2019年度に小学3年生になった子供②は、理科と社会の勉強をスタートしました。
子供①を通して感じてきていましたが、理科と社会は国算に比べて勉強時間が少ないです。
何といいますか、宿題で出されることもないので、家庭勉強と本人の意欲が影響してしまう教科。
子供①も、3年生の時社会で70点を取ってきたことがありますが、子供②は記録更新しました。
60点です。
ここで怒るのは禁物。
冷静に対応しましょう。
まぁ、私は6年生で理科20点を取った身なので何も言えませんけどね・・・。
テストをよく見ると、地図の問題がめちゃくちゃ。
【あ・い・う・え、から選びなさい】という問題で勝手に【お】と書いたりしています。
自由すぎる子供②と対峙したら、思わぬことが判明したのです!!
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ありがとうございます。
スマホの影響で正しく地図を見れない、らしい
昔なら、一家に1冊は地図が置いてあったと思います。
私、地図を見るのが好きでしたね~。
旅行なんていたことないので、地図を見て行った気分になっていました。
時は流れ、今はグーグルマップを駆使すれば、スマホやパソコン経由でルーブル美術館だって自由の女神も目の前で堪能できます。
便利なのはいいのですが、弊害も出ているのです・・・。
子供②が社会のテストで出された地図がボロボロだったのには理由があります。
【地図の上と自分が座っている場所(正面)が同じと思い、上は西と思って問題を解いていた】と告白しました。
いやいや、先生から【地図の上は北】と習っているはずですから!
自己解釈で問題を解いていたのです。
上が北、とは限らないグーグルマップ
グーグルマップを使っていると経験することですが、場合によっては北が上にならないこともあります。
とくに、道案内では進行方向が画面上になります。
ストリートビューでも方位が変わります。
画面下に出てくる方位磁石をクリックすると、上の方位は北になりますが、そこを意識する方も多くはないはずです。
子供なら尚更ですね。
カーナビも進行方向が上で表示される
スマホのマップだけではなく、カーナビも【上=北】ではない場合もあります。
親戚の運転する車に乗ったとき、行先を登録し、出発した際に違和感を覚えたのです。
車が曲がるたびにカーナビの画面がくるくる回転。
グーグルマップの道案内同様、進路方向が画面の上になる設定になっていました。
数日後、家の車のカーナビを色々調べてみると、表示される画面も数種類あることが判明!
乗って約10年目にして気がついた事実・・・苦笑。
我が家のカーナビも、進行方向が上になる設定がありました。
私と夫は、【地図の上は北】が染み付いているので設定は変更しませんでしたが、子供達はブーイング。
【進行方向が上の方が分かりやすい】【リアルだよ】とのこと。
子供達の意見を聞いてちょっと怖くなりました。
学校で地図の読み方を本格的に学ぶ前に、これらのマップに親しんでいると【上は北】という基本が身につきにくいと感たのです・・・。
そもそも地図を見る機会が激減した
スマホの普及で、地図が置いてある家庭は急速に減っているはずです。
我が家には、10年前に購入した住んでいる自治体の地図が1冊ありますが、常に車の中で眠っています。
ですから、家の本棚に地図は並んでいません。
スマホやパソコン、タブレットがあればサクッと地図が出てきます。
【次の休みはどこに行くの?】と聞かれたら、パソコン経由でグーグルマップで表示させます。
施設やお店の名前で検索すれば、すぐに位置が出てきます。
自宅からの経由も、クリックすれば瞬時に終了。
昔のように【この道を通って・・・】という作業が全て省略されているのです。
学校では果樹園や森林などの地図記号を学びますが、そういった知識がなくても問題ありません。
ただし、子供②のテストを見てちょっと不安を感じたのは、日頃から地図を見ていないので、地形と建物を絡めて考えることができなくなるのでは、ということです。
森林地帯に【住宅街と工場が集中している】とか選択していましたかね・・・。
スマホで地図を見ていると、行きたい場所や興味のあるお店しか探しません。
そうすると、周辺の地形やら、地形に合った田畑や家屋、建物への関心が高まりにくくなるのです。
地図が珍しくなったり、触れる機会が減っていると社会のテストがボロボロになります。
ところで、グーグルマップの航空写真は地形がバッチり分かるのでおすすめです。
とくに、鉄道好きな子は線路がクッキリ写っているのではまります・笑。
ちなみにJRの貨物ターミナルだと、金太郎や桃太郎、ブルーサンダーなど地域の機関車の姿が売っていることもあるので、時間のある時に親子で見てください。
地図の読み方はマスターしたいところ
正直、漁師やマタギ、天文学者に船乗りなどの職業につかなけい限り、今の世ので地図を正確に読む力がなくても何とか生きていけます。
しかし、自治体が配布している災害マップは完全に正式な地図表記で描かれています。
緊急時に正しく地図が読めているかどうかで、安全な場所へ避難できるかという命に関わる問題にも繋がってくるのです。
【スマホがあれば安心】と言わず、親子で地図を正確に読めるようにしておきましょう。
小中ではテストで出題される確率が高い
大人になると、地図と向き合う回数は減りますが、小学校や中学校の社会のテストでは地図の問題はよく出ます。
子供①に聞いてみると、すでに地図の読み取りが苦手な子もいるとのこと。
社会だけではなく、算数の問題でも地図が登場することもあるそうです。
最短ルートや、距離を求める問題で出てくるとか。
社会だけはなく、他の教科でも顔をだすので地図に慣れていると何かと有利ですね。
方角に弱いと理科の天体系も苦手意識を持つ
理科の天体の単元でも、方角に関することは無視できないくらい重要です。
太陽と月がどの方角から出て沈むのか、というのは基本中の基本。
【方角を気にするのは恵方巻を食べる節分だけ】という状況を脱しましょう。
社会も嫌で、理科も嫌いになると、中学で苦労するのは火を見るよりも明らかです。
地図が読めないと、他の教科へも影響してきます。
早い段階から問題の芽を摘み、対策を練っていきましょう。
学習漫画に頼るのもアリ
地図の読み方は、興味関心がない子にとっては苦痛です。
なるべく楽しく知識を増やしていきたいのなら、学習漫画がベスト。
鉄板なのはドラえもんの学習漫画ですね。
ドラえもんの学習漫画は安定感が半端ないです。
もう少し、ハードな内容も学びたかったり、中学受験を考えているならコナンの学習漫画も揃えておくと便利です。
名探偵コナン推理ファイル 地図の謎 (小学館学習まんがシリーズ)
かなりディープな知識が羅列しているので、低学年の子が全て理解するのは不可能に近いかも、です。
天才児ならOKですけどね。
親子で見直して早い段階で問題点を見つける
子供②の散々なテストを一緒に見直してしていくと、すぐに子供②は自分の過ちに気がついていました。
【あれ、ひどい勘違いしていた!】と他人事な言い方・・・苦笑。
理科と社会はテスト回数も少なめなので、大判のテストが戻ってきたら必ず親子で見直しをしましょう。
小学3年生だと、まだ内容もそれほど難しくないので親から説明をすればすぐに間違いに気がつくはずです。
【理解はしているから次は気をつけよう】と前向きな声掛けをしてテンションを下げないようにしてください。
そして、秋の深まるころから教科書ワークなどを利用して社会の復習をし、進級に備える準備もお忘れなく!
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