今から苦手克服! 中学からの5教科勝負への対策 | 元塾講師 透明教育ママ見参!!

今から苦手克服! 中学からの5教科勝負への対策

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今回は【今から苦手克服! 中学からの5教科勝負への対策】と題し、お話をしていきます。

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ありがとうございます。

 

小学生になることは、子どもにとって【テストと関わる人生】がスタートすることになります。

ただ、小学生時代の成績は、校内順位が出ることもないですし、テストの回数も多いことや、各教科の授業中に行われていることや、そもそも、余程悪い点数を取らない限りは先生から何かしらのアクションがあるということもないので、多少の苦手があっても子どもも【自分は勉強で躓いている】と気づかないこともあります。

中学受験をしない、学区の中学に進学する子にとっては、テストが悪くても小学生の間はダイレクトに自分の人生に関わることはないので、テストの点数が悪くても【まっ、次頑張ればいいか】と受け流してしまう子も少なくありません。

しかし、中学生になると主要な5教科、国語、数学、英語、理科、社会の一つ一つの重みが増します。

定期テストや高校受験ではすべての教科の得点が重要になります。

そのため、どれか1教科でも極端に点数が低いと、全体の成績や内申点に大きく影響してしまいます。

受験で【自分は国語と社会には自信があるから合格できる】と思っていても、自分の得意科目が例年より簡単だった場合、強みを活かすことができず、涙をのむ結果になることもあります。

 

また、中学の内容は小学校に比べて難易度が上がり、科目ごとの学習量も増加します。

苦手を放置すると授業についていけなくなり、さらに学習意欲が低下するという悪循環に陥りやすくなります。

【まだ小学生だし】と思わず、早めに苦手を克服することが大切です。

中学生の次に進学するとなると、高校受験は避けられません。

また、小学生の間に出来上がった学力グループや苦手教科への意識というのは簡単には変わりません。

中学生になってから勝手に勉強する子というのは【100人いたら1人いるかいないか】、というくらい激レアです。

ですから、親の方も【進学すれば心を入れ替える】と待ち続けることはせず、小学生から動き出すようにしてください。

とくに子どもの未来を左右する高校受験にダイレクトに影響する中学での勉強に向けて、苦手教科の克服というのがポイントになります。

そこで今回は、中学から5教科勝負となる理由や克服する方法をご紹介していきます。

 

苦手を放置すると学力差が広がる

まず、苦手を放置すると学力差が広がります。

小学生時代、そして中学生になってからも苦手教科や単元を放置している子は一定数いますが、その一方で継続して勉強して着実に力をつけている子もいます。

両者の間の学力差というものは、小学校時代とは比べ物にならないくらいの広がりを見せていくことになります。

とくに躓きを放置すると次の単元でさらに理解が困難になり、分からないことだらけのオンパレードとなってしまいます。

そして、高校受験では5教科の合計点が重視されていますし、公立高校の多くは5教科の合計点で合否を判断するので、苦手教科や苦手単元をそれなりのレベルに仕上げておかないと、入試本番がキツイものになります。

小学生の頃はあまり意識はしていなくても問題なく学校生活を送れますが、義務教育が終わる中学では高校受験が待ち受けており、入試科目である5教科の総合的な力が受験校や合否を決めるため、どれか一つでも極端に苦手な教科があると、進路進学に大きな影響を及ぼします。

 

中学生の学習内容は小学校に比べて難易度が上がり、教科ごとの内容も専門的になります。

たとえば、英語では文法や語彙が一気に増え、数学では抽象的な考え方が求められるようになります。

これらは積み重ねが重要な教科であり、前の単元が理解できていないと次の内容についていけなくなるという特徴があります。

つまり、苦手を放置すると【わからない→やる気がなくなる→さらにわからなくなる】という悪循環に陥ってしまうのです。

 

また、学力差は時間とともに広がります。

算数で分数の計算が苦手なままだと、中学算数は苦戦の連続になります。

英語でも、基本の単語や文法が曖昧だと、長文読解や英作文で得点するのが難しくなります。

こうした基礎の理解不足は、短期間で挽回することは難しく、学年が上がるほど取り戻すのに多くの時間と労力が必要になります。

さらに、苦手科目に対して自信を失うことで、自己肯定感が下がり、学習全体への意欲まで低下してしまうこともあります。

思春期に突入する中学生は精神的にも不安定になりやすく、【自分は勉強ができない】と感じてしまうと、他の教科にも悪影響を及ぼしかねません。

 

そのため、小学生の頃から苦手教科を放置せず、早い段階で躓きを見つけ、基礎から丁寧に見直していくことが非常に重要です。

苦手を克服することで、学習への自信がつき、他の教科も【同じようにできる!】と前向きに取り組めるようになります。

逆に放置すると、学年が進むほどに差が開き、取り戻すのが難しくなります。

中学ではバランスの取れた学力が求められます。

得意教科だけで勝負するという意識を捨てて、苦手教科にも向き合う姿勢が将来の進路の選択肢を広げるカギになります。

 

原因となった単元まで遡る

さて、ご存じの通り中学生になると小学生時代とは違い、学習内容の難易度が一気に上がります。

教科ごとに担当する先生がいる、ということからもそれぞれの教科の専門性が増し、内容も複雑になります。

さらに、高校受験が控えていることから、すべての教科をバランスよく理解し、得点できる力が求められます。

そのため、苦手教科を【なんとなく】で済ませず、成績向上を目指すのであれば躓きの原因となった単元まで遡ってしっかり復習すること欠かせません。

とくに進学校を目指すのであれば、苦手教科を放置していると、志望校判定の段階でもA判定やB判定が取るのは難しくなります。

そして、【3教科で何とかなる】という考えを持つのも危険です。

例えば英語では、be動詞や一般動詞の基本を理解していないと、時制、文法、長文読解でつまずくことが多くなります。

整序問題や英作文に至っては【できない】ということになってしまいます。

理科と社会は小学生の勉強をベースにし、より学問的な内容を学んでいきます。

中学生になると覚えないといけないことは急激に増えますが、小学生時代の内容があやふやだと対応することもできません。

つまり、今わからない問題の原因は【今】にあるとは限らず、過去の単元にあることが多いのです。

もしかしたら、小学校の算数で躓いた単元があったり、小学生時代の英語で苦手意識が芽生えている可能性もあります。

 

学校の勉強をすんなり理解できないという時は、【わからないところに出会ったとき、どこまで戻れば理解できるのか】を見極めることがもの凄く大切です。

【この単元からよく分かっていなかった】というところから復習を始められるかどうか、という姿勢がその後の子どもの学力、成績がどうなっていくのかを決めていきます。

躓きの根本を解消しない限り、学力は上がらず、いつまでも【苦手】のままとなってしまいます。

また、定期テストでは一時的に暗記して点が取れても、基礎が身についていなければ、長期的に成績は安定しません。

高校受験では、出題範囲は中学1年生から3年生の内容が含まれています。

【今さら戻るのは恥ずかしい】と思わず、思い切って基礎から見直すこと、場合によっては小学生時代に習ったことまで遡ることが高校受験で合格を掴み取る近道になります。

復習する気力があるかどうかが、子どもの学力を決めるので、決して軽視することなく小学生時代に苦手克服に力を入れてください。

 

できる問題を継続して取り組む

ところで、子どもが小学生であっても高校受験を見据えて苦手克服をしていく時は【できる問題を継続して取り組む】ということを意識してください。

塾でもサクッと短期間で結果を望む親や子どもがいましたが、そんな簡単に苦手克服することはできません。

ただ、子どもの気持ち的に【嫌なことは避けたい】というものがあり、どうしても苦手な教科や単元を勉強したくない、勉強していても集中力が長続きしにくいです。

勉強させる匙加減が難しいですが、やはり苦手教科や苦手単元を放置しては成績アップは望めません。

本気で成績アップを目指すのであれば【できる問題を継続して取り組むこと】がとても重要なカギになります。

苦手な教科や単元に対して、【難しい】【やってもできない】と感じることは珍しくありません。

しかし、そこで【どうせ無理】とあきらめてしまうと、成績が上向きにならない未来が確定しますし、続けられない自分に対して不甲斐なさを感じ、さらに自信を失い、学習への意欲も低下してしまいます。

反対に、苦手だと感じつつも【これはわかる】【これは解ける】という部分を見つけて、そこに継続して取り組むことで、自信を取り戻すことができます。

 

できる問題を繰り返し解くことは、親からすると簡単そうで力がつくか怪しいと思うかもしれませんが、理解が足りていない教科や単元をそれなりのレベルに底上げしていくには効果的な勉強法です。

まず、理解の定着ができます。

1回解いて正解した問題でも、時間がたつと忘れてしまうことがあります。

継続して解くことで、知識や解き方がしっかりと記憶に残り、応用問題にも対応できる力がつきます。

この他にも、【成功体験によるモチベーションの向上】が期待できます。

勉強において【できた】という感覚は非常に大切で、少しずつでも達成感を得られると、学習に前向きな気持ちが生まれます。

たとえ苦手な教科でも【少しずつできる】という経験を重ねていくことで、【自分にもできる】という自己肯定感につながり、より高いレベルの問題にチャレンジしようという意欲が生まれてきます。

そして、継続して勉強するということは、すなわち【学習習慣の定着】ができます。

毎日10分でもいいので、苦手教科の【できる問題】に取り組む習慣をつけることで、自然と学習リズムが整います。

短時間でも継続することで、苦手だった教科がいつの間にか【そんなに嫌いではない】に変わることもあります。

 

成績アップには、完璧を目指すよりも【続けられることから始める】という心構えが大切です。

苦手な教科でも、少しずつ「できる」を増やし、成功体験を積み重ねていくことで、自信と実力が育っていきます。

小学生から取り組むことで、中学進学、そして高校受験までに小さな努力が大きな成果につながります。

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