今回は【新年度は○○で成績アップを狙おう】と題し、お話をしていきます。
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ありがとうございます。
春休みは短いだけでなく、新しい学年に向けて子どもの方も心躍る、または不安を感じる時期になります。
親の方も年度が変わるので忙しく、ついつい子どもの勉強への気配りが疎かになりますが、春休みは子どもの方も【一学年上がる】【進学する】という直前期なので勉強に対してモチベーションがアップしやすい季節です。
そうした子どもの心理を上手く利用して、成績アップ、学力向上を狙っていきたいところです。
まず、一年の学校の行事の流れを確認したり、今年度の目標を聞いたり、受験学年であれば【どういう勉強をしていくか】を再確認していくには最適なタイミングです。
我が家でも新年度に向けて頑張りたいこと、目標を高らかに宣言しています。
例えば、2025年度に高校受験をする子ども②は部活の引退時期を踏まえて【夏休み前後から本気を出す子が増えても負けないよう春から気合を入れて勉強する】と宣言しています。
高校2年生となる子どもは二つの部活の掛け持ちをしながら、より一層大学受験に向けて気を引き締めて勉強との両立を継続することを誓っています。
一番ノンビリしている子ども③も習い事のさらなる上達、小学校5年生となることから英語も頑張って勉強するということを話しています。
新年度のスタートは新しい人間関係を構築する時期でもあります。
他の季節休み以上に春休みというのはドキドキした気持ち、そして希望に満ちて、子どもの方も目標を考えやすく、親子で色々なことを考えられます。
そうした中で、やはり子どもの勉強は気になるテーマの一つです。
当たり前のことですが、学年が一つ上がれば勉強内容も難しくなります。
とくに学力差が出始める小学校3年生、4年生や苦手とする子が多い単元が目白押しの小学校5年生になると【授業内容を理解できるか】と気になることでしょう。
中学生になればテストで順位が出てしまうので、小学生時代とは比べ物にならないくらい勉強力に関する悩みが増えていきます。
春休みとなり、来るべき新年度に向けて子どもの学力を上げていくにはどのようなことを気にしていくべきなのかをご紹介していきます。
新学年になると前学年の復習テストがある
まず、新学年になると前学年で学んだ内容を復習するテストを受けます。
ですから、復習をしていくということが結構大切です。
小学生であればカラーテストなので難易度でいうと、難しくはないのですが基本をすっかり忘れていることが露呈することもあります。
どの教科もボコボコ分からない単元があると、復習するしかないのですが、入学したばかりの1年生でない限り他の学年は割とサクサクと授業が進められていきます。
そうなると、前の学年の復習をしつつ現在の学年の勉強もしていかないといけないという、けっこうキツイ状況になります。
復習テストが行われることを見越して、書店で並んでいる総まとめドリルを上手に活用し、テストに備えているようにしましょう。
日頃から学校の勉強を頑張っていても、やはり忘れてしまっている知識というのはあります。
新年度の最初から高得点を取れると自信をもって1年を過ごせますし、周囲から【あの子は勉強ができる】と思われて、子どもの心理面でも【勉強頑張ろう!】と思うようになり、プラスになります。
学年が上がると子どもの間で賢いかどうかという判断材料を下す子が増えていき、賢い子は何かとクラス内で重宝されるようになってきます。
もちろん、昭和の頃のように運動神経が良い子や面白い子は人気者ですが、アクティブラーニングの授業が増えてきた学校の授業では【賢い子】の活躍の場も増えています。
テストで高得点を取っていると、周りから尊敬のまなざしを向けられるようになるので、我が子の新年度デビューが上手くスタートできるきっかけにもなるので、復習には力を入れたいです。
子どもの性格や学力によっては予習も効果的
さて、華々しく新年度をスタートするには前学年の復習テストで高得点を取ることが望ましいわけですが、それ以外にも授業が本格的に始まった時点で【この単元の内容は予習している】となっていると、理解度も深まるだけでなく、単元が終わったばかりの頃に行われるテストでも満点や高得点を連発すると、【頑張ったら良い点数が取れている】と勉強に対してやる気が出てきます。
予習をしていると学校の授業が復習となるだけでなく、【予習をする習慣】が身につきます。
予習は学年や授業の進捗状況とは関係なく進めていく先取り学習とは異なり、【次から学ぶ予定の単元を予め勉強する】と近々学ぶ内容を勉強していくという意味合いがあります。
子どもが復習をかなりしないと学力が鍛えられない、という状況ではない限り、ある程度予習をしても大丈夫そうな学力であることや、子ども自身が予習をしたいと考えている時は積極的に家庭学習で予習を取り入れてみるのもおすすめです。
我が家の子ども①②も、塾では学校の授業を無視したように先の内容を勉強していましたが、学校内容が復習となるため【すごく楽だった】と言っています。
一回きりの授業で受けるテストよりは、予習をした上で学校の授業を受けて、そしてテスト問題を解く方が良い点数が取れやすくなります。
予習する習慣を小学生や中学生の頃に定着していると、高校に入ってからの予習前提で行われる授業に対応できるだけでなく、予習をしておいて【良く理解できていなかった部分】を浮き彫りにし、学校での授業に集中できることや、学校や塾の先生にピンポイントで質問できるというメリットもあります。
私はグータラ小学生でしたし、中学生になってから改心して勉学に励みましたが、如何せんリアルタイムの授業を追いかけるので精一杯で、【予習する】ということや【高校では先取り学習が大切】という考えに及ばず、高校で苦労することになりました。
予習というと一部の賢い子がやることだと思うかもしれませんが、新年度から成績アップを狙うのなら、取り組んでみて損はないです。
予習と復習のバランスを考えよう
ところで、子どもの勉強に対するモチベーションが高まっていくタイミングというのは、どの学力層の子にも概ね二つあります。
まず一つ目が小学校入学前です。
勉強する、テストで良い点数を取ってみたいという気持ちで胸いっぱいになっています。
おそらく、人生の中で一番やる気に満ちていた、と感じる人が多い多い時期だと個人的には考えています。
その次に【勉強やろう】という気持ちが出てくるのが新年度です。
仕切り直し、という季節なので【昨年度までのダラダラ過ごしていた自分とサヨナラしたい】と考えている子はけっこういます。
学業不振の子でも少なからず勉強に対して反省する気持ちを持っています。
そして、【今年こそは】という思いを持っています。
私も小学生の頃は新年度になると【少しは真面目に宿題をやろう】と思ってはいました。
ですから、春休みは他の季節休みよりも親の方も子どもに勉強させるのが幾分楽かもしれません。
【前の学年の復習をしよう】とか【予習を少しやってみようか】と声がけをして、そんな親の言葉を全否定する子どもはあまりいないと思います。
また、春休みは学校から宿題が出されるということも少ないので、家庭学習をちゃんとやっているかどうかで新年度のスタートダッシュを決められるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
子どものやる気、前の学年での苦手教科や苦手単元の理解度、深刻度を把握して家庭で予習に取り組み、復習に力を入れると考えてみてください。
親にとっても年度末と新年度はものすごく忙しい時期ではありますが、子どもの勉強面でのサポートを忘れないでください。
やはり、一年間を通して一番子どものやる気が出やすい季節ですから、それをスルーするのはとてももったいないです。
我が家でも新年度に向けて春先に目標などを話し合ってから、予習、復習のバランスを意識するなど勉強との向き合い方も変わってきましたので、是非やってみてください。