【令和の子育て】子どもの学力が確実に低下する条件 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【令和の子育て】子どもの学力が確実に低下する条件

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今回は【令和の子育て 子どもの学力が確実に低下する条件】と題し、お話していきます。

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エール出版社より本が出版されました。

小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。

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完全に無料で読めるコミックエッセイです。

 

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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。

内容は一緒です!

透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】

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新作です。

 

kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!

ありがとうございます。

子どもの学力が低下する最大の原因は端的に言えば【学習量が少ない】です。

学校の内容が怪しくなっているのにそのまま放置していればテストの点数は取れません。

テストの正答率を上げていくには【理解できるよう基本の問題を解く】【勉強する】ということをしていく必要があります。

行動に出てから数ヶ月後に少しずつ結果が出ていくことになりますが、その反対に学力というのは怠けたらすぐに、簡単に転げ落ちてしまいます。

これはダイエットと同じことで、より良い結果を求めるなら努力するしかないです。

しかも三日ほど努力をしたからといって、サクッと効果が出るわけではないという面倒さがあります。

その面倒さを苦にしない子、乗り越えられる子が学力を鍛えていくことができます。

 

親としては子どもの学力が低下するというのは好ましいものではありません。

しかし、子ども達の周囲には簡単に学力が低下する条件があります。

親はそれに気をつけて子育てをしていかないといけません。

どんな条件なのかを説明していきます。

 

1.スマートフォンのルールを決めない

さて、親世代の頃は電話をするにも固定電話を使用する、時々公衆電話を使ったりして友達と連絡を取り合うということをしてきました。

その後、ポケベル、PHS、そして携帯電話と電話をかけるスタイルがかなり変わってきました。

そして21世紀に入り、電話機能以外も持ち合わせたスマートフォンが登場し大人にも浸透、高校生や中学生にも広まりました。

今では小学校高学年でも所持している子は珍しくないほどで、その分スマートフォンに関する問題も子育て中の親にとっては悩みのタネになることがあります。

 

スマートフォンは一台で電話機能、音楽を聴ける、SNS投稿や閲覧、動画視聴そしてゲームと多種多様なことを賄える超優秀なアイテムです。

しかも電話機能をメインにして使用している子どもは少数派で、たいていは他の機能を中心に使っています。

1台あればたくさんのことができ、留守番の時も時間を潰せます。

放課後に友達と集まったときも、スマートフォンのアプリで大いに盛り上がれます。

ただ、スマートフォンを使っていれば当然ながら学習時間は減ります。

ある程度、使う時と使わない時を自分でコントロールできる年齢になってから渡せば良いのですが、子ども専用のスマホを渡すタイミングは【中学卒業】から【小学校卒業】へとなり、今は小学校高学年、なかには3年生や4年生でも使っている子もいます。

所持する年齢が低年齢化していることもあり、非常に便利なものなのにトラブルの発端となることもあるのがスマホの恐ろしさです。

ペアレントコントロールを設定していない、スマートフォン使用のルールを決めていないとトラブルに巻き込まれてしまう可能性が上がる一面もあります。

とくに小さい頃から自分専用のスマホを持っている子でルールを決めていないと、【何がどう危ないのか】を分かっていないまま使用することになります。

学校でもスマートフォンの使い方の注意喚起があったり、プリントが配布されますが【自分には関係のないこと】と思っている子が大半でしょう。

使いながら危険と隣り合わせることもあり、無制限に使って学習時間が激減してしまうのがスマートフォンだと親も認識することが必要です。

子どもの学力を下げないためにも、子どもに自分専用のスマートフォンを渡すときには必ず【ルール】を決めてください。

 

2.無料ゲームの魔力に魅入られる

スマートフォンやタブレット端末のアプリゲーム、パソコンのオンラインゲームは数え切れないほどあります。

ほのぼのとした雰囲気、いかにも無料ゲームといったものや、

クオリティも非常に高く、無料ゲームと聞いて驚くこともあります。

ファミコン世代の人間かつ家計の事情でゲーム機と無縁だった人間からすると、今の無料ゲームがありふれているという状況は信じられないことです。

とてつもなくゲームの敷居が低くなっていることや、親自身が子ども時代にゲームを経験している、または自分が楽しんでいるということもあり、子どもとゲームの距離は過去一番身近なものになっていると言って過言ではないでしょう。

とくに自前のスマホ、タブレット、パソコンでありとあらゆる無料ゲームを楽しめるので、子どもが【これやってみたい】と言ってきたら【タダだし】とか【ゲーム機買わないで済むから安上り】と思ってOKを出す人も少なくないと思います。

