子供を比較するのは嫌なのですが、子供①と子供②とではスケジュール管理能力の差が大きく悩みのタネとなっています。
子供①→スケジュール管理能力が低い。楽な方に流れる・・・。
子供②→スケジュール管理能力は高い。学校の宿題が多い時は自分で家庭学習を減らすなどの提案をしてくる。
まぁ、子供②も「勉強好き!」というタイプではありませんが、スケジュールのコントロールが出来るのは長所です。
子供①はとにかく、楽な方に流れようとするので何かと大変・苦笑。
とは言っても、子供①は積極性もあり長所も沢山あります。
しか~し、計画を立てる力が不足気味。
今年の冬は、スケジュール管理を身につけようと試行錯誤してみました。
どうして、真面目にスケジュール管理のことを考えるのかと言うと、理由はこれしかありません。
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スケジュール管理を家庭で身につけさせる理由
社会人、というよりもある程度の年齢になるとスケジュール管理の有無は人生において大きな武器になります。
成績がクッキリ分かり、自分の立ち位置が分かる中学以降にそのスケジュール管理能力は威力を発揮し、その後の人生で切ってもきれないスキルになるからです。
その理由は3つあります。
今回は、それについて話しをしていきましょう!
理由1.公立の学校ではスケジュール管理について学ばない
当たり前と言えば当たり前ですが、公立の学校では計画性に関して授業で学びません。
「計画を立てて宿題をやりましょう」と長期休暇の前には先生が口にすることもありますが、基本的に子供丸投げです。
以前、ファミリープレジデントで、学校で生徒にスケジュール管理の習慣を指導している私立中学が紹介されていました。
生徒自身がスケジュールを立てて勉強する習慣を身につけることで、大学入試や社会人になってから困らないようにする、という学校側の考えです。
私立中学全てがそういったことをしている訳ではありませんが、やはり公立と私立では面倒見が違います・笑。
公立の場合、家庭でスケジュール管理能力を身につけるしかありません。
理由2.テスト勉強は計画性がカギ
地方の公立中でも、定期テスト勉強をする時は計画性が大切になってきます。
仕事をしている時も、勉強できる子は学習プランを自分で考えて勉強に励んでいました。
一方、勉強苦手な子は総じて計画性は皆無・・・。
よくて1週間前に突然勉強し始める→テスト終了後はいつものようにグータラ、の繰り返しでした。
私も、中学時代は計画を立てて励むようになったら成績が上昇しました。
しかし、計画性以前に小学校でグータラし過ぎていたので、ベスト3に入る同級生の足元にも及ばなかったのも経験しています。
小学生時代から、日頃の学習習慣とスケジュールを立てる習慣が身に付いていると鬼に金棒です。
理由3.スケジュール管理能力があると足りない部分が見えてくる
計画を立てて学習プランを考えるようになると、自分の得意不得意が見えるようになってきます。
行き当たりばったりの勉強だと、自己分析するまでに至りません。
ここで我が家の子供①②を比較すると、子供②は自分に足りない部分や苦手を把握しています。
私としては「そうだね、苦手だね」と言わずに「そう思うなら、少し慣らしで似た問題を解いてみたら?」と苦手意識を植え付けないような表現を口にしています。
一方、子供①は自分の苦手単元をイマイチ把握しきれていません。
で、私が「ここの基本問題を徹底的に復習する」と言っても、本人は演習系をやろうとします。
苦手=基本問題を徹底的に復習→演習系に入る、という流れが必要なのですが、その考えが分からないようです・・・怒。
年末、とことん説明してようやく理解したようですけどね。
納得するまでの時間が長い・・・・。
スケジュール管理を家庭で身につける方法
家庭で身につけさせるには、3つのポイントを押さえておきましょう。
ポイント1.平日や土日の予定をカレンダーに書き込む
まずは楽しく、子供と一緒に予定を立てることをしましょう。
いきなり手帳をポンと渡すのではなく、リビングなどにある家で一番目立つカレンダーに学校や習い事、土日の予定を記入していきます。
その次に、子供専用の卓上カレンダーや壁掛けカレンダーに予定を記入していきます。
平日忙し曜日を把握し、土日に遠出する→宿題や家の勉強は前倒しで行う、ということを認識するようになります。
ちなみに、我が家の子供①は勉強の前倒しは出来るようになってきました。
親子で行うことがポイントです。
子供が一人でいきなりできるようにはなりません。
1人でスケジュール管理できるようになるまでは、サポートしましょう。
ポイント2.問題集をいつまでに終わらせるか計画を立てる
中学受験しない小学生だと、問題集1冊終わらせるまでの計画を一人で考えることは稀ですが、実施してみましょう。
中学生や高校生になると、問題集を終わらせるもしくは1周、2周解き直すことはよくあります。
それには計画性が重要となってきます。
こういった習慣を、小学生の間に身につけておくと楽です。
ドリルや問題集など、毎日コツコツ行うものですが、問題数から逆算し「○月○日に終わらすのが目標」、とカレンダーなどに記入してみましょう。
風邪や家族旅行などで多少の遅れは仕方がありません。
あくまで、計画を立てる習慣を身につけるためなので、少しの遅れで目くじらたてないようにしましょう。
家庭学習のコントロールと計画に筋道立てることが出来るようになるはずです。
ポイント3.子供専用の3色ペンを用意する
完全に個人的な意見ですが、子供用に学校・習い事・家族の予定が一目で分かるよう3色ペンを渡してみましょう。
蛍光ペンや普通のボールペン、どちらでも構いません。
ちなみに、子供①は多色ペンを愛用しています。
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最近のお気に入りは、サラサの4色ペンです。
文房具店に行くと、私&子供①②③は長時間居座るので旦那さんはあきれ顔です・笑。
スケジュール管理をするためのアイテム
100均で手帳を購入し、買い与えてもいいのですが、最初はネット上の計画表などをダウンロードしてみましょう。
小学生が使うには、【分かりやすさ】が何よりも大切です。
低学年や計画を立てるのが苦手な子は、勉強する場所のすぐ近くに貼りだして常に目に入るように工夫してみてください。
得意な子は手帳や流行りのスタディプランに特化した手帳【スタディプランナー】を利用するのも手です。
1.時間割表を使う
我が家で冬休みに使用したのが、学習プリント.comの【冬休み目標・時間割】です。
円形の24時間形式と子供でも一目で時間が把握できる優れもの。
睡眠時間や自由時間、勉強時間、お風呂、食事などを好きな色で塗りました。
可視化することで、ダラダラする時間を最小限に抑えることができます。
子供①②も、年末年始を除けば時間割通りに動いていました。
2.手帳を使う
自分で計画を立てたり、少し背伸びをしたい子には手帳を渡すのも手です。
大人と同じものを使うことは、成長した感があり小学生は喜びます。
いきなりモレスキンデビューする必要はありません。
まずは、100均ので十分です。
マンスリーやウィクリーのどちらが性に合っているのか、子供に考えさせてみましょう。
100均だと、2,3種類購入してもマックス300円+税で済みます。
子供の頃から、自分に合う手帳のタイプを知ることはとても大切な経験です。
とくに女の子だと、流行している スタディプランナー を持つとやる気がでるはず。
実際、店頭で中身をみましたがニコ☆プチ を読んでいるような、背伸びをしている小学生女児向けですね~。
SNS映えするようなイラストや文字を書くのも楽しみの一つのようです。
男の子向けは、今のところありません・苦笑。
3.【親向け】手帳で勉強管理の方法を知る
親向けの話になりますが、子供に手帳を渡そう系の本が何冊か出版されています。
最近は、スマホでスケジュール管理する方も多いので、紙ベースの手帳でどうやって学習計画などを立てるのかピントこない方もいることでしょう。
手帳を上手に使いこなすことで、子供も勉強量を把握することが可能になります。
初めて使う時や細かいことを考えるのが苦手なタイプの子には、マンスリー型の手帳をおすすめします。
あ~、手帳を駆使する方法、私も小学生時代に気がつきたかった・・・。
まとめ
今回、子供①②を通じて計画性の重要性を再確認しました。
休日用、平日用、長期休み用などいくつかのパターンを準備して時間割表を作成していこうと思います。
慣れてきたり、学年が上がってきたら手帳を買い与える予定です。
スケジュール管理能力は、大人になったから身に付くものではないので、今から実践してみて損はありませんよ!!