通信教材、ドリル、問題集などなど、家庭学習教材は山のようなにあります。
その中でも、親的にはさせてみたいけれど勉強習慣ナッシングの子には絶対やらせてはいけないモノがあります。
ちなみに、教材自体に問題点があるわけではありませんよ~。営業妨害するつもりナシですから。
教材にもレベルがあるので、レベルが合わないのにやらせるのはお金の無駄であり、意欲を削ぐ行為でもあります。
今回は、勉強嫌いな子にオススメできない教材を独断と偏見で選んでみました。
エール出版社より本が出版されました。
小学3年生から4年生で気をつけるべきことを詳しく取り上げています。
kindle出版しました。unlimitedでも読めます。
完全に無料で読めるコミックエッセイです。
↓こちらはアマゾンの縦読みfliptoonです。
キンドルとは違う読み心地かなと思いますので、読み比べもしてみてください。
内容は一緒です!
透明教育ママの絵日記 教育系コミックエッセイだけど役に立つ可能性ゼロ【ブログ放置編】
新作です。
kindleのジャンル別ベストセラー獲得しました!
ありがとうございます。
問題が解けない⇒意欲低下の負の連鎖
自分のレベルに合ったものを選択することは大切です。
小学1年生に小学4年生の割り算のひっ算を解かせようにも、ごく少数の子を除けば普通は無理です。たし算、ひき算、かけ算、そしてわり算を習ってからようやく解ける問題です。
段階を追って理解できるような仕組みになっています。
ある程度出来る子は、未知の問題を嬉々として取り組んだりもしますが、学習習慣ゼロの子にとって未知の問題は匙を投げる問題です。
敵前逃亡を図りますよね、えぇ。間違いなく。
急激な変化ではなく、スモールステップで改善していくしかないんですよね。
ですが、親というものは即効性を期待しがち。最短距離で、1ヶ月で効果を感じたい!、と。話は少し脱線しますが、勉強し始めて【出来るようになってきた?】と手にとって効果を感じるのは約3か月後です。
親は子供に期待をして、少々ハードル高いかなという教材を選んでしまう恐れもあるのです。
ハッキリ言って、負のスパイラルに陥るのでやめましょう。
それでは、勝手に選んだ勉強しない子の意欲をますます低下させてしまいそうな通信教材ベスト2.5(中途な数字には理由があります・笑)を紹介します。
Z会
誰もが知っている有名通信教材のZ会。問題集も多数出版していますね。
少しくらい刺激を与えた方がいいかな、という考えで選ぶと大変です。まして、偏差値は高くはない学校だけど、とりあえず中学受験を考えているから、と勉強習慣なしの小学3年生が受講するとお手上げ状態になります。
2018年の夏、子供②の1学期総復習ドリルを2冊購入しました。学研とZ会のです。で、丸付けをしているとバツはZ会の方が多かったです。
問題を見比べてみても、Z会の方が応用的なものが多く解きごたえがあります。この流れは、通信教材のほうでもみられます。
それなりに家庭学習の習慣が身に付いている子供②でも学研の方を先にやりたがっていました。
ということは学校の宿題もままならない子にやらせると痛い目にあう可能性大。
しかも、Z会の資料を読んでいると気がつくと思いますが、Z会を選んだポイントの1つが【無駄な付録がついていない】です・・・。
スタンスがどこかの通信会社と真逆なわけです・笑。
楽しそうな付録がほぼなく、問題も難しい・・・。しかも教科書と違う!?、と勉強していない子にとっては苦行以外の何物でもありません。
とりあえず、ステップアップの初期段階では手をだしてはいけない教材です。問題レベルが気になる!、という方は無料資料請求で確認してみてください。
↓
通信教材会の2トップ・進研ゼミとZ会についての記事はこちら↓
スマイルゼミ
タブレット通信教材という新しいジャンルを開拓したスマイルゼミ。