しかし、ご存じの通りゲームを始めると時間があっという間に過ぎていきます。

【20分だけね】が30分、40分とどんどん延長されていきます。

気がついたら一時間過ぎているということもザラです。

そして、この無料ゲームはかなり頻繁に新しいゲームが登場します。

新しい無料ゲームが出たら、なんでもやってみたくなるようになるとゲームを断ち切るのが難しくなっていけば、やはり勉強よりもゲームクリアの方が重要度が増していきます。

タダでゲームをしていても、ここ数年問題になっている課金問題も無縁ではありません。

アイテムを増やすなどするには課金する必要があったりと、無料でもお金問題がつきまといます。

子ども①の学年では実際に同級生にアイテムを購入させるといった課金問題が発生して大問題となりました。

【ま、無料だからいいか】と信じていたのに、ある日身に覚えのない請求書が届くことがあります。

ニュースの出来事と思っていたことが、我が身に降りかからないともいえません。

学習時間の減少、課金問題と無料ゲームを軽々しくOK出さず、アプリゲームとの付き合い方を親子で考えることも学業不振防止の一助になります。

 

3.SNS投稿

スマホがあると何ができるでしょうか。

電話をする、音楽を聴く、ゲームをする、インターネットができると色々ありますが、若い世代で圧倒的に人気を集めているのが【SNS投稿】ではないでしょうか。

動画編集で人気アイドルの踊りを投稿したらあっという間に拡散されてフォロワーが増える。

服の着こなし方を発信していたらインフルエンサーになって仕事が舞い込んだ。

昭和から平成中期まで、無名の人がいきなり有名人になる、芸能人やスポーツ選手ではないのに全国的な知名度を誇るということはかなり難しいものでした。

しかし、SNSに投稿することで遠く離れた人に自分を知ってもらえることができ、共通の趣味を持つ人と簡単に出会えることもできます。

SNSに投稿すると自分を知ってもらえるという喜びで、動画をアップするのが楽しくなり勉強そっちのけでのめり込む子もいます。

SNS経由で有名となり、仕事をゲットしている人も現実的にいるので子どもとしては【勉強しないでこっちの道で頑張る】と言い張ると、親としても勉強させるのに一苦労します。

しかし、そんなに甘い世界ではありません。そして、SNS投稿がキラキラした世界というわけではなく、危険が全くないわけではありません。

誹謗中傷や発信する際に動画や画像に居場所が特定される情報が写り込んでいると、住居が分かってしまうこともあります。

親世代のポケベル、PHS、携帯電話では知らない人から連絡が来るということはありましたが、スマートフォンのように【使用していたら自分の居場所を知らない人に伝えてしまうツール】ではありませんでした。

個人情報の扱い方が厳しくなっていますが、SNS投稿によっては自分から情報を発信してしまう可能性があります。

大人になってもちょっとしたミスで分かってしまうことがあるのに、危険性を教わっていない子ども、家庭のルールがない子は意図せずにドンドン自分の情報を出してしまう可能性があります。

しかも、一緒にいる友達も同じような危険な目に遭わせる可能性もあるので親としては子どものSNS投稿は本当に気をつけて確認して欲しいです。

学校でもSNS投稿に関してはかなり厳しく指導していますが、如何せん子どもはスルーしてしまいます。

目先の楽しさを優先し、先生や親の小言は気になりません。

動画サイトに投稿していると、トラブルに巻き込まれる可能性も高くなるので【まだSNS投稿は出来ない】と厳格な対応をしてください。

アプリを削除するまたはこまめにスマホを確認して【SNS投稿していないかどうか】を親として、そして子どもを守るつもりで見てください。

 

まとめ

子どもの学力が低下する最大の原因は【日頃の勉強時間が少ない】【苦手を放置したまま】というのは疑いようのない事実です。

学力低下を阻止するには勉強時間を増やすことは避けられないのです。

しかし、今の子育てではスマートフォンや無料ゲームの存在が勉強を妨げて、そちらの方に意識が向いてしまう子を勉強と向き合わせるのはかなりの労力が必要です。

なかなか難しいものですが、正直言えば、学力が低下する条件を排除することが望ましいです。

小学生の頃にスマートフォンを自由に使える、無料ゲームやSNS投稿に夢中になっていると確実に進路出来る高校、進路進学の幅が限定されます。

子どもの学力低下だけに注目するのではなく、子どもの未来にも目を向けてルール作りをしていきましょう。

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