1や1対2が限度でしょう。

子ども向けの絵画教室のように何人か生徒を集めて行う習い事もあれば、スイミングスクールやダンス、バレエ、空手のようにレベルや学年に合わせて生徒を集めて教えるスタイルもあります。

そして、スポーツ系なら他にも野球やサッカーテニス、バスケットボール、バトミントン、卓球と競技する時の人数もバラバラで、完全なるチーム競技と個人競技とあります。

団体スポーツを経験して仲間と一緒に頑張ることが合っている、または単独プレーではなく連係プレーを学んで誰かと協力することの大切さを学んで欲しいという目的で種目を選ぶことも子どもの成長を促すことになります。

または、チームに所属して和気あいあいとした雰囲気で頑張る経験を積んでいくのが子どもの良さを伸ばすことになりそうという考え方もできます。

そうなると、同じ競技でも厳しめのチームや習い事よりはほんわかとした感じが売りのチームが良いという選択になります。

 

チームに所属するのが苦手な子、自分一人のペースでプレーして、勝ち負けも全部自分で背負えるのが平気、背負えるという子は単体競技が合っているでしょう。

同じように運動系の習い事でも、チーム系、シングル系とあるので、どのようなスポーツを選ぶかは子どもの性格で左右される面もあります。

我が家の子どもたちの場合、【自分が何かをしてしまったら】というのが嫌なので、チームスポーツより一人でできるスポーツ系の方を好む傾向があります。

それを踏まえて子どもたちも部活動選びをしています。

ただ、意外とスタンドプレーなところがある子がチームプレーで成長するという話も見聞きしてきているので、【うちの子は絶対にこれがいい】と最初から決めつけないようにしてください。

 

3.習い事を楽しめそうか

気になる習い事をピックアップし、次のステップは無料体験レッスンや季節休みなどに行われることが多い短期間のレッスン、または見学会に参加することだと思います。

実際子どもがどのような反応をするか見る貴重な機会です。

魅力を感じた習い事でも、いざ体験してみたら【思っていたのと違う】【雰囲気がちょっとピリピリしていた】ということもあれば、【親が思う以上に子どもが楽しんでいた】ということもあります。

何も知らずにいきなり入会するよりは、見学会や体験レッスンを受けることで合う合わないの最終判断を下せるメリットがあります。

ただし、子どもは普段とは違う場所に行って興奮しているので、特段何とも思っていないのに【楽しい】【やりたい】と口にすることがあるのを忘れないでください。

こればかりは親の洞察力、レッスンや通っている子の雰囲気をよく見て【うちの子が通っても楽しくできるか】と見極めてください。

そして、子ども達から直接見えないような場所でレッスンが終わった後の子どもたちの会話に耳を傾けてみてください。

 

楽しそうに思えても、意地悪な子がいたりと子どもが嫌な思いをすることもあります。

探偵のようなことかもしれませんが、せっかく月謝を支払っているのに習い事先で嫌な思い出になってしまうのだけは避けたいですよね。

習い事に通った思い出は大きくなってからも心に残りますし、そこで出会った友達と友情を育み、長い付き合いになることもあります。

技術上達だけを追い求めるだけでなく、通うことがストレスにならないことも習い事選びには欠かせないポイントです。

習い事は必修ではないので、辞める時はコチラ側に選択権がありますが、入退会を繰り返していると何も身につかずにあっという間に時が流れてしまうこともあります。

【小学校卒業までできるような習い事】や【長くお付き合いする習い事や先生を探したい】と考えている時は、何はともあれ子どもが楽しく通えるかどうかを考慮して選んできましょう。

 

まとめ

子育てをしていると主に幼児期から小学生にかけて『何か習い事をさせよう』と思う方はかなり多いと思います。

親世代の頃よりも習い事の種類が増えています。

親としては子どもの持つキラリと輝く何かを引き出す、見つけるきっかけとして習い事を利用したいと考えることがありますが、これだけ種類が増えると【どれがいいのか分からない】と逆に悩んでしまいます。

 

色々ある中で、子どもに適していると思う習い事を複数ピックアップし、体験会に参加してみて【これなら小学校高学年まで続けられそう】とか【友達作りにいいかも】、【大人になってもできる習い事】と考えながら子どもに合う習い事を見つけてみてください。

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