今回は【【素直な子は伸びる】って本当? 謙虚さが学力アップを導く理由】と題し、お話をしていきます。
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ありがとうございます。
勉強というのは【正しく覚えること】以上に、【間違えたことを修正する作業】が大切です。
テストでミスをしたとき、成績が思ったより良くなかった、そんなときにこそ、子どもの姿勢が大きく成績に影響してきます。
私も塾で仕事をして、色々な気づきを得ることができました。
その中でも、一番の収穫だと思っているのが【間違えに対する子どもの受け止め方の違い】と【間違えを素直に認めて改善できるかどうかが成績の伸びに影響する】ということです。
素直な子は、自分の間違いを【直すべきもの】と捉えます。
親や先生からの指摘に対して、【そうか、そこが違ってたんだ】と受け止め、改善しようとします。
一方で、プライドの高い子は、【間違えた自分】を否定されたように感じてしまい、修正を拒む傾向があります。
これが、成績の伸び悩みにつながってしまうのです。
また、謙虚な子は【人の話を素直に聞ける力】も持っています。
授業中の先生の説明、家庭での親からのアドバイス、塾での指摘をちゃんと吸収できるかどうかが、学びの効率を大きく左右します。
同じ時間勉強していても、話を聞く力のある子は、得られる情報の量と質がまるで違います。
もちろん、素直さは性格だけで決まるものではありません。
親の接し方次第で育てることもできます。
頭ごなしに否定するのではなく、【どうすればうまくいくか一緒に考えよう】と寄り添う姿勢が、子どもの柔軟さを育てる第一歩になります。
つまり、素直な姿勢こそが、学力の土台になるのです。
知識の多さではなく、改善できる柔軟性、成績アップへの近道なのです。
そこで今回は、素直な子がなぜ伸びやすいのか、その理由をご紹介していきます。
ミスを受け入れる度量の違い
まず、謙虚さ、素直な子が伸びやすいのは【ミスとの向き合い方】に秘密があります。
子どもの学力において最も大切なことは、【どれだけ正解できるか】はもちろん重要ですが、それ以上に
【どれだけ間違いを修正できるか】が、成績を伸ばす上で最大のカギになると個人的には感じています。
勉強とは、突き詰めれば【間違えたところを見直し、理解し直し、再定着させる作業の連続】です。
どんなに優秀な子でも間違えることはあります。
ですが、間違えたあとにどう行動するかが、成績に大きな差を生むのです。
ここで大きく影響するのが、【素直さ】や【謙虚さ】という一人一人の性格の違いです。
たとえば、テストで思うように点が取れなかったとき、素直な子は【何が悪かったんだろう?】と自分なりに考えたり、先生に質問したり、親のアドバイスを前向きに受け止めたりします。
彼ら彼女たちは失敗を恐れず、【今の自分をよりよくする機会】としてミスを受け入れることができます。
私も塾で出会った生徒たちの中で、学力上位層になればなるほど、素直、または謙虚でアドバイスに耳を傾けて改善策を模索していました。
一方で、プライドが高かったり、頑固な子はどうでしょうか。
間違いを指摘されると、【うるさいな】【わかってるよ】と反発したり、【問題が悪かった】【運が悪かった】と他責にしたりするケースが少なくありません。
心のどこかで、【自分はできる】と思っていたいがために、失敗を認めること自体を避けてしまうのです。
こうした姿勢の違いが、徐々に学力差となって表れてきます。
どんなに頭が良くても、間違いを修正しなければ成績は上がりません。
逆に、初めは平均的でも、素直に学び続けられる子は、少しずつ実力を積み上げていけます。
さらに言えば、素直な子は自分の中に伸びしろがあることを受け入れているとも言えます。
完璧ではない自分を認められるからこそ、【もっと理解したい】【もっとできるようになりたい】という気持ちを持てるのです。
この向上心こそが、学力の成長を支える最大のエネルギーになります。
とはいえ、子どもが素直でいられるかどうかは、性格だけではなく家庭での関わり方にも大きく影響されます。
たとえば、親が間違いを責めたり、過度に失敗を叱ったりしていると、子どもは【間違えることは悪いこと】だと学び、そこから逃げるようになります。
逆に、【間違えてもいいよ。そこから学べばいいんだよ】という声かけをされて育つと、子どもは安心して失敗と向き合えるようになります。
つまり、素直さとは【気質】だけでなく、【育つ環境】次第で伸ばせる力でもあるのです。
また、親がアドバイスを伝えるときに、【あなたのためを思って】といった圧力をかけすぎると、かえって子どもは反発します。
大切なのは、【一緒に考えよう】【こんな方法もあるけど、どう思う?】といった、子どものプライドを傷つけない伝え方をすることです。
