子ども②が小学1年生のGW明けから読み始めたマジックツリーハウス。
めでたく、既刊の42巻まで読み終えました。
いや~、夏休みを挟んだとはいえ、こんなに短期間でたどり着くとは思ってもいませんでした。
親の私の方が何だかジ~ンときてしまいました。が、その一方で気になることが表面化したのです・・・。
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1学年差でも本の理解度は違う
親から見て、2人の読書好きは甲乙つけがたいのです。
1年生でもマジックツリーハウスを読んでも大丈夫だろう、という判断で渡してきました。
②もサクサク読んで次の巻をねだるくらい好きです。
親としては、ここまで到達できればほっと一安心する本のレベルですが、ちょっと①と②の間に違いがあることに気が付きました。
それが、本に登場してくる地理と歴史の一致度が①の方が圧倒的に高い点です。
歴史&地理
マジックツリーハウスは年子の兄妹のタイムトラベル大冒険を低学年でも読める楽しい本です。
歴史や地理もアメリカやヨーロッパに偏っておらず、中国や日本を舞台にした話もあります。
親からしたら、子供が楽しんで読みつつ、歴史や地理のベースを作れるので、一石二鳥な本です。
私がこの本を子供に読ませてみよう!と思ったのは、近畿圏で超有名な進学塾・浜学園でのアンケート結果をネットで見かけたからです。
大手進学塾のアンケート結果
2013年度のものです。塾に通う小学2年生~6年生の好きな本が紹介されいて、マジックツリーハウスが上位に出てきていました。
こちらが↓小学2年生~4年生のランキング
小学2年生でランキングインしている、怪談レストランは夏休み前に読み始め、秋の深まりとともに怖くなって一時休止状態ですが(ビビリです)、子供①&②もかなり読んでいました。
大手進学塾のアンケート結果②
次は、小学5年生と6年生の結果です。
学年が上がると、宿題の処理で忙しくなるからか、読んでいる冊数も減るようですが、ハリーポッターなど読み応えのある本に変化していることが分かります。
ちなみに、上位クラスの子の方が読んでいる冊数は多いそうです。
宿題多いから読めない!、ということではなく、知的好奇心旺盛な子が上位クラスに在籍している、と考えられます。
小学5年生・6年生
子ども①と②の違い
浜学園のアンケート結果表を見ていても、学年が上がるごとに人気の本が変わります。
特に、3年生から4年生の間で大きく成長している、と感じました。
2年と3年の間もそうとうありますが、昔ながらの低学年と高学年の括りというものは、捨てられないものだなと思いましたね。
我が家の2人を見ていると、マジックツリーハウスを読み始めた時期がそれぞれ子ども①、小学2年生の夏明けから。
子ども②は小学1年生のGW明けからと1年3ヶ月ほどの差があります。
この違いは、私のようなアラフォーからしたら1年くらいの差はそれほど意味のないことだろう、と思っていたら大間違いでした。
江戸時代の認識
冒頭で書きましたが、最大の違いは、歴史と地理の認識が子ども①はしっかりしているが、子ども②はまだ中途半端、ということ。
「江戸の大火」では、松尾芭蕉と元禄文化の話は興味が出ており何度も説明を求めてきましたし、江戸は今の東京を意味していることもインプットされています。
2年生の時に読んだ本でしたが、今回再読して気になっていたのが、鎖国について。
鎖国なんて、そりゃ現代からしたら理解できない世界でしょうから、簡単に説明しました。
モーツァルト
対して1年生の子ども②ですが、モーツァルト=音楽家、は分かっています。
が、舞台となっているのはどの国なのかはあやふやで、地理に関してまでの興味まで伸びなかったのです(;’∀’)。
純粋に物語を楽しんだだけ、でした。それはそれで良いのですが、子ども①の時のような副産物は生じなかったのです。
性格の違いなのか?
この結果を受けて、これは単なる知的好奇心の差なのかと考え込みました。
そもそも、子ども①は幼稚園時代から国旗や地図を見るのが好きでした。
地理に関しては現段階での興味関心の差は仕方がないのかな、と思います。
⇒子ども①は地理が鬼好きな子に成長。子ども②は嗜む程度・・・
子ども②はベクトルが異なり、ストーリーそのものを楽しむタイプ。
そこから派生するアレコレに手が伸びる感じではありません。
ただ、子供②も気になる言葉やモノが本に出てくると私に聞いてきたり、パソコンで調べて!とお願いしてくるので、今は単語系のようです。
ですから、私がもう少し待ってから仕向ければ良かったかな~、と反省中です・・・。
ただ、もう一度読ませる手もありますし、続巻もでるのでマジックツリーハウスとの付き合いは長くなりそうです。
それに、原書という最終兵器もありますから。う~ん、いつになるか全く見えてこないですけど、気持ちは大きく、です・笑。
まとめ
読書の好みやレベルは指南書通りにはいきません。
ですから、【子どもをよく観察して本を渡しておこう】と再認識しました。
子ども①の好みは把握していますが、子ども②の能力を伸ばせるような本選びをしていかないと、と反省した事件でした。
小学1年生って、幼稚園の延長的な部分もあるものの2年生への橋渡しをしなくていけないところもあるので、意外とイロイロ大変です。
追記:子ども②は完全に子供①と同じ読書レベルになりました。
子ども①の読書ロードを歩いたことで、①より大幅に短縮してレベルアップしたようです。