勉強大好き!、という子はレアですよね。
私も大嫌い&面倒と思っていた普通のグータラ小学生でした。
どうして勉強が嫌いなのでしょうか。
当時の自分に問いただしたつもりでアレコレ考えてみると、一つの答えに辿り着きました。
【勉強する目的がはっきりしないから】【ゴールが見えてこないからやる気でない】
チコちゃん風に言ってしまうと、そんな感じです。
今回は、子供の勉強嫌いを少し脱却させる方法を考えていこうと思います。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
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キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
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ありがとうございます。
親にとっては永遠の課題【子供が勉強しない】
何も言わなくても勉強してくれる子。
勝手に予習復習してくれる子。
親は我が子がそうなって欲しいと願うものの、現実は程遠い・・・。
そういうこと、よくありますよね。
自分の過去を振りかえると、帰宅後さっさと宿題をしたり自主勉強をすることってほぼなかったと思いませんか?
多くの親が、目の前の我が子のように【勉強しない子】だったと思います。
私の場合、絵に描いたように【まったく勉強しない子】でした。
どうしたら状況を改善してくのか考えていきましょう。
今やっている勉強に結びつくメリットが想像できない
性格にもよりますが、ぶっちゃけ、子供は目先のことしか入らないと思うんですよね。
私もそうでした。
哲学的な言い回しだと【今を楽しむことが人生の醍醐味】という感じ。
人間の本能ですね。
子供はとくにこうした本能が強いので、親からの【勉強しなさい】という小言がピンときません。
何に役立つのか、どういったメリットがあるのか想像できないんです。
【ちゃんと勉強しないと後悔する】【勉強しないとまともな人間になれない】
親がよく口にするフレーズですが、7,8歳の子が理解するには言葉が足りなさすぎます・・・。
「勉強するとメリットがある」と粘り強く伝える
まずは、勉強することで得られるメリットを小さなことでもいいので、どんどん伝えることが大切です。
我が家の場合は、【自分の人生の幅が狭くなる。近所の公園までか沖縄までの行動範囲になれるか、それくらい違う】と子供でも分かる距離感や幅を例えにしてみました。
そうすると、沖縄は飛行機を使うけど、近所の公園は数分、と頭の中でぐるぐる考え始めます。
身近に成功している大人がいると、尚更説明しやすいですがストレートで言うのは難しい面もあります
苦笑。
私のケースですが、成長するにつれ自分の父と叔父で比較しました。
生活レベルと社会的ステータスと収入で大きく差をあけられたのは、父が長男というだけで全く性に合わないのに家業を継ぐ(結局倒産・・・)ために高校以上の学歴を諦め、叔父は高学歴→大企業勤務というエリートコースを歩みました。
学歴が全てとは言いませんが、残酷なほど両者の差は分かってしまいました。
家族の身なりから、長期休暇の過ごし方などなど、あらゆる面で違っていたのです。
で、【勉強しないと、大学行かないと自分の親みたいになるのでは】と焦ったのも心を入れ替えた理由の1つ。
勉強するメリットを子供の精神年齢に合わせて説明してみましょう。
どんな小さな変化も見逃さない・褒める
子供の小さな変化、良い行いを見逃さず褒めましょう。
気分アゲアゲ作戦は、思う以上に効果的です。
それこそ、靴を揃えていた、ゴミをゴミ箱に捨てたレベルでもOK。
親的には馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、勉強への拒絶反応を示しているこは褒められることで心の変化をしていきます。
我が家の場合だと、ちょっとしたことでも大袈裟に褒めてやる気を引き出しています。
現況にガミガミ叱らず未来志向へ舵を切る
ど~しても、我が子がダラダラ勉強もせずに過ごしていると頭に血が上り、ガミガミ小言を言いたくなります。
で・す・が、そこをぐっと耐えてみましょう。
大人になってもガミガミ叱られて喜ぶ人はいません。
子供と明るい未来を過ごすにはどうすればよいのか話し合うことが大切です。
未来に前向きになれば勉強への姿勢も変わる
ドヨォ~んとした気持ちだと、だらけてしまい何に対しても意欲が湧いてきません。
子供には明るい未来が待っている的な声がけをし、より明るく自分らしく生きるには勉強も必要になると理解させるようにしましょう。
ここでいう勉強は、ドリルをたくさん解くとかではなく、本を読んで自分の好きなことの知識を増やすなども含みます。
とにかく、【何かを知ろう自分で調べ、行動するようになる】まで持っていくことがポイントです。
いつものようにガミガミ言われているだけでは、前向きな気持ちにはなりません。
子供のやる気を引き出すには、未来へ向かう気持ちが必要となってきます。
数日で結果がでることはほぼないので、地道に勉強のメリットや褒め作戦を遂行していくしかありません。
【どんな大人になりたいか】を小さい頃から親子で話し合っていると、大人への道筋が建てられて何が必要なのか自分で分かるようになってくるはずです。
親の忍耐力も必要な長期戦を覚悟
何でもすぐに結果を求めてしがいがちですが、勉強しない子が勉強する子に変身させるには、親もかなりの忍耐力が必要です。
生活習慣を根本的に改めるのに大人も試行錯誤し、失敗を重ねていきます。
結果を急いだがために途中であきらめたすることもあるでしょう。
何事も結果を出すには時間が必要です。
魔法のように1日、2日で結果が出ることはまずないと肝に銘じてください。
とくに、学年が上がってからだとハードルは高まるばかりです・・・。
【こちらも参考にしてみてください】
挫折経験をバネにして子供を成長させる
子供の挫折経験を活かし、成長させる裏技もあります。
友達は学校のテストが良いけれど、自分は落ちてきた。
得意だと思っていた算数が思うように点数が取れなくなってきた。
子供なりに落ち込んでいる時に、ガミガミ言ってしまうとさらに殻に閉じこもってしまいます。
叱責する前に一呼吸をし、【うまく点数が取れなくなってきているのかな?】と出来る限り優しい雰囲気で声がけしましょう。
挫折を逆手に取ると、成長率が凄まじいです。
我が家の場合、塾の確認テストで10点取って心を入れ替えたなどがあげられます。
ここでガミガミいっては子供が落ち込むだけ。
どうしたいのか、どうすればいいのか親子で一緒に答えを考えて【自分は親から見守られている】と感じ取ってもらい、頑張る気持ちを引き出していきましょう。
長期戦を覚悟し子供と向き合う
勉強する子にさせるには、就学前後から家庭学習の定着を図っていくことが一番手っ取り早いです。
しかし、そうは言っても途中で勉強が嫌になったり、前向きになれない子供も多いですよね。
【勉強しろと言う自分も嫌になるけど、つい口に出してしまう】と悩んでいる時は、今回紹介した方法で子供が少しでも勉強と向き合ってくれるよう促してみましょう。
すぐには結果は出ません。
親の方も長期戦を覚悟し、ガミガミを抑えて子供と向き合って変化をじっと待つことが大切です。
小さなことからコツコツと、劇的な変身を期待せずに行動に出てくださいね。
最近読んだ家庭教育本でオススメの1冊。こちらの本、目を通していくのもいいですよ!
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