頑固に見える子も、本当は間違いに気づいていることがあります。
ただ、【自分の非を認めるのが怖い】【プライドを保ちたい】という気持ちが先に立っているのです。
だからこそ、まずは安心できる関係を築き、子どもが自然と【聞く耳】を持てるようにしてあげることが大切です。
学力を伸ばすには、参考書でも塾でもなく、【間違えたことを認められる素直さ】が必要です。
テストの点数よりも、間違えたあとの姿勢を大切にすること。
それこそが、結果として一番の成績アップにつながる道です。
このように、素直な姿勢は【能力】ではなく【姿勢】であり、どの子でも育てていくことが可能です。親のサポートによって、【間違えても大丈夫】【自分はまだまだ伸びる】と思える子どもへと導いていけるのです。
頑固さが成績を止めてしまう理由
さて、【うちの子、自分のやり方にこだわっていて、全然話を聞こうとしないんです…】
そんな悩みを抱える親御さんは、少なくありません。
子どもが自分なりの学習スタイルを持っていることは、ある意味で成長の証でもあります。
自分で考え、自分なりに工夫しようとする姿勢は大切です。
しかし、それが非効率であったり、結果が出ていなかったりするにも関わらず、外からのアドバイスや新しいやり方を一切受け入れない場合、それは大きな学力のブレーキとなってしまいます。
特に、プライドが高い子や頑固な子は、【やり方を変える=今までの自分を否定される】と感じてしまう傾向があります。
この心理が、【正しい方法を知っていても変えられない】【間違いを指摘されても直そうとしない】といった状態を生み、学力の停滞へとつながっていくのです。
たとえば、時間の使い方にこだわりがあると、進級進学に伴って学習スタイルを変えていく必要があるのにそれができず、学習量を増やすことができないというケースもあります。
【まずは自分のペースでゆっくりやりたい】と言って、難しい単元で躓いているのに頑なに家庭学習30分にこだわる。
または、何時間も机に向かっているのに、内容は進んでいない。
ダラダラ学習が習慣化してしまっている。
こうなると、学力を鍛えるのも難しくなってしまいます。
この他にも、自分の学習方法に固執する子は伸びを止めてしまうこともあります。
【書けば覚えられる】と信じて、何度もノートに写して満足しているけれど、単語の意味や使い方は理解していない。
暗記と理解を混同している子に私も出会ったことがあります。
そして、一番ブレーキとなるのが【見直しは面倒くさいからしない】と決め込んでいる子です。
【時間配分は自分のやり方で十分】と言って失点を繰り返しているので、改善するめどが立ちません。
これらのやり方のこだわりは、学力向上を阻害してしまいます。
本来であれば、問題点を見直して修正することで、より効果的な学習が可能になります。
しかし、自分のスタイルを変えることに対して拒絶反応を示す子どもは、変化によって得られる成長のチャンスを逃してしまうのです。
頑固な子が変わることを拒む背景には、【変えたくない】という単なる意地だけではなく、【変えることが怖い】という深い心理も隠れています。
自分のやり方を否定されることで、【今までの努力がムダだった】と感じてしまったり、【親に負けた】と思ってしまったり。そうした感情が、素直な改善を妨げているのです。
このような場合、頭ごなしに【そのやり方はダメ!】と伝えても、子どもはかたくなになるばかり。
むしろ、【今までのやり方も頑張ってたよね。ここにもう少し工夫を加えたら、もっと良くなるかもね】といった、過去を肯定しながら未来への改善を提案するスタンスが有効です。
同じ学力レベルでスタートした子どもでも、素直な子は他人からのフィードバックを上手く活用し、自分の方法を柔軟に見直していきます。
たとえば、【このやり方、先生に教わってよかったから真似してみたら点数上がった】【お母さんが言ってた見直しって、本当に大事だった】
こんなふうに試してみようの姿勢を持っている子は、自然と改善が積み重なり、見えない学力の貯金をしているようなものです。
一方、頑固な子は変化を避けているため、同じ失敗を繰り返しやすく、学年が上がるごとにその差は顕著になっていきます。
初めは誤差程度の違いでも、1年後には大きな成績差となって表れることも少なくありません。
親としては、わが子のこだわりが強い姿を見ると、【頑固で扱いにくいな…】と感じることもあるでしょう。
ですが、それは子どもなりに自分でやりたい、認められたいという気持ちの裏返しでもあります。
だからこそ、まずは子どものやり方を一度受け止め、そのうえで【もう一つやり方を試してみない?】という形で提案していくこと。
そうした声かけの積み重ねが、子どもの柔軟さと素直さを育て、将来的な学力の伸びしろにつながっていきます。
謙虚さは【聞く力】につながる
ところで、勉強ができる子、成績が着実に伸びる子には、ある共通点があります。
それは【人の話をよく聞いて、学びに変えられる子】という点です。
この聞く力の背景にあるのが、実は【謙虚さ】なのです。
【謙虚】と聞くと、単に大人しくて自己主張をしないというイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかしここで言う謙虚さとは、【自分はまだ知らないことがある】と素直に受け入れられる姿勢を指します。
この姿勢が、学びにおいて極めて重要な土台となるのです。
学びの出発点は、【上手くできている人のやり方を素直に取り入れて、真似る】こと。
謙虚な子ほど、【あの子はどうやって解いているんだろう?】【先生が言っていたこと、やってみよう】と、良いものを受け入れる柔軟さがあります。
対して、プライドが高い子は【教えられるのは悔しい】【自分でやった方が納得できる】といった思いから、せっかくのヒントを自分からシャットアウトしてしまう傾向があります。
これは勉強において非常にもったいない姿勢です。
誰かのやり方を真似てみることで、新しい考え方や方法に気づけることは多々あります。
【聞く力】は、ただ情報を受け取るだけでなく、それを自分の中で活用できる形に変える力でもあるのです。
そして、謙虚な子どもは、授業中の先生の言葉をよく聞き、ポイントを的確につかみます。
さらに、【なるほど、そういう考え方もあるのか】と、一つひとつの説明をしっかり自分の中に取り込もうとします。
その結果、同じ時間学習していても、理解度や定着度に差が出ます。
聞く力が強い子は、一を聞いて十を知るタイプに育ちやすいのです。
一方、聞くことを軽視する子は、先生の説明を流してしまったり、注意点を聞き逃したりしがちです。
たとえノートをきれいにとっていたとしても、実は内容をよく理解していなかった、ということも少なくありません。
では、【聞く力】や【謙虚な姿勢】は生まれつきの性格で決まっているのでしょうか?
答えはNOです。
これは、家庭での関わり方次第でいくらでも育てることができます。
たとえば、日常的に親が子どもの話をしっかり聞いてあげていると、子どもは【人の話を聞くって大事なことなんだ】と自然と学びます。
また、親自身が【ママも知らないことはいっぱいあるから、一緒に調べようね】などと謙虚な姿勢を見せることで、子どもにもその姿勢が映るようになります。
逆に、親が一方的に話し、【どうして言うことを聞かないの!】【何度言ったらわかるの!】と強い口調で伝えていると、子どもは聞くこと自体に抵抗感を持ってしまいます。
【まずは相手の話を聞く】【わからないことは聞いていい】
このような価値観を日頃から家庭内で伝えていくことが、【聞ける子】【吸収できる子】を育てるカギになります。
聞く力は、学力だけにとどまらず、将来社会に出てからも非常に重要です。
先生や上司、仲間のアドバイスを聞けるかどうかで、人間関係や成長のスピードは大きく変わります。
そういう意味で、【聞く力=生きる力】だとも言えるのです。
謙虚さとは、自分を低くすることではありません。
むしろ、【自分はもっと成長できる】【学び続ける余地がある】と認められる強さを持つことです。
この謙虚な姿勢を身につけた子どもは、学びの質が変わり、やがて大きく伸びていくことでしょう。
【素直な子は成績が伸びる】と言われる理由は、単に性格が良いからではありません。
その本質は、【改善する力】にあります。
勉強とは、ただ正解を出す作業ではなく、間違いから学ぶプロセスの繰り返しです。
どこで間違えたのか、なぜそうなったのかを振り返り、やり方を修正していく。
この力がある子どもこそ、成績を着実に伸ばしていくのです。
謙虚な子は、失敗を素直に認め、人の意見にも耳を傾けられます。
そして、必要であれば自分のやり方を変える柔軟さを持っています。
このような姿勢こそが、学びの質を高め、吸収力を飛躍的に高めていきます。
反対に、頑固でプライドが高い子は、変化を拒みがちです。
その結果、同じ失敗を繰り返し、成長のチャンスを逃してしまいます。
我が子がプライドが高いところがある時は、【だからダメなんだ】と否定するよりも、【この方法をやってみたら、どうなるか一緒に試してみない?】と、プライドを傷つけずに提案する形がおすすめです。
また、失敗を責めるのではなく、【失敗から学べる力があること】を褒めることも、謙虚さを育てる第一歩になります。
子どもの性格を尊重しつつ、謙虚に学ぶ姿勢を育てる環境づくりが、成績だけでなく、生涯にわたる学びの力を育てる土台になります。
最終的に成績を伸ばすのは、頭の良さではなく【改善を続ける姿勢】。
親としては、子どもが間違いや助言を受け入れやすい環境をつくることが、何よりのサポートになります。