勉強キライな子には最適なのでは?、と思われることでしょう。今回、3選ではなく2.5選にしたのは、スマイルゼミはフィフティフィフティという印象があるからです。
計算と漢字ドリルは無学年式ですし、勉強習慣のない子の復習に良いのですが、何と言ってもシンプル・・・。
このシンプルさが勉強臭に対してアレルギー反応を示すのではないか、と元グータラ小学生の私が感じるんです。
何と言うか、勉強しない子の気持ちを理解できるので、これをバ~ンと出されたら逃げ出す子も3,4割いるのではないか、と。
当時の私がもし渡されたら、最初は物珍しさでやるものの途中で放棄している確率は68%です。重度の勉強逃亡っ子でしたからね・笑。
そこまで酷くなければ、OKな教材です。
勉強嫌いでゲーム・ネット好きな子にはタブレット端末教材はオススメですからね。
勉強しない子には背伸びさせない教材が◎
勉強するための準備がゼロの子に、いきなりハードトレを課そうと思っても、問題の悪化を招くだけなのでやめましょう。
何でもそうですが、地道な作業を怠っての急成長はありえません。
あったとしても、遅かれ早かれ倒れてしまいます。
親のエゴや確認を怠り、ママ友の口コミだけで申し込むのは避けてくださいね。
必ず、HPや資料に目を通して自分の子供のレベルに合うのかどうかをチェックしてください。
通信でも必要なのですから、塾の場合はもっと下準備が必要です。出るお金も大きいですしね・苦笑。
勉強しない子の学習ロードマップ・2つあります↓
勉強しない子には進研ゼミのチャレンジタッチ
勉強しない子は、従来型の紙系を嫌がることが多いので、楽しい付録が盛りだくさんでキラキラっとした雰囲気のチャレンジタッチが激押しです。
もちろん、勉強しない子向け専門ではないですよ~。楽しく勉強しよう!というチャレンジの確固たるコンセプトを感じます。
私もグータラ小学生からの脱却で、中学講座では大変お世話になりました。進研ゼミがなかったら、今こうしてブログを書いていないです、ハイ。
国語は教科書設定可能(三省堂と学校図書は不可)なので、学校の単元テストで結果がでることも期待できます。
通信教材のガリバーですし、長年蓄積されたデーターを駆使し、気分をアゲアゲにし、苦を感じずに習慣づけできる仕組みになっています。
紙ベースだけど教科書内容の定着にオススメな月刊ポピー
親子で学べる!教科書に沿っていてテストで高得点を狙える!【月刊ポピー】。まずは無料おためし見本から!
ちょっと地味な存在ですが、塾で仕事をしていた時に中学生の定期テスト対策で愛用していたのが【月刊ポピー】。
教科書に沿っており、学校の内容を理解するところから自信を持つ⇒やる気が出てくる、という循環にもっていけるシステムですね。
ネックは、紙ベース、という点。
安価でガチャガチャした付録はないので、学校内容の定着を!、と願う保護者にはピッタリですし、子供側からしても問題数もほどよく、理解できる範囲のレベル。
個人的にはオススメです。地味だけど良品、という製品と同じ匂いを感じます・笑。
勉強しない子の教材選びはマイナスで考える
マイナス、というと悪いイメージしかありませんが、確実に自力で解ける可能性が高い教材、という意味です。
もっと、もっとと親が高めに設定すると子供が苦しむだけです・・・。
気持ちは分かるんですよ~。もっとできるでしょ!、という保護者の気持ち。でも、子供はアップアップ。
今日の夕食はおかず10品ね!、と旦那さんか軽く言われた完全にブチ切れますよね・笑。それに似た気持ちになるんだろうな、と想像しています。
頑張る時は頑張れるハズなので、その時(テストや入試)のために準備運動の一環で、自分で解ける!、という感覚を覚えさせていく作戦の方が子供は腐らずに勉強してくれるようになると個人的には考えています。
とはいっても、ぬるま湯がずっと続くのはダメなので、頃合いをみてお湯を変えていきましょうね。