【参考にして下さい】計算問題にキレそうな子供の言い訳をなだめる方法 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

【参考にして下さい】計算問題にキレそうな子供の言い訳をなだめる方法

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子ども①は国語と理科、そして算数を塾にて受講中です。

国語(文法などを除く)と理科は宿題を解くのは苦ではないのですが、算数で出される大量の計算問題を前に反抗的!

元々、コツコツ系の問題は好きではない子ども①・・・。

クラスメイトの多くはスラスラ解いているようです。

まぁ、それでも計算スピードは速くなってきているので私的には良いのですが、子ども①はなぜスラスラ??の様子。

全員が公文やそろばんに通っていたわけでもないので、子ども①にとっては不思議でたまらない様子。

「みんなね、1年生の頃から(本当は園児時代でしょうけど)ドリルとかをたくさん解いてきているの。

数字と友達になっていて、スラスラ解けるんだよ」、と説明しました。

まだ子ども①は『数字と友達』の関係を構築出来ておりません。

第一、あんなにユルユルだった家庭学習でも「自分は塾のみんなと同じくらいの問題数を解いてきた!」、と勘違いしています。

私が全否定すると、100%泣くので口にしませんが、心の中では【勘違いするな】と毒づいていました・・・。

そんな母親の気持ちも知らず、子ども①は「でもさ、どうしてこんなに計算しなくちゃいけないのかな~??」と嘆くばかり。

【どうして計算問題を解くのか?】と疑問をぶつけられました。

 

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計算問題を解く理由

正直言いますと、私自身もあまり深く考えずにここまで生きてきました。

1年生から公文で算数を習っていたこともあり(親はどのくらい進んでいるか、宿題等未確認というありさまでしたが)、超貧乏な自営業だっったので、計算速い方がいいよな~、というレベル。

ちなみに、父はソロバン出来ました。

母は全くできませんでした。

暗算できた方が買い物の時とか楽、なら説明がつきますが、子ども①は小数の計算を解いているので、スーパーでの例えは無理があります。

で、たどり着いたのは、脳みそを鍛えるため、という理由。

百ます計算も脳を活発化する、という触れ込みで爆発的に広まった記憶があります。

計算問題を解く→脳みそをフル回転で使う→活性化する→頭の動きがよくなる、という流れで説明することにしました。

 

 脳を活性化する

単純な計算問題が認知症予防になる、は耳にした方もいることでしょう。

色々な勉強があるなかで、計算はシンプルなもので学べばすぐに利用できる方法。

それを使って脳をフル回転で使えば、グングン発達していく、という話をしました。

脳にはいくつもの道路があり、あっちの道とこっちの道を繋げると、より速く問題解決の糸口を見つけられるようになる、と。

ちゃんと、自分オリジナルの脳の高速道路を造らないと、いつまでたって渋滞した道路だらけで快適な自分だけの脳が出来ないんだよと説明。

こういう時は、私のグータラ小学生伝説がいい味を出してくれます・笑。

次のように語りかけました。

壊れかけて草も生えている道路を、中学生になってから高速道路化すると相当、想像を絶するくらい頑張らないと綺麗な道路にならない、ということをお母さんは経験している。あんな苦労は誰にも味わって欲しくないんだよ。本当につらくてね・・・

 

最後の本当につらくて、はメリル・ストリープ並みの演技力を発揮しましたよ~。

計算問題=自分の脳をレベルアップさせる、と理解した子供①はその後、多少は反抗的な態度を改めました。

まぁ、問題に対して反抗的になっても仕方がないのですけどね~。

 

数字が慣れると国語でも力を発揮?!

計算だけが速くても、4年生以降で習う算数の単元に通用することはありません。

けれど、速いことで損することはありません。

速いと、自信にもつながって勉強に関して好循環が生まれます。

 

私の場合、速いだけでストップしたので、公文オンリーの方はそこに通信教材や文章や図形の問題集を家庭学習にプラスすると良いかと。

算数と国語は無関係のように感じますが、学年が上がると国語のテストでよくある、「15文字以上20字以内」、「7字で抜き出しなさい」系の問題は、数字に敏感(計算に強い子)な子は瞬時に文字数を把握できる強みが!

仕事している時に感じたのが、計算の反復練習を低学年の頃にしてこなかった子は、こういった問題に出会うと物凄く時間がかかります

 

一目でおおよその文字数が把握できず、目ぼしい箇所を丁寧に数えていきます。

本番の試験でやったら、大きなタイムロス。

でも、本人は気にもしません。

入学試験で課される作文や小論文でも、数字の感覚が鋭い方が有利に働くことは疑いの余地がありません。

もちろん、日頃から書く練習をしていることが最優先です。が、字数が決められている中では、定まっている尺の中で文章を展開していく必要性があります。

 

その時、文字数を一目で把握できるかどうかで構成を練る時間が短縮可能!、ですからね。

数字に敏感かどうかは、成績と関係性が高いな、と仕事をしている時に強く感じました。

 

まとめ

説いた後、計算問題への態度を改めた?子供①。

学校よりもハードな計算ばかりの塾は、脳をフルパワーで使わせるつもりだ!、と認識したようです。

子供の素朴な疑問を「つべこべ言わずにサッサトやりなさい!」と一蹴したら、事態は深刻化するな、と思い、突破口を見つけました。

 

今の子供①にとってベストかな?、という返答をしましたが、折に触れては話をしていき、勉強する意味を一緒に考えていきたいな、親の私も考えさせられました。

 

運良く、質問をぶつけてきた後に塾で行われた小テストでは、今までの自己ベストを更新(あくまで子供①的に)!

「大変だけど、やっていると効果あるね~」、と帰宅路に口にする子ども①・・・。

ま、いいですか。